ルアーでアユの縄張り習性を利用して掛ける、近年急速に普及した新しい釣法です。リールロッドでキャストできるため入門しやすいです。
アユイングは、専用ミノーを縄張りへ入れてアユに追わせるルアー釣りです。友釣りより始めやすい一方、できる河川、区間、キャスト距離、友釣り師との距離は事前に確認しておきます。
狙うのは石垢の付いた浅い瀬です。黒く磨かれた石、流れが乱れるヨレ、石裏、瀬肩にルアーを通します。アユが見えていても、白い石や砂地だけを引くと追いが出にくくなります。
ルアーは縄張りに長く留めます。上流(アップ)へ投げて速く流すより、下流側(ダウン)や斜め下流(ダウンクロス)で流れを受け、石の周りをゆっくり通す方が追わせやすくなります。竿先を軽く弾くトゥイッチで姿勢を崩し、止めて間を作ります。石へ当たりすぎる時は流す角度を下流寄りにし、浮きすぎる時は立ち位置を下流側へ移します。
9ft前後の専用ロッドに小型スピニング、PE0.4〜0.6号、フロロリーダーを組みます。ルアーは90〜130mmのアユ型を中心に、流れの強さと水深で潜行深度を替えます。
反応がない時は、石色、流す角度、ルアーの滞在時間の順に見直します。まず黒い石へ通し直し、次にダウンクロスでゆっくり見せます。追うだけなら速度を落とし、触るだけなら針先とルアー姿勢を見直します。