FISH GUIDE
ヒラメはサーフフィッシングの王様として絶大な人気を誇る高級魚。最大1m・10kgに達し、70cm超の「座布団サイズ」は釣り師の憧れ。冬の「寒ビラメ」は刺身の最高峰として珍重される。
| おかっぱり | 船 | |
|---|---|---|
| 春 | ○産卵前の荒食い期、4月前後に大型チャンス。離岸流を狙う | ◎水深30-50mの産卵場で良型多数。活きイワシ泳がせが有効 |
| 夏 | △産卵後で水深50m以深へ。岸からは朝夕マズメの短時間勝負 | ○沖の砂地で活きイワシ泳がせ。高水温で活性低く粘りの釣り |
| 秋 | ◎ベイト接岸で浅場に回遊。ミノー・メタルジグで40-60cm級 | ◎外房11月解禁、活きイワシ泳がせで60cm超も。脂がのり始め食味◎ |
| 冬 | ◎脂のり年間最高の寒ビラメ。凪の日にベイト接岸タイミングを狙う | ◎座布団(70cm超)狙い。活きイワシ泳がせで「ヒラメ40」の格言を守る |
適水温: 12-20℃
産卵のため浅場に接岸する乗っ込み期。大型のチャンスだが、産卵後は一時的に食いが落ちます。
4月前後が狙い目で、船釣りでは水深30-50mの産卵場付近で良型が狙えます。サーフルアーは離岸流・カケアガリを中心にミノー・メタルジグで探る。
活性が上がる朝マズメに集中して狙いたい。
産卵後で深場(水深50m以深)に落ち、岸からは厳しい時期。船釣りなら沖の砂地で狙えるが、マゴチ(照りゴチ)に人気を奪われます。
水温20℃以上で活性が下がるため、朝夕マズメの短時間勝負。エサ持ちの良い活きイワシで粘り強く待つスタイルが有効です。
ベイト(イワシ・キス等)の接岸に合わせて浅場に戻る。サーフルアーの最盛期で、40-60cmの良型が揃う。
10月からは脂がのり始め食味も向上。船ヒラメは活きイワシの泳がせ釣りで60cm超も期待。
外房・鹿島灘など全国の船宿で解禁ラッシュ。千葉大原港は11月解禁で有名。
低水温で脂が乗り、食味は年間最高の「寒ビラメ」シーズン。座布団(70cm超)と呼ばれる大型も期待でき、寒さに耐える価値がある。
サーフは凪の日を狙い、ベイトの接岸タイミングに合わせる。船は活きイワシ泳がせで「ヒラメ40(アタリから40秒待つ)」の格言通り、しっかり食い込ませてからアワセる。
道南(噴火湾・日本海側)が主要フィールド。5月下旬〜12月が本格シーズン。9-12月は大型・寒ビラメ狙い。 産卵期は本州より遅く6-7月。サーフルアーでは10ftロッド・PE1号・ミノー/メタルジグ25-40gが基本。噴火湾は砂泥底が続き、ベイトの接岸に合わせて回遊する。朝マズメの1-2時間が勝負。
秋田・山形・新潟のサーフで良型実績多数。5-6月の産卵期と11月〜2月の寒ビラメがベストシーズン。日本海は荒れ後の凪が狙い目で、ベイトが岸寄りする。 サーフルアーは遠投が必要で10-11ftロッド推奨。座布団サイズ(70cm超)の実績も多く、冬は防寒対策必須だが価値がある。
三陸・仙台湾がサーフヒラメの聖地。福島〜岩手のサーフで大型多数、船からの泳がせで60-80cm級も珍しくない。 寒ビラメは全国屈指の実績で、11月〜2月がピーク。サーフは離岸流・カケアガリを狙い、ミノー90-120mm・メタルジグ30-40gで探る。船ヒラメは松島湾・気仙沼などから出船。
新潟の佐渡島・笹川流れが人気で、福井・富山のサーフでも実績あり。春(4-5月)と秋(10-11月)がベストシーズン。 適水温16-23℃を狙い、朝夕マズメに集中。日本海側は波が高い日が多いため、凪を見計らって入釣する。サーフルアーは遠投性能重視で10ft以上のロッドが有利。
茨城鹿島灘・千葉外房が全国屈指の船ヒラメ基地。大原港は11月解禁で初心者でも高確率で釣れる。サーフルアーは鹿島灘が聖地で、遠投勝負のアングラーが集まる。 船釣りは活きイワシ泳がせが主流。両軸リール600-2000番(シマノ)、オモリ40-80号対応の船竿2.5-3mを使用。サーフは10ftロッド・4000番リール・PE1号が標準。
遠州灘のサーフが人気で、座布団サイズの実績も多い。伊勢湾・駿河湾の船ヒラメも盛ん。11月〜1月がベストシーズン。 遠州灘は広大な砂浜が続き、ランガンで広範囲を探る。ベイト(キス・イワシ)の接岸を見極める技術が必要。沼津・清水からは船ヒラメも出船し、駿河湾の深場で良型が狙える。
大阪湾・播磨灘でノマセ釣り(泳がせ釣り)が盛ん。淡路島周辺が好ポイントで、活きアジを使った船釣りで60-70cmの良型実績が多い。11月〜1月がベスト。 大阪湾は船ヒラメの他、泉南〜和歌山のサーフでルアーも楽しめる。紀伊半島南部(白浜〜串本)では磯からの泳がせ釣りで大物狙いも。
島根の三隅港・五十猛漁港など日本海側で実績多数。瀬戸内海・山口沿岸でも狙える。春(4-5月)の乗っ込みと秋〜冬(10-2月)がベストシーズン。 日本海側は荒れ後の凪を狙う。瀬戸内海は潮通しの良いポイントを選び、船からの泳がせ釣りが主流。サーフルアーは遠投性能重視のタックルで広範囲を探る。
瀬戸内側・太平洋側ともにヒラメが狙える。香川・愛媛のサーフでルアー、高知の船釣りで良型実績。朝マズメ・大潮前後が狙い目。 瀬戸内海は潮通しの良いポイントを探し、活きイワシ泳がせが効果的。太平洋側は室戸岬・土佐湾で船釣りが盛んで、60-70cm級も期待。サーフルアーは秋〜冬がベスト。
玄界灘の落とし込み釣り(ジギングで活き餌を演出)で大判ヒラメ。福岡・北九州の堤防で泳がせも人気。壱岐・対馬ではルアーゲームも盛ん。 産卵期は1-2月と本州より早い。9-12月がベストシーズンで、座布団サイズも期待できる。船釣りは博多湾・関門海峡から出船多数。沖縄には分布しない。