投げ竿と20〜30号の天秤で、岸から沖の岩礁帯と砂地の境目を狙う釣りです。足元の探り釣りとは仕掛けも竿の負荷も違うため、着底後は糸ふけを取り、掛けた魚を根へ入れない操作を優先します。
20〜30号の天秤を無理なく振り切れ、掛けた直後に竿を立てて根から離せる投げ竿を選びます。近投は15〜25号対応、標準は20〜30号、遠投や深場は27〜35号対応へ分けます。ちょい投げ竿やライトゲーム竿を使う時も、竿に表示された負荷の範囲内で投げます。
PE2号と約10mの力糸を巻ける3500〜4000番のスピニングを使います。ギア比はノーマル寄りでよく、着底直後や掛けた直後に糸を素早く回収できる巻き取り長とドラグの安定性を優先します。遠投専用の大型スプールは必須ではありません。
道糸はPE2号前後、力糸はPE5号前後を約10mにします。PEは沖の小さなアタリを取りやすく、力糸は20〜30号の天秤を投げる瞬間の負荷を受けます。PE同士の結束は強度を確認し、傷んだら交換します。
リーダー
20〜30号の天秤を投げる負荷を受けるために使います。結束はPE同士に合う強いノットで確実に行います。
投げ竿の適合オモリ範囲に合わせ、L型天秤20〜30号とカワハギ用2本針を基本にします。水深や潮流で号数を変え、根掛かりが多い場所は浮き上がりやすいジェット天秤へ替えます。細めのホンムシ(イワイソメ)を針いっぱいに短く刺し、タラシを残しません。
アオイソメを使う時も長く垂らさず、カワハギの小さな口が針まで吸い込める長さに整えます。
細めのホンムシやアオイソメ。針いっぱいに刺し、長く垂らしません。
堤防の沖側や砂地に岩礁が混じる境目へ投げます。
着底したらすぐ糸ふけを取り、竿先にわずかな変化が出る状態を作ります。道糸と、キャスト時の負荷を受ける太い先糸(力糸)に傷がないか、天秤と針の結び目が締まっているかを投入前に確認します。
仕掛けを1mほどゆっくり引いて止め、根の手前や砂地との境目で待ちます。引きずり続けると根掛かりが増えるので、反応がなければ回収して投げる場所を変えます。
竿先が小さく揺れる小さな反応(前アタリ)と、竿尻が浮くほどの強いアタリがあります。アタリを感じたら大きく合わせ、糸を緩めず竿を立てます。
掛けた直後は魚を根や藻場へ入れないよう、一定速度で素早く巻きます。竿を大きく起こして巻く動き(ポンピング)は無理に入れず、糸の張りを保ちます。波がある日は足元まで来た魚を波に合わせて取り込みます。
エサの長さ、オモリ号数、投げる場所の順に見直します。エサを短く付け直し、底が取りにくければ重く、根掛かりが増えれば軽くするか、浮き上がりやすいジェット天秤へ替えます。