堤防、河口、砂浜から遊動式の中通しオモリ仕掛けを投げ、底へ置いた虫エサや甲殻類でクロダイを待つ釣りです。警戒心が下がる夕方から夜に実績があります。
河口のカケアガリ、港内で船が出入りする水路(船道)、護岸の敷石が切れる所、潮目の下へ仕掛けを置きます。夜はクロダイが浅場まで入るため、遠投だけに頼らず足元の敷石より少し沖も外せません。明るいうちに根掛かりする方向と取り込み場所を確認します。
着水後はオモリが底へ着くまで糸を送り、余分な糸ふけだけを巻き取って竿掛けへ置きます。潮でオモリが転がるなら5号刻みを目安に重くします。オモリが止まっている間は、それ以上重くする必要はありません。竿尻を固定し、ドラグは魚が走れば道糸が出る程度まで緩めます。
アオイソメは数匹をまとめて一本の針へ刺し(房掛け)、針先は出します。岩イソメは匂いを生かして適度な長さに切り、ボケ、カメジャコ、ユムシは一匹掛けが基本です。投げた衝撃で外れていないか、回収のたびに確認します。
小さく数回たたくような最初のアタリ(前アタリ)では竿を持ち上げず、道糸が走るか竿先が大きく入るまで待ちます。魚が重みを持って引き込んだら竿を手に取り、ドラグを締めて大きく合わせます。掛けた直後は竿を立て、敷石や沈み根へ向かう魚を先に浮かせます。
アタリがなくてもエサを放置せず、20〜30分を目安に回収します。エサが無傷なら投げる距離か角度を変え、毎回取られるなら針持ちのよいエサへ替えます。複数の竿を使える場所では、手前と沖へ投点を分け、通行や隣の釣り人を妨げない本数に留めます。