遊漁船やレンタルボートで橋脚、壁、船影へ近づき、短いキャストで食わせる釣りです。通常便はミノー、バイブ、ワーム中心、秋冬のコノシロ便はビッグベイト用の別タックルで大型を狙います。
通常便は6〜7ft台のML〜M、PE1〜1.5号、20〜30lbリーダーで橋脚、壁、船影、明暗へルアーを入れます。80〜120mmのミノー、60〜80mmのバイブレーション、3〜4インチのシャッドテールを、魚が待つ奥へ入れてすぐ泳がせます。船が流れる前に、奥、壁沿い、明暗の境目、回収コースまで数投で通します。
明暗は境目を長く通せる向きへ投げます。明るい側へ入れて暗い側へ抜くか、壁際と平行に引くのが定番です。流れがある時は上流側へ入れ、流れに押されてルアーの進む線がU字を描き、速度が落ちる所を境目へ合わせます。壁から離すと急に食わなくなることがあるので、着水点と巻き始めを毎投そろえます。
朝夕や夜はミノーから始め、反応がなければバイブレーション、ワーム、メタルジグへ替えて少しずつ深くします。係留船の隙間などへ入れる釣り(穴撃ち)や柱周りでは、着水後すぐ泳ぎ出すルアーが使いやすいです。回収直前の船べりで食うことも多いので、最後の3mまで丁寧に巻きます。
秋冬にコノシロへ大型が付く日は通常便と道具が違います。160〜200mm級のトップやビッグベイトを使い、XHクラスのベイトロッド、PE3号前後、40〜60lbリーダーを用意します。MLロッドとPE1号前後のままでは、100g級のルアーは投げません。水面に出てもすぐに合わせず、重みが乗ってから巻き合わせます。
掛けた直後は魚を橋脚やロープから離します。船底へ向かう魚は、ロッドを反対へ倒して進路を変えます。船べりでもラインを緩めず、魚の頭をネットへ向けます。ビッグベイト便では太軸フックでも口切れするので、ドラグを締め切らずロッドの曲がりで受けます。
まず着水点を奥へ入れ直し、それでも出なければ少し深いルアーへ替え、最後に巻く速さを変えます。カラーだけを次々替えるより、魚の前へ通せているかを先に確かめます。コノシロ便は、ルアーを小さくする前に、コノシロが浮いている深さと船の流し方を船長に聞きます。