遊漁船やレンタルボートでポイントに近づき、ストラクチャー周りをピンポイントで攻めます。キャスティング、ジギング両方で狙えます。
先調子(ファスト・7:3)でキャスト精度とフッキングレスポンスを重視します。6-7ftの短めレングスは船上での取り回しが良く、橋脚・岸壁へのピンポイントキャストが決まりやすいです。MLは軽量バイブレーション向け、Mはビッグベイトや強風時に対応します。 【スタイル別の使い分け】①汎用スピニング7ft前後ML-M(最も汎用性が高く出番が多い)— シマノ ムーンショット BS、ダイワ ラテオ BS、ヤマガブランクス EARLY for Boat ②穴撃ち用ベイト6.6ft ML(テイルウォーク ボートゲーマーSSD C66ML 等)— フリップキャストでバースの脚と脚の間を撃つ専門タックル ③コノシロビッグベイト用ベイト6.5ft XH(MAX90g前後)— 185mmペンシル100g級を扱う重量級 ④シーバスジギング用L-MLライトジギング6.5-7ft — リトリーブ主体・フォール特化。船上ではトラブルを想定して2〜3本持ち込むのが現役船長の推奨です。
ボートシーバスは3000番スピニングが基準です。バイブレーションやミノーをキャストして広く探る釣りなので、PE0.8〜1.5号を200m巻けてバランスのよい番手が向いています。シーバスのエラ洗いは滑らかなドラグでいなし、バラシを防ぐのがコツ。一日キャストを繰り返すので、巻きの軽さと適度な剛性を両立した一台が快適です。
PE0.8-1.5号で飛距離と感度を確保し、橋脚際のショートバイトも逃しません。ストラクチャーへの擦れ対策でフロロリーダー20-30lbを1-1.5m接続し、FGノットで確実に結束。不意のランカーや根ズレにも耐える強度を持たせます
フロロ5〜6号を1m前後取ると、足元での突っ込みや係留ロープへの擦れに対応しやすいです。ボートでは取り込みまでの距離が短いため、長すぎるリーダーは不要です。太めでもルアー操作を損ないにくく、ランカー狙いでも安心感があります。現役船長の須江一樹さんはトラブル軽減とコスト面でナイロンリーダー25lbを推奨する流派もあり、ストラクチャー際の根ズレが厳しい場面はフロロを選ぶ使い分けです。いずれもPEとの結束はFGノットが基本で、揺れる船上では結束精度を保つためFGノットアシストツールが心強い相棒になります(コノシロビッグベイト時はPE3-4号にナイロン40lbの強化セッティング)。
スナップ直結でルアー交換を迅速に行い、橋脚やストラクチャーを効率よく攻略。リーダー20-30lbで擦れ対策も万全です。コノシロビッグベイト時はPE3-4号 + ナイロンリーダー40lbの強化セッティングが推奨で、バックラッシュ対策で4号にすると高切れリスクを抑えられます 橋脚際はバイブのリフト&フォールで誘い、広範囲はミノーでサーチ。深場のバーチカルはメタルジグで直撃します。 【スタイル別の使い分け】①オープンエリア&橋脚撃ち=7-12cmシンキングミノー / バイブ14-28g(鉄板系) ②穴撃ち(バースの脚と脚の間)=ディープダイバー系ミノー&シャッド10g前後(フリップキャストで送り込む) ③コノシロパターン(10〜2月)=185mmペンシル約100g・ジョイントベイト15-20cm。フックの前#2/0 + 後#1/0でダイビングを抑え水面スライドのスケーターアクションに変える調整が定石。バイトは1度で乗らないことが多く、ロッドに重みが乗るまで合わせを我慢、掛からなくても浮かべておくと2〜3回バイトが続くのがコノシロの特徴 ④シーバスジギング(冬)=メタルジグ20-40gをリトリーブ主体(アクションよりただ巻き、バイトはフォール中に集中)
ボートシーバスの醍醐味はストラクチャー(橋脚・岸壁・護岸)をピンポイントで攻められることです。重要なのはストラクチャーの向こう側に投げて、ルアーが泳ぎながらストラクチャーを通過させることです。柱の手前に落とすと釣りにくくなります。壁際を攻める場合は壁ピッタリにキャストを決めることが重要で、壁から離れるとシーバスのいないところにルアーを通すことになります。船酔い対策として乗船前の過食・飲酒を避け、酔い止めは乗船30分前に服用します。キャスト時は同船者との距離を確認し、フックの付いたルアーが飛ぶ方向に注意です。ストラクチャー際でのファイトは船長の指示に従い、他のアングラーのラインと絡まないよう注意します。船上ではトラブルがつきものなので、専用タックルでなくても2〜3本のロッドを持ち込むのが現役船長の推奨で、各ガイド船で釣りのスタイルが異なるため乗船する船のガイドさんに直接確認してください。
常夜灯で照らされた明部にはベイトフィッシュが集まりやすく、シーバスは暗部に入って明部から流れてくるベイトを待ち構えています。ルアーは「明部→境目→暗部」の順で流すのが基本で、明暗の境目1m前後を長くトレースできるよう意識します。橋脚下などの魚溜まりを狙う時は上流から流していき、魚の居そうな場所でブレーキを掛けるようにリーリングする「U字メソッド」がよく効きます。
春はベイトの存在に敏感な時期で、ストラクチャー周りとオープンエリアを柔軟に使い分けます。夏は夜光虫の影響で夜釣りが成立しにくいため、朝一のシャローでトップウォーター、日中のシェード撃ちやストラクチャー撃ちがメインです。キャスト精度が問われるテクニカルな釣りとなります。秋〜冬は最盛期で、ベイトを追って活性が高くなります。
基本は7フィート前後のスピニングタックルで、穴撃ちなど細かい釣りやビッグベイトにはベイトを使用です。長すぎるロッドは船内で危険で、ストラクチャー際に投げる際の取り回しも大変になります。バイブレーション、ミノー、メタルジグ、ワームと多彩なルアーを状況に応じて使い分けます。
深場の居着き個体を狙う縦の釣り。バイブレーションやメタルジグを落とし込み、リフト&フォールで誘います。沖合のタンカー周りでのジギングなど、多彩なゲームフィッシングができます。