延べ竿に目印とガン玉を付け、川虫やミミズ、ブドウ虫などを流します。落ち込みの下、流心の脇、石裏の巻き返し、瀬尻を下流側から静かに釣り上がります。
枝がかぶる小渓流では3.6〜4.5m、開けた渓流では5.3〜6.1mが扱いやすいです。最初の一本なら仕舞寸法が短い5m台の硬中硬か硬調が持ち歩きやすく、川幅に合わせて長さを選べます。
延べ竿を使うためリールは不要です。仕掛けは竿と同じ長さか、振り込みやすいよう少し短くします。
水中糸は0.2〜0.3号を中心に使います。枝や石が多い場所、良型が出る川では一段太くし、浅く澄んだ場所では仕掛けを細くする前に立ち位置と流し方を整えます。
ハリス0.2〜0.3号・15〜30cm。通し仕掛けなら水中糸をそのまま針へ結ぶ
目印を3〜4個付け、流している深さとアタリを追います。ガン玉はG3前後から始め、深さや流れに合わせて4Bまで替えます。速すぎる時は重くし、底で止まる時は軽くします。川虫はその川で普段流れているエサです。平瀬の石裏で採れるヒラタやクロカワ虫を使えます。
濁りや水量がある時はミミズ、入手しやすさならブドウ虫やイクラも使えます。
魚へ影や足音を届けないよう、下流側から静かに近づきます。岸際の浅い筋も先に流すので、いきなり水辺まで立ち込みません。立つ場所を決めたら、落ち込みの下、流心の脇、石裏の巻き返し、瀬尻の順に狙います。
魚がいそうな場所より少し上流へ仕掛けを入れ、糸を張りすぎないよう竿先を送ります。仕掛けは竿より少し短くしておくと、振り込みと取り込みが楽です。川虫はヒラタやクロカワ虫など、その川で採れるものを使えます。ミミズ、ブドウ虫、イクラも用意しておくと、濁りや水量に合わせて替えられます。
底の流れは水面より遅いため、目印は水面の落ち葉より少し遅く進むくらいが自然です。目印が水面と同じ速さで走る時はガン玉を重くし、底で止まる、または引きずる時は軽くします。ガン玉だけで合わなければ、投入点を少し上流または下流へずらします。
目印が止まる、横へ走る、急に沈むなど、不自然な動きが出たら手首を返して合わせます。掛けた後は糸を緩めず、魚を下流へ走らせすぎないよう竿を曲げて寄せます。抜き上げられない大きさなら、浅い岸際へ誘導してタモへ入れます。
一つの筋をきれいに一、二度流して反応がなければ、隣の流れへ移ります。毎回すべてを替えず、まず投入点、次にガン玉、最後にエサの順で一つずつ変えます。魚が出た場所では、目印の速さとガン玉の重さを覚えておくと、次の落ち込みでも合わせやすくなります。