夜の河口・港湾でアナゴを狙う定番の岸釣り。遊動式中通しオモリ仕掛けで底に置き、イソメやサンマ切り身をエサに使います。日没後2時間が最も釣れる時合いです。
先調子(7:3〜8:2)でアナゴの繊細な前アタリ(フワフワ感)を穂先で感知しやすいです。オモリ負荷10-20号に対応した強度があり、30-50m程度のちょい投げが快適です。長さ2.7-3.6mは港湾・河口での取り回しに適切で、複数本を並べて置く夜釣りスタイルにも適合。硬すぎると喰い込みが悪くなるため、やや柔らかめを選ぶのがコツです。
ぶっこみ釣りは投げて置くスタイルのためスピニングリールが向いています。ギア比はノーマル(5.0-5.3)でもハイギア(6.0以上)でも問題ないが、アナゴの引きは強くないためノーマルで十分です。3000-4000番は道糸ナイロン3-5号を十分に巻けてバランスが良いです。ドラグ性能より耐久性・巻き心地を重視して選びます
ナイロン3-5号は適度な伸びがありアナゴの引きを吸収してバラシを防止します。夜釣りでもライントラブルが少なく初心者にも扱いやすいです。PEでも釣れるが、投げっぱなしで置く釣りのためナイロンの方がトラブルフリー。3号はちょい投げ向き、5号は遠投や根掛かりの多いポイント向けです。リーダーは不要で通し仕掛けがシンプルです。
遊動式中通しオモリ仕掛けはアタリがダイレクトに穂先に伝わり、アナゴがエサを咥えた瞬間にオモリの重さを感じさせず違和感を与えません。ハリスはフロロ3号1ヒロ(1.5m)の短めでアタリが明確に出やすく、アナゴの鋭い歯による擦れにも耐えます。時々竿を上下に動かして仕掛けを揺らす「さびき」を入れると、オモリが砂煙を立てて広範囲のアナゴを呼びます。 アナゴは腐肉食性が強く嗅覚が非常に発達しているため、匂いの強いエサがよく効きます。アオイソメは房掛け(2-3匹)に尻尾を切って体液をしみ出させると匂いと動きの両方で夜行性のアナゴを強烈に寄せます。サンマやサバの切り身は脂の匂いが遠くまで届く青魚系の鉄板エサ、餌取りが多い場面ではイカ短冊(特にスルメ)の餌持ちが活きます。
遊動式中通しオモリ仕掛けを投げ込み、底に置いて待つ釣り。竿先に鈴かケミホタルを付けてアタリの視認性を確保します。複数本の竿を出して広く攻めると効率的です。時々竿を上下に動かして仕掛けを揺らし、エサをアピールしてください。底を引きずりすぎると根掛かりするので注意。アナゴは歯が鋭いので素手で掴まないこと。針を飲み込みやすいのでハリ外しを準備し、深く飲まれたらハリスを切ってください。ヌメリ対策のタオルと、鮮度が落ちやすいので氷多めのクーラーボックスも忘れずに。
「フワフワ」「フワン」という微かな前アタリから始まります。ここで合わせても針掛かりしません。本アタリ——グーッと持っていく感触——まで待ってから大きく合わせます。早アワセ厳禁。エサは大きめに付けると良型が食いやすいです。