FISH GUIDE
江戸前天ぷらに欠かせない夏の夜釣りターゲット。河口や港湾のブッコミ釣りで手軽に狙え、天ぷら・蒲焼は食味が良い。初心者から上級者まで楽しめる。
釣り方を選ぶ
仕掛けや手順の細部は、それぞれの釣り方ページで確認できます。
| おかっぱり | 船 | |
|---|---|---|
| 春 | △水温上昇でシーズン入り。GW頃から夜釣りで狙えるが本格化は夏 | △羽田沖・金沢八景で出船開始。小突き釣りで30-40cm主体 |
| 夏 | ◎夜釣り最盛期。日没後2時間が時合い、河口・港湾で数釣り | ◎江戸前スタイルの小突き釣り本番。40-50cmの良型も交じる |
| 秋 | ○10月頃まで岸釣り成立。水温低下で徐々に深場へ移動 | ◎秋が最盛期。50-60cm「メソ」サイズの大型が期待できる |
| 冬 | ×低水温で深場へ落ち、岸からは厳しい。2月後半から兆しあり | ×深場(水深20-30m)で船から狙える。出船数少なくオフシーズン |
適水温: 18-26℃
水温18℃前後に上昇すると活性が戻り始めます。GW頃から夜釣りで狙えるが本格シーズンは夏。ぶっこみ釣りは日没後の短時間勝負。イソメ・サンマ切り身をエサに遊動式中通しオモリ仕掛けで底を狙います。船は羽田沖・金沢八景で出船開始、小突き釣りで30-40cmサイズが主体。
梅雨明け以降が本番で、日没後2時間が最も釣れる時合いです。水温22-26℃が適水温。ぶっこみ釣りは河口・港湾で竿を複数本出して広範囲を攻めます。イソメの房掛けやサンマ切り身でニオイでアピール。船は江戸前スタイルの小突き釣りで数釣りが楽しめ、40-50cmの良型も交じります。
暑い夜の涼しい夜釣りとして人気です。
水温低下まで好調が続き、10月頃までは岸からのぶっこみ釣りも十分成立します。型も良くなる時期。船釣りは秋が最盛期で50-60cmの大型「メソ」サイズも期待できます。エサはサンマ切り身・イソメが定番です。11月後半は水温低下で深場へ移動し始めるため、岸からは厳しくなります。
低水温(15℃以下)で砂泥底の深場に落ち、岸からのぶっこみ釣りは厳しいです。活性も低く釣果は期待薄。船釣りなら深場(水深20-30m)で狙えるが出船数も少なくシーズンオフ。冬場は他のターゲットへ切り替えを推奨です。2月後半から水温上昇の兆しがあれば早場所でポツポツ釣れ始めます。
函館湾・噴火湾で夏(7-9月)に夜釣りで狙えるが、本州に比べて個体数は明らかに少ない。水温が低いため夜釣りシーズンも短く、7-8月の2ヶ月程度がメイン。ぶっこみ釣りで30-40cmサイズが主体。本州以南での釣行を推奨するが、道南在住者には夏の夜釣りターゲットとして成立する。
酒田港・新潟港周辺で6-9月に夜釣りで狙える。太平洋側より個体数は少ないが、港湾のテトラ際や河口の砂泥底がポイント。イソメの房掛けやサンマ切り身で匂いを拡散させて誘う。30-45cmサイズが主体で日没後の短時間勝負。常夜灯周りも好ポイント。地元アングラーには夏の定番ターゲット。
仙台湾・松島湾・石巻周辺で6-10月に狙える。特に仙台港・塩釜港は足場も良くファミリーにも人気の夜釣りスポット。ぶっこみ釣りで竿を複数本出し、河口・港湾の砂泥底を広範囲に攻める。夜釣りで数が出ることも。30-50cmサイズが主体で、秋口には型も良くなる。
直江津・富山・金沢周辺の港湾で6-9月に夜釣りで狙える。太平洋側より魚影は薄めだが、港湾内の砂泥底・常夜灯周りがポイント。アオイソメの房掛けに加えサバ切り身の脂で集魚力を強化する戦略が有効。30-40cmサイズが主体で、日本海特有の潮回りを意識すると釣果が伸びる。
東京湾が「江戸前アナゴ」のブランド産地で、船釣りは羽田沖・金沢八景・小柴沖が人気。6-10月に出船し、小突き釣りで40-60cmの良型が狙える。岸からは横浜・木更津・船橋の港湾・河口で夜のぶっこみ釣り。相模湾・外房も砂泥底のポイントで夏場に狙える。全国で最も実績が高いエリア。
伊勢湾(名古屋港・師崎・津)と駿河湾(清水・焼津)が主要ポイント。6-10月の夜釣りで数が出る好漁場で、船釣りも盛ん。特に三河湾は江戸前に次ぐ好漁場。ぶっこみ釣りは港湾・河口の砂泥底で、イソメ・サンマ切り身をエサに30-50cmサイズを狙う。
大阪湾(泉南・堺泉北)と播磨灘(明石・姫路)が主要ポイント。特に瀬戸内のアナゴは身質が良いと全国的に評判。6-10月の夜釣りでぶっこみ釣り、船釣りも盛ん。紀伊半島南部は砂泥底が少なく魚影薄め。明石・姫路周辺は良型が出やすいエリア。
瀬戸内海(広島・岡山・倉敷)のアナゴは身質の良さで全国的に有名。「瀬戸内穴子」はブランド品として高値で取引される。6-10月の夜釣りでぶっこみ釣り、船釣りも盛ん。山陰(日本海側)は砂泥底が少なく魚影薄めのため、瀬戸内側を推奨。40-60cmの良型が高い確率で掛かる。
瀬戸内側の高松・坂出・今治周辺が好ポイント。6-10月の夜釣りでぶっこみ釣りが成立し、港湾・河口の砂泥底がメインポイント。太平洋側(高知など)は黒潮の影響で砂泥底が少なく、アナゴの生息に適さないため魚影は非常に薄い。四国で狙うなら瀬戸内側一択で、外洋側の一部は分布域の端に当たる。
博多湾・有明海・長崎周辺が主要ポイント。6-10月の夜釣りぶっこみで数が出る好漁場。
有明海のアナゴは特に大型(60cm超)が出ることで知られる。南九州は魚影薄め、沖縄本島以南はサンゴ礁域中心でアナゴの砂泥底生息環境が極めて少なく、沖縄離島(宮古島・石垣島)は実質的に分布域外。
九州北部〜中部での釣行を推奨。