FISH GUIDE
江戸前の風物詩で、夏〜秋に河口や運河でミャク釣り・ちょい投げで狙える入門ターゲット。天ぷらは江戸前料理の代表格で、秋の「落ちハゼ」は身質抜群。
| おかっぱり | 船 | |
|---|---|---|
| 春 | ×産卵期で深場(10m以上)に落ちるため岸から狙えない | △深場を探れば少し釣れる程度。積極的に狙う時期ではない |
| 夏 | ◎デキハゼ(5-7cm)の数釣りシーズン開幕。浅場で狙える | ◎浅場の船着場周りで入れ食い。ファミリーにもおすすめ |
| 秋 | ◎「彼岸ハゼ」シーズン。10cm超の型物が数釣りで狙える好期 | ◎15-20cmの大型数釣り。落ちハゼ前の荒食いで活性高い |
| 冬 | ×深場落ちで岸から厳しい。船釣りに切り替え推奨 | ○深場(10m前後)の落ちハゼ狙い。15-20cm級の良型期待 |
適水温: 18-26℃
産卵期で深場(水深10m以上)に落ち、岸からは狙えません。船で深場を探れば釣れることもあるが、積極的に狙う時期ではないです。この時期は他のターゲットに切り替えるのが現実的。
当年生まれのデキハゼ(5-7cm)が浅場に集まり、数釣りの好機。8月中旬以降は10cm超も混じります。ミャク釣り・ちょい投げで手軽に楽しめ、ファミリー層にも最適なシーズン。
「彼岸ハゼ」と呼ばれる10cm以上の個体が中心。深場に移動する前の荒食い期で活性が高いです。15-20cmの良型が揃い、ミャク釣り・ちょい投げ・ボートハゼいずれも好調。年間で最も数・型ともに期待できます。
深場(水深10m程度)に移動して岸からは狙えません。船で深場を狙えば、産卵前の荒食いで15-20cmの大型「落ちハゼ」が釣れます。胴突き仕掛けでボトムをしっかり取り、良型を狙うシーズン。
ハゼの分布北限域。道南の函館湾・噴火湾・室蘭周辺が主要フィールドで、道央(小樽・石狩)・道北・道東には分布しない。
7月下旬〜10月がシーズンで、本州より1ヶ月程度遅れてスタートし9月がピーク。護岸や漁港内からミャク釣り・ちょい投げで狙え、北海道唯一のハゼ釣り場であるため短いシーズンを逃さず集中して狙いたい
秋田・山形の河口域でハゼが狙える。7月〜10月がシーズン。雄物川・最上川の大河河口がメインフィールドで、上げ潮時に浅場へ差すハゼをミャク釣り・ちょい投げで効率よく攻める。焼きハゼの食文化が残る地域でもあり、地元では郷土料理として親しまれている
松島湾が焼きハゼ(焼き干し)の名産地で、正月雑煮の出汁に使用する郷土料理がある。7月〜11月がシーズン。
閖上(名取川河口)では秋にミャク釣り・ちょい投げで20cm超の良型が狙え、焼きハゼ用の12-15cm以上を目標にするベテランも多い。阿武隈川河口も好ポイント。
東北太平洋側では松島湾〜常磐が主力で、北側は分布域の端に当たる。
新潟・富山の河口域でハゼが狙える。7月〜11月がシーズン。信濃川・阿賀野川など大河川の河口が好ポイント。上げ潮で浅場に差すハゼを狙い、ミャク釣りとちょい投げが主な攻略法。日本海側は太平洋側ほど知名度がないが、秋の数釣りポテンシャルは高い
江戸前ハゼの聖地。江戸川放水路・隅田川・木更津などでボートハゼが盛ん。6月下旬〜12月中旬のロングシーズン。手漕ぎボート1人2,500円前後で束釣りも射程圏内。大沢遊船所・伊藤遊船など船宿が充実し、護岸からのミャク釣り・ちょい投げでも好釣果を得られる
浜名湖・伊勢湾が人気で、良好な汽水域が多くハゼ釣り場が豊富。7月〜11月がシーズン。亀崎港ではのべ竿のウキ釣りで爆釣報告が多く、木曽三川(木曽川・長良川・揖斐川)河口域はちょい投げの数釣りフィールドとして東海屈指の実績がある
淀川河口・大和川など大阪市内からアクセス抜群のポイントが多い。7月〜11月がシーズン。淀川河口は近畿最大のハゼ釣りエリアで、秋にはミャク釣り・ちょい投げで40匹超えの釣果報告も。紀の川河口は和歌山県の好ポイントとして知名度が高い
瀬戸内海側・日本海側ともに河口域でハゼが狙える。7月〜11月がシーズン。広島・太田川放水路はミャク釣りのフィールドとして地元で人気が高く、岡山・旭川河口はちょい投げの数釣りで定評がある。山陰側は千代川・天神川河口が穴場
瀬戸内側・太平洋側の河口域でハゼが狙える。7月〜11月がシーズン。
吉野川河口が四国最大のハゼ釣りフィールドで秋の数釣りポテンシャルが高い。高知・浦戸湾や仁淀川河口は清流のハゼが狙え、鳴門では岡崎海岸がウキ釣りの定番ポイント。
四国では瀬戸内側・吉野川・土佐湾周辺が主力で、一部外洋側は分布域の端に当たる。
本州より1ヶ月遅れで本格化し、9月中旬〜11月下旬がシーズン。北九州市の曽根干潟が九州随一の魚影があり、竹馬川・朽網川・貫川の3河川が好ポイント。
福岡市内からも1時間圏内でアクセス良好。葦周りの砂底を攻めると良型が出やすく、満潮前1時間が勝負のゴールデンタイム。
有明海は干満差最大6mで潮位に注意が必要だが、緑川河口はハゼクチ(最大60cm超)が狙える全国唯一のフィールド。
沖縄にはマハゼは分布しないため狙えない。琉球ハゼなど別種が生息するが、本土のハゼ釣りとは異なる。