シロギスの釣り方・タックル完全ガイド
パールピンクの美しい魚体から「海の女王」と称される投げ釣りの王道ターゲット。江戸時代から江戸前天ぷらの三大種として珍重され、高級料亭や寿司店で使われる小型ながら高級魚。
動画でわかる:シロギスの釣り方
独断で発掘した参考になるYouTubeチャンネルと動画をご紹介
ちょい投げの参考動画
残り3件の動画リンクを見る
シロギスタックルで狙える他の魚
※ シロギスと同じタックル構成で狙える魚種です
シロギスの特徴・生態
釣り方
本格的な投げ竿で100m以上遠投する「投げ釣り」、30〜50mの近距離を狙う「ちょい投げ」、乗合船で沖を攻める「船キス釣り」と多彩です。6〜9月のハイシーズンは数釣りが楽しめ、船釣りでは100匹超えの大釣りも。秋の「落ちギス」は荒食いで25cm超の良型が期待でき食味も最高です。エサはジャリメ・青イソメ・チロリを通し刺しにします。
夏の季語としても知られ、「海の女王」と称される美しい魚です。投げ釣りの王道ターゲットとして、砂浜や堤防から手軽に楽しめます。江戸前天ぷらの代表的食材でもあります。
生態と習性
北海道南部〜九州に広く分布し、水深0〜30mのきれいな砂底を好みます。数十尾の群れで海底付近を移動しアミ類・多毛類・甲殻類を捕食します。外敵が近づくと素早く砂に潜る習性があり、これが釣り時の繊細なアタリにつながります。適水温13〜25℃で、15℃以下では深場へ移動し「落ちギス」となります。
食文化など
江戸前天ぷらの代表的食材で、「メゴチ」「ギンポ」とともに三大種と称されます。透明感のある白身は加熱してもふんわり。「焼き霜造り」は皮目を軽く炙って氷水に落とす通好みの調理法。旬は春〜初夏の産卵前と晩秋の落ちギスの年2回です。
地方名
「キスゴ」(関西以西)、「キツゴ」(長崎)、「コツノ」(播州・淡路の大型)、「ウデタタキ」(淡路)、「ハナマガリ」(秋田)など多彩。「尺キス」「ヒジタタキ」はサイズによる呼称です。
シロギスのベストシーズン・釣れる時期
| おかっぱり | 船 | |
|---|---|---|
| 春 | △シーズン序盤、5月から接岸開始。遠投が有利な時期 | ○沖は一足先に好調。木更津沖・千葉港沖で安定した釣果 |
| 夏 | ◎ベストシーズン。産卵期で浅場に接岸、数釣りが楽しめる | ◎盛期は1束(100匹)超えも。朝夕マズメが特に好調 |
| 秋 | ○「落ちギス」シーズン。荒喰いで25cm超の良型狙いのチャンス | ◎型揃いで25-30cm級も。胴突き仕掛けで数・型ともに期待 |
| 冬 | ×深場へ落ちて岸からは非常に厳しい。翌シーズンの準備期間 | △「越冬ギス」狙い可能だが難易度高。深場を探る根気が必要 |
適水温: 15〜25℃(20〜24℃が最適)
シロギスの季節別攻略ガイド
春(3〜5月)のシロギス釣り
3〜4月はまだ水温が低く岸からは厳しいです。5月に入ると15℃を超え浅場への接岸が始まります。この時期は遠投が有利で、カケアガリやヨブを重点的に探ります。船釣りなら一足先に安定した釣果が望めます。
夏(6〜8月)のシロギス釣り★ベストシーズン
キス釣りのハイシーズン。産卵期で浅場に大挙して接岸し、活性が非常に高いです。
砂浜・堤防で投げ釣り・ちょい投げともに数釣りが楽しめます。朝夕マズメが特に好調だが日中も狙えます。
船釣りでは100匹超えの1束釣果も珍しくないです。ファミリーフィッシングに最適な時期。
秋(9〜11月)のシロギス釣り
水温低下とともに深場へ移動開始。「落ちギス」と呼ばれるこの時期は荒喰いで、25cm超の良型が期待できます。
岸からは遠投が必須になるが、船釣りなら型揃いの釣果が望めます。投げ釣りでは力糸+PE1号、オモリ25-30号で遠投。
船は胴突き仕掛けで数釣り。
冬(12〜2月)のシロギス釣り
水温15℃以下で深場に落ち、岸からは非常に厳しいです。船釣りで「越冬ギス」を狙うことは可能だが、難易度は高いです。この時期は翌シーズンに向けてタックル整備や仕掛け準備の時間に充てるのも一案。
シロギス釣りの地域別ポイント・攻略法
北海道
道南(函館・松前周辺)の砂浜で7-9月に狙える。北海道唯一のシロギスポイントだが魚影は薄く、1日数匹が平均的。道央以北は水温が低く分布しない。 投げ釣りで狙うが、カレイ・アイナメとの五目釣りが現実的。キス専門で数を伸ばすなら本州以南が効率的。
東北(日本海側)
秋田・山形・新潟北部の砂浜(サーフ)がメインフィールド。GW頃から釣れ始め、7-8月が盛期で産卵期の大型メスが近距離で掛かる。10月中旬から落ちギスモード。日本海側サーフの投げ釣りは東北キス釣りの醍醐味。
エリア詳細(3件)+−
東北(太平洋側)
仙台湾、相馬周辺の砂浜で6-10月がシーズン。関東に近い魚影で、投げ釣りが盛ん。 仙台湾の閖上・荒浜、相馬の新地・松川浦が人気ポイント。オモリ25号前後の標準タックルで100m前後を狙う。 9-10月は小型〜中型の数釣りが成立し、カレイ・イシモチとの五目も期待できる。東北太平洋側では仙台湾〜相馬周辺が主力で、北側は分布域の端に当たる。
エリア詳細(3件)+−
上越・北陸
新潟・富山・石川の砂浜で6-10月がシーズン。佐渡周辺は良型が多い。 投げ釣りが盛んで、カケアガリやヨブを狙うと効果的。新潟・柏崎・七尾のサーフが人気ポイント。 オモリ27号前後で遠投。日本海側としては比較的長いシーズンを楽しめる。秋の落ちギスで25cm超も狙える。
エリア詳細(5件)+−
関東
東京湾・相模湾が全国屈指のキス釣りフィールド。船キスは都心からアクセス抜群で盛期は1束(100匹)超えも。鹿島灘・九十九里のサーフ投げ釣り、湘南のちょい投げも人気。6-8月がベストシーズンで、9-10月の落ちギスも良型狙いのチャンス。入門から上級者まで幅広く楽しめる。
エリア詳細(10件)+−
東海
例年GW明け(5月下旬)から水温が上がり本格的に釣れ始める。駿河湾・伊豆半島は温泉観光と兼ねた釣行に最適。 伊勢湾・三河湾の投げ釣りが盛んで、知多半島からの船キスも人気。 中部圏からのアクセスが良く、ファミリーにも人気のエリア。
エリア詳細(9件)+−
近畿
大阪湾・播磨灘・若狭湾で5-10月がシーズン。瀬戸内に近いエリアは魚影が濃く、投げ釣りが盛ん。 淡路島では大型を「コツノ」「ウデタタキ」と呼ぶ地方名が残る。 若狭湾は日本海側の穴場で、静かに釣りたい人向け。
エリア詳細(9件)+−
山陰・山陽
瀬戸内海全域で4-11月と長いシーズンが続く。暖流の影響で魚影が濃く、投げ釣りが盛ん。 広島・岡山・山口の瀬戸内側が魚影の濃さで突出し、竹原・倉敷・周防大島が代表的ポイント。 山陰(日本海側)は5-10月。サーフ投げ釣りで100m前後を遠投。秋は落ちギスで良型も期待。
エリア詳細(3件)+−
四国
瀬戸内側(香川・愛媛)と太平洋側(高知・徳島)の両方で4-11月に狙える。 太平洋側は黒潮の影響で魚影が濃く、高知の桂浜・須崎、徳島の鳴門周辺が人気ポイント。投げ釣りで良型も期待できる。 瀬戸内側は波が穏やかでファミリーのちょい投げに適する。香川の坂出・丸亀、愛媛の今治周辺が実績豊富。四国では瀬戸内側と高知沿岸が主力で、一部外洋寄りは分布域の端に当たる。
エリア詳細(3件)+−
九州・沖縄
唐津方面から3月に開幕し、3-11月と全国最長のシーズン。投げ釣りが盛んで、福岡・北九州の響灘、津屋崎海岸が人気。秋は15-20cmの良型が50尾以上の実績も。大分南部・宮崎北部は暖流の影響で通年狙えるエリアもある。沖縄本島・離島はシロギスの分布域外のため狙えない。
エリア詳細(6件)+−
シロギスの釣り方・おすすめタックル
シロギスの投げ釣り
本格的な投げ竿で100m以上遠投してキスを狙う王道釣法。砂浜から広範囲を探り、数釣りから大物狙いまで楽しめます。投げ釣りの代名詞的ターゲットで、夏は数釣り、秋は良型の「落ちギス」が狙えます。
関連動画
投げ釣り天秤仕掛けの仕掛け図
おすすめロッド
3.9-4.25m / 25-30号
選ぶ理由
100m以上の遠投に対応する長さと、25-30号のオモリを飛ばすパワーが必要です。シロギスの繊細なアタリを感じる穂先感度も重要です。
4.05m前後が扱いやすい標準サイズです。
おすすめリール
ドラグなし大口径
選ぶ理由
遠投に特化した大口径スプール(浅溝)で、PE0.8号を200m以上巻ける容量が必要です。ドラグなしタイプは軽量でフルキャストしやすく、競技用としても定番。
投げ釣り専用設計のものを選ぶと飛距離・安定性ともに格段に向上します
おすすめライン
PE0.8-1号、ナイロン3-4号
選ぶ理由
PEは細くて飛距離が出ます。ただし遠投時の負荷に耐えるため力糸(テーパーライン)3-12号との接続が必須です。
ナイロンは力糸不要で扱いやすく初心者向けだが、飛距離・感度はPEに劣ります。上級者はPE、入門者はナイロンが無難です
リーダー
3-12号テーパー (12-15m(テーパーライン))
選ぶ理由
投げ釣りではPE0.8-1号に力糸(テーパーライン)を接続します。
力糸はPE側3号→先端12号のテーパー構造で、フルキャスト時の衝撃でPEが切れるのを防ぐ役割があります。
ナイロンテーパーラインは伸びがありキャスト時のショック吸収に優れ、PEテーパーラインは感度が高く遠投時のアタリ伝達に優れています
仕掛け
選ぶ理由
天秤仕掛けはキス投げ釣りの定番。L型天秤は絡みにくく、仕掛けが自然に流れて違和感が少ない。
ハリス0.8-1号の細仕掛けが食い込み良好で、針は流線型がキスの小さな口にフィット。2-3本針で効率よく数を稼ぎます
ベストシーズン
夏(6-9月)が数釣りのベスト、秋(9-11月)は落ちギスで良型狙い
おすすめ時間帯
朝夕のマズメ時が最高、日中も活性があれば狙える
おすすめポイント
砂浜(サーフ)、砂底の堤防、河口域。カケアガリ(海底が急に深くなる斜面)やヨブ(波でできた海底の起伏)が一級ポイント
釣り方のコツ
キャストと着底
仕掛けを遠投後、オモリが着底したら糸フケを取ります。PEラインの場合は力糸(テーパーライン)を接続し、キャスト切れを防ぎます。
着底後は道糸を張り気味にしてアタリに備えます。砂浜では波打ち際から2-3m下がって構えます。
サビキ誘い(基本テクニック)
キス釣りの基本は「サビキ」と呼ばれる誘いです。オモリを底につけたまま、竿を横または斜め上にアリが歩く程度の超デッドスローで3秒ほど動かして仕掛けを引きずります。
リールは巻かません。その後止めて数秒待ち、再び引きます。
この繰り返しでエサを動かし、キスの興味を引きます。重く感じる場所(カケアガリ)は好ポイントです。
アタリとアワセ
「ブルブル」「プルプル」という小刻みな振動がキスのアタリ。最初のアタリで仕掛けを止め、掛かった魚を暴れさせて追い食いを狙う(連掛け)。
2-3匹掛かったところで巻き上げると効率が良いです。向こうアワセで掛かることが多いが、繊細なアタリには軽くロッドを立てて聞きアワセします。
ポイント移動
同じ場所で反応がなくなったら、投点を変えて広範囲を探ります。扇状にキャストして釣れるラインを見つけたら、そのラインを重点的に攻めます。
群れは海岸線と平行に移動する傾向があるため、釣れた距離を覚えておくと効率的です。
渋い時の対応
アタリが遠のいたら、仕掛けをゆっくり引いてストップを入れる「ストップ&ゴー」を試します。ハリスを細く(1号→0.8号)、針を小さく(6号→5号)すると食い渋りに効果的です。
エサは鮮度が命なので、こまめに交換します。
子供と一緒に楽しむ場合は「ちょい投げ」の方が安全だが、投げ釣りでも工夫次第で十分楽しめます。子供用には短め(3.5m以下)で軽い竿を選び、オモリも軽め(15-20号)で飛距離より安全性を優先します。
投げる役割は大人が担当し、子供は巻き上げと魚の取り込みを担当する分担が効率的です。アタリは「プルプル」と分かりやすいので、子供でもすぐに覚えられます。
休憩用の簡易イスと日除けテントがあると快適です。エサ付けが苦手な子供にはエサ付けバサミを用意します。
砂浜では波に足をすくわれないよう注意してください。特に引き波時は転倒リスクが高いです。
夏場は熱中症対策と日焼け止めを忘れないようにしましょう。遠投時は後方確認を徹底しますし、周囲の釣り人との距離を十分に取ります。
根掛かりで仕掛けを切る際は、道糸を素手で持たずタオル等で保護する(PEは手を切りやすい)。
シロギスのちょい投げ
軽い仕掛けで30-50mの近距離を狙う手軽な釣法。エギングロッドやコンパクトロッドで楽しめ、ファミリーフィッシングや入門に最適です。専用タックル不要で、9-10月の「ピンギス」シーズンは波打ち際で簡単に釣れます。
関連動画
この釣法の仕掛け図
おすすめロッド
2.4-3m / ML〜M(オモリ3-15号対応)
選ぶ理由
専用竿不要で手持ちのルアーロッドで代用可能です。オモリ3-8号(10-24g)を投げられるML〜Mパワーがあれば十分です。
長すぎると取り回しが悪いので2.4-3m程度がベスト。エギングロッドなら感度も良好です。
おすすめリール
2500-3000番
選ぶ理由
汎用スピニングリールで十分です。ノーマルギアで手返し良く探れます。PE0.6号やナイロン2号を150m程度巻ける容量があればOK。軽量モデルが扱いやすいです
おすすめライン
PE0.6号、ナイロン2-3号
選ぶ理由
PEは飛距離・感度に優れるがフロロリーダー3-4号を1m程度結束必須。ナイロンはリーダー不要でトラブルが少なく初心者・ファミリー向けです。
ちょい投げ程度の30-50mの距離ならどちらでも十分対応可能で、手持ちのラインで十分です。
リーダー
2-3号 8-12lb (1-1.5m)
選ぶ理由
PE0.6-0.8号は直接仕掛けに結ぶと根掛かりやキャスト時の衝撃で高切れするため、フロロカーボン2-3号のリーダーを接続します。
フロロは適度な硬さがあり仕掛け絡みを防ぎ、耐摩耗性が高いため砂底の擦れにも強いです。
PEとリーダーの結束にはFGノットが適切で、ガイド抜けが良く遠投の飛距離を損ないません。
仕掛け
選ぶ理由
軽いオモリ3-8号で力糸不要、手軽にキャストできる。天秤仕掛けは広範囲を探れ、胴突き仕掛けはアタリがダイレクトでトラブルが少なく初心者向け。
市販の完成仕掛けを使えば手間なしです
ベストシーズン
夏(6-9月)が数釣りのベスト、9-10月はピンギスの数釣り入門に最適
おすすめ時間帯
朝夕のマズメ時が最高
おすすめポイント
堤防、漁港、砂底の波止、河口域、海水浴場周辺の砂浜
釣り方のコツ
タックルセッティング
エギングロッドやシーバスロッド、汎用竿(オモリ3-15号対応)を使用です。専用の投げ竿は不要で、手持ちのルアーロッドで十分です。
ナス型オモリ3-8号(10-24g)の軽い仕掛けを使い、力糸なしでキャストできます。
基本の釣り方
仕掛けを30-50m程度投げ、オモリ着底後に糸フケを取ります。投げ釣り同様に「サビキ」誘いが基本だが、より軽いオモリなのでゆっくり丁寧に引きます。
竿先を横にスーッと動かして止める、を繰り返します。体をひねって穂先を後方に回すように引くと効率よく広範囲を探れます。
胴突き仕掛けも有効
天秤仕掛けのほか、胴突き仕掛けも効果的です。アタリがダイレクトに伝わり、根掛かりも少なく、トラブルが少ないため初心者に適しています。オモリは仕掛けの最下部に付け、その上に1-2本の枝ハリスを出します。
根掛かり対策
根掛かりが多い場合はボトムパンピング(ロッド穂先をチョンチョン動かしながらリールを巻く)で対応。仕掛けを跳ねさせながら移動させると根をかわせます。
渋い時の対応
オモリを軽く(5号→3号)して自然なフォールを演出します。仕掛けを動かしすぎず、アタリを待つ間合いを長めに取ります。ジャリメからイソメに変更すると反応が変わることもあります。
ちょい投げはファミリーフィッシングの定番。専用タックル不要で、万能竿1本でOK。
子供には2m以下の短い竿を持たせると扱いやすいです。虫エサが苦手な子供にはエサ付けバサミを用意し、大人がエサ付けを担当する分担がスムーズです。
アタリは「プルプル」と明確で、子供でもすぐに分かるため成功体験を得やすいです。釣り場は波の穏やかな堤防や漁港を選び、日陰で休める場所を確保することです。
熱中症対策として帽子・水分補給は必須です。ゴカイの牙が気になる場合は、ホタテ貝柱をエサにすると匂いも少なく子供でも付けやすいです。
堤防・岸壁では足元への落下に注意です。ライフジャケットの着用を推奨です。
夏場は熱中症対策として帽子・水分補給も忘れずに行いましょう。他の釣り人との距離を保ち、キャスト前に後方確認を徹底します。
虫エサ(イソメ類)は噛まれると痛いので、エサ付けバサミがあると便利です。
このちょい投げタックルで狙える魚:
シロギスの船キス釣り
乗合船で沖のポイントを狙う船釣り。盛期は100匹(1束)超えの大釣りも可能で、型揃いの釣果が期待できます。レンタルタックル完備の船宿が多く、初心者でも気軽に楽しめます。東京湾・相模湾が有名。
関連動画
この釣法の仕掛け図
おすすめロッド
1.8-2.1m / 先調子7:3〜8:2(オモリ30号まで対応)
選ぶ理由
短めで取り回しが良く、感度に優れた先調子が基本です。繊細なキスのアタリを感じ取れる穂先が重要です。
船宿のレンタルタックルでも十分に実釣可能なため、最初はレンタルで試すのが合理的です
おすすめリール
スピニング2000-3000番、両軸100番
選ぶ理由
浅場(10m以下)ではちょい投げが有効なのでスピニングリールが便利です。ノーマルギアで安定した巻き上げ。
深場や感度重視ならベイトリール。レンタルはスピニングリールが多いです
おすすめライン
0.8-1号
選ぶ理由
PEラインは伸びが少なく、繊細なキスのアタリが明確に伝わります。0.8-1号が標準で、船宿指定がある場合はそれに従います。
リーダーは不要または1m程度のフロロ3号を結びます。カラーマーカー付きなら棚取りに便利です。
リーダー
3号 12lb (1-1.5m)
選ぶ理由
船キスではPE0.8-1号に対しフロロカーボン3号のリーダーを1-1.5m接続します。
天秤仕掛けや胴突き仕掛けとPEラインの間にリーダーを介すことで、仕掛け絡みを防ぎ、底質による擦れからPEを保護します。
仕掛け
選ぶ理由
片天秤仕掛けは「誘い掛け」の基本。トントン小突いて誘い、向こうアワセで多点掛けを狙う。
胴突き仕掛けは待ちの釣りでアタリがダイレクト、初心者やトラブルを避けたい人向け。船宿で仕掛けを購入できることが多いです
ベストシーズン
夏(6-9月)が数釣りのベスト、秋の落ちギス(9-11月)は良型揃い
おすすめ時間帯
朝〜午前中が好調。半日船でも十分楽しめる
おすすめポイント
東京湾(木更津沖・千葉港沖)、相模湾(茅ヶ崎沖)、伊勢湾(知多半島沖)、大阪湾など各地の乗合船
釣り方のコツ
基本の投入
船釣りでは軽くアンダースローでキャストし、オモリを必ず底につけます。オーバースローは同船者の迷惑になるので厳禁です。
着底したら道糸を張り、オモリが底についた状態をキープします。浮くと釣れないので注意してください。
水深10m以下の浅場ではちょい投げが有効なのでスピニングリールが便利です。
誘い掛けテクニック
船キスの基本は「誘い掛け」。オモリを底につけたまま、竿先で小刻みに「トントントン」と小突きます。
その後止めて10-30秒待機します。アタリがなければ少しリールを巻いて位置を変え、再び小突きます。
投げ釣りの「サビキ」より縦の動きで誘うイメージです。
アタリとアワセ
「プルプル」という小さなアタリがあったら、少し待って追い食いさせます。慌ててアワセると1匹しか掛からません。
向こうアワセで複数掛かることが多く、重くなったら巻き上げます。巻き上げ中もバレないよう一定速度で行います。
胴突き仕掛けの場合
胴突き仕掛けは「待ち」の釣り。投入後、オモリを底につけて10-30秒待機します。
アタリがあるまで動かさません。アタリが遠い場合は少し誘いを入れるが、基本は待ちの釣りです。
天秤よりアタリがダイレクトに伝わり、トラブルも少ないため初心者に適しています。
渋い時の対応
タナを細かく刻んで底から50cm上まで探る「聞き上げ」を試します。オモリを軽く(25号→20号)して感度を上げます。エサのアオイソメを小さめに付けて食い込みやすくします。
船キスは乗合船デビューに最適な釣り物。レンタルタックル完備で手ぶらでOKな船宿が多いです。
半日船(午前・午後)なら短時間で数十匹の釣果も期待でき、飽きやすい子供でも満足しやすいです。船長がポイントに連れて行ってくれるので初心者でも釣れる確率が高いです。
子供には竿は軽い1.5-1.8mを選び、エサ付けは大人が担当する分担がスムーズです。酔いやすい子は乗船前に酔い止め服用を忘れないようにしましょう。
夏は帽子・日焼け止め必須で、船上でもこまめな水分補給を心がけましょう。エサのイソメは船宿が用意してくれるため、虫エサに触れずに済むエサ付けバサミを持参すると便利です。
船酔い対策として乗船前の食べ過ぎ・飲みすぎに注意です。酔い止め薬は乗船30分前に服用します。
船上では必ずライフジャケットを着用し、移動時は手すりを持ちます。竿を振る際は同船者への接触に注意です。
キャスト時は船長の指示に従い、投げる方向を守ります。夏場は船上でも熱中症リスクがあるため水分補給をこまめに行いましょう。
この船キス釣りタックルで狙える魚:
