FISH GUIDE
秋〜冬のロックフィッシュゲームの代表格。
北海道・東北を中心に人気が高く、40cmオーバーは「ポン級」と呼ばれる良型ターゲット。
| おかっぱり | 船 | |
|---|---|---|
| 春 | ◎産卵後の荒食いで活性◎。テトラ・岩礁帯でブラクリやテキサスリグが好調 | ◎ボートロックで良型連発。水温上昇前の4月までがチャンス、50cm超も狙える |
| 夏 | △高水温で深場に移動しオフシーズン。北海道は例外で通年狙える | △深場のボートロックで何とか釣れる。北海道は夏でも40cmオーバーが狙える |
| 秋 | ◎ベストシーズン開始。産卵前の荒食いで50cm超のポン級も。テキサスリグで攻略 | ◎大型狙いの本番。50cm超の良型が高確率。根周りをジグヘッドで丁寧に探る |
| 冬 | ◎産卵期でも活性は高い。水温8-15℃が最適。投げ釣りでカレイと同時狙いも可 | ◎型揃いで数・型ともに期待◎。産卵絡みの良型が根周りに集まる特に良い時期 |
適水温: 10〜18℃(12〜15℃が最適)
産卵から回復した個体が活発に餌を追う時期。ロックフィッシュ釣り・ブラクリ・探り釣りで好調が続きます。
テキサスリグやフリーリグでボトムをスローに探ります。ブラクリでテトラの隙間を攻めるのも有効です。
水温8-15℃が最適で、活性が上がります。岩礁帯・テトラ周り・藻場の根際が好ポイント。
水温上昇とともに5月以降はやや落ちる傾向。4月までがチャンス。
高水温(20℃超)を嫌って深場に移動。岸からは厳しく、積極的に狙う時期ではないです。【船釣り】北海道では夏場でも40cmオーバーがアベレージ。本州以南は深場狙いで何とか釣れる程度。【例外】北海道は夏でも水温が低いため通年狙えます。積丹半島など道央・道南が人気です。
水温低下とともに浅場へ戻り、シーズンが開始。ロックフィッシュ釣り・ブラクリ・探り釣りで大型の実績も増えます。産卵(10-12月)に向けて荒食いモードに入ります。【サイズ】50cm超のポン級(ビール瓶サイズ)が狙えます。オスは黄色の婚姻色に変わり、縄張り意識が強くなります。
【釣法】テキサスリグで岩礁帯の根周り・テトラの隙間を丁寧に攻めます。完全な昼型なので日中勝負。
産卵期(10-12月)を含むが、アイナメは寒流色が濃く冬でも活性が高いです。50cm超の大型を狙える特に良い時期。
水温8-15℃が最適です。【注意】オスは卵を守る習性があり、卵塊を守っている個体は釣りにくいです。
メスや未成熟個体が主なターゲット。【投げ釣り】カレイと並ぶ冬の投げ釣りターゲット。
ジェット天秤+1本バリで根掛かり対策。
北海道では「アブラコ」「ネウ」と呼ばれ、郷土料理としても親しまれる。積丹半島・噴火湾・道東など道内各地で大型実績多数。
夏場でも水温が低いため通年狙えるのが強み。完全な昼型で暗くなると途端に釣れなくなる。
ロックフィッシュゲームの本場として、テキサスリグ・フリーリグでボトムを攻める釣り方が主流。50-60cmの大型が現実的に狙える。
秋田・山形の日本海側でロックフィッシュゲームが盛ん。男鹿半島・酒田港・庄内の漁港周りが好ポイント。
秋-春(10-4月)がベストシーズンで、産卵絡みの良型(40cm超)が狙える。冬は北西風で荒天が多いが、凪のタイミングを狙えば大型チャンス。
テキサスリグやジグヘッドでボトムをスローに探る。地元では「シンジョ」とも呼ばれる。
宮城(女川・石巻・気仙沼)・岩手(大船渡・宮古・久慈)の三陸沿岸がロックフィッシュゲームのメッカ。リアス式海岸の複雑な岩礁帯に大型アイナメが潜む。
50cm超のポン級実績が多く、本州随一のフィールド。秋-春(10-4月)がベストで、特に産卵期前後は大型チャンス。
テキサスリグやフリーリグでボトムをじっくり攻める。東日本大震災後も徐々に魚影が回復。
能登半島・佐渡周辺の岩礁帯でアイナメが狙える。ただし東北・北海道に比べると個体数は少なく、専門に狙う釣り人は少ない。
冬(11-3月)がベストシーズンで、カサゴやソイなどの根魚五目狙いの外道として釣れることが多い。テキサスリグやブラクリで岩礁帯の隙間を攻める。
日本海側は冬の荒天が多いため、釣行タイミングの見極めが重要。
関東では個体数が少なく、北日本ほど専門に狙われることは少ない。それでも鹿島灘・外房の岩礁帯では冬から春(11-4月)に良型が狙える。
投げ釣りでカレイと並ぶ冬のターゲットとして、ジェット天秤+1本バリで根掛かり対策しながら狙う。ロックフィッシュゲームではテキサスリグでボトムを攻める。
40cmオーバーは稀だが、30cm級は現実的。
伊豆半島・駿河湾・伊勢湾・知多半島周辺はアイナメの分布域南限付近で、個体数は極めて少なく専門に狙う釣り人はほぼいない。冬(11-3月)に根魚五目狙いの外道として稀に釣れる程度。
カサゴ・メバルが主役で、アイナメは「釣れたらラッキー」という位置付け。本格的にアイナメを狙うなら東北・北海道への遠征を検討した方が効率的。
関西では「アブラメ」と呼ばれるが、個体数は少なく専門に狙う釣り人はほぼいない。若狭湾(舞鶴・小浜)の岩礁帯で冬にまれに釣れる程度。
大阪湾・瀬戸内海ではほぼ釣れない。瀬戸内海のアイナメは環境省レッドリストで絶滅の恐れのある地域個体群(LP)に指定されており、資源保護が課題。
本格的にアイナメを狙うなら東北・北海道への遠征を。
山陰(鳥取・島根)の日本海側岩礁帯でまれにアイナメが釣れるが、個体数は少なく専門に狙う釣り人は少ない。冬に根魚五目の外道として釣れることがある程度。
瀬戸内海(広島・岡山・山口)のアイナメは環境省レッドリストで絶滅の恐れのある地域個体群(LP)に指定されており、専門狙いは控え、釣れた場合はリリースを推奨。
下関・北九州の関門海峡周辺は分布南限付近で個体数は極めて少なく、カサゴ・メバルを狙う根魚五目の稀な外道程度。
四国周辺ではアイナメはほぼ釣れない。瀬戸内海側(香川・愛媛)のアイナメは環境省レッドリストで絶滅の恐れのある地域個体群(LP)に指定されており、資源保護が必要。
太平洋側(高知・徳島)も分布域の南限を超えており、個体数は極めて少ない。四国でアイナメを専門に狙うことは現実的ではなく、北日本への遠征を検討した方がよい。
代わりにカサゴ・ハタ類をロックフィッシュ釣りやブラクリで楽しもう。
九州・沖縄はアイナメの分布域外であり、狙うことは不可能。アイナメは北方系の魚で、分布の南限は九州北部〜瀬戸内海付近。
九州北部(福岡・長崎)でもほぼ釣れず、鹿児島以南や沖縄は完全に分布域外。アイナメを狙うなら東北・北海道への遠征が必須。
九州・沖縄ではカサゴ・ハタ類をロックフィッシュ釣りやブラクリで楽しもう。