カサゴの釣り方・タックル完全ガイド
根魚の代表格で、穴釣り・船釣り・ルアーで楽しめる海の定番ターゲット。関西では「ガシラ」、九州では「アラカブ」の名で親しまれ、料亭では「鯛の代わり」にも使われる高級魚。
動画でわかる:カサゴの釣り方
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ルアーの参考動画
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ルアーの参考動画
船カサゴ・根魚五目の参考動画
マイクロテンヤの参考動画
カサゴタックルで狙える他の魚
※ カサゴと同じタックル構成で狙える魚種です
カサゴの特徴・生態
釣り方
代表的な釣法は穴釣り(ブラクリ釣り)で、60cm〜1.2m前後の硬めの短竿にブラクリ仕掛け(2〜5号)をセットし、テトラや岩の隙間に落とし込んで狙います。「落とす→待つ→ちょっと動かす」の繰り返しが基本で、着底後20〜30秒待ってアタリがなければ次の穴へ移動します。カサゴはエサをくわえてすぐ穴に戻ろうとするため、アタリを感じたら即アワセが重要です。ルアーではテキサスリグやジグヘッドで底を丁寧に探ります。船釣りでは胴突き仕掛け(2〜3本バリ)で、オモリを感じながら軽く底を叩く「トントン釣法」が基本です。
生態と習性
北海道南部から台湾・フィリピンまで分布し、岩礁帯・テトラ・堤防の隙間など障害物のある場所に潜んで生活します。待ち伏せ型の捕食者で、小魚やエビ・カニ・ゴカイ類がエサです。縄張り意識が非常に強く、一度釣り上げると同じ穴に別の個体が入ってくるため、同じポイントで複数匹釣れることも珍しくありません。夜行性で、夜間の活性が高いです。卵胎生という珍しい繁殖形態を持ち、卵ではなく仔魚を産みます。出産期は1〜4月で、数千尾の仔魚を一度に産出します。
食文化など
見た目はゴツゴツしていますが、実は高級割烹でも使われる魚です。江戸時代には甲冑をきた武士に似た見た目から「端午の節句の祝い魚」として食されました。成長が遅く20cmになるまで5〜7年かかるため希少価値が高いです。旬は冬から春(12〜4月)で、煮付け・唐揚げ・味噌汁が定番。25cm以上なら刺身でプリプリの食感と繊細な甘みが楽しめます。九州の「アラカブの味噌汁」は郷土料理として有名です。
地方名
関西では「ガシラ」、九州北西部(長崎・熊本・鹿児島)では「アラカブ」、山陰(鳥取・島根)では「ボッカ」、瀬戸内海西部(広島・愛媛)や宮崎では「ホゴ」、徳島では「ガガネ」と呼ばれます。
カサゴのベストシーズン・釣れる時期
| おかっぱり | 船 | |
|---|---|---|
| 春 | ◎産卵後の回復期。水温上昇で活性復活、テトラ周りで好釣果 | ◎産卵明けも水深のある根周りで数・型安定。20-25cm多数 |
| 夏 | ○日中は深場移動。夜間のテトラ際・常夜灯周りで有効 | ○水温上昇で深場(20-40m)の岩礁帯で安定した釣果 |
| 秋 | ◎水温低下で浅場へ戻り活性アップ。穴釣りの好シーズン | ◎越冬前の荒食いで良型期待。25-30cmの数釣りも可能 |
| 冬 | ◎年間ベスト。産仔前の良型がテトラ際で好釣果 | ◎水深のある根周りに良型集結。型揃いで充実した釣果 |
適水温: 12〜22℃(15〜18℃が最適)
カサゴの季節別攻略ガイド
春(3〜5月)のカサゴ釣り★ベストシーズン
産卵から回復した個体が活発にエサを追う時期。穴釣りはブラクリ2-5号でテトラの隙間を落とす→待つ→動かすの繰り返し。
ロックフィッシュゲームはテキサスリグ5-10gでリフト&フォール。船は胴突き仕掛けで20-25cm級が数釣り可能です
夏(6〜8月)のカサゴ釣り
水温25℃以上で深場(10-30m)に移動。日中は厳しいが夕マズメ〜夜間は浅場でも狙えます。
穴釣りは夜間がベストで常夜灯周りのテトラ際が有効。ロックフィッシュゲームはグロー系ワームで。
船は深場の岩礁帯で安定した釣果が出ます
秋(9〜11月)のカサゴ釣り★ベストシーズン
水温低下で浅場へ戻り、荒食いする個体が増えます。穴釣りはテトラで25cm超の良型チャンス、ブラクリ2-5号で。
ロックフィッシュゲームは4インチクローワームで好調。船カサゴは根魚五目で25-30cmの型揃い。
日中も夜も狙える好シーズンです
冬(12〜2月)のカサゴ釣り★ベストシーズン
ベストシーズン。産卵期だが活性は高く、25-30cmの良型が期待できます。
穴釣りはブラクリ2-5号で「落とす→20秒待つ→動かす」、アタリは明確で即アワセ。ロックフィッシュゲームはテキサスリグ7-14gでスロー展開が有効。
船は胴突きのトントン釣法で型揃いです
カサゴ釣りの地域別ポイント・攻略法
北海道
北海道南部(函館〜室蘭)が分布北限。道南のテトラや岩礁帯で4-11月に狙える。冬は厳しく積雪で釣行困難。本州と同じくブラクリや胴突きで穴釣りできるが、クロソイ・エゾメバル・アイナメが主役の北海道では優先度低め。道外から遠征するなら本州以南の方がカサゴは濃い。
東北(日本海側)
秋田・山形の堤防やテトラで数釣り可能。11月と3-5月が好調で、冬は積雪と荒天で釣行困難。男鹿半島のテトラ帯、庄内の漁港周りが好ポイント。ブラクリやテキサスリグでクロソイ・メバルとの五目釣りが人気。夜釣りでサイズアップ狙い。
エリア詳細(3件)+−
東北(太平洋側)
宮城(女川・石巻)・岩手(大船渡・宮古)の岩礁帯でロックフィッシュゲームが盛ん。黒潮蛇行の影響で近年は魚影が増加傾向。テキサスリグやジグヘッドでのワーム釣りが主流。冬〜春(11-4月)がベストシーズンで、産卵絡みの良型(25-30cm)が狙える。東北太平洋側では女川〜三陸南部が主力で、北側は分布域の端に当たる。
エリア詳細(3件)+−
上越・北陸
日本海側の堤防・テトラで良型実績。11-4月がベストシーズン。能登半島の岩礁帯はロックフィッシュゲームの人気エリアで、テキサスリグやフリーリグで25cm超の良型が狙える。佐渡周辺も魚影濃い。穴釣り派は新潟港周辺のテトラが手軽。北陸では「ハチメ」とも呼ばれる。
エリア詳細(5件)+−
関東
東京湾・相模湾・外房でテトラの穴釣りが盛ん。ブラクリ仕掛け(2-5号)でテトラの隙間を「落とす→待つ→動かす」の繰り返しで攻める。同じ穴で複数匹釣れることも(カサゴの縄張り習性)。冬(11-3月)がベストシーズンで、産卵期の良型が狙える。船カサゴは根魚五目船で胴突き仕掛け、オモリ25号でトントン釣法が基本。
エリア詳細(10件)+−
東海
駿河湾・伊勢湾で穴釣り・船釣りとも盛ん。知多半島は名古屋から1時間のアクセスでファミリー人気。伊豆半島は岩礁帯が発達し良型実績多数。ブラクリ2-5号でテトラの隙間を攻め、同じ穴で複数匹釣れることも。船カサゴは胴突き仕掛け、オモリ20-30号でトントン釣法。11-4月の冬〜春がベストで、産卵期の良型が狙える。
エリア詳細(9件)+−
近畿
関西では「ガシラ」の名で親しまれ、「ガシ」はかさぶたを表す古い方言(体表の斑紋に由来)。大阪湾・播磨灘で穴釣り・船釣りとも盛ん。明石の「船ガシラ」は冬の風物詩で、胴突き仕掛けのトントン釣法で25-30cmの良型を数釣り。淡路島は潮通し良く良型実績多数。11-4月がベストシーズン。
エリア詳細(9件)+−
山陰・山陽
瀬戸内海から日本海まで広く分布し、地方名が多い。山陰(鳥取・島根)では「ボッカ」、瀬戸内海西部(広島・愛媛)では「ホゴ」と呼ばれる。広島・岡山のテトラ周りでは夜間のワーム釣りが効果的で、アコウ(キジハタ)との五目釣りが人気。山陰側は冬〜春(11-4月)がベストで、磯場の穴釣りで良型(25cm超)も狙える。
エリア詳細(3件)+−
四国
瀬戸内側・太平洋側ともに通年狙える恵まれた環境。瀬戸内海西部(愛媛)では「ホゴ」、徳島では「ガガネ」の名で親しまれる。高知の太平洋側は黒潮の影響で魚影濃く、良型(25-30cm)実績多数。春(3-5月)は産卵前の荒食い期で大型チャンス。瀬戸内側は穏やかな海況で数釣り向き。四国では瀬戸内西部と高知沿岸が主力で、一部は分布域の端に当たる。
エリア詳細(3件)+−
九州・沖縄
九州北西部(長崎・熊本・鹿児島)では「アラカブ」の名で古くから親しまれる。温暖な気候で一年中活性が高く、通年狙える。 テトラ・堤防での穴釣りが手軽で、ブラクリ2-3号で十分。夜釣りでサイズアップ。 沖縄は分布南限で魚影は薄め。長崎五島列島・平戸周辺は特に魚影濃く、遠征先としておすすめ。
エリア詳細(6件)+−
カサゴの釣り方・おすすめタックル
カサゴの穴釣り・ブラクリ
テトラや岩の隙間にブラクリ仕掛けを落とし込んで狙う、根魚釣りの王道。手軽なタックルで始められ、数釣りが楽しめる初心者にもおすすめの釣法。
関連動画
ブラクリ仕掛け(穴釣り用)の仕掛け図
おすすめロッド
1-1.5m / ML-M
選ぶ理由
テトラの隙間で操作するため、1m前後の短い竿が必須です。
先調子(7:3〜8:2)でアタリを取りやすく、根から引き離すパワーを備えた穴釣り専用竿が向いています。長い竿では穴に入れられません。
おすすめリール
1000-2000番相当
選ぶ理由
小型軽量で取り回し良好。ハイギア(ギア比6.0以上)推奨で、カサゴが根に潜る前に素早く巻き上げる。
ベイトリールは真下に落としやすくテトラ穴釣りに適切です。スピニングリールなら1000番クラスでドラグはやや締め気味に設定します。
おすすめライン
3-4号
選ぶ理由
根ズレに強いフロロカーボンが向いています。3号(強度約5kg)で20cm級、4号で良型にも対応します。
PEは根ズレに弱く穴釣りには不向き。ナイロンも可だがフロロの方が感度・強度で優れています。
仕掛け
選ぶ理由
オモリと針が一体化したブラクリ仕掛けは、テトラの隙間で引っかかりにくい構造が特徴。
ソロバン型は角があるため転がりにくく根掛かり回避に優れ、丸型は自重で穴の奥に入りやすい。道糸直結でシンプルなのもメリットです
ベストシーズン
通年(冬から春がベスト)
おすすめ時間帯
朝夕のマズメ時、夜間(夜行性のため夜が有利)
おすすめポイント
テトラの穴、岩の隙間、ケーソンの継ぎ目、堤防基礎周り
釣り方のコツ
ポイントの探し方
テトラや消波ブロックの隙間、岩と岩の間、堤防の基礎周りなど、カサゴが潜んでいそうな「穴」を見つけます。水深が1m以上あり、奥まで仕掛けが落とせる穴が好ポイントです。
干潮時の方が穴の奥まで攻められます。同じ穴で複数匹釣れることもあるが、反応がなければ次の穴へ移動して広く探ります。
仕掛けの落とし方
ブラクリ仕掛けにエサを付け、穴に静かに落とし込みます。着底したら糸ふけを取り、底でアタリを待ちます。
反応がなければ少し持ち上げて再度落とす、リフト&フォールで誘いをかけます。穴の奥で引っかかったら、軽く煽って外します。
アタリと取り込み
カサゴは餌を見つけると即座にバイトしてきます。「コツコツ」という前アタリの後、「グッ」と引き込むアタリが出たら即アワセします。
根に潜られると取り込めなくなるため、アワセたら一気に巻き上げて穴から引き離します。根掛かりと魚信を見分けるコツは、根掛かりは動かないが魚は引っ張り返してくる点です。
エサの付け方
青イソメは1匹掛けで頭側からハリを刺す(タラシ1-1.5cm)。サバの切り身は1cm幅の短冊切りにしてチョン掛けにします。
オキアミは尾を取って腹側からハリを入れます。エサは大きめにつけた方が大型が食ってくる傾向があります。
渋い時の対応
同じ穴に粘らず、20-30秒でアタリがなければ次の穴へ移動です。カサゴは縄張り意識が強いが、穴にいなければ待っても無駄です。
エサを活きエビ(シラサエビ等)に変更すると食いが立つこともあります。仕掛けを軽量化(ブラクリ3号→軽めのジグヘッド1.5-3g)してフォールスピードを遅くし、食わせの間を作ります。
旨味調味料をエサに振りかけると効果的との報告もあります。
注意事項
カサゴのヒレには弱毒があり、刺されると痛むためフィッシュグリップやタオルで掴んでください。根に潜られないようアタリを感じたら即アワセで素早く引き上げることが重要です。
同じ穴で複数匹釣れることがあるのはカサゴの縄張り習性で入れ替わりが起きるためです。テトラでの釣りは足場に注意が必要で、スパイクブーツや滑りにくい靴を着用します。
カサゴのルアー
ワームやメタルジグで根魚を狙うルアーフィッシング。テキサスリグやジグヘッドで底を丁寧に探り、カサゴの強い引きを楽しむゲーム性の高い釣り。
関連動画
この釣法の仕掛け図
おすすめロッド
7-8ft / ML-M
選ぶ理由
先調子(7:3〜8:2)で着底時の微細なアタリを明確に感知し、強いバットパワーで根から引き剥がす。
カサゴは掛かると同時に根に潜ろうとするため、即座に浮かせるパワーが必須です。高弾性カーボンで着底感度も確保です。
おすすめリール
2500番
選ぶ理由
PE0.8-1.2号を100m以上巻ける2500番が標準。ハイギア(ギア比6.0以上)で根に潜られる前に素早く巻き上げることが重要です。
スピニングリールが操作性・汎用性で主流。上級者やテトラ穴打ちではベイトリールも選択肢です。
おすすめライン
PE0.8-1.2号、リーダー12-16lb
選ぶ理由
PEラインは感度が高くボトムの地形変化や微細なアタリを感じやすいです。
ただしPEは根ズレに弱いため、フロロカーボンリーダー12-16lb(3-4号相当)を1m以上必ず接続。リーダーが短いと根ズレでラインブレイクします。
リーダー
3-4号 12-16lb (1-1.5m)
選ぶ理由
PEラインは根ズレに弱いため、フロロカーボンリーダーは必須です。
仕掛け
選ぶ理由
テキサスリグはバレットシンカーのスリ抜け性能で根掛かり回避に優れ、テトラや岩礁帯攻略の第一選択。ジグヘッドはシンプルで操作しやすく、縦の誘いに最適。
根の状況に応じてリグを使い分けるのが釣果の鍵です
ベストシーズン
通年(冬から春がベスト)
おすすめ時間帯
朝夕のマズメ時、夜間
おすすめポイント
テトラ周り、岩礁帯、根周り、堤防の基礎、海藻帯
釣り方のコツ
リグの使い分け
テキサスリグは根掛かり回避性能が高く、テトラや岩の隙間を攻めるのに最適です。フリーリグはフォール時にワームがフリーになり、ナチュラルなアクションで誘えます。
ジグヘッドリグはシンプルで操作しやすく、初心者にもおすすめです。ポイントの根掛かり度合いでリグを使い分けます。
アクションの基本
キャスト後、ボトムまでフォールさせてからリフト&フォールで誘います。ロッドを軽く煽って30-50cmリフトし、テンションを抜いてフォールです。
この繰り返しで底付近を丁寧に探ります。ズル引きも有効で、底をゆっくり引きずりながら根の際を攻めます。
バイトの取り方
カサゴは待ち伏せ型で、ワームが目の前に来ると一気にバイトします。「コン!
」という明確なアタリが出たら、ひと呼吸置いてしっかりフッキングです。早アワセはすっぽ抜けの原因です。
フッキング後は根に潜られないよう、ロッドを立てて一気に引き離します。
ワームの選び方
シャッドテールワームは尾の振動でアピールします。クローワームは甲殻類を模したシルエットでカサゴの好物を演出します。
グラブは汎用性が高いです。3インチ前後が標準サイズです。
カラーはナチュラル系(グリパン・ウォーターメロン)が定番です。
渋い時の対応
ワームサイズを1サイズ下げる(4インチ→2-3インチ)。フレーバー付きワームで食い込み時間を稼ぎます。
シンカーを軽くし(14g→7g)フォールスピードを遅くして漂わせます。ボトムバンプ(底を小突く)がカサゴに有効で、砂煙を立てて甲殻類を演出します。
誘いのストロークを小さく・細かくします。夜行性のため夕方以降に時間をずらすのも有効です。
注意事項
カサゴのヒレには弱毒があり刺されると痛むためフィッシュグリップは必須です。根に潜られないようアタリを感じたら即巻き合わせで根から引き剥がすことが重要です。
ジグヘッドやシンカーは根掛かりロストを想定して多めに用意しておきます。夜釣りが有効だがヘッドライトで足元を照らすと魚が警戒する場合があるため注意が必要です。
このルアータックルで狙える魚:
カサゴの船カサゴ・根魚五目
乗合船で沖の岩礁帯を攻め、良型カサゴの数釣りを楽しむ。胴突き仕掛けで底を探り、25-30cm級が揃うことも。メバル・アイナメとの五目釣りも魅力。
関連動画
船カサゴ胴突き仕掛けの仕掛け図
おすすめロッド
1.8-2.1m / 7:3調子 オモリ負荷20-30号
選ぶ理由
岩礁帯での根掛かり回避とカサゴの引きを楽しむ先調子(6:4〜7:3)が必要です。穂先でアタリを明確に取り、胴〜バットのパワーで根から引き離す。
オモリ負荷20-30号対応、長さ1.8-2.1mの船カサゴ専用竿または根魚用ロッドが向いています。
おすすめリール
100-200番
選ぶ理由
手巻きで底を感じながら釣るのが基本です。ハイギア(ギア比6.0以上)でカサゴが根に潜る前に素早く巻き上げる。
PE1-2号を100m以上巻ける100-200番クラスのベイトリールが標準。水深30m前後の船カサゴでは電動リール不要です。
おすすめライン
PE1-2号
選ぶ理由
底が分かりやすく感度の良いPEラインが必須です。1号で十分な強度があり潮切れも良いです。
根掛かりの多いポイントでは2号が安心。リーダーはフロロ4-5号を1.5m程度接続し、根ズレ対策を万全にします。
リーダー
4-5号 16-20lb (1.5-2m)
選ぶ理由
PE1-2号ラインの根ズレ対策に必須です。
仕掛け
選ぶ理由
胴突き仕掛けは2-3本針で効率的に探れ、枝スの長さ(20-30cm)でエサが自然に漂う。オモリ20-30号は水深30m前後の船カサゴ標準。
幹糸3号と枝ス2号の号数差で絡みを防止し、根掛かり時は枝スから切れる設計です
ベストシーズン
冬から春(11-4月)がベスト
おすすめ時間帯
日中(船の出船時間に準ずる)
おすすめポイント
沖の岩礁帯、沈み根周り、漁礁
釣り方のコツ
誘い方
「トントン釣法」とよく言われますが、竿先を小刻みに叩いても警戒されるだけ。仕掛けを着底させたらまず15秒ほど待ち、そこからスーッと優しく聞き上げて再び落とす。
15〜20秒待つサイクルの繰り返しです。カサゴは上から落ちてくるエサをパクつく魚なので、フォールで喰わせるイメージが大事。
激しい誘いは逆効果で、ゆったりした動きで十分です。根掛かりが少ないエリアならベタ底のゼロテンションでも釣れます。
アタリと取り込み
「コツコツ」という前アタリの後、竿先がグッと入り込むのが本アタリ。しっかり竿を立てて合わせてください。
カサゴは口が硬いのでフッキングは確実に。ただし一度掛かればバレにくい魚です。
根に潜られないようテンションを保ちながら一定ペースで巻き上げます。
注意事項
カサゴのヒレには弱毒があり、刺されると痛みます。船上でもフィッシュグリップを使ってください。
根掛かりが多いエリアでは仕掛けの予備を多めに。小型カサゴは浮袋が膨らんでリリースが難しくなるので、小さいとわかったらゆっくり巻き上げてリリースの可能性を高めてあげてください。
カサゴのマイクロテンヤ
ジグヘッドにエサをセットして狙う、エサ釣りとルアーのハイブリッド釣法。ライトタックルで手軽に楽しめ、エサの集魚力とルアーのゲーム性を両立。
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マイクロテンヤ仕掛けの仕掛け図
おすすめロッド
6-7.6ft / UL-L
選ぶ理由
先調子のソリッドティップでテンヤの繊細なアタリを高感度で感知。穂先が追従してバラシを軽減し、バットパワーで根から引き剥がす。
UL-Lパワーで1-3gのテンヤを自然に操作できる専用ロッドが向いています。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
堤防・漁港内での近距離戦に向く。1-3gの軽量テンヤを繊細に操作し、足元のテトラ際や堤防基礎を丁寧に探れる
おすすめリール
1000-2000番
選ぶ理由
軽量リグ(1-3g)を扱うため、自重200g以下の軽くて巻き心地の良い小型スピニングリールが向いています。
ハイギア(ギア比6.0以上)だと誘いのテンポが上がり、カサゴが根に潜る前に巻き上げられます。
おすすめライン
PE0.3-0.6号、エステル0.3-0.4号、フロロ0.5-0.8号
選ぶ理由
感度重視ならPE0.3-0.6号かエステル0.3-0.4号、根ズレが多いポイントではフロロ0.5-0.8号の直結を選びます。
いずれも細糸で繊細なアタリを感じ取ります。PEの場合はフロロリーダー1-1.5号を50cm以上接続必須です。
リーダー
1-1.5号 4-6lb (0.5-1m)
選ぶ理由
PE0.3-0.6号ラインのPE弱点である根ズレ対策に必須です。
仕掛け
選ぶ理由
マイクロテンヤ(3-7g)はジグヘッドとテンヤの中間的存在。針とオモリが一体化しており、エサを自然にフォールさせながら誘える。
軽量でライトタックルとの相性が良く、根掛かり時のロスト対策で予備は10個以上必須です
ベストシーズン
通年(秋から春がベスト)
おすすめ時間帯
朝夕のマズメ時、夜間
おすすめポイント
堤防際、テトラ周り、根周り、海藻帯
釣り方のコツ
マイクロテンヤとは
ジグヘッドのように使える小型テンヤにエサをセットする釣法です。アジングやメバリング用のライトタックルで楽しめ、エサの匂いと動きで集魚し、ルアーのようにアクションを付けて誘います。
ワームより喰い込みが良いのが特徴です。
エサのセット
モエビやシラサエビは尾から針を刺し、エビが自然に動くようにセットです。青イソメは頭側から通し刺し、タラシは2-3cm程度にします。
オキアミは尾を取って腹側から刺します。エサが曲がっていると不自然な動きになるので真っすぐセットすることが大切です。
アクションの付け方
キャスト後、ボトムまでフォールさせます。着底したらロッドを軽く煽ってリフト、そのままテンションを抜いてフォールです。
これを繰り返す「リフト&フォール」が基本です。「ただ巻き」も有効で、底付近をゆっくり巻いてきます。
「ズル引き」で底を引きずるのも根魚には効果的です。
釣果を伸ばすコツ
活きエビを使う場合は、エビが弱らないよう水温管理が重要です。アタリがあってもすぐに合わせず、しっかり喰い込ませてからフッキングです。
カサゴは口が硬いので、フッキングは強めにします。夜間は常夜灯周りが好ポイントです。
注意事項
カサゴのヒレには弱毒があり刺されると痛むためフィッシュグリップの使用を推奨します。テンヤは根掛かりロストが多いため予備を多めに用意しておくこと(10個以上が目安)。
エサ(虫エサ・エビ)は鮮度が命なのでクーラーで保冷して持参します。着底後は「リフト&フォール」で誘い、フォール中のアタリに注意してください。
