東京湾など沖合で船からアナゴを狙う江戸前スタイルです。短い専用竿を2本使い、底を小突いて誘う「小突き釣り」が特徴です。夕方〜夜の出船で数釣りが楽しめます。
東京湾の小突きは1.2mの専用短竿が基本です。船下でオモリを小さく刻み、柔らかい穂先で前アタリを見ながら、穂持ちでオモリを背負って本アタリまで待てる調子を選びます。
100〜200番の手巻き両軸が扱いやすいです。浅場で底を取り直し、アタリが出たら糸ふけを作らず巻き合わせます。水深カウンターは不要なので、夜でも迷わないクラッチとハンドルを優先します。
PE0.8〜1.5号を目安に、船宿指定があれば必ずそちらへ合わせます。船下の小突きでは細すぎると夜のオマツリ処理が難しく、太すぎると潮を受けて底の感触がぼやけます。
東京湾の夜アナゴは、釣鐘オモリで底を小さく叩く小突きが基本です。短いハリス1〜2本針でエサを底付近に置き、オモリ号数は船宿指定に合わせます。天秤式や遊動式を使う船もあるため、仕掛け形状は出船前に確認します。青イソメは縫い刺しや房掛けで、動きと匂いを出します。
サンマやサバの切り身は匂いを足したい時のオプションで、標準を切り身先行にしません。エサがぬめりでずれたら早めに付け直します。
船アナゴの小突きは、東京湾らしい夜の船釣りです。オモリで底を小さく叩き、音とエサの揺れでアナゴを寄せます。エサを底から離しすぎないことが大切です。短い時合いに連発することが多いので、仕掛け交換とエサ付けを速くします。
竿先を大きく振らず、ハリス分だけ小さく上下させます。オモリを跳ね上げるより、底をトントン刻む動きでエサを見せます。反応が出たら同じリズムを続けます。
船下で触らない時は、10〜20mほど軽く投げて斜めに探ります。潮下へ仕掛けを入れ、底を取り直しながら戻します。短竿2本で釣る時は、片方を止め、片方を小突くとアタリが分かりやすくなります。隣と角度が重なる時は投げずに船下へ戻します。
前アタリはモゾモゾ、フワフワと出ます。すぐ合わせず、穂先を少し送って本アタリを待ちます。重く引き込んだら合わせ、巻き始めた後は糸を緩めません。
反応がない時に見直すのは、小突き幅・止め時間・投げる距離です。動かしすぎるとエサが浮き、止めすぎると見つけてもらえません。触ったリズムを覚え、次の投入で同じ幅と止めを再現します。釣れた後はヌメリで仕掛けが乱れるため、針先とハリスを見直します。