おとりアユを使ってアユの縄張り意識を利用して掛ける日本独自の釣法。
友釣りはアユ竿8-9m(早瀬〜急瀬)一択。柔軟なティップがおとりアユの自然な泳ぎを妨げず、竿全体のしなりで野アユの体当たりを吸収してバレを防ぎます。硬すぎる竿は掛かったアユが暴れてバレる原因となるため、調子選びが重要です。水中糸(複合メタル 0.05-0.07号)との組み合わせで感度を最大化します。
友釣りではナイロン・複合メタル 0.15-0.25号を基準に、感度・耐摩耗・飛距離のバランスを取ります。ラインが太すぎると食い込みが落ち、細すぎると根ズレや高切れが増えるため、反応が落ちた場面では号数を一段下げ、負荷が高い場面では一段上げる運用で安定させます。
ハナカン仕掛け
友釣りの仕掛けは接続順序と長さ管理が釣果の再現性を左右する。現場では交換しやすい構成を採用し、流れや水深に合わせてオモリ・枝長を段階調整できる状態を維持すると失敗が減るです 友釣りではおとりアユのサイズと元気さが釣果の鍵。活きが良いおとりを使い、縄張りアユに対して正対させることで掛かりやすくなります
おとりアユにハナカン(6mm)を鼻に通し、逆バリを背びれ付近に刺してイカリ針(7-7.5号)を曳かせます。川底の石についたコケを食べて縄張りを持つ野アユは、侵入したおとりに体当たりしてきた瞬間にイカリ針で掛かります。掛かった瞬間は竿を立てて引き抜き、流れと反対方向に取り込みます。友釣りでは、足場安全の確保と周囲との距離管理を優先し、無理な取り込みや過負荷キャストを避けます。ライン傷・結束・針先をこまめに確認し、反応が落ちたら号数・誘い幅・回収速度を一段ずつ調整します。
縄張りアユが集まりやすいのはコケ(珪藻)が豊富についた「黒い石」のある瀬です。水深20-50cmの平瀬〜早瀬で石の表面が黒光りしている場所が最良です。午前中は日当たりの良い浅い瀬、午後は水温が上がる深めのトロ場に移動する傾向があります。おとりを目視で確認しながら泳がせ方向を調整するのがコツです。
上飛ばし(竿先を上流に向けておとりを流す)と下飛ばし(竿を傾けて自然に流す)を使い分けます。おとりの弱りを感じたらすぐに新しいおとりに交換します。食い渋り時は水中糸をより細いもの(0.04号)に落とし、仕掛けを軽くしておとりの動きを自然にする工夫が有効です。