磯から石鯛専用タックルで底物を狙う磯釣りの最高峰。遠投天秤式ぶっこみ仕掛けにウニ・サザエなどの甲殻類エサを装着し、岩礁帯の根際に仕掛けを投入して竿掛けにセットしアタリを待つ伝統釣法です。
石鯛専用竿5.0mはイシダイ釣りのために設計された特殊なロッドで、穂先は繊維質の柔軟素材でイシダイの前アタリを竿先の揺れで明確に伝達し、バットセクションは根に潜ろうとするイシダイの突進を力で止める圧倒的な剛性を持つ。Hパワーは30〜50号オモリを100m近く遠投できる反発力があり、同じ竿でイシガキダイやコブダイの磯底物釣りにも流用可能な汎用性を備えています
石鯛専用の大型両軸リールはナイロン18〜24号を200m以上巻ける大容量スプールと最大ドラグ力10kg以上のパワフルなドラグシステムを備えています。ローギア(ギア比3.5〜4.5)は巻き取りトルクが極めて大きく根に張り付こうとするイシダイをウインチのように力で引き剥がせます。
ナイロン18号は磯石鯛釣りの標準で岩礁帯での耐摩耗性とイシダイの強烈な引きに耐える直線強力を兼ね備えています。PEラインは感度では勝るが岩礁帯での根ズレに弱くナイロンの耐摩耗性と伸びによるショック吸収能力が磯石鯛には圧倒的に有利です。同ラインでイシガキダイや大型底物の磯釣りにも流用できる汎用性があります
ワイヤーハリス38〜36番と石鯛針14〜16号は歯が鋭い石鯛のパワーに耐え、捨てオモリ式で根掛かり時もオモリだけが切れて高価なワイヤー仕掛けを守ります ウニ・サザエ・ヤドカリ・トコブシ・赤貝・ジンガサなど殻付きのエサは石鯛が嘴状の歯で砕いて食べる習性に合致し、TSURI HACK 1995のイワガニ(磯ガニ)も実績エサです
遠投天秤式ぶっこみ仕掛けにガンガゼ(ウニ)やサザエを装着し、50号オモリで70〜100m先のポイントに遠投します。着底後は竿掛けにセットし穂先の動きでアタリを注視する「待ちの釣り」が基本です。イシダイの前アタリ(エサを咥えて口の中で転がす微細な動き)が穂先に伝わったら早アワセはせず、本アタリ(竿先が大きく引き込まれる)を待ってから合わせます。合わせた瞬間にイシダイは根に向かって一直線に潜ろうとするため、竿の弾力とリールのドラグを駆使して根から引き離す力勝負となります。波の高い日や風の強い日は無理な釣行を避けます。竿掛けの設置は安定した岩場を選び、大型がヒットした際の竿の飛び出し防止に尻手ロープを必ず装着します。エサのウニの棘は刺さると折れて抜けにくいため手袋を着用して取り扱います。
仕掛けの投入位置は根の際が最重要で、海底の地形を把握することが釣果を大きく左右します。渡船の船長から根の位置や潮流の情報を得ることが最も信頼性が高いです。投入後は仕掛けが流されないようオモリの重さを調整し、根の際に仕掛けを留めます。同じポイントに繰り返しエサを投入することで「エサ場」を作り、イシダイを寄せる戦術が有効です。
渋い時はエサのローテーションが最重要です。ガンガゼ(ウニ)→サザエ→ヤドカリ→トコブシの順に変更し、反応のあるエサを見極めます。同じエサでも付け方を変える(ウニの丸掛けから半割りに変更して匂いの拡散を増やす等)ことで状況が好転する場合があります。投入ポイントを変えて根の際や溝を探ることも重要です。