FISH GUIDE
根魚の代表格で、穴釣り・船釣り・ルアーで楽しめる海の定番ターゲット。関西では「ガシラ」、九州では「アラカブ」の名で親しまれ、料亭では「鯛の代わり」にも使われる高級魚。
| おかっぱり | 船 | |
|---|---|---|
| 春 | ◎産卵後の回復期。水温上昇で活性復活、テトラ周りで好釣果 | ◎産卵明けも水深のある根周りで数・型安定。20-25cm多数 |
| 夏 | ○日中は深場移動。夜間のテトラ際・常夜灯周りで有効 | ○水温上昇で深場(20-40m)の岩礁帯で安定した釣果 |
| 秋 | ◎水温低下で浅場へ戻り活性アップ。穴釣りの好シーズン | ◎越冬前の荒食いで良型期待。25-30cmの数釣りも可能 |
| 冬 | ◎年間ベスト。産仔前の良型がテトラ際で好釣果 | ◎水深のある根周りに良型集結。型揃いで充実した釣果 |
適水温: 12〜22℃(15〜18℃が最適)
産卵から回復した個体が活発にエサを追う時期。穴釣りはブラクリ2-5号でテトラの隙間を落とす→待つ→動かすの繰り返し。
ロックフィッシュゲームはテキサスリグ5-10gでリフト&フォール。船は胴突き仕掛けで20-25cm級が数釣り可能です
水温25℃以上で深場(10-30m)に移動。日中は厳しいが夕マズメ〜夜間は浅場でも狙えます。
穴釣りは夜間がベストで常夜灯周りのテトラ際が有効。ロックフィッシュゲームはグロー系ワームで。
船は深場の岩礁帯で安定した釣果が出ます
水温低下で浅場へ戻り、荒食いする個体が増えます。穴釣りはテトラで25cm超の良型チャンス、ブラクリ2-5号で。
ロックフィッシュゲームは4インチクローワームで好調。船カサゴは根魚五目で25-30cmの型揃い。
日中も夜も狙える好シーズンです
ベストシーズン。産卵期だが活性は高く、25-30cmの良型が期待できます。
穴釣りはブラクリ2-5号で「落とす→20秒待つ→動かす」、アタリは明確で即アワセ。ロックフィッシュゲームはテキサスリグ7-14gでスロー展開が有効。
船は胴突きのトントン釣法で型揃いです
北海道南部(函館〜室蘭)が分布北限。道南のテトラや岩礁帯で4-11月に狙える。冬は厳しく積雪で釣行困難。本州と同じくブラクリや胴突きで穴釣りできるが、クロソイ・エゾメバル・アイナメが主役の北海道では優先度低め。道外から遠征するなら本州以南の方がカサゴは濃い。
秋田・山形の堤防やテトラで数釣り可能。11月と3-5月が好調で、冬は積雪と荒天で釣行困難。男鹿半島のテトラ帯、庄内の漁港周りが好ポイント。ブラクリやテキサスリグでクロソイ・メバルとの五目釣りが人気。夜釣りでサイズアップ狙い。
宮城(女川・石巻)・岩手(大船渡・宮古)の岩礁帯でロックフィッシュゲームが盛ん。黒潮蛇行の影響で近年は魚影が増加傾向。テキサスリグやジグヘッドでのワーム釣りが主流。冬〜春(11-4月)がベストシーズンで、産卵絡みの良型(25-30cm)が狙える。東北太平洋側では女川〜三陸南部が主力で、北側は分布域の端に当たる。
日本海側の堤防・テトラで良型実績。11-4月がベストシーズン。能登半島の岩礁帯はロックフィッシュゲームの人気エリアで、テキサスリグやフリーリグで25cm超の良型が狙える。佐渡周辺も魚影濃い。穴釣り派は新潟港周辺のテトラが手軽。北陸では「ハチメ」とも呼ばれる。
東京湾・相模湾・外房でテトラの穴釣りが盛ん。ブラクリ仕掛け(2-5号)でテトラの隙間を「落とす→待つ→動かす」の繰り返しで攻める。同じ穴で複数匹釣れることも(カサゴの縄張り習性)。冬(11-3月)がベストシーズンで、産卵期の良型が狙える。船カサゴは根魚五目船で胴突き仕掛け、オモリ25号でトントン釣法が基本。
駿河湾・伊勢湾で穴釣り・船釣りとも盛ん。知多半島は名古屋から1時間のアクセスでファミリー人気。伊豆半島は岩礁帯が発達し良型実績多数。ブラクリ2-5号でテトラの隙間を攻め、同じ穴で複数匹釣れることも。船カサゴは胴突き仕掛け、オモリ20-30号でトントン釣法。11-4月の冬〜春がベストで、産卵期の良型が狙える。
関西では「ガシラ」の名で親しまれ、「ガシ」はかさぶたを表す古い方言(体表の斑紋に由来)。大阪湾・播磨灘で穴釣り・船釣りとも盛ん。明石の「船ガシラ」は冬の風物詩で、胴突き仕掛けのトントン釣法で25-30cmの良型を数釣り。淡路島は潮通し良く良型実績多数。11-4月がベストシーズン。
瀬戸内海から日本海まで広く分布し、地方名が多い。山陰(鳥取・島根)では「ボッカ」、瀬戸内海西部(広島・愛媛)では「ホゴ」と呼ばれる。広島・岡山のテトラ周りでは夜間のワーム釣りが効果的で、アコウ(キジハタ)との五目釣りが人気。山陰側は冬〜春(11-4月)がベストで、磯場の穴釣りで良型(25cm超)も狙える。
瀬戸内側・太平洋側ともに通年狙える恵まれた環境。瀬戸内海西部(愛媛)では「ホゴ」、徳島では「ガガネ」の名で親しまれる。高知の太平洋側は黒潮の影響で魚影濃く、良型(25-30cm)実績多数。春(3-5月)は産卵前の荒食い期で大型チャンス。瀬戸内側は穏やかな海況で数釣り向き。四国では瀬戸内西部と高知沿岸が主力で、一部は分布域の端に当たる。
九州北西部(長崎・熊本・鹿児島)では「アラカブ」の名で古くから親しまれる。温暖な気候で一年中活性が高く、通年狙える。 テトラ・堤防での穴釣りが手軽で、ブラクリ2-3号で十分。夜釣りでサイズアップ。 沖縄は分布南限で魚影は薄め。長崎五島列島・平戸周辺は特に魚影濃く、遠征先としておすすめ。