FISH GUIDE
おちょぼ口で器用にエサをついばむ「エサ取り名人」として知られ、繊細なアタリを捉える船釣りはテクニカルな釣りの代表格。秋〜冬に肝が肥大する「肝パン」は肝和え刺身やしゃぶしゃぶで絶品。
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仕掛けや手順の細部は、それぞれの釣り方ページで確認できます。
| おかっぱり | 船 | |
|---|---|---|
| 春 | ×堤防カワハギのシーズン開幕。水温上昇とともに浅場に接岸。胴突き仕掛けで狙う | ×3月は船カワハギ閑散期。4-5月から徐々に回復。産卵前の良型がまじる時期 |
| 夏 | △堤防カワハギの好期。浅場に群れが接岸し数釣りのチャンス。朝夕マズメが狙い目 | △船カワハギ本格シーズン到来。8/1解禁の地域も。肝は小さいが数釣りが楽しめる |
| 秋 | △堤防カワハギの最盛期。肝パン個体も。胴突き3本針で数・型ともに期待できる | ◎船カワハギベストシーズン。肝パンの良型が狙える。大会も多く開催される激戦期 |
| 冬 | ×堤防カワハギはシーズン終盤。深場へ移動しアタリ減。防寒対策を万全に | ○船カワハギ終盤。水温低下で深場へ移動。肝は最高だが魚影薄めでテクニカルな釣り |
適水温: 20〜25℃
カワハギの産卵期(5-8月)に向かう時期で、活性が低下しています。船宿も多くがカワハギ船を出していません。 この時期は他のターゲット(マダイ、アジなど)を狙うのが賢明。夏の8月1日解禁を待とう。
5-7月は産卵期で釣りには不向き。多くの船宿が出船を控える。
8月1日に剣崎沖など主要ポイントが解禁となり、徐々に活性が回復。解禁直後は数は出るが型は小さめ。
胴突き仕掛け(3本針)、オモリ25-30号で攻める。肝はまだ小さい時期。
年間を通じて最も狙いやすい季節。9月から本格シーズン開始。10-11月は数・型ともに最高で、肝も大きくなり始める。各地で大会も開催。岸からは胴付き仕掛けで狙えるが、船ほどの釣果は難しいです。
11-1月は「肝パン」シーズン。数は秋より減るが、肝が最も充実する時期。
低活性のため「乗せの釣り」が有効です。胴突き仕掛けで底を丁寧に攻め、ゼロテンションで居食いを待つ。
1月後半から活性低下し、2月はかなり厳しい。水温低下で30m以深の深場に落ちるため、オモリ30号前後で対応。
北海道は道南限定で分布の北限。魚影は非常に薄く、専門に狙う船宿もほぼ存在しない。 カワハギ目的での北海道遠征は非効率。本州以南(東京湾・相模湾・駿河湾)で狙うのが賢明。 同時期は北海道ならではの根魚(ソイ・アイナメ)が好ターゲットとなる。
分布域の北限に近く、秋田・山形沿岸で秋に散発的な釣果がある。安定して狙える船宿は少なく、専門に狙うには魚影が薄い。 関東以南への遠征が効率的。日本海側は冬の時化で釣行困難な日も多く、秋の短期間がチャンス。
分布域の北限に近く、仙台湾・相馬周辺で秋(9-11月)に船カワハギの実績がある。胴突き仕掛けの3本針で狙う。 専門の出船は限られるが、秋の好条件なら数釣りも可能。仙台港・塩釜港から出船する船宿が出している。
日本海側では船カワハギを専門に狙えない。専門の船宿は稀で、新潟・能登半島周辺で秋(9-11月)に散発的な釣果がある程度。五目釣りのゲストとして釣れることがある。 カワハギ目的なら関東・東海への遠征が効率的。
東京湾(剣崎沖・竹岡沖)、相模湾(茅ヶ崎沖・平塚沖)が船カワハギの聖地。8月1日の解禁日から賑わう。 秋〜冬がハイシーズンで、9-11月は数・型・肝ともに充実。専用タックルで胴突き仕掛け(3本針)、オモリ25-30号。 大会も多数開催され、テクニカルな「掛けの釣り」「乗せの釣り」を競う。関東圏からアクセス抜群で船宿も充実。
西伊豆・沼津沖で秋〜冬(9-1月)に船カワハギが盛ん。東京湾より若干シーズンが長い傾向がある。 胴突き仕掛け(3本針)、オモリ25-30号で根周りを攻める。伊豆半島は岩礁帯が発達し良型の実績も。 駿河湾の透明度の高い海で釣りを満喫できる。東京湾が混雑する時期の有力な代替先。
明石・鳴門周辺で秋(9-11月)がメインシーズン。関東ほど船カワハギ文化は浸透していない。 胴突き仕掛けで根周りを探る釣りが中心。明石周辺は潮通しが良く良型も期待できる。 関西からアクセスしやすいが、本格的に船カワハギを極めるなら関東への遠征も検討価値あり。
瀬戸内海(広島・岡山沿岸)で秋(9-11月)に船カワハギが狙える。穏やかな内海で釣りやすい環境。 胴突き仕掛けで根周りを探る。広島・倉敷・尾道から出船する船宿がある。 山陰(日本海側)は分布域外で魚影が薄く、専門に狙うには不向き。
高知・愛媛沿岸で秋(9-11月)に船カワハギの実績あり。瀬戸内側は鳴門周辺が人気ポイント。 胴突き仕掛けで根周りを攻める。鳴門は潮通しが良く良型も期待できる。 太平洋側(高知)は黒潮の影響で魚影があり、徳島・高松周辺からの出船でも狙えるが、四国内では鳴門と土佐が主力で、瀬戸内側の一部は分布域の端として釣り場差が出やすい。
玄界灘・有明海などで秋〜冬(9-1月)に船カワハギが狙える。温暖な気候でシーズンが長い傾向。 胴突き仕掛けで根周りを探る。福岡・北九州から出船する船宿がある。 近年人気が上昇しており、九州独自の船カワハギ文化が育ちつつある。沖縄には分布しない。