船からオキアミのコマセでキハダマグロを寄せて釣る。ビシカゴにオキアミを詰め、天秤仕掛けで狙う。キャスティングやジギングより大型が釣れる傾向にあり、50kg超の実績も多いです。
コマセマグロ専用竿(1.7〜2.4m・6:4調子)がベスト。胴調子がキハダの突っ込みを吸収し、ハリス切れを防ぎます。オモリ負荷80〜150号対応が必要です。グラスソリッドまたはグラスコンポジットの粘りのあるブランクスが大物とのやり取りに安心です。プロ実測のマグロ専用ロッド(バンディット キハダ 170・SHIMANO 1.7m/松本圭一・相模湾、釣り百景 #617)は「バット強くティップやや柔らかい」設計で、コマセカゴを跳ねさせず食い込み良好にする条件を満たす。柔らかすぎると魚にプレッシャーをかけられず、硬すぎると食い込みが悪い。
PE8〜12号を600m以上巻ける大型電動リールが必要です。コマセの手返し(巻き上げ・投入)を繰り返すため、電動リールの巻き上げ機能が体力温存に不可欠。シマノ6000番=ダイワ800番、シマノ9000番=ダイワ1200番の対応で両メーカー番手が異なるため注意(§88両メーカー併記)。プロ実測(ビーストマスター MD 6000・SHIMANO/松本圭一・相模湾、釣り百景 #617)が相模湾の標準。TSURI HACK 8602はビーストマスター MD 6000を「シマノ史上最強の電動リール」と紹介。大型マグロとのファイトで長時間手持ちは非常にきついため電動6000番が必須。
PE8号(標準)〜12号(大型狙い)を使います。600m以上の巻き量を確保します。コマセ釣りは仕掛けが長い(10〜15m)ため、ラインの強度と耐摩耗性が重要です
ハリスはフロロカーボン14〜24号(50〜100lb)を10〜15mと長くとる。キハダは目が良いため、ハリスの太さと透明度が食いに影響します。細ハリス(14号)ほど食いが良いが、大型のバラシリスクが上がるため、20号前後がバランス良いです。プロ実測(松本圭一・相模湾/釣り百景 #617)の大型キハダ仕様ではナイロン35号・フロロ24-26号も使われる。相模湾30kg超狙いはフロロ26号、ナイロン35号も選択肢。FGノット結束時はアシストツールで太号数ハリスを確実に結束する。
天秤式コマセ仕掛けが基本。ビシカゴ(80〜150号)にオキアミを詰め、天秤でビシとハリスを分離する。クッションゴム(2mm×1m)をビシとハリスの間に入れると、キハダの突っ込みによるハリス切れを防止できる。針はマグロ針14〜16号です コマセ用と付けエサ用のオキアミを使用。コマセは3L〜特大サイズのオキアミをビシカゴに詰める。付けエサも同じオキアミを1〜2匹抱き合わせで刺す。鮮度が重要で、溶けすぎないよう保冷に注意です
ビシカゴ(80〜150号)にオキアミを詰め、船長指示のタナ(水深)まで仕掛けを下ろします。着底後、指示ダナまで巻き上げてからコマセを振り出します。竿をゆっくり3〜5回煽ってコマセを撒き、そのまま待ちます。付けエサ(オキアミ)がコマセの煙幕の中を漂うイメージです。アタリは明確で、竿先が一気に海面に突き刺さります。コマセの手返し(入れ替え)が釣果を左右します。コマセが空になったらすぐに回収・補充します。オマツリ防止のため、船長の指示(投入タイミング・タナ)は厳守です。大型がヒットした場合は船長・同船者の協力が必要です。
フッキング後は竿を起こしてポンピングで巻き取ります。キハダは横に走ることが多いため、隣の釣り人とのオマツリに注意しましょう。電動リールの巻き上げ機能も活用し、体力を温存しながら寄せます。ハリス切れを防ぐため、クッションゴム(2mm×1m)が有効です。