キハダマグロの釣り方・タックル完全ガイド
クロマグロより身近な大型マグロ。引きの強さは青物随一で、キャスティング・ジギングの好対象。相模湾・駿河湾が聖地として有名。刺身はさっぱりとした赤身の味わいで人気が高い。
動画でわかる:キハダマグロの釣り方
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キハダマグロタックルで狙える他の魚
※ キハダマグロと同じタックル構成で狙える魚種です
キハダマグロの特徴・生態
釣り方
キャスティング(ナブラ撃ち)が最もエキサイティングな釣法で、ダイビングペンシルやポッパーでナブラを直撃します。ジギングは150〜300gのヘビージグで中層〜ボトムを探る体力勝負の釣り。コマセ釣りはオキアミで確実に食わせ、泳がせ釣りでは活きエサで50kg超の大型に挑みます。相模湾・駿河湾がキハダキャスティングの聖地で、夏〜秋(7〜10月)がベストシーズンです。
クロマグロに次ぐ大型マグロで、最大200cm・200kgに達します。黒潮に乗って日本近海に回遊し、相模湾・駿河湾でのキャスティングゲームが近年大ブームです。クロマグロより群れが大きく遭遇率が高いため、「マグロ入門」としても人気があります。 【生態と習性】 世界中の熱帯〜亜熱帯海域に分布する外洋性回遊魚です。日本近海では黒潮に乗って初夏〜秋に北上し、相模湾・駿河湾・土佐沖まで到達します。カツオ・シイラと混泳することが多く、イワシ・アジ・イカを追いかけてナブラを形成します。群れの規模はクロマグロより大きく、ナブラ発見時のチャンスが多いです。適水温は18〜28℃。
食文化など
旬は夏〜秋。刺身はクロマグロより赤身が多くさっぱりとした味わいで、炙りや漬け丼にしても絶品です。関東の回転寿司で「マグロ」として提供されるのはキハダが多いです。クロマグロほど高価ではないため日常的に親しまれています。釣り上げたら即座に血抜き・神経締めを行うことで鮮度と食味が格段に上がります。
地方名
小型のキメジ(10kg以下)は若魚の呼称で、関東では10〜20kgクラスを「キメジ」、それ以上を「キハダ」と呼ぶことが多いです。
キハダマグロのベストシーズン・釣れる時期
| おかっぱり | 船 | |
|---|---|---|
| 春 | −外洋性の大型回遊魚のため、岸から狙うことはできない | ○黒潮に乗って北上開始。沖縄・九州南部で早くから狙える |
| 夏 | −外洋性の大型回遊魚のため、岸から狙うことはできない | ◎キャスティング最盛期。相模湾・駿河湾で30kg超も |
| 秋 | −外洋性の大型回遊魚のため、岸から狙うことはできない | ◎荒食い期。型も良くなり40kg超の大型も |
| 冬 | −外洋性の大型回遊魚のため、岸から狙うことはできない | △南方で狙える。沖縄ではパヤオ周りで通年OK |
適水温: 18-28℃
キハダマグロの季節別攻略ガイド
春(3〜5月)のキハダマグロ釣り
黒潮に乗って北上開始。沖縄・九州南部など暖海では早い時期から狙えます。パヤオ周りや黒潮本流域でのキャスティング・ジギングで実績がある。本州では水温がまだ低く、シーズンオフの時期。
夏(6〜8月)のキハダマグロ釣り★ベストシーズン
相模湾・駿河湾などでキハダキャスティングが最盛期。ナブラ撃ちで30kg超の大型も狙えます。
コマセ釣り・ジギングも好調で、各地の遊漁船が出船。水温上昇とともにベイト(イワシ・カタクチイワシ)の群れが入り、それを追ってキハダが接岸する。
秋(9〜11月)のキハダマグロ釣り★ベストシーズン
南下前の荒食いで活性が高いです。型も良くなり、40kg超の大型も期待できます。コマセ釣り・泳がせ釣りでの大型率が上がります。相模湾では10月頃まで好調が続き、駿河湾・土佐沖でも狙えます。
冬(12〜2月)のキハダマグロ釣り
南方へ移動し、日本近海では狙いにくいです。沖縄・奄美など暖海域では通年狙えるが、本州では事実上のオフシーズン。来シーズンに備えてタックルのメンテナンスやリーダーの結び直しを行う時期。
キハダマグロ釣りの地域別ポイント・攻略法
北海道
北海道周辺はキハダマグロの分布域の北限を大きく超えており、黒潮系の暖水塊が強く差しても専門に狙う船釣りは成立しません。カツオやサワラのような一時的な回遊と違い、安定した釣果実績はなく外洋遠征の対象外です。
東北(日本海側)
東北日本海側は黒潮の直接影響が届きにくく、キハダマグロの主回遊ルートから外れます。対馬暖流の年変動で表層回遊魚が増える年でも、キハダを専門に狙う船釣りが成立するほどの魚影は確認されていないうえ、専門便が定着した記録もありません。津軽・男鹿・庄内を個別に見ても専門に狙うには不向きで、東北日本海側は分布域外寄りの海域として扱うのが妥当です。
東北(太平洋側)
東北太平洋側は黒潮続流の影響を受けるものの、キハダマグロの安定した主戦場ではありません。カツオ船や大型回遊魚狙いで単発に混じる可能性はある一方、相模湾のように専門便が継続するだけの回遊量は確認されていない海域で、安定した専門船の記録もありません。三陸・松島湾・常磐を含めて分布域の北限寄りにあたり、東北太平洋側は専門に狙うには不向きです。
上越・北陸
上越・北陸は日本海側で黒潮本流から外れるため、キハダマグロの大規模回遊は期待しにくい地域です。カツオなど他の回遊魚は入っても、キハダを専門に追う船釣りは再現性が低く、継続的な専門便の記録がない分布域の端として扱うのが妥当です。
関東
相模湾がキハダマグロ釣りの一大フィールド。三崎・腰越・平塚・小田原の各港から多数の遊漁船が出船。夏〜秋にナブラが頻発し、キャスティング・ジギング・コマセ釣りで30kg超を狙える。外房沖でも黒潮の影響でキハダが回遊し、勝浦・鴨川から出船する遊漁船がある。7〜10月がハイシーズンで、特に8〜9月が最盛期。東京湾奥・東京湾西・東京湾東は内湾性が強く、キハダを専門に狙うには不向きです。
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東海
駿河湾は相模湾と並ぶキハダの好フィールドで、水深が深くジギング・コマセ釣りの大型実績が豊富。伊豆半島周辺は黒潮の影響を強く受け、東伊豆〜南伊豆〜西伊豆にかけてキハダの回遊ルートとなっている。遠州灘は黒潮蛇行時にキハダが入る。夏〜秋がシーズンで、50kg超の実績もある。伊勢湾奥・知多半島・三河湾の内湾側はキハダを専門に狙うには不向きです。
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近畿
紀伊半島の太平洋側は黒潮本流域に近く、夏〜秋にキハダが回遊する。志摩沖・熊野灘は三重県側の好フィールドで、鳥羽・尾鷲から出船。紀伊半島南端の串本周辺は特に大型の実績が高く、全国から遠征アングラーが訪れる。紀中〜紀北でもキハダの回遊が見られ、20〜40kgクラスが中心。大阪湾奥・大阪湾南・神戸〜明石・播磨灘・淡路島・若狭湾は瀬戸内・内湾寄りで外洋性キハダは狙えない分布域外にあたる。
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山陰・山陽
山陰・山陽は瀬戸内海側が外洋性のキハダマグロに不向きで、山陰沖も黒潮本流から外れるため魚影が薄い地域です。カツオやシイラの回遊は見られても、キハダを専門に狙う船釣りは成立しにくく、継続した専門船の記録がない分布域の端として扱うのが実情です。
四国
高知県土佐沖〜足摺沖は黒潮が直接当たるエリアで、キハダの回遊が安定している。高知・宿毛・土佐清水から出船。夏〜秋のキャスティング・ジギングに加え、コマセ釣り・泳がせ釣りでも狙える。60kg超の大型実績もある。宇和海(愛媛・宿毛沖)でも豊後水道を通じてキハダが回遊する一方、瀬戸内側と鳴門周辺は魚影が薄く外洋性キハダは狙えない分布域外にあたる。
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九州・沖縄
九州〜沖縄はキハダの主要な回遊ルート上にあり、広範囲で狙える。日向灘(宮崎沖)は夏〜秋にキャスティングが盛ん。大分沖は豊後水道の潮通しで回遊が見られる。五島列島周辺は大型青物の宝庫。鹿児島沖〜屋久島は黒潮本流域で大型の実績あり。奄美・トカラ列島は南方系のキハダが通年回遊。沖縄はパヤオ(浮き漁礁)周りでの釣りが人気で、通年に近く狙える。有明海と長崎沿岸の内湾寄りは専門に狙うには不向きです。
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キハダマグロの釣り方・おすすめタックル
キハダマグロのキャスティング
ナブラにプラグを撃ち込み、水面炸裂のバイトを味わう最高のゲーム
船からダイビングペンシルやポッパーでキハダマグロのナブラを直撃する、最もエキサイティングな釣法。水面でのバイトシーンは圧巻で、キハダキャスティングの虜になるアングラーは多いです。
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キハダキャスティング 仕掛け図
おすすめロッド
7.8ft / MH-H
選ぶ理由
ルアーウエイト40〜120g対応のオフショアキャスティングロッドが必要です。
MHクラスは20〜30kgまでの中型キハダに、Hクラスは30kg超の大型に対応します。
レギュラーファスト(先調子)のアクションがキャストの正確性とフッキングパワーを確保します。長さは7.8ft前後が遠投性能と操作性のバランスが良いです。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
20〜30kgクラスのキハダに向く。ダイビングペンシル160mmクラスを遠投でき、ファイトも安定
おすすめリール
10000-14000番
選ぶ理由
PE4〜6号を300m以上巻けるSW(ソルトウォーター)対応の大型スピニングリールが必要です。キハダの初走りは猛烈で、ドラグ性能が大切です。
10000番は中型(20〜30kg)、14000番は大型(30kg超)に対応します。ハイギアモデルがナブラへの素早い回収に有利です。
おすすめライン
4-6号
選ぶ理由
PE4号(20〜30kgクラス)〜6号(30kg超の大型)を使い分ける。300m以上の下巻き量を確保します。
8本撚りの高強力PEが飛距離・耐久性ともに優れています。色分け(10m毎)タイプが残りラインの把握に便利です。
リーダー
20-32号 80-130lb (1.5-2m)
選ぶ理由
ナイロンリーダーが主流。フロロカーボンより伸びがあり、キハダの突然の突進やヘッドシェイクによるリーダーブレイクを防ぎます。
太さは80lb(20号)〜130lb(32号)。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
ベストシーズン
夏〜秋(7-10月)
おすすめ時間帯
朝マズメ〜午前中
おすすめポイント
ナブラ発生エリア、鳥山の下、潮目、黒潮の本流と支流の境目。船長の判断でナブラを追いかけるため、船の機動力が重要。
釣り方のコツ
基本テクニック
ナブラを発見したら素早くキャストします。ダイビングペンシル(160〜200mm)をナブラの進行方向にやや先行させて投入します。
ロッドを大きく煽ってダイブさせ、水面直下を泳がせるアクションが基本です。ポッパーの場合はスプラッシュで誘い、ポーズを入れてバイトを待ちます。
ファイトのコツ
フッキング後は強烈な初走りに備えてドラグを適正に設定(5〜8kg)。ポンピング(竿を起こして巻き取る動作)を繰り返し、焦らずじわじわ寄せます。
ラインブレイクを防ぐためロッドは常に曲げた状態をキープします。20kg超のキハダとのファイトは30分〜1時間に及ぶこともあります。
注意事項
ナブラは一瞬で消えるため、常にキャスト準備をしておきます。船上での移動時はフックに注意しましょう。
ライフジャケット必着です。真夏の船上は熱中症リスクが高いため、こまめな水分補給と日焼け対策が必須です。
大型がヒットした際のファイトは体力勝負になるため、フィッシングベルト(ロッドベルト)があると楽です。
キハダマグロのジギング
重いジグをしゃくり続ける体力勝負。ヒット時の衝撃は全身に響く
船から150〜300gのヘビーメタルジグでキハダマグロを狙う。ナブラが出ない時や深場に沈んでいるキハダを攻略するのに有効です。ハイピッチジャークやロングフォールで食わせる。
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キハダジギング 仕掛け図
おすすめロッド
5.8ft / MH-H
選ぶ理由
ジグウエイト150〜300g対応のオフショアジギングロッドが必要です。5.8ft前後の短めのロッドがジャーク操作に適している。
調子はレギュラー(6:4)〜レギュラーファスト(7:3)が、ジグを跳ね上げるパワーとファイト時のクッション性を確保します。
ベイトモデルはフォールの感度が高く、スピニングモデルはワンピッチジャークの操作性に優れています
おすすめリール
2-4番
選ぶ理由
ベイトリール(ジギング用2〜4番)はフォールの感度が高く、キハダのフォールバイトを逃しません。パワーギアモデルが巻き上げ力に優れています。
スピニングリール(8000番)でのワンピッチジャークも選択肢です。シマノ・ダイワのSWモデルが信頼性高いです。
おすすめライン
3-5号
選ぶ理由
PE3号(中型キハダ・水深浅め)〜5号(大型・深場)を水深と対象サイズで使い分ける。8本撚りの高強力PEが推奨です。
色分け(10m毎)タイプで水深を正確に把握。
リーダー
15-25号 60-100lb (2-3m)
選ぶ理由
フロロカーボンリーダーが根ズレ・歯ズレ対策に適切です。太さは60lb(15号)〜100lb(25号)。ジグとの接続はソリッドリング+スプリットリングが定番。
ベストシーズン
夏〜秋(7-10月)
おすすめ時間帯
朝〜日中
おすすめポイント
沖の瀬周り、潮目、水深50〜150mの中層〜ボトム。魚探反応がある層を集中的に探る。
釣り方のコツ
基本テクニック
150〜300gのメタルジグを底まで落とし、ハイピッチジャーク(短いストロークで素早くしゃくる)で誘い上げます。コンビネーションジャーク(ロング+ショート)も効果的です。
キハダはフォール中に食うことが多いため、ジャークの合間にフリーフォールを入れるのがコツです。船長指示のタナ(水深)を重点的に探ります。
ジグの選び方
潮が速い時は重め(200〜300g)、緩い時は軽め(150〜200g)を選びます。カラーはシルバー・ブルーピンク・グリーンゴールドが定番です。
セミロング〜ロングジグが水切れよくアクションしやすいです。アシストフック(フロント1本〜前後2本)をセットです。
注意事項
重いジグを長時間しゃくるため、体力消耗が激しいです。グローブ着用で手のマメを防止します。
電動リールを使ったスロージギングも選択肢の一つです。船酔い対策も重要で、酔い止め薬は出船2時間前に服用しましょう。
ライフジャケット必着です。同船者との距離にも注意しましょう。
キハダマグロのコマセ釣り(船)
コマセでキハダを寄せ、確実に食わせる。大型率が高い伝統の釣法
船からオキアミのコマセでキハダマグロを寄せて釣る。ビシカゴにオキアミを詰め、天秤仕掛けで狙う。キャスティングやジギングより大型が釣れる傾向にあり、50kg超の実績も多いです。
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コマセ釣り(天秤式)仕掛け図
おすすめロッド
2.1m / 6:4調子
選ぶ理由
コマセマグロ専用竿(2.1m・6:4調子)がベスト。胴調子がキハダの突っ込みを吸収し、ハリス切れを防ぎます。
オモリ負荷80〜150号対応が必要です。グラスソリッドまたはグラスコンポジットの粘りのあるブランクスが大物とのやり取りに安心です。
おすすめリール
PE8号 600m程度
選ぶ理由
PE8〜12号を600m以上巻ける大型電動リールが必要です。コマセの手返し(巻き上げ・投入)を繰り返すため、電動リールの巻き上げ機能が体力温存に不可欠。
シマノとダイワで番手体系が異なるため注意。
おすすめライン
8-12号
選ぶ理由
PE8号(標準)〜12号(大型狙い)を使います。600m以上の巻き量を確保します。
コマセ釣りは仕掛けが長い(10〜15m)ため、ラインの強度と耐摩耗性が重要です
リーダー
14-24号 50-100lb (10-15m)
選ぶ理由
ハリスはフロロカーボン14〜24号(50〜100lb)を10〜15mと長くとる。キハダは目が良いため、ハリスの太さと透明度が食いに影響します。
細ハリス(14号)ほど食いが良いが、大型のバラシリスクが上がるため、20号前後がバランス良いです。
仕掛け
選ぶ理由
天秤式コマセ仕掛けが基本。ビシカゴ(80〜150号)にオキアミを詰め、天秤でビシとハリスを分離する。
クッションゴム(2mm×1m)をビシとハリスの間に入れると、キハダの突っ込みによるハリス切れを防止できる。針はマグロ針14〜16号です
ベストシーズン
夏〜秋(7-10月)
おすすめ時間帯
朝〜日中
おすすめポイント
船長が魚探でキハダの群れを探し、ポイントに停船。コマセを撒いて群れを寄せる。水深30〜80mの中層が主戦場。
釣り方のコツ
基本テクニック
ビシカゴ(80〜150号)にオキアミを詰め、船長指示のタナ(水深)まで仕掛けを下ろします。着底後、指示ダナまで巻き上げてからコマセを振り出します。
竿をゆっくり3〜5回煽ってコマセを撒き、そのまま待ちます。付けエサ(オキアミ)がコマセの煙幕の中を漂うイメージです。
アタリは明確で、竿先が一気に海面に突き刺さります。
やり取りのコツ
フッキング後は竿を起こしてポンピングで巻き取ります。キハダは横に走ることが多いため、隣の釣り人とのオマツリに注意しましょう。
電動リールの巻き上げ機能も活用し、体力を温存しながら寄せます。ハリス切れを防ぐため、クッションゴム(2mm×1m)が有効です。
注意事項
コマセの手返し(入れ替え)が釣果を左右します。コマセが空になったらすぐに回収・補充します。
オマツリ防止のため、船長の指示(投入タイミング・タナ)は厳守です。大型がヒットした場合は船長・同船者の協力が必要です。
ライフジャケット必着、船酔い対策も万全にしましょう。
キハダマグロの泳がせ釣り(カツオ付け)
活きエサで50kg超のモンスターキハダに挑む、最大級のスリル
活きイワシや活きカツオをエサにして大型キハダマグロを狙う。コマセ釣りよりもさらに大型が期待でき、50kg超の実績も多いです。カツオ付け(活きカツオをエサにする)は究極の大物狙い。
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泳がせ釣り(中オモリ式)仕掛け図
おすすめロッド
2.1m / 6:4-7:3調子
選ぶ理由
泳がせマグロ専用竿(2.1m・6:4〜7:3調子)が必要です。オモリ負荷80〜150号対応。
コマセ竿より若干硬め(7:3寄り)を選ぶと、大型の突っ込みを止めやすいです。バットパワー(竿の根元の強さ)が重要です
おすすめリール
PE8号 600m以上
選ぶ理由
PE8〜12号を600m以上巻ける大型電動リールが必要です。大型キハダとの長時間ファイトでは電動巻き上げが体力温存に不可欠。
ドラグ力が強く、巻き上げトルクの大きいモデルを選びます
おすすめライン
8-12号
選ぶ理由
PE8号(標準)〜12号(超大型狙い)。600m以上の巻き量を確保します。
大型キハダとのファイトでは100m以上ラインを出されることもあるため、十分な長さが必要です
リーダー
18-30号 70-120lb (6-10m)
選ぶ理由
ハリスはフロロカーボン18〜30号(70〜120lb)を6〜10m。大型キハダの歯ズレ・ヒレズレに耐える太さが必要です。
太すぎるとエサの動きが悪くなるため、24号前後がバランス良いです。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
仕掛け
選ぶ理由
中オモリ式泳がせ仕掛け。道糸とハリスの間に中オモリ(30〜80号)をセットし、仕掛けを中層に沈める。
孫バリ(トリプルフック)を付けるとフッキング率が上がる。エサが自由に泳げるよう、テンションは緩めになります
ベストシーズン
夏〜秋(8-10月)
おすすめ時間帯
朝〜日中
おすすめポイント
キハダの群れが確認できるエリア。カツオの群れに付いているキハダを狙うことが多い。船長の魚探判断が重要。
釣り方のコツ
基本テクニック
活きイワシ(15〜20cm)または活きカツオ(30cm前後)を背掛けまたは鼻掛けでセットします。中オモリ(30〜80号)をハリスの途中に付け、仕掛けを中層〜やや深めに沈めます。
活きエサが自由に泳ぐよう、テンションをかけすぎないです。キハダが食ったらラインが猛烈に走り出すので、しっかりフッキングです。
エサの管理
活きエサは弱らせないことが最重要です。活かしバケツの水は定期的に入れ替え、酸素を保ちます。
イワシは特にデリケートで、手で強く掴むと弱ります。カツオは暴れるため、タオルでしっかり押さえてからハリ掛けします。
注意事項
大型キハダ(50kg超)がヒットした場合のファイトは1時間以上に及ぶこともあります。フィッシングベルト(ロッドベルト)は必須装備です。
腰への負担が大きいため、無理なファイトは禁物です。船長や同船者の助けを借りながら、じっくり寄せてください。
ライフジャケット必着です。船上での転倒防止のため、滑りにくい靴を着用しましょう。