FISH GUIDE
バショウカジキは外洋に生息する大型回遊魚。
帆を広げたような大きな背びれが特徴で「セイルフィッシュ」とも呼ばれる。
釣り方を選ぶ
仕掛けや手順の細部は、それぞれの釣り方ページで確認できます。
| おかっぱり | 船 | |
|---|---|---|
| 春 | −外洋性魚種のため岸からは狙えない。ボート専用。 | ○シーズン序盤。黒潮の接近とともに外洋で回遊開始。相模湾・駿河湾で5月から狙える。 |
| 夏 | −外洋性魚種のため岸からは狙えない。専用ボートが必要。 | ◎ベストシーズン。水温上昇で活性が高まり、各地でトローリング・キャスティングともに好釣果。 |
| 秋 | −外洋性魚種のため岸からは狙えない。ボート専用の釣り。 | ◎夏に引き続き好調。水温が安定しており10月頃まで各地で狙えるシーズン。 |
| 冬 | −外洋性魚種のため岸からは狙えない。ボート専用の釣りとなる。 | △本州沿岸はオフシーズン。沖縄・先島諸島など最南端の海域では通年可能性あり。 |
適水温: 22〜28℃
黒潮の接近とともに回遊が始まる時期。5月から本格的に狙えるようになります。ライトトローリングはキャスティングどちらも可能です。相模湾・駿河湾・沖縄が主なエリアで、専用船で出船します。
バショウカジキのハイシーズン。水温上昇で活性が上がり、相模湾、駿河湾、沖縄などで釣果が期待できます。トローリング、キャスティングともに好機。乗合船・仕立て船で狙います。
夏に引き続き好調。10月頃まで狙える海域が多いです。黒潮の位置次第では11月も釣果があがることも。活性が低く渋い時はスローなトローリングアクションや小型ルアーで対応します。
水温低下で回遊が減ります。本州沿岸ではトローリング・キャスティングともにオフシーズン。沖縄・先島諸島など南方では通年ライトトローリングの可能性あり。那覇・石垣島では冬でも出船機会があります。
バショウカジキは熱帯〜温帯の暖流域に分布するため、北海道では基本的に狙えない。適水温21-28℃を満たす海域は本州以南となり、北海道の冷たい海域ではトローリング・キャスティングなどの釣法を問わずカジキ類が回遊してくることはほぼない。
バショウカジキを狙いたい場合は相模湾や紀伊半島・沖縄への遠征が必要。
東北の日本海側(青森西岸〜山形沖)は対馬暖流が主流で、バショウカジキが好む黒潮系の高水温域とは水塊が異なるため分布域外となる。
山形沖や秋田沖からのライトトローリング・キャスティングでのカジキ類釣果記録は確認されていない海域で、本気で狙うなら三陸太平洋側より南、相模湾・伊豆諸島・紀伊半島などの黒潮影響域への遠征が現実的。
黒潮の蛇行次第では、宮城・福島沖で夏〜秋にバショウカジキが稀に回遊することがあるが、毎年安定しているわけではない。ライトトローリングやキャスティングで狙うことも不可能ではないが、釣れない年も多く、安定した釣果を求めるなら相模湾・紀伊半島・沖縄への遠征が現実的。
三陸・常磐などの沿岸サブリージョンはバショウカジキが狙えない範囲外となるため、サブリージョン分類は省略し、沖合広域での挑戦に絞る。
松島湾等の閉鎖性内湾は分布域外で、カジキ類の回遊は確認されていない。
新潟沖から富山湾・能登半島周辺・福井沖にかけての日本海側は黒潮の影響を受けず、対馬暖流分岐と冷水塊が主体のためバショウカジキの好む海洋環境とは異なり分布域外となる。
富山湾や福井沖からのカジキ類トローリング・キャスティング釣果は確認されていないエリアで、本気で狙うなら相模湾・紀伊半島・四国沖・沖縄など黒潮本流域への遠征前提となる。
相模湾と三浦沖がバショウカジキの関東フィールド。夏〜秋に黒潮の影響で回遊。
鹿島灘・外房・内房・東京湾など沿岸・内湾エリアはバショウカジキが狙えない範囲外で、相模湾・三浦沖の沖合30-50海里が対象となる外洋専用の釣りとなる。平塚・茅ヶ崎・横須賀から乗合船・仕立て船が出船している。
東京湾内(東京湾奥・東京湾西・東京湾東)は分布域外で、閉鎖性内湾にバショウカジキが回遊しない。
駿河湾と遠州灘がバショウカジキの東海圏フィールド。夏〜秋に黒潮の影響で回遊。
東伊豆・西伊豆の沿岸部や伊勢湾奥・三河湾などの内湾はバショウカジキが狙えないエリア外となり、駿河湾・遠州灘の沖合が対象外洋ポイントとなる。沼津・清水・御前崎から仕立て船が出船。
トローリングとキャスティングどちらも楽しめる。知多半島等の伊勢湾内は分布域外で、カジキ類が回遊する外洋環境ではない。
紀伊半島沖(串本・勝浦)がバショウカジキの近畿フィールド。大阪湾奥・大阪湾南・神戸周辺・播磨灘・淡路島などの内湾・半内湾エリアはバショウカジキが狙えない対象外で、紀伊半島沖の外洋30-50海里が釣り場となる。
串本・勝浦から仕立て船が出船。関西からアクセスしやすい外洋ゲームの人気エリア。
瀬戸内側(神戸〜明石)と日本海側(若狭湾)は分布域外で、バショウカジキが回遊しない。
瀬戸内海は外洋に面していないためバショウカジキは狙えない。山陰側も黒潮の影響が弱く、水温条件を満たしにくい。
トローリング・キャスティングで狙うなら紀伊半島・四国太平洋側への遠征が現実的で、広島・岡山の釣り人は串本や土佐清水への遠征が定番となっている。下関等の瀬戸内接続エリアは分布域外で、バショウカジキの回遊記録はない。
高知沖(土佐湾・足摺岬・室戸岬)はバショウカジキの好フィールド。夏〜秋に黒潮の影響で回遊。
瀬戸内海側(徳島・香川・愛媛北部)はバショウカジキが狙えない対象外となり、太平洋側の外洋フィールドのみが対象となる。土佐清水・室戸から仕立て船が出船。
鳴門等の瀬戸内接続エリアは分布域外で、バショウカジキの回遊条件を満たさない。
沖縄・先島諸島はバショウカジキのメッカ。ほぼ通年トローリング・キャスティングで狙える。
九州太平洋側(宮崎・鹿児島)でも夏〜秋に安定した実績。九州西岸(長崎・佐賀・福岡玄界灘側)・有明海・橘湾などの内湾エリアはバショウカジキが狙えない対象外となり、太平洋側・沖縄の外洋が対象フィールド。
那覇・宜野湾・石垣から出船。