カツオの釣り方・タックル完全ガイド
黒潮に乗り太平洋側を回遊する大型青物。コマセ・キャスティング・フカセの船釣り3釣法で狙う。初鰹は初夏の風物詩、戻り鰹は脂乗り抜群の秋の最高級魚。ヒット直後の猛烈なファーストランが最大の魅力。
動画でわかる:カツオの釣り方
独断で発掘した参考になるYouTubeチャンネルと動画をご紹介
コマセカツオ(船)の参考動画
カツオタックルで狙える他の魚
※ カツオと同じタックル構成で狙える魚種です
カツオの特徴・生態
釣り方
主な釣法は3種。コマセカツオ(船)はオキアミコマセで群れを寄せてハリス付き1本針で釣る最もポピュラーな船釣りで、相模湾が日本最大のフィールドです。ルアーカツオはナブラを見つけてメタルジグやポッパーをキャストする興奮度の高い釣法。フカセ釣り(船)は軽量仕掛けでコマセに同調させて流す上級者向き釣法です。いずれも船釣り限定で、ヒット直後に50〜100m走る猛烈なファーストランが最大の魅力です。
生態と習性
世界中の熱帯〜温帯海域に分布し、日本近海では黒潮に乗って春〜夏に太平洋側を北上、秋〜冬に南下する大規模な季節回遊を行います。群れで表層〜中層を高速遊泳し、イワシ・トビウオ・イカ類を捕食します。水面で小魚を追い回す「ナブラ」を形成するのが特徴的で、鳥山の下にカツオの群れがいることが多いです。適水温は19〜25℃。
食文化など
「目に青葉 山ほととぎす 初鰹」の句に象徴されるように、初鰹は江戸時代から初夏の風物詩です。高知のタタキ(藁焼き)は最も有名な食べ方で、鰹節は和食の基本出汁として不可欠な存在です。初鰹(3〜6月)はさっぱりとした赤身、戻り鰹(9〜11月)は脂肪含有量が初鰹の10倍以上で「トロカツオ」と呼ばれます。
地方名
「カツオ」の名は「堅魚(かたうお)」が語源で、干すと硬くなることに由来します。初夏に北上する個体を「初鰹」、秋に南下する脂の乗った個体を「戻り鰹」と呼び分けます。小型は「メジカ」、ソウダガツオとの区別で「ホンガツオ」とも呼ばれます。
カツオのベストシーズン・釣れる時期
| 船 | |
|---|---|
| 春 | ○四国・紀伊半島沖で初鰹シーズンイン。コマセ船が主体 |
| 夏 | ◎相模湾・駿河湾・外房で船釣り最盛期。コマセ・キャスティング好調 |
| 秋 | ◎戻り鰹シーズンで脂乗り抜群の大型5〜8kgが期待できる |
| 冬 | ×水温低下で日本近海から姿を消すため船釣りも完全オフシーズン |
適水温: 19-25℃
カツオの季節別攻略ガイド
春(3〜5月)のカツオ釣り
黒潮に乗って太平洋側を北上開始する季節。四国(高知・足摺岬沖)では4月から初鰹が接岸し、紀伊半島(串本・白浜沖)でも5月頃から狙えます。
まだ脂は少ないが、さっぱりとした赤身は高知のタタキに最適。関東・東海方面へはまだ到達しない時期で、早期のカツオを狙うなら四国・九州への遠征が必要です。
コマセカツオが主力の釣法で、キャスティングはナブラの出方次第。水温が19℃を超えるとカツオの接岸が本格化する。
夏(6〜8月)のカツオ釣り★ベストシーズン
カツオ遊漁の最盛期。相模湾は7月に群れが到着し、8〜9月がピークで船中50〜100本超も。
駿河湾ではキャスティング船でナブラ打ちが楽しめます。外房は魚影が濃く3釣法すべて好調。
キハダとの同時狙いも醍醐味です
秋(9〜11月)のカツオ釣り★ベストシーズン
三陸沖から南下する「戻り鰹」のシーズン。脂肪含有量が初鰹の10倍以上で年間最高の食味です。
相模湾・駿河湾・外房では9〜10月がピークで5〜8kgの良型が狙えます。気仙沼沖は戻り鰹のメインフィールド。
コマセ・キャスティングともに好調です
冬(12〜2月)のカツオ釣り
水温が17℃を下回ると日本近海から姿を消し、赤道付近の暖海域へ回遊するため完全なオフシーズン。遊漁船の出船はなく、釣りの対象外となる。
来シーズンに向けたタックルの手入れ・新調や、船宿の予約を済ませておくのに適した時期。鹿児島・沖縄の一部海域では暖流の影響で冬季にもカツオが見られることがあるが、遊漁としては現実的ではないです。
カツオ釣りの地域別ポイント・攻略法
北海道
北海道は親潮の勢力が強く、カツオの適水温(19〜25℃)に達する期間が極めて短い。コマセカツオ・キャスティングともに遊漁としてのインフラは整っておらず専門に狙うのは現実的ではない。 カツオを狙うなら東北(三陸)以南への遠征が必要。北海道からカツオ釣行を計画する場合は8〜10月の三陸遠征が最も現実的な選択肢。
エリア詳細(4件)+−
東北(日本海側)
東北日本海側は対馬暖流の影響下にあるが、カツオの主要回遊ルートである黒潮からは遠く離れておりカツオの接岸は基本的にない。コマセカツオ・キャスティング等の遊漁船は存在せず、カツオを狙うなら太平洋側の三陸への移動が必須。8〜11月の戻り鰹シーズンが三陸のベストタイミング。
エリア詳細(3件)+−
東北(太平洋側)
黒潮と親潮がぶつかる三陸沖は世界有数の好漁場で、8〜11月に戻り鰹の本格シーズンを迎える。気仙沼はカツオ漁獲量日本一があり、遊漁船も出船する。 石巻・金華山沖も好漁場で、9〜10月の戻り鰹は脂が最も乗った「トロカツオ」の本場。八戸沖は戻り鰹の北限エリアで接岸する年としない年の差が大きいが、当たり年は大型が狙える。 シーズンは短いが質の高いカツオが釣れるのが三陸の強み。コマセカツオが主流。
エリア詳細(5件)+−
上越・北陸
上越・北陸は日本海に面しており、カツオの主要回遊ルートである黒潮の影響圏外にある。コマセカツオ・キャスティング等のカツオ遊漁は存在しない。 対馬暖流の影響で水温はある程度あるものの、カツオの適水温に安定して達する期間がなく遊漁の対象外。カツオを狙うなら太平洋側(駿河湾・相模湾)への遠征が必要。
エリア詳細(5件)+−
関東
関東はカツオ遊漁の中心地で、相模湾(茅ヶ崎・平塚・小田原・三崎)と外房(大原・勝浦・銚子)が二大フィールド。 相模湾は7〜11月がメインシーズンで日本最大級のカツオ遊漁フィールド。7月に群れが到着し8〜9月がピーク、10〜11月は戻り鰹で脂乗り抜群の良型が狙える。 コマセカツオが主力だがキャスティング便も人気が高い。キハダマグロとの同時狙いが醍醐味。外房は黒潮本流との距離が近いため5月から初鰹が狙え、相模湾より早くシーズンインする。 東京湾内(東京湾奥・東京湾東・東京湾西)はカツオの適正環境外であり回遊はない。相模湾・外房の遊漁船を利用するのが現実的。
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東海
駿河湾は日本最深の湾で黒潮分枝流が流入するため大型カツオが接岸しやすい環境。御前崎〜沼津沖がメインフィールドで6〜11月がシーズン。 キャスティング船が盛んでナブラ打ちの興奮度の高い釣りが楽しめる。コマセカツオ船も多数出船し、清水・焼津沖では深場で大型が狙える。 遠州灘(浜松〜御前崎西沖)も太平洋に面した外洋ポイントでカツオの回遊ルート上にあり、6〜10月にコマセ・キャスティング船が出船する。 伊豆半島沖は相模湾と連続するフィールドで、南伊豆・西伊豆からの出船でもカツオが狙える。伊勢湾内(名古屋・四日市・知多・三河湾)はカツオの適正環境外であり回遊はない。
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近畿
紀伊半島は黒潮本流が最も近づく本州のエリアの一つで、初鰹の接岸が関東より1〜2ヶ月早い。串本・白浜・すさみ沖が中心で5〜10月がシーズン。 5〜6月の初鰹と9〜10月の戻り鰹の二峰性シーズンが特徴。フカセ釣りの実績が高くベテランアングラーに人気がある。 大阪湾・神戸〜明石・播磨灘・淡路島・若狭湾は瀬戸内海または日本海に面しているためカツオの回遊は基本的にない。 紀北(和歌山〜有田)から紀南にかけて徐々に黒潮の影響が強まり、串本に近づくほどカツオの魚影が濃くなる。
エリア詳細(9件)+−
山陰・山陽
山陰(日本海側)は黒潮の影響が届かずカツオの回遊ルート外。瀬戸内海(広島・岡山)も閉鎖的水域でカツオの適正環境にない。 コマセカツオ・キャスティング等のカツオ遊漁は存在せず、カツオを狙うなら太平洋側(紀伊半島・四国・九州東岸)への遠征が必要。
エリア詳細(3件)+−
四国
四国太平洋側はカツオの本場で、特に高知県は「カツオの一本釣り」で全国的に有名。足摺岬・室戸岬沖は黒潮本流に近く4月から初鰹が狙える全国で最も早いエリアの一つ。 高知市周辺(宇佐・須崎)の遊漁船は数が多くアクセスも良好で、4〜11月の長いシーズンでコマセ・キャスティング・フカセが楽しめる。 瀬戸内側(香川・愛媛)や鳴門周辺は閉鎖的水域のためカツオの回遊はない。高知県土佐清水沖は足摺岬西側のカツオポイントで清水サバでも人気の好漁場。
エリア詳細(4件)+−
九州・沖縄
九州太平洋側は黒潮本流域に近いため初鰹の接岸が全国で最も早く、3月末〜4月に初入りすることがある。 日南・鹿児島(枕崎)・屋久島・種子島沖が中心フィールドで4〜11月がシーズン。屋久島・種子島沖は大型カツオの実績が高く10kg超の個体も。 鹿児島県は鰹節生産の本場でもある。玄界灘・有明海など日本海側や内湾はカツオの回遊圏外。沖縄は暖流の影響で冬季にもカツオが見られることがあるが、遊漁船の選択肢は限定的。
エリア詳細(8件)+−
カツオの釣り方・おすすめタックル
カツオのコマセカツオ(船)
オキアミコマセで群れを寄せてハリス付き1本針で釣る最もポピュラーなカツオ船釣り。相模湾が日本最大のフィールドで、7〜10月に船中100本超の大釣りも。初心者でも船長のタナ指示に従えば釣れる入門しやすい釣法。
関連動画
コマセカツオ仕掛け(ビシ天秤1本針)の仕掛け図
おすすめロッド
2m / 7:3調子
選ぶ理由
7:3調子の2m船竿を選びます。穂先でカツオの前アタリを感知しつつ、80号ビシのシャクリもキレよく操作できます。
オモリ負荷60〜120号対応なら潮が速い日の100号にも余裕があります。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
コマセカツオの標準スペック。80号ビシのシャクリ操作と3〜5kgのカツオの引きを楽しむバランス設計で、不意のキハダにも対応可能
おすすめリール
PE4号300m以上(シマノ3000番台 ダイワ500番台)
選ぶ理由
中型電動リールを使います。80号ビシの投入・回収を繰り返す体力負荷を大幅に減らせます。
高速巻き上げでカツオの身焼けも防げます。PE4号300m以上のキャパシティと最大ドラグ12kg以上が目安です。
おすすめライン
4号
選ぶ理由
PE4号が標準です。直線強力30kgで十分な強度がありつつ、潮切れも良くオマツリしにくいです。
太くすると潮受けが増してビシが流されます。マルチカラーを選ぶとタナの再現性が上がります。
リーダー
12号 50lb (1〜2m)
選ぶ理由
フロロ12号50lbを1〜2m取ります。天秤周りでPEが擦れて切れるのを防ぐ役割です。
カツオの強い引きに耐えつつ、クッションゴムまでの区間をしっかり保護します。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
PEラインと天秤の接続部を保護するリーダー。カツオの強烈な引きとビシの重量に耐える12号 50lbで安心
仕掛け
選ぶ理由
ビシカゴ80-120号でコマセを撒き、太ハリス8-12号の2本針仕掛けでカツオの強烈な引きに備えます
ベストシーズン
7〜10月(相模湾・駿河湾・外房)
おすすめ時間帯
朝マズメ〜日中。船長のタナ指示に従うことが最重要
おすすめポイント
潮目・鳥山の下。船長のアナウンスに従い指示されたタナを正確にキープする
釣り方のコツ
基本テクニック
ビシにオキアミコマセを詰めて船長指示のタナまで仕掛けを下ろし、竿を大きくシャクってコマセを振り出します。コマセの煙幕の中にハリス付きの1本針(オキアミ付け)を漂わせてカツオを食わせます。
シャクリのタイミングは2〜3回に分けてコマセを段階的に振り出し、最後のシャクリの後に竿を止めてアタリを待ちます。
船長の「タナ○m」のアナウンスに従い、ビシの位置をそのタナに合わせるのが最重要で、自分勝手なタナ取りは厳禁です。
コマセワーク
コマセの振り出し量を調整するビシの窓(コマセ放出口)の開閉が釣果を左右します。窓を全開にすると一度に大量のコマセが出てすぐになくなるため、1/3〜1/2開きで少しずつ出すのが基本です。
シャクリの幅は1〜2mが標準で、大きくシャクると広い範囲にコマセが拡散します。カツオの群れがタナに集まったら、シャクリ幅を小さく・ゆっくりにしてカツオに警戒心を与えない方法も試す価値があります。
ハリスの長さ調整
ハリスの長さがコマセカツオ釣り最大のキーポイントです。標準は5mで、食い渋り時は8〜10mまで伸ばすと劇的に食いが変わることがあります。
長いハリスはコマセの煙幕の中を自然に漂わせる効果が高いが、取り込みと手返しが悪くなるデメリットがあります。逆にハリスを短くすると手返しは良いがカツオに警戒されやすいです。
渋い時の対応
食い渋り時はハリスを細く(8号→6号)・長く(5m→8m)するのが最も効果的です。付けエサのオキアミは新鮮なものを使い、尾羽を切ってまっすぐに付けることで水中での回転を防ぎます。
コマセの振り出し量を抑えて少量ずつ出し、タナにカツオを引きつけます。朝マズメ・夕マズメの時合いを逃さないことが最重要で、日中の渋い時間帯はタナの変更(上下2〜5m刻み)を積極的に行います。
注意事項
カツオはヒット後に猛烈なファーストランを見せるため、ドラグは事前に適切に設定しておきます。
ハリスが指に絡まった状態でカツオが走るとラインによる切り傷を負うため、取り込み時はハリスを素手で持たず必ずグローブを着用します。
船上では同乗者とのオマツリ(仕掛けの絡み)に注意し、カツオがヒットしたら速やかに竿を上げてラインを他の仕掛けの上に通します。血抜き・氷締めを船上で迅速に行い、鮮度を保ちます。
ライフジャケットの着用は必須です。
カツオのカツオ(オフショアルアー)
船からカツオのナブラめがけてメタルジグやポッパーをキャストする興奮度の高い釣法。ナブラ打ちのスピード感と正確性が釣果を左右する。駿河湾・相模湾が盛んで、シイラやワラサも同じタックルで狙える汎用性がある。
関連動画
キャスティングカツオ仕掛け(メタルジグ)の仕掛け図
おすすめロッド
6.6ft / MH
選ぶ理由
6.6ftのMHパワーを選びます。
レギュラーファスト(先調子寄り)の調子で、30〜60gのジグやポッパーをフルキャストできるバットパワーがあり、船上の限られたスペースでも取り回しやすいです。
カツオの猛烈なファーストランにも竿が負けません。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
キャスティングカツオの定番ロッド。40gメタルジグのフルキャストと3〜5kgカツオのファイトを1本でこなす万能オフショアロッド
おすすめリール
6000番
選ぶ理由
6000番のハイギアを選びます。PE3号を200m以上巻けてドラグ10kg以上あれば十分です。
ナブラ打ち後の高速巻きと、カツオの走り(50m以上走る個体もいます)に追従するドラグの滑らかさが大事です。
おすすめライン
3号
選ぶ理由
PE3号を使います。直線強力22kgでカツオに十分な強度がありつつ、太くするとナブラに届かなくなるリスクがあります。
8本編みを選ぶとキャスト時の滑りが良く飛距離が伸びます。
リーダー
12号 50lb (1.5〜2m)
選ぶ理由
フロロ12号50lbを1.5〜2m取ります。カツオは首を激しく振るので、硬い口周りやエラ蓋でPEが擦れやすいです。
フロロの耐摩耗性でラインブレイクを防ぎます。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
仕掛け
選ぶ理由
メタルジグ60-150gやポッパーでナブラを直撃します。カツオの群れは足が速いので素早いキャストが勝負です
ベストシーズン
7〜10月(相模湾・駿河湾・外房)
おすすめ時間帯
朝マズメ。ナブラの発生タイミングが最重要
おすすめポイント
鳥山・ナブラの発生エリア。船長がナブラを追いかけて船を回す
釣り方のコツ
基本テクニック
船長がナブラ(水面で小魚を追い回すボイル)を発見したら素早くルアーをキャストします。メタルジグ(30〜60g)はキャスト後にワンピッチジャーク→フォールの繰り返しで中層を探ります。
ナブラ打ちではキャスト後の高速巻き(ハイスピードリトリーブ)が基本で、逃げるベイトフィッシュを模すアクションです。
ポッパーやペンシルベイトは水面のスプラッシュアクションで群れを興奮させてバイトを誘います。
キャスティングのコツ
ナブラは短時間で消えるため、船長の合図で即座にキャストできる準備が重要です。ロッドを構えた状態でナブラの進行方向を読み、群れの前方にルアーを着水させます。
ナブラの真ん中に投げると群れが散るため、ナブラの端から引いてくるイメージです。キャスト精度と飛距離の両立が求められ、オーバーヘッドキャストの練習を事前に行っておきます。
ルアーローテーション
メタルジグ(シルバー系・ブルーピンク系)が基本で、水面ボイル時はトップウォーター(ポッパー・ペンシル)に切り替えます。
メタルジグで反応がない場合はカラーチェンジ(シルバー→グリーンゴールド)やウェイト変更(40g→30g)を試します。
ペンシルベイトのスキッピングアクションはトビウオの逃走を模し、カツオの捕食本能を刺激します。
渋い時の対応
ナブラが出ない時間帯はメタルジグでブラインドキャスト(見えない群れを探る)を行い、中層をワンピッチジャークで丁寧に探ります。
ルアーサイズを落とす(40g→30g)、フォール主体のアクションに切り替えるのも有効です。鳥山の動きを注視し、ナブラが発生する前兆を見逃しません。
注意事項
船上でのフルキャストは同乗者への事故リスクがあるため、後方確認を必ず行ってからキャストします。フックが同乗者に刺さる事故は実際に多いため細心の注意が必要です。
カツオはヒット後に猛烈に走るためドラグは事前に設定し、指でスプールを押さえての急ブレーキは指の火傷やラインブレイクの原因になるため禁止です。
ソリッドリング+スプリットリングでルアーを接続し、スナップは使わない(カツオの引きで開くリスクがある)。ライフジャケットの着用は必須です。