アオリイカ同様エギで狙えるが、コウイカは底付近に潜むため「ボトムステイ」と「ズル引き」が基本。エギにナス型オモリを追加して底を取りやすくする「スーパーボトムトリプル」も効果的。アオリイカより釣りやすくエギング入門に最適。関西などでは投げ竿(キャスティズム T 20号-365・Q 等)でウルトラスッテ・コウイカバスター・ととスッテを複合した「陸っぱり遠投スッテ」スタイルも実績があり、沖目の砂泥底に届かせて待つ釣り方として根付いている地域もあります。
8-8.6ftのMLからMクラス・先調子(7:3〜8:2)で、底をズル引きしながらボトムの変化を感じ取る感度とバットパワーを確保します。コウイカはボトム中心なので底取りが重要で、Mクラスのバット強度があると重いエギ+オモリでも快適に操作できます
2500-3000番でPE0.6-0.8号を150m巻ける容量。ハイギア(6.0以上)はズル引き後のラインスラック回収が速く、「グッ」と乗るアタリを逃しません。アオリイカと違いシャクリは少ないため、ノーマルギア(5.0-5.5)でも対応可能だが、手返しの良さでハイギアが人気。
PE0.6-1.0号で底を擦るズル引きスタイルに対応します。0.6号は感度重視で漁港内など障害物が少ない場所向け、0.8-1.0号は根ズレ対策でテトラ周りや磯場向き。リーダーはフロロ2-3号を1m程度、底を這うため耐摩耗性を重視して太めを選びます
フロロカーボン2〜3号(8〜12lb)リーダーはPEラインの摩擦弱さを補い、砂泥底のズル引きでの底ズレやストラクチャーでの根ズレからPEを保護します。フロロの比重がエギのボトムキープを助ける効果もあります。2号は感度重視、3号は根ズレ対策重視で使い分けます。PEとリーダーの結束はFGノットが基本で、夜釣りや風がある状況ではノットアシストツールを併用すると現場でも確実に組めます。
エギ2.5-3.5号を底まで沈め、ズル引きやリフト&フォールでコウイカを誘います。砂泥底でのボトムキープが釣果の8割を決めるので、潮や水深に応じてナス型オモリ3-6号を追加してエギの沈下を確実にする「スーパーボトムトリプル」も実戦で多用される構成です コウイカは底を這うため、2.5-3.5号エギでボトムを攻略。カラーはオレンジ・ピンク系が定番で、クリアな日は自然色(茶・緑)、濁りの日は派手色(ピンク・オレンジ)を使い分け。ケイムラ(紫外線発光)付きは朝夕マズメに効果的です。実績の高い銘柄ではYAMASHITAの「エギ王K」シリーズが底取り・フォール姿勢の安定で定評があり、和歌山の沖船ではバレーヒルの「スクイッドシーカー」、九州・福岡方面では小型化したエギスッテ1.8号(YAMASHITA)の地域パターンも成立しています
エギをキャストし、必ず底まで沈めます。コウイカは底から50cm以内に潜むため、着底確認が最重要です。ラインが止まる・たるむのが着底サインです。コウイカは大量の墨を吐くため、ランディング時は服装に注意(汚れてもよい服・レインウェア推奨)。底をズル引きするため根掛かりに注意し、リーダーの擦れを頻繁にチェックです。藻場や岩礁周りでは根掛かり回避のため、こまめに底を切る操作を入れます。イカの口ばし(カラストンビ)は鋭く、素手で触ると怪我をするためプライヤーで外すか、タオルで包んで扱います。
底を取ったら、ゆっくりズル引きして探ります。3〜5秒に1回、軽くロッドを上げて誘い、そのままステイ(放置)。アオリイカのような激しいシャクリは不要で、底をズルズル引いて「乗る」のを待つスタイルです。
通常のエギでは沈下が遅い場合、ナス型オモリ3〜6号をスナップに追加します。シンカーを付けることで底取りが容易になり、風や潮流のある日も釣りやすいです。
コウイカのアタリは「グーッ」と重くなる感触です。アオリイカより抱き込みが弱いため、違和感を感じたら軽くロッドを立てて聞きアワセします。掛かったら一定速度で巻き上げ、墨を吐かれても慌てずランディングです。