中深場用の船竿と電動リールで胴突き仕掛けを入れ、当日の底上のタナでクロムツを待つ釣りです。サバやイカの短冊を使い、最初の1尾の後は同じ高さへ戻します。
胴突きのクロムツは、底から少し上(底上)の反応へ長い仕掛けをまっすぐ入れる釣りです。水深200〜500m前後を電動で攻め、船長が言う底からの高さを最初の手掛かりにします。
着底したら糸ふけを取り、底から5〜15mを探ります。アタリが出たら水深表示と底からの高さを覚え、次の投入も同じ高さから始めます。 船に乗っている人どうしで当たる高さがそろったら、底取りよりその高さへ戻すことを優先します。
5本針前後の仕掛けは、投入前に針順で並べます。落下中に止めると枝バリのハリス(枝ス)が絡むため、スプールを指で軽く押さえて(サミング)糸ふけだけ抑え、仕掛け全体を縦に入れます。
サバ短冊は匂い、イカ短冊はエサ持ちのよさ、ホタルイカは丸いシルエットを生かして使います。触るだけなら短冊の幅を細くし、針先が出る長さへ切り直します。
最初のアタリで即回収せず、竿先の重みが増えるなら20〜40秒待ちます。暴れるだけで重みが増えない時は、口切れを防ぐ速度で巻き上げます。 巻き上げ中に重みが増したら、複数の針に掛かった(多点掛け)合図なので、速度を急に変えずに上げます。
食いが遠い時は、エサ替え、タナの刻み直し、仕掛けの整理を順に試します。まず元気なエサへ替え、次に底上の幅を5m単位で刻みます。絡みが出た仕掛けは続けず交換します。