ニジマスの釣り方・タックル完全ガイド
管理釣り場の主役にして、トラウトルアーの入門に最適なターゲット。美しい虹色の体色と引きの強さが魅力。塩焼き・ムニエルは絶品。
動画でわかる:ニジマスの釣り方
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エリアトラウト(管理釣り場)の参考動画
渓流ルアーの参考動画
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エサ釣り(渓流・管理釣り場)の参考動画
ニジマスタックルで狙える他の魚
- ヤマメ
- イワナ
- ヤマメ
- イワナ
- ヤマメ
- イワナ
※ ニジマスと同じタックル構成で狙える魚種です
ニジマスの特徴・生態
釣り方
エリアトラウト(管理釣り場)はスプーンとクランクのローテーションが基本で、放流直後の高活性から食い渋り時までの対応力が問われます。渓流ルアーはスピニングとベイトフィネスの選択肢があり、アップストリームキャストでネイティブトラウトを狙います。エサ釣りはミャク釣りスタイルでイクラ・ブドウ虫を使った自然なドリフトが鍵。渓流は各都道府県の解禁日(多くは3月1日)から9月末まで、管理釣り場は通年営業が多いです。
体側に虹色の帯が走る美しい淡水魚で、管理釣り場(エリアトラウト)から渓流まで幅広く楽しめるターゲットです。北米原産で明治時代に日本に移入され、今では日本の淡水釣りを代表する魚になりました。 【生態と習性】肉食性で水生昆虫・小魚・甲殻類を捕食し、流れの中で定位して流下物を待つ習性があります。適水温は12〜18℃で、20℃を超えると活性が著しく低下します。管理釣り場では放流直後は表層で活発に反応しますが、時間とともに中層〜ボトムへレンジが下がっていきます。
食文化など
塩焼き・ムニエル・燻製が定番。管理釣り場ではBBQ施設で釣りたてを炭火焼きにできる施設も多いです。脂の乗った秋の個体はスモークチップで燻製にするのも人気。利用料は日券3,000〜5,000円程度で、コスパの高いアウトドアレジャーとして家族連れにも人気です。
地方名
「虹鱒」「レインボートラウト」「レインボー」「ニジ」。管理釣り場では単に「マス」と呼ばれることも。北海道では「テツ」と呼ぶ地域もあります。
ニジマスのベストシーズン・釣れる時期
| おかっぱり | 船 | |
|---|---|---|
| 春 | ◎渓流解禁+管理釣り場好調。放流直後のスプーン金系カラーが鉄板 | −淡水魚のため船釣りは対象外。渓流・管理釣り場が主なフィールド |
| 夏 | △高水温期は場所を選ぶ。標高800m以上の渓流か冷水型管理釣り場が有望 | −淡水魚のため船釣りは対象外。渓流・管理釣り場が主なフィールド |
| 秋 | ◎年間ベストシーズン。水温12-16℃の適温期で終日安定して反応する | −淡水魚のため船釣りは対象外。渓流・管理釣り場が主なフィールド |
| 冬 | ○管理釣り場は通年OK。低水温で極小スプーンのデッドスロー巻きが定番 | −淡水魚のため船釣りは対象外。渓流・管理釣り場が主なフィールド |
ニジマスの季節別攻略ガイド
春(3〜5月)のニジマス釣り★ベストシーズン
3月の渓流解禁直後は居残り魚が活発で、ルアー・エサともに好反応。管理釣り場も放流魚の活性が高く、スプーン1.5〜2.1gの金系カラーが有効です。
水温8℃を下回る早朝はボトム付近を丁寧に探ると結果が出やすいです。
夏(6〜8月)のニジマス釣り
平地の渓流では水温20℃超で活性が極端に下がります。標高800m以上の渓流や湧水を利用した管理釣り場を選びます。
早朝5〜7時の時間帯がゴールデンタイム。渓流では水温の低い本流の合流点や日陰のポイントが有望。
管理釣り場ではレンジを深く取り、デッドスロー巻きが有効です。
秋(9〜11月)のニジマス釣り★ベストシーズン
水温12〜16℃の適温期で、朝夕に限らず日中も安定して反応します。渓流では禁漁前の9月が最終チャンス。
管理釣り場は紅葉シーズンと重なり、釣り以外の楽しみも。スプーンは0.9〜1.5gの軽量でスローに誘うパターンが効きます。
落ち葉が流れるタイミングではミノーの明滅アクションも有効です。
冬(12〜2月)のニジマス釣り
渓流は禁漁期のため管理釣り場が主戦場。低水温(5〜8℃)では魚の動きが鈍く、0.5〜0.9gの極小スプーンをデッドスローで巻くパターンが定番です。
ボトムバンプやデジ巻き(リールハンドルを細かく回す)で反応を引き出します。ペレット系・ダーク系カラーが低活性時に効果的です。
ニジマス釣りの地域別ポイント・攻略法
北海道
北海道はニジマスが自然繁殖する数少ない地域。支笏湖流入河川の千歳川ではルアー・エサ釣りとも実績が高く、50cm超の個体も珍しくない。道東の十勝川水系は本流の深場でモンスタークラスが狙える。管理釣り場も各地に点在し、初心者からベテランまで楽しめる環境が整っている。解禁期間は河川ごとに異なるため、事前に遊漁規則を確認すること。
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東北(日本海側)
東北日本海側は豊富な降雪がもたらす雪代で水量が豊かで、ニジマスの適水温が長く続く。山形県の最上川支流・小国川、秋田県の田沢湖周辺が代表的フィールド。解禁は3月だが、雪代が落ち着く4月中旬〜5月がベストコンディション。管理釣り場も各地に点在し、冬場は積雪で休業する施設もあるため事前確認が必要。沿岸・海域はニジマスの分布域外。
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東北(太平洋側)
東北太平洋側は岩手県の閉伊川水系・北上川水系が渓流釣りの好ポイント。ヤマメ・イワナとの混生域でニジマスも狙える。源流域への入渓は装備と体力が必要だが、手つかずの自然の中でのトラウトフィッシングは格別。解禁期間は概ね3〜9月で、4月下旬〜6月が安定して釣りやすい。沿岸・海域はニジマスの分布域外。
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上越・北陸
上越・北陸エリアは信濃川水系・神通川水系などの大河川の支流にトラウトフィールドが広がる。新潟県の魚沼地方は渓流釣りのメッカで、ニジマスの放流河川も多い。富山県の庄川水系にも管理釣り場がある。豪雪地帯のため雪代が長く、本格シーズンは5月以降。夏場は標高の高い渓流が涼しく、避暑釣行にも最適。沿岸・海域はニジマスの分布域外。
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関東
関東は管理釣り場の激戦区で、初心者向けのポンド型から上級者向けのストリーム型まで多彩な施設が揃う。栃木県の加賀フィッシングエリア、群馬県のアングラーズベース赤城山、埼玉県の朝霞ガーデン、神奈川県の開成フォレストスプリングスなどが人気。 渓流は奥多摩の多摩川上流域、秩父の荒川上流域が解禁期間中に放流ニジマスを中心に楽しめる。休日はプレッシャーが高いため、ライン号数を落とし、スプーンの重量を1段下げるなどの繊細な対応が求められる。沿岸・海域はニジマスの分布域外。
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東海
東海エリアは山岳渓流の宝庫。長野県の木曽川・天竜川水系、岐阜県の長良川・飛騨川水系、静岡県の狩野川水系が代表的なフィールド。管理釣り場も長野県のフィッシングパーク平之、静岡県の東山湖フィッシングエリアなど人気施設が多い。標高の高い地域では夏場でも水温が安定し、6〜8月でも十分に釣りが成立する。渓流は3月解禁から9月末まで、管理釣り場は通年営業が基本。沿岸・海域はニジマスの分布域外。
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近畿
近畿エリアは都市近郊型の管理釣り場が充実しており、朝霞ガーデンの関西版とも言えるアクセスの良い施設が多い。滋賀県の高島市周辺、奈良県の吉野川水系、和歌山県の古座川水系に渓流フィールドがある。京阪神からの日帰り圏内で渓流・管理釣り場ともに楽しめるのが強み。管理釣り場は通年営業、渓流は3月解禁が基本。沿岸・海域はニジマスの分布域外。
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山陰・山陽
中国山地を源流とする渓流が山陰・山陽両側に流れ、ニジマスの放流河川も多い。広島県の太田川水系、岡山県の旭川水系、鳥取県の大山周辺が代表的フィールド。管理釣り場は数が限られるが、穴場的な施設がある。渓流は3月解禁、9月末終了が基本で、4〜5月の新緑シーズンが最も釣りやすい。沿岸・海域はニジマスの分布域外。
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四国
四国は四万十川・吉野川・仁淀川など清流の宝庫だが、ニジマスの放流は限定的。アマゴ(サツキマス)が主なトラウトターゲットとなるが、一部の管理釣り場や放流区間でニジマスも狙える。渓流は3月解禁で、早春の解禁直後が最も放流魚が多く釣りやすい。沿岸・海域はニジマスの分布域外。
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九州・沖縄
九州は温暖な気候のため渓流のニジマスは限定的だが、大分県の九重高原や熊本県の阿蘇周辺など標高の高い地域に管理釣り場がある。水温が低い冬場〜春先が管理釣り場のベストシーズン。夏場は水温が上がるため営業を休止する施設もある。福岡・北九州からの日帰り圏内で楽しめる施設も増えている。沖縄は水温がニジマスの適水温(20℃以下)を大幅に超えるため非対象。玄界灘・有明海などの沿岸・海域はニジマスの分布域外。
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ニジマスの釣り方・おすすめタックル
ニジマスのエリアトラウト(管理釣り場)
管理釣り場(ポンド・ストリーム)でスプーンやクランクベイトを使ってニジマスを狙います。放流直後の高活性から食い渋り時までの対応力が釣果を分けます。初心者でも手軽に楽しめるが、奥が深いです。
関連動画
エリアトラウト スプーン仕掛けの仕掛け図
おすすめロッド
5.6-6.6ft / UL
選ぶ理由
エリアトラウト専用ロッドは0.5〜3.5gのスプーン・クランクを正確にキャストするために設計されたUL(ウルトラライト)パワー。
ソリッドティップは食い込みが良く、バラシを軽減します。6ft前後が操作性と飛距離のバランスが良いです。
ポンド型なら5.6ft、ストリーム型なら6.3〜6.6ftがおすすめです。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
喰い渋り対応の定番。ソリッドティップで繊細なアタリも弾かずフッキングできる。ポンド型向き
おすすめリール
1000-2000番
選ぶ理由
エリアトラウトでは軽量なスプーンを扱うため、1000〜2000番の小型スピニングが適切です。
ノーマルギア(ギア比5.0前後)はデッドスロー巻きの再現性が高く食い渋り時に有利です。ハイギアは手返し重視で放流直後の高活性時に活躍します。
自重150g前後の軽量モデルが疲労軽減に効きます。
おすすめライン
0.2-0.4号
選ぶ理由
エリアトラウトのメインラインはエステルが主流です。ナイロンより伸びが少なく感度に優れ、軽量スプーンの操作感が明確になります。
0.3号を基準に、0.2号は喰い渋り時の切り札、0.4号は大型放流魚対応。リーダーはフロロカーボン0.5〜0.8号を30〜50cm接続します。
リーダー
0.5-0.8号 (30-50cm)
選ぶ理由
エステルラインは急な負荷に弱いため、ショックリーダーとしてフロロカーボンを接続します。
0.6号が標準で、トリプルサージェンスノットまたはトリプルエイトノットで結束します。
ベストシーズン
通年(秋〜冬が安定)
おすすめ時間帯
放流直後の1〜2時間が最大のチャンス。その後は朝イチ・夕方が有利
おすすめポイント
ポンド型は放流ポイント・インレット(流入口)付近、ストリーム型は流れの緩むポケット・巻き返しが好ポイント。混雑時は周囲と距離を取れるポジションを確保する。
釣り方のコツ
基本操作
スプーンのただ巻きが基本です。放流直後は金・赤金系カラーの1.5〜2.1gを表層〜中層でミディアムリトリーブします。
ロッドティップを水面と平行に構え、一定速度で巻くことでスプーンに安定したウォブリングアクションを与えます。リトリーブ速度はハンドル1秒1回転を基準に、魚の反応で調整します。
カラーローテーション
時間経過で反応が鈍ったら、(1)重量を1段下げる(1.5g→0.9g→0.5g)、(2)カラーを金系→オリーブ→ペレット系・ダーク系の順に変更、(3)巻き速度をデッドスロー(ハンドル2秒1回転以下)に落とす、の順で対応します。
同じカラーを3投して反応がなければ即変更します。
クランクへの切り替え
スプーンで反応がないレンジにクランクで入り込みます。シャロークランクは水面下30cm、ミディアムは1m前後を探れます。
巻き速度はスプーンより遅めです。デジ巻き(ハンドルを細かく止めて巻く)でイレギュラーな動きを出すと反応することも多いです。
注意事項
バーブレスフック義務の施設が多いです。ルール(使用可能ルアーの制限、キープ数、エリア区分)は施設ごとに異なるため事前確認必須です。ラバーネット携行が必須の施設もあります。
ニジマスの渓流ルアー
自然渓流でミノーやスプーンを使ってネイティブトラウト(ニジマス・ヤマメ・イワナ)を狙います。スピニングタックルとベイトフィネスタックルの2つの選択肢があり、それぞれに長所があります。アップストリーム(上流方向)キャストが基本で、渓流の流れを読む力が釣果を左右します。
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この釣法の仕掛け図
おすすめロッド
5-5.6ft / UL-L
選ぶ理由
渓流は木々が覆いかぶさり、大きなバックスペースが取れないため5〜5.6ftの短いロッドが必須です。
UL〜Lパワーの先調子(ファーストアクション)で3〜7gのミノー・スプーンを正確にキャストします。
先調子はトゥイッチの入力がダイレクトに伝わりやすく、渓流ルアーに適切です。スピニングロッドは汎用性が高く入門に適切です。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
取り回し重視の5ft。源流〜中流域の渓流向き。キャスト精度よりも操作性を優先するなら
おすすめリール
1000-2000番 / ベイトフィネス用
選ぶ理由
スピニングリールは1000〜2000番のハイギアが渓流ルアーの定番。ダウンストリーム(下流方向)の回収速度を確保しつつ、軽量ルアーのキャスト性も確保します。
ベイトフィネスリールは3g前後の軽量ルアーもストレスなくキャストでき、着水即巻き出しが可能です。
ピンポイントキャストの精度で釣果差が出る渓流では大きなアドバンテージ。
おすすめライン
3-5lb
選ぶ理由
渓流ルアーではナイロン3〜5lbが主流です。適度な伸びがショックアブソーバーとなり、急な突っ込みでのラインブレイクを防ぎます。
岩や木に擦れる場面が多い渓流では、PEよりも耐摩耗性に優れるナイロンが安心です。
4lbを基準に、源流域のブッシュが多い場所では5lb、クリアウォーターでプレッシャーが高い場合は3lb。
ベストシーズン
3-9月(渓流解禁期間)
おすすめ時間帯
朝マズメ(日の出〜7時)・夕マズメ(16時〜日没)
おすすめポイント
淵(深場)・落ち込み・巻き返し・白泡の下がメインポイント。魚は流れの緩む場所に定位して上流から流れてくるエサを待つ。
大石の裏・倒木の陰・岩盤の張り出しも見逃せない。上流から下流へ探り歩く(アップストリーム)のが基本。
釣り方のコツ
アップストリームキャスト
ミノーのアップストリームキャスト(上流方向へ投げて流れに乗せながらトゥイッチ)が基本です。ロッドを小刻みに弾いてミノーにダート・フラッシングアクションを加え、流れの中で逃げ惑う小魚を演出します。
着水後すぐに巻き出し、流れに負けないテンションを維持します。ロッドは先調子(ファーストアクション)のものがトゥイッチの入力を正確にルアーに伝えやすいです。
ルアーセレクト
水温13〜18℃の朝夕マズメに5〜7cmのヘビーシンキングミノー(Dコンタクト4.5g、スピアヘッドリュウキ50S等)での実績が高いです。
渓流の規模に合わせてサイズを選び、源流域では50mm以下、中流域では50-70mmが目安です。スプーン3〜5gは落ち込みや深場のサーチ用として携行します。
スピニングとベイトフィネスの使い分け
スピニングは軽量ルアーの飛距離に優れ、入門〜中級者に最適。ベイトフィネスはピンポイントキャストの精度が高く、着水即巻き出しのテンポ感で中級者以上に人気です。
どちらも先調子のULロッドが基本で、渓流では短い5ft前後が取り回しやすいです。
注意事項
渓流釣りには遊漁券が必要です。解禁期間・キープサイズ・キープ数は河川ごとに異なるため必ず事前確認が必要です。
ウェーダー・フェルトソールのシューズ、偏光サングラスは必須装備です。単独入渓時は家族に入渓場所を伝えておきましょう。
ニジマスのエサ釣り(渓流・管理釣り場)
渓流や管理釣り場でイクラ・ブドウ虫・キジ(ミミズ)などの天然エサを使ってニジマスを狙うミャク釣りスタイル。目印でアタリを取る繊細な釣りで、ルアーでは反応しない食い渋りの魚にも効果的です。
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渓流エサ釣り ミャク釣り仕掛けの仕掛け図
おすすめロッド
4.5-5.4m / 硬調
選ぶ理由
渓流エサ釣りにはリールを使わない延べ竿(渓流竿)を使用します。
4.5〜5.4mの硬調(先調子寄り)が標準で、合わせの入力がダイレクトに伝わりフッキング率が高いです。渓流の幅や木々の覆い具合に応じて長さを選びます。
源流域は3.6〜4.5m、中流域は5.4〜6.1m。硬調は抜き上げもスムーズで手返しが良いです。
おすすめリール
リール不要
リール不要
選ぶ理由
渓流エサ釣りは延べ竿(リールなし竿)を使用するため、リールは不要。竿の全長がそのまま仕掛けの長さになります。
おすすめライン
0.3-0.6号
選ぶ理由
渓流エサ釣りの道糸はナイロン0.4号が標準です。透明度の高い渓流水では細糸が有利だが、岩に擦れるリスクも考慮して0.3〜0.6号の範囲で選択します。
天井糸(竿先接続部分)はナイロン0.6〜0.8号を使い、水中糸を0.3〜0.4号に落とすと感度と強度を確保できます。
仕掛け
選ぶ理由
目印仕掛けで流れの中のアタリを視覚的に捉える。ガン玉はB〜2Bで水深に合わせて調整。
ハリス0.2〜0.3号は魚に違和感を与えず、エサの自然なドリフトを実現する。ヤマメ針#6〜#7は吸い込みの良い形状でフッキング率が高いです
ベストシーズン
3-9月(渓流解禁期間)/ 管理釣り場は通年
おすすめ時間帯
朝マズメ・夕マズメが基本だが、日中の日陰ポイントも狙い目
おすすめポイント
渓流では瀬脇・淵の流れ込み・石裏の巻き返しが好ポイント。エサを自然に流せるよう、流れの筋を読んでポイントに入る。管理釣り場ではインレット(流入口)付近や沈み石周辺に魚が集まりやすい。
釣り方のコツ
ミャク釣りの基本
ミャク釣り(目印仕掛け)が基本です。道糸に蛍光色の目印を3〜4個付け、仕掛けが自然に流れる速度でロッドの先を下流方向に送り込みます。
竿先は水面より高く構え、道糸のたるみを最小限に抑えて目印の変化を見逃さません。エサは水中で自然にドリフトさせることが最重要で、引っ張りすぎると魚が違和感を覚えて食わません。
アタリの取り方
目印が不自然に止まったり引き込まれたりしたらアタリ。前アタリ(コツコツと小さな振動)を感じたら竿先をやや送り込み、本アタリ(グッと引き込み)で手首を返すように合わせます。
硬調の渓流竿は合わせの入力がダイレクトに伝わり、フッキング率が高いです。空合わせ(アタリがなくても定期的に合わせる)も有効です。
エサの使い分け
イクラは針持ちが良く初心者でも扱いやすい万能エサで、低水温期に特に有効です。ブドウ虫は白色の大きな体で集魚力が高く大型狙い向きです。
キジ(ミミズ)は最も自然な動きで警戒心の強い魚にも効果的です。水温と活性に合わせて使い分けます。
注意事項
渓流では遊漁券が必要です。キープサイズ・キープ数の規則を守ることです。エサ釣り禁止区間もあるため事前確認をしてください。管理釣り場ではエサ釣り専用区画が設けられている施設もあります。