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テナガエビの釣り方・タックル完全ガイド

夏の風物詩として親しまれる淡水エビ。河川の護岸際をミャク釣りで狙う。長い腕(鉗脚)が特徴で、唐揚げにすると香ばしく絶品。手軽に楽しめる入門釣り。

動画でわかる:テナガエビの釣り方

独断で発掘した参考になるYouTubeチャンネルと動画をご紹介

ミャク釣り
ウキ釣り

テナガエビと同じタックル構成で狙える魚種です

テナガエビの特徴・生態

釣り方

河川の護岸際やテトラの隙間をミャク釣りまたは玉ウキ釣りで狙います。アカムシを小さなテナガエビ針(1〜3号)に刺し、底付近に漂わせるのが基本。アタリがあってもすぐに合わせず、エビがエサを抱え込むまで10〜20秒待つ「じっくり誘い」がコツです。夕方〜夜間は入れ食いになることも珍しくありません。

日本各地の河川・運河・水路に生息する大型の淡水エビで、オスの長い鉗脚(腕)が最大の特徴です。夏の護岸釣りの定番ターゲットとして、釣りの楽しさと食味の美味しさを兼ね備えた人気種です。

生態と習性

雑食性で藻類・デトリタス・小型無脊椎動物などを幅広く食べます。昼間は石の隙間や護岸の暗がりに潜み、夕方〜夜間に活発に活動する夜行性です。縄張り意識が高くオス同士は腕を広げて威嚇します。都市河川のコンクリートブロックやテトラに特によく適応しています。

食文化など

素揚げ・唐揚げにすると殻ごと食べられて香ばしく、ビールのつまみに最高です。佃煮や塩茹でも美味で、江戸前の伝統的な食材。釣ったあとはバケツのくみ置き水で2〜3時間泥抜きすると臭みが消えます。

地方名

「テナガ」「川エビ」が一般的。多摩川・荒川・江戸川は関東の人気スポット。関西では淀川・大和川水系が定番釣り場です。

テナガエビのベストシーズン・釣れる時期

おかっぱり
5月後半から釣れ始め、梅雨入りで本格シーズン開幕テナガエビは護岸釣りが基本(ボート釣り不要)
ベストシーズン。夕方〜夜に入れ食いが続くテナガエビは護岸釣りが基本(ボート釣り不要)
9月まで好釣。護岸でのミャク釣りが楽しめるテナガエビは護岸釣りが基本(ボート釣り不要)
×水温低下で深場に潜伏。完全なオフシーズンテナガエビは護岸釣りが基本(ボート釣り不要)

適水温: 20〜28℃(22〜26℃が最適)

テナガエビの季節別攻略ガイド

3〜5月)のテナガエビ釣り★ベストシーズン

水温が15℃を超える5月後半から護岸際での釣果が出始めます。初期はまだ活性が低く日中の暖かい時間帯に限られるが、6月の梅雨入りとともに活性が一気に高まり本格的な数釣りシーズンが到来します。

産卵期が始まる5〜6月は抱卵メスが多く見られる時期でもあります。

6〜8月)のテナガエビ釣り★ベストシーズン

6〜8月が最盛期。高水温で活性が最高となり、護岸のテトラや石積みの隙間で入れ食いになることも珍しくないです。

夕方から夜にかけて活性がさらに高まり、夜釣りでは効率よく数を稼げます。産卵を終えたオスが活発に餌を求めてエリアを広げるため、数・型ともに期待できる時期。

9〜11月)のテナガエビ釣り★ベストシーズン

9月は夏の好調が続き、護岸での数釣りが楽しめます。水温が20℃を下回り始める10月以降は活性が急激に低下し、石の下や泥底の深い場所に移動するため釣ることが難しくなります。

11月以降は実質的なシーズンオフとなり、釣果はほぼ期待できません。

12〜2月)のテナガエビ釣り

水温が10℃を下回る12月以降は石の下や泥底に深く潜り込んで休眠状態に入ります。動きが極めて鈍くなりエサへの反応もほとんどなくなります。

2月末〜3月になって水温が上昇し始めるまで実質的に釣りの対象外となり、無理な釣行では釣果が期待できません。

テナガエビ釣りの地域別ポイント・攻略法

北海道

テナガエビの自然分布域外。道内の河川・湖沼ではほとんど生息が確認されておらず、実質的に釣りの対象外となる。道南・太平洋岸の一部でごく少数の記録があるが、釣り場として成立する個体数はほとんど見込めない。

東北(日本海側)

山形・秋田・新潟北部の河川下流域にごく少数分布するが、釣り場として成立する個体数は非常に限られる。山形県の最上川下流域や秋田県の米代川河口部に生息記録があるが、関東・近畿と比べると個体密度が低く、専門的な釣行は難しい。テナガエビは淡水種のため、海域(津軽・男鹿・庄内)は分布域外にあたる。

エリア詳細(3件)+

東北(太平洋側)

宮城・福島の太平洋側河川(阿武隈川・北上川下流域など)に一定の個体が確認されている。仙台近郊の阿武隈川下流や名取川でも釣果情報がある。関東より個体密度は低いが、6〜8月のピーク期には護岸際でミャク釣りが成立する場所もある。テナガエビは淡水種のため、海域(三陸・松島湾・常磐)は分布域外にあたる。

エリア詳細(5件)+

上越・北陸

信濃川・阿賀野川(新潟)、手取川・犀川(石川)、九頭竜川(福井)など主要河川の中・下流域に生息。新潟の信濃川下流域は個体数が多く、梅雨明けからの盛夏が最盛期。護岸のブロック際やテトラ周辺をタナゴ竿のミャク釣りで狙うと好結果が出やすい。テナガエビは淡水種のため、海域(佐渡・富山湾・能登・若狭)は分布域外にあたる。

エリア詳細(5件)+

関東

多摩川・荒川・江戸川・利根川が主要スポット。都市河川でも個体数が多く、関東は日本有数のテナガエビ釣り場の集積地。護岸のブロック際やテトラの隙間をタナゴ竿のミャク釣りで探ると良型が出やすい。6〜8月のピーク期には入れ食いになることも。夕方から夜にかけてウキ釣りでも数釣りが楽しめる。海水域・汽水域の護岸は釣れるが、純海水エリアはテナガエビの分布域外。

エリア詳細(10件)+

東海

木曽三川(木曽川・長良川・揖斐川)や天竜川水系が人気釣り場。河口部の護岸や石積みをタナゴ竿のミャク釣りで効率よく探ると良型が出る。梅雨明けから8月にかけてがベストシーズンで、夕まずめからウキ釣りに切り替えると数が伸びやすい。海水域・外洋に面した海岸部はテナガエビの分布域外。

エリア詳細(9件)+

近畿

淀川・大和川水系が定番釣り場。琵琶湖流入河川でも釣れる。淀川の橋脚周辺や護岸のブロック際をタナゴ竿のミャク釣りで狙うと良型が出やすく、夏場の夕方からウキ釣りに移行すると一気に数が伸びる。夜釣りは特に活性が高い。大阪湾・紀伊水道の沿岸海域はテナガエビの分布域外。

エリア詳細(9件)+

山陰・山陽

江の川(島根・広島)、吉井川・旭川(岡山)、太田川(広島)などの主要河川中・下流域にテナガエビが生息する。関東・近畿より個体密度は低めだが、夏場の好条件日には十分な釣果が得られる。護岸のブロック際や石積みをミャク釣りで探るのが基本。テナガエビは淡水種のため、海域(山陰・瀬戸内・下関)は分布域外にあたる。

エリア詳細(3件)+

四国

四万十川が日本最大級のテナガエビ生息地として名高い。吉野川・仁淀川にも豊富に生息し、四国は全国的にみてもテナガエビ釣りの好適地。清流の石積み護岸や砂利底の瀬の緩流部がポイント。夏場の護岸際のミャク釣りで大型も期待できる。テナガエビは淡水種のため、海域(瀬戸内側・土佐・鳴門)は分布域外にあたる。

エリア詳細(4件)+

九州・沖縄

筑後川(福岡・佐賀)・球磨川(熊本)・大淀川(宮崎)など九州各地の主要河川にテナガエビが豊富に生息する。温暖な気候で個体の成長が早く大型が期待できる。タナゴ竿を使ったミャク釣りやウキ釣りが基本で、夏の夕方から夜が特に活性が高い。沖縄には在来のテナガエビは少なく、固有近縁種(ヒメテナガエビ等)が生息する。テナガエビは淡水種のため、海域(玄界灘・有明海)は分布域外にあたる。

エリア詳細(8件)+

テナガエビの釣り方・おすすめタックル

テナガエビミャク釣り

短い延べ竿でテナガエビを狙うシンプルな釣法。護岸の隙間やテトラの穴がポイントで、夕方〜夜に特に活性が高まります。

関連動画

テナガエビ ミャク釣り仕掛けの仕掛け図

おすすめロッド

1-2m / 軟調

選ぶ理由

テナガエビのミャク釣りは護岸の隙間やテトラの穴にピンポイントで仕掛けを送り込むため、短い竿が操作しやすいです。

タナゴ竿(0.9〜1.2m)は穴撃ち・接近戦向き、万能小継竿(1.5〜2.1m)は足場が高い護岸や広めの護岸釣り向き。

軟調子の穂先がエビの抱き込みアタリを弾かず、バラシを防ぎます。

基準をつかむ代表候補

ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。

タナゴ竿 0.9-1.2m基準の起点

基準が固まってからショップで確認する

穴撃ち・護岸際の接近戦向き。短くて軽く、テトラの隙間や石積みにピンポイントで仕掛けを送り込める

代表的な他の適応魚種:タナゴハゼ
万能小継竿 1.5-2.1m

基準が固まってからショップで確認する

足場の高い護岸や広い釣り場向き。1.5〜2.1mのリーチで足元からやや離れた護岸際も攻められる

代表的な他の適応魚種:タナゴハゼ

おすすめリール

-

選ぶ理由

テナガエビのミャク釣りはリールを使わず延べ竿に道糸を直結します。リールなしの軽量仕掛けが護岸際の精度の高い操作を可能にし、アタリの感度も向上します。

基準をつかむ代表候補

ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。

リール不要(延べ竿直結)

基準が固まってからショップで確認する

代表的な他の適応魚種:タナゴハゼ

おすすめライン

0.4-0.8号 + リーダーハリス0.3-0.6号

選ぶ理由

テナガエビは引きが弱く、細い道糸で十分です。ナイロン0.6〜0.8号はしなやかで仕掛けが自然に漂い、エビに違和感を与えにくいです。

ハリスは0.3〜0.6号で5〜15cmと短めにすると根掛かりが減り、穴の奥まで送り込みやすいです。

基準をつかむ代表候補

ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。

ナイロンライン 0.6-0.8号

基準が固まってからショップで確認する

代表的な他の適応魚種:タナゴハゼ

仕掛け

選ぶ理由

テナガエビ専用針(1〜3号)はエビの口に合わせた設計で確実に針掛かりさせる。

ガン玉(B〜2B)を針上5cmに打ち、仕掛けを底付近に安定させてエビが拾いやすい位置に漂わせます

エサ・ルアー

選ぶ理由

アカムシ(赤虫)はテナガエビが最も好む生きエサ。1〜2匹をチョン掛けし、エビが掴みやすい動きを演出する。

5分ごとに新鮮なものと交換することでアタリが安定して増えます

ベストシーズン

夏(5-9月)

おすすめ時間帯

夕方〜夜(日中も可)

おすすめポイント

護岸の隙間、石積み、テトラの穴、橋脚周辺

釣り方のコツ

基本の釣り方

タナゴ竿または万能小継竿(1〜2m)を使い、道糸0.6〜0.8号にガン玉(B〜2B)を打ち、ハリス0.3〜0.6号にテナガエビ専用針(1〜3号)を結びます。

エサはアカムシを1〜2匹チョン掛けし、竿先で仕掛けを護岸際や石積みの隙間にゆっくり送り込みます。底付近に漂わせると竿先にコツコツとした感触でアタリが伝わります。

最重要なのは「すぐ合わせない」ことです。エビがエサを掴んだら10〜20秒待ち、グングンと引き込む本アタリが出てから静かにゆっくり合わせます。

強く引っ張ると針が外れやすいため、竿をゆっくり立てるようにして慎重に取り込みます。食い渋り時はエサを新鮮に交換し、ハリスを0.3号に細くするか針を1サイズ小さくすると改善することが多いです。

ポイントとコツ

護岸のコンクリートブロックの隙間、石積みの間、テトラポッドの穴が最高のポイントです。橋脚周辺も実績が高いです。

昼間は日陰になる暗い場所を好み、夕方〜夜にかけて活性が一気に高まります。水深10〜50cmの浅場が主戦場で、流れのある場所はガン玉を3Bに上げて底トレースします。

同じ穴に3回入れて反応がなければ次の穴に移動し、手返しよく探ることがコツです。アカムシは5分ごとに新鮮なものに交換すると釣果アップにつながります。

注意事項

夜釣りはヘッドライトを必携し、滑りやすい護岸での転落に十分注意します。釣り場が私有地や立入禁止区域でないか事前に確認することです。

地域によって採捕禁止期間や禁止区域が設定されている場合があるため、漁業権・地域ルールを必ず確認します。キープする場合はバケツにくみ置き水で活かし、2〜3時間泥抜きしてから食べると臭みが取れます。

このミャク釣りタックルで狙える魚:

テナガエビウキ釣り

小さな玉ウキでテナガエビを狙う釣法。アタリが目で確認できるため初心者にもわかりやすく、流れのある場所や広い護岸でも効率よく探れます。

関連動画

テナガエビ ウキ釣り仕掛けの仕掛け図

おすすめロッド

1.5-2.5m / 軟調

選ぶ理由

ウキ釣りはウキを流して広い範囲を探るため、ミャク釣りより少し長い竿が操作しやすいです。

1.5〜2.5mの渓流竿や万能小継竿が適切で、足場の高さに合わせて長さを選びます。軟調子の穂先はエビが食い込む際の抵抗が少なく、バラシを抑制します。

基準をつかむ代表候補

ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。

渓流竿・万能小継竿 1.5-2.5m

基準が固まってからショップで確認する

代表的な他の適応魚種:タナゴハゼ

おすすめリール

-

選ぶ理由

ウキ釣りも延べ竿に道糸を直結し、リールは使いません。軽量なシステムが精度の高い仕掛け操作を実現し、ウキの微細な動きも手元で感知しやすくなります。

基準をつかむ代表候補

ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。

リール不要(延べ竿直結)

基準が固まってからショップで確認する

代表的な他の適応魚種:タナゴハゼ

おすすめライン

0.4-0.8号 + リーダーハリス0.3-0.6号

選ぶ理由

ウキ釣りでも細いラインが基本です。ナイロン0.6〜0.8号はしなやかでウキの動きを妨げず自然なエサの漂いを演出できます。

ウキ釣りでは道糸が水面に出るため、蛍光色の視認性が高いラインを選ぶと仕掛けの位置が把握しやすいです。ハリスは0.3〜0.6号で針掛かりをよくします。

基準をつかむ代表候補

ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。

ナイロンライン 0.6-0.8号

基準が固まってからショップで確認する

代表的な他の適応魚種:タナゴハゼ

仕掛け

選ぶ理由

玉ウキ(3〜4号)でアタリを視覚的に確認できるため、テナガエビのゆっくりした食い込みを見極めやすい。

ガン玉(3B〜B)でタナを底付近に安定させ、テナガエビ針(1〜2号)は小ぶりでエビが違和感なく掴めます

エサ・ルアー

選ぶ理由

アカムシはウキ釣りでも最高のエサ。ウキが横に流れたり静かに沈む本アタリまで20秒ほど待ってから合わせる。

5分ごとに交換し、常に鮮度を保つことで釣果が安定します

ベストシーズン

夏(5-9月)

おすすめ時間帯

夕方〜夜(日中も可)

おすすめポイント

護岸の隙間、石積み、水草際、杭周辺

釣り方のコツ

基本の釣り方

玉ウキ3〜4号(直径1〜1.5cm程度)を使い、テナガエビのアタリを目で確認できる釣法です。

渓流竿または万能小継竿(1.5〜2.5m)に、道糸0.6〜0.8号、小型玉ウキ、ガン玉(3B〜B)、ハリス0.3〜0.6号の順で仕掛けを組みます。

テナガエビ専用針(1〜2号)にアカムシを1〜2匹チョン掛けします。タナ(ウキ下)を調整し、エサが底から5〜10cm浮く程度に設定します。

ウキがゆっくり横に動いたり(触り)、スッと沈み込んだりしたらアタリのサインです。ミャク釣りと同様に20秒ほど待ち、ウキが完全に沈み込んでから静かに合わせます。

流れのある場所ではウキを自然にドリフトさせると広い範囲をカバーでき、護岸際だけでなく水草の際や杭周りも見逃せないポイントです。

ポイントと仕掛け投入方法

石積みや護岸のわずかなくぼみを狙い、仕掛けをソフトに投入します。ウキが大きすぎると抵抗が増してエビが違和感で離してしまうため、できるだけ小さい玉ウキを選ぶのが鉄則です。

根掛かりを避けるため、仕掛けは常に障害物の外側から内側へと誘い込むように操作します。ウキ下を5cm単位で調整しながら、エビがいる層を探っていくことが釣果を伸ばすコツです。

注意事項

夜釣りはヘッドライトを必携し、護岸や足場の不安定な場所での転落に十分注意します。釣り場が立入禁止区域でないか必ず事前確認が必要です。

地域によって採捕禁止区域が設定されている場合があるため、漁業権・地域ルールを必ず調べてから釣行します。釣り後はゴミを持ち帰り、次の釣り人のためにポイントをきれいに保ちます。

キープする場合は活かしバケツで2〜3時間泥抜きしてから調理します。

このウキ釣りタックルで狙える魚: