大物対応の延べ竿で、平らな岸壁から見える足元の穴へ切り身餌を入れます。掛けたらその場で穴の外へ向け、玉網へ入れられない場所では使いません。
メーカーが海水の大型魚にも使えるとしているボーダレスGLのPモデルを選びます。製品紹介では10kg級の実績も出ていますが、ウツボ専用竿ではないので、どこまで耐えられるかは足場と取り込み方次第です。
P810-Tで穴の入口へ届くなら軽い810を使い、届かない時だけP900-Tに替えます。
延べ竿へ道糸を直接結ぶ釣法です。糸を出して走らせる余地がないため、足元の安全な穴と取り込めるサイズに限定します。
ボーダレスGLには道糸号数の指定がないため、太さは釣り場と取り込む魚に合わせて選びます。竿の長さにそろえた太いナイロンを使い、結び目と傷は毎回確認します。道糸を手や体へ巻き付けません。
中通しオモリ5号から始め、潮で穴の入口へ置けない時だけ15号まで上げます。これは餌を入口で止めるための重さで、竿の公式錘負荷を示す数字ではありません。サバは匂い、イカは身持ちで使い分けます。餌を替える前に、掛けた魚を穴の外へ向けて引ける位置へ置き直します。
平らな岸壁から、外側から入口を見られる足元の隙間だけを探ります。魚を掛けた場所から玉網まで入れられない穴には仕掛けを入れません。テトラへ上がったり、穴の奥へ竿を差し込んだりしません。
8.1〜9mのPモデルへ尻手ロープを付け、竿尻環と動かない固定点を結びます。ロープは足や通路へ掛からない長さにします。道糸を手首や腰へ巻き付けません。
太いナイロン道糸を竿長ほど取り、中通しオモリは5号から始めます。潮に押されて穴の入口へ置けない時だけ15号まで上げます。この5〜15号は竿の錘負荷ではなく、餌を入口で止めるための目安です。
延べ竿の仕掛けは、シンカーと一針だけの簡単なものです。ワイヤーを足して飲み込ませるまで粘る釣り方はせず、道糸の先端に白化、ささくれ、切れ込みが出たら交換します。歯が道糸へ触れるほど食い込ませたい時は、この釣法を続けずリールを使う穴釣りかぶっこみへ替えます。
サバやイカの切り身を入口から少し内側で止めます。穴の奥まで落とすと掛けた後に横へ引けず、竿が強くても魚を出せません。
重みが続いたら竿を立て、曲がりを使って入口の外へ向けます。竿を寝かせたまま耐えません。竿が伸される、魚を出すために足場を移らなければならない、想定より大きい時は無理をせず仕掛けを切ります。
魚を素手で押さえず、長いプライヤーを使います。安全に外せなければ糸を切ります。道糸や穂先に傷があれば、そのまま次の穴へ入れず交換します。
入口の向き、深さ、餌の置き場を替えます。足元に反応がなければ竿の届く範囲を無理に広げず、ぶっこみへ切り替えるか場所を移します。