フライで流れの筋や湖の岸際を狙います。虫の羽化(ハッチ)、風、魚が浮く層を見て毛鉤を選びます。
ブラウントラウトのフライは、虫を食う魚と小魚を追う魚の両方を見る釣りです。水面で魚が出る反応(ライズ)だけに頼らず、流下昆虫、岸際の影、沈み石、倒木を読みます。
ライズがある時はドライフライを自然に流します。大切なのはフライ名より、流れに引っ張られてフライが不自然に動く状態(ドラグ)を出さずに流すことです。カゲロウ、トビケラ、春ゼミのような虫が出る日は、水面で食わせる釣りが成立します。
ライズがない時間はニンフで水中を釣ります。流れの筋に入れ、底を引きずりすぎず、自然に沈めます。インジケーターを使う時は深さを合わせ、目印に出る小さな変化を拾います。
大型狙いではストリーマーを使います。倒木、岸際、落ち込みの下へ入れ、小魚やザリガニを追う個体に見せます。秋や濁りの日は、ドライよりストリーマーが効く場面があります。引く距離を長くするより、魚の前で一度横を向かせる間を作ります。
反応がない時は、流し方・沈める深さ・フライサイズ。まず同じ虫を小さくする前に、ドラグを消します。次に沈める深さを変え、最後に色とサイズを落とします。ライズが単発なら待ち、連続する時だけドライへ切り替えます。流れが複雑な場所では、短い距離を正確に流します。