冬の風物詩。ジェット天秤仕掛けを遠投し、置き竿でアタリを待つ。5〜10分に一度の誘いが釣果を左右する。
遠投性と繊細な穂先を備えるCXクラス(中硬調)が標準。25〜30号はシロギスからカレイ・アイナメまで対応できる万能調子。潮流が速い場所では硬め(EXクラス)を好む釣り人もいます。
スピニングリール(投げ専用)はスプール径が大きく、遠投後の回収効率が良いです。ハイギアが便利だが、カレイは待ちの釣りなので極端にハイギアである必要はありません。ドラグ性能は重要ではないが、スムーズな巻き上げが快適。
ナイロン3-4号は伸びがあり食い込みが良く、カレイの繊細なアタリでもバラシにくいです。PE1.5-2号は感度・遠投性に優れるが、力糸(テーパーライン12号)が必須です。初心者はトラブルが少ないナイロンが扱いやすいです。
投げ釣りではPE1.5-2号の道糸と力糸(テーパーライン 2-3号→12号)の接続が必須で、力糸は遠投時のフルスイングで瞬間的にかかる負荷を太い部分で受け止め、ラインブレイクを防止します。市販のテーパーライン一体型PEを使えば結束不要で手軽に対応できますが、自分でPE道糸と力糸を結ぶ場合はFGノットで接続するのが基本です。船上や暗所での結束には第一精工のFGノットアシストツールがあると確実に編み込めて重宝します
ジェット天秤は遠投性に優れ、着底後の仕掛けが立ちやすい。2本針で広範囲を探り、枝スを短め(10cm)にすることで絡みにくく根掛かりも減らせる。潮流に流されにくい重めのオモリで底をキープです アオイソメは動きでアピールし、房掛けでボリュームを出す。タラシは長めが有効。マムシは匂いと太さで集魚力が高く、渋い状況を打開できる。エサ交換はこまめに行い、鮮度を保つことが重要です。塩イソメ系は針持ちが良く長時間の遠投釣りに向き、エサ切れの心配を減らせる。北海道では切り身系(サンマ・カツオ)が定番化しており、マコガレイ・マツカワで実績が高い
仕掛けを遠投し、糸フケを取って置き竿でアタリを待ちます。竿は2〜4本並べ、広範囲を探ります。25〜35号のオモリを後方フルスイングで投げるため、自分の後方と隣の釣り人との間隔を最低5m以上空け、声を掛けてから投げるのがマナーです。
5〜10分に一度、誘いを入れます。「さびき」(ゆっくり底を引きずる)または「オモリ跳ね上げ」(砂煙でアピール)が基本です。カレイは音や振動に反応するため誘いが重要です。
「ヒラメ40、カレイ20」の格言通り、アタリから20秒ほど待ってから合わせます。穂先がクンクンと叩くアタリが出たら、しっかり食い込ませてから大きく合わせます。
エサは新鮮に保つことが重要です。回収ごとにエサをチェックし、傷んでいたら交換します。時合に入ったら手返しを早めてチャンスを逃しません。
まず誘いを入れる頻度を上げます。通常5分に1回のところを3分に1回にしてみます。反応がなければエサをマムシに変更します。アオイソメより集魚効果が高く、渋い状況では特に効果的です。段差仕掛けで臭いと動きの物量作戦を展開したり、仕掛けにビーズや発光玉を追加してアピール力を高めるのも有効です。それでもダメならポイントを移動します。カレイの時合は1時間〜30分と短いので、近くで釣れたら即座にエサ交換・打ち返しで勝負します。
根掛かりが多い場所ではさびき誘いを控え、放置スタイルも有効な場合があります。また、カレイは口が意外と柔らかいので、強すぎるアワセは口切れの原因になります。
冬の投げ釣り最盛期は夜間や早朝のサーフでの釣行が多くなります。
釣り場では立入禁止区域・私有地・漁港の作業エリアに入らないこと。ゴミは必ず持ち帰り、地元のルールや漁協の取り決めを確認してから入釣しましょう。エサの仕掛け袋・余ったアオイソメの放置は環境負荷とトラブルの原因になります。