FISH GUIDE
夜のトップウォーターゲームが大人気の日本在来魚。カップ付きバグ系プラグやクローラーベイトで水面を炸裂させる釣りが魅力で、近年急速に人気が高まっています。梅雨時のカエル捕食パターンが最大の楽しみどころ。北海道は分布域外で、関東以西の本州・四国・九州で楽しめます。
釣り方を選ぶ
仕掛けや手順の細部は、それぞれの釣り方ページで確認できます。
| おかっぱり | 船 | |
|---|---|---|
| 春 | ○ナマズは岸釣りが標準。3-4月はトップ反応が薄く、日中のスピナーベイト・ラバージグで底を丁寧に探ると釣果が出る。5月から本格シーズン。 | △ナマズは河川・用水路が主戦場で、ボート釣りは琵琶湖のビワコオオナマズや霞ヶ浦のアメリカナマズなど大規模水系の専門釣りに限定される。 |
| 夏 | ◎ナマズは岸釣りが標準。梅雨(5-6月)が最盛期で、夜のトップウォーターへの反応が一年で最も高い。用水路・小規模河川がアツい。 | ○ナマズは河川・用水路が主戦場で、夏のボート釣りは琵琶湖でのビワコオオナマズや霞ヶ浦のアメリカナマズの専門釣りで楽しまれる。 |
| 秋 | △ナマズは岸釣りで時合いを合わせると反応が出やすいが、10月以降は水温低下で活性が落ち、釣果は日に日に減る。9月までが現実的なシーズン終盤。 | △ナマズは河川・湖沼が主戦場で、ボート釣りは琵琶湖・霞ヶ浦などの大規模水系でビワコオオナマズや大型アメリカナマズを狙う場合に成立する。 |
| 冬 | ×ナマズは岸釣りもオフシーズン。下水処理施設等の温排水や湧水地など、周囲より水温が高くて安定した場所のみ稀に釣りが成立する。 | ×ナマズは冬季に深場へ移動し低活性化するため、通常はオフシーズン。温排水周辺の限定された場所のみ釣りが成立する。 |
適水温: 20〜28℃(22〜26℃が最適)
春(3-5月)は水温上昇に合わせて活性が上がり始める時期。
3-4月はトップウォーターへの反応が薄いため、水温が上がりやすい日中にスピナーベイトやラバージグで底を丁寧に探るのが効果的(tsurihack/7079の春爆攻略法)。
5月になると小規模河川や用水路にナマズが繁殖のために入り込み始め、トップウォーター反応も急速によくなります。梅雨入り前の5月後半が最初の本格的なベストタイミングとなります。
夏(6-8月)はナマズ釣りのベストシーズン。梅雨時期(5-6月)はカエルが活発に動き、ナマズの捕食反応が一年で最も高くなる時期で、トップウォータープラグへの反応も最大。
夜のトップウォーターゲームは堰下や流れ込み・用水路で爆発的に楽しめます。
日中は水温上昇で活性が落ちるため、岩陰や水草陰の物陰に休息中のナマズをサイトフィッシングで狙うか、スピナーベイトで広範囲をサーチします。雨後の濁水・増水時はナマズが捕食モードに入りやすい大チャンス。
秋(9-11月)は水温低下と日照時間短縮で、ナマズが用水路や小規模河川などの浅い環境から河川本流域・湖沼の深場へ移動するため釣果は日に日に落ちます。
9月までは梅雨時並みのトップウォーター好反応が残ることもあり、特に9月前半は越冬前の荒食いを狙える可能性があります。
10-11月はトップへの反応が極端に薄くなるため、スピナーベイトやラバージグでの底物攻略に切り替えるのが現実的です。
冬(12-2月)は基本的にオフシーズン。ナマズは深場で越冬状態に入り、トップウォーターや通常のルアー・餌釣りへの反応はほぼ期待できません。
例外として下水処理施設の温排水・湧水地など、周囲より水温が高く安定した場所では真冬でも稀に釣果が出ることがあります。冬は道具のメンテナンスや翌シーズンの準備期間として活用するのが現実的です。
北海道はナマズ(マナマズ)の分布域外で、釣りの対象魚にはなりません。ナマズ釣りに興味がある場合は本州(関東以西)のフィールドへの遠征が必要です。北海道では代わりにイトウ・アメマス・ニジマスなどの渓流魚・湖沼ターゲットが豊富。
東北はナマズの分布域として認知されているが、関東以南と比べて魚影は薄く、釣り対象としてはマイナーな扱い。福島・宮城の阿武隈川水系や、内陸の小規模河川・用水路で稀に釣果が出る。シーズンは関東より1ヶ月ほど遅れて初夏が中心。
関東はナマズ釣りの本場で、利根川水系(利根川・江戸川・荒川・印旛沼)と霞ヶ浦水系がメインフィールド。本マナマズは利根川・江戸川・印旛沼で、霞ヶ浦・北浦はアメリカナマズ(チャネルキャットフィッシュ)の聖地として全国的に有名。梅雨時の用水路・小規模河川ではトップウォーターで初心者でも実績が出やすい。
東海はナマズ釣りの主要フィールドで、長良川・木曽川・揖斐川(木曽三川)と矢作川・天竜川がメインステージ。静岡県の菊川水系・安倍川中下流域でもプロ実績(uosoku/817 松本幸雄、uosoku/2415 野呂昌明、uosoku/1438 戸塚明子)。岐阜の長良川水系では2018年新種記載のタニガワナマズが生息することでも知られる。
近畿はナマズ釣りの好フィールドで、淀川・木津川・宇治川(淀川水系)と大和川・武庫川が本マナマズの主要ステージ。琵琶湖は固有亜種のビワコオオナマズ(最大1m超)の聖地で、uosoku/2416のアノニマス実績(バッシングシャフト62パワー+アンバサダー4500C+K-TENプラグ)がある。琵琶湖・余呉湖ではイワトコナマズも生息する。
山陰・山陽はナマズ分布域だが、関東・東海・近畿と比べると魚影は薄い。瀬戸内側(広島・岡山)の太田川・旭川・吉井川中下流域でナマズが釣れ、山陰側は宍道湖・斐伊川水系で稀に釣果。本格的なナマズ釣りには近畿への遠征が現実的。
四国はナマズ分布域だが、本流の中下流域に限られ魚影は薄い。吉野川・四万十川・仁淀川の中下流域で稀に釣果が出る。瀬戸内側(香川・愛媛)の中小河川にも生息するが、本格的なナマズ釣りには近畿・九州への遠征が現実的。
九州はナマズ釣りの好フィールドで、筑後川・矢部川(福岡・佐賀)と緑川・球磨川(熊本)、大野川・大分川(大分)がメインステージ。筑後川下流は九州最大のナマズ釣りエリアで本マナマズの実績が豊富。九州南部(鹿児島・宮崎)の一部地域では紫紋ナマズと呼ばれる亜種の存在が報告されている。沖縄はナマズ分布域外。