FISH GUIDE
河口・港湾・サーフに広く棲む大型フィッシュイーター。ショアルアーからボートまで多彩に狙え、80cm超ランカーのエラ洗いは迫力。都市河口から手軽に楽しめる大物釣り。
| おかっぱり | 船 | |
|---|---|---|
| 春 | ○バチ抜けパターン開始。河口域でシンペン・トップが効く | ○産卵後の戻り個体を橋脚周りで狙える。活性上昇期 |
| 夏 | ○ナイトゲーム主体。常夜灯周り・橋脚シェードが効く | ○橋脚周りのシェードパターンで日中も成立。デイボートもいける |
| 秋 | ◎年間ベスト。落ち鮎・コノシロパターンで80cm超ランカー期待 | ◎型・数ともに◎。ビッグベイトで荒食いモードの大型を狙う |
| 冬 | ×産卵期で大半が沖へ移動。陸からは非常に厳しい時期 | ○居着き個体を狙う釣り。スローな誘いで日中に反応することも |
適水温: 12〜28℃(15〜22℃が最適)
産卵を終えた個体が徐々に戻り始める回復期。3月頃からバチ抜け(ゴカイ類の産卵)パターンが始まり、河口域でシンキングペンシルやフローティングミノーのスローリトリーブがよく効きます。
トップウォータープラグで水面を割らせるエキサイティングなゲームも成立します。水温上昇とともに活性も上がり、河川への遡上も見られます。
9ftクラスのMLロッドにPE1号、リーダー16-20lbの標準タックルで狙います。
水温上昇に伴い日中は深場や日陰に潜みます。デイゲームは橋脚周りなどのシェードパターンが効きます。夜間の釣りが主体となり、常夜灯周りやベイトの寄る場所を狙います。河川上流や港湾奥にも移動。
年間を通じて最も狙いやすいベストシーズン。落ち鮎パターン、コノシロパターンなど大型ベイトを追い、荒食いモードに入ります。
ビッグベイト(15-20cm)やジョイントミノーへの反応が良く、ランカー(80cm超)の実績も多いです。バイブレーションの早巻きでリアクションバイトを誘発するのも効きます。
9.6ftのMクラスロッドでしっかり掛けて、ドラグを効かせたファイトでランディングします。
産卵期を迎え、多くの個体が沖の深場へ移動。陸からは非常に厳しく、居着き個体を狙う釣りとなります。水温低下で活性も落ちるが、日中のスローな釣りで反応することも。ボートシーバスは比較的安定。
シーバスの北限域で、道南地方の河川河口部を中心に生息。函館港周辺、遊楽部川・後志利別川の河口で夏から秋に狙える。 本州より魚影は薄いものの、競争が少なくコンディション良好な個体が多い。8-10月がベストシーズンで、落ち鮎パターンに入ると60-70cm級の良型もけっこう出る。9ftクラスのMLロッドにミノー・シンキングペンシルが効く。、河口のウェーディングでランガンするスタイルが主流。
秋田・山形・新潟の大河川でランカー実績が非常に多い。最上川・赤川(山形)、阿賀野川・信濃川下流(新潟)は落ち鮎パターンで80-90cm級の大型が狙える聖地。9-11月がベストシーズンで、ルアーフィッシングで河口から中流域まで広範囲でチャンス。ウェーディングでビッグベイト(15-20cm)やジョイントミノーを投げるスタイルが主流。
青森・岩手・宮城の河口域が好ポイント。十三湖(青森)は70-80cm級の実績ある穴場で、汽水域のシーバスは脂のりが良い。追波川(宮城)のバチ抜けは4-5月に活況で、ルアーフィッシングでシンキングペンシルのスローリトリーブが効く。仙台港周辺も港湾シーバスとして人気があり、常夜灯周りでミノーやバイブレーションのナイトゲームができる。
日本一の大河・信濃川と荒川(新潟)はランカー実績が豊富で、90cm超の大物も珍しくない。富山の庄川・神通川、石川の手取川でもコンスタントに釣果がある。 春のバチ抜け(3-5月)ではルアーフィッシングでフローティングミノーやトップウォーターのスローリトリーブ、秋の落ち鮎パターン(9-11月)ではビッグベイトやジョイントミノーが威力を発揮する。河口域から数km上流まで遡上するため、ウェーディングで広範囲を探るスタイルが効く。
東京湾は日本を代表するシーバスフィールドで、荒川・多摩川・隅田川の河口域から横浜港・川崎港の港湾部まで無数のポイントが存在する。 春のバチ抜けパターン(3-5月)は全国から釣り人が集まる一大イベントで、ルアーフィッシングで河口域でトップウォーターへの反応が熱い。秋〜冬のコノシロパターンではビッグベイトで80cm超のランカーが狙える。電車でアクセスできるポイントが多く、都市型シーバスの聖地として通年いける。
伊勢湾・三河湾が東海シーバスの主戦場で、木曽三川(木曽川・長良川・揖斐川)の河口デルタ地帯は一級ポイント。名古屋港・四日市港の港湾部でもルアーフィッシングでナイトゲームが成立する。静岡県では駿河湾の狩野川・安倍川河口、浜名湖(汽水湖)が人気フィールド。春のバチ抜け(3-5月)と秋の荒食い(9-11月)がベストシーズンで、河口のウェーディングが盛ん。
大阪湾が近畿シーバスの中心で、淀川・武庫川・神崎川の河口域は関西を代表するメジャーポイント。春のバチ抜けパターン(3-5月)は非常に活況で、ルアーフィッシングでルアーマンが多数集まる。南港・堺泉北港の港湾部でもナイトゲームが盛ん。和歌山では紀ノ川・有田川河口で良型実績があり、遠征の価値がある。若狭湾(日本海側)でも由良川・舞鶴湾で秋に狙える。
瀬戸内海側では広島・岡山の河口域(太田川・吉井川)、日本海側では島根・鳥取の中海・宍道湖周辺が人気フィールド。境水道は大型回遊の通り道でランカー実績が高い。 瀬戸内海は潮流が速くベイトも豊富なため、年間を通じてコンディションの良い魚が狙える。ルアーフィッシングでバイブレーションの早巻きでリアクションバイトを誘発するか、ミノーのストップ&ゴーで攻めるのが効く。岡山の児島湾、広島の呉港でも港湾シーバスができる。
瀬戸内側の河口・港湾で通年シーバスが狙える。愛媛の堀江港・伊予港・三津浜港は常夜灯周りのルアーフィッシングでナイトゲームが効く。ミノーやシンキングペンシルのスローリトリーブで50-70cm級がコンスタントに出る。香川の高松港・坂出港、徳島の吉野川河口もポイントが多い。潮通しの良い場所が多く、バイブレーションの早巻きでベイトの接岸に合わせた回遊パターンが安定している。
筑後川(福岡・佐賀)は日本屈指のシーバスフィールドで、90cm超のランカー実績が非常に多い。有明海に注ぐ大河川として、ルアーフィッシングで落ち鮎パターンではビッグベイトやジョイントミノー、バチ抜けではシンキングペンシルやトップウォーターが好調。 暖流(対馬海流)の影響で水温が下がりにくく、冬でも比較的活性が高いのが特徴。博多湾・長崎港でも港湾シーバスが成立し、ミノーやバイブレーションのナイトゲームができる。なお、沖縄には分布しない。