岩場や堤防から根の手前へ切り身餌を投げ、大物ぶっこみ竿と太糸を巻ける大型投げリールを組み、竿受けに置いて待ちます。アタリの後は糸を出して走らせず、竿を立てて根から離します。
MH480とT500はいずれも20〜40号を背負える大物用です。このパワーで置き竿から竿を立て、掛けた直後のウツボを根から浮かせます。
パワーエアロTDならナイロン8〜10号またはPE5〜6号、ロングビーム35 QD12号ならナイロン12号あたりが目安です。置き竿からファイトへ素早く切り替えられるQD/ツインドラグが便利です。
足元中心なら太ナイロン、少し沖へ投げる時はPEに太い先糸を組みます。飛距離を伸ばすより、根に触れた部分を毎回手で触って確かめられる仕掛けにしておく方が、切られずに取り込めます。
根に触れる部分は太い先糸、歯が当たる針の手前だけ短いワイヤーに分けます。
根掛かりが多い場所は細い捨て糸を使い、オモリだけを切り離しやすくします。ワイヤーは歯へ触れる条件で針前だけに使います。魚の切り身は匂い、イカは身持ちで使い分けます。エサの種類を悩むより、穴の奥へ入れずに外へ引ける位置へ置く方が、掛けてからの勝負が早くつきます。
竿を出す前に、波を避ける退路、竿受けの位置、掛けた魚を根から離す方向、玉網を入れる場所を確認します。テトラの上や、後退できない狭い足場では始めません。
大物ぶっこみ竿に、ナイロン8〜12号またはPE5〜6号を巻ける大型投げリールを合わせます。BKG T MH480とT500は20〜30号から始め、潮に押される時だけ40号まで重くします。ナイロン、PEのどちらでも根に触れる手前へ先糸20〜30号を1〜2m入れます。
根掛かりが多い場所は三又サルカンから細い捨て糸を出します。
針を飲み込みやすい待ち方や、穴の入口で歯がハリスへ触れやすい時は、針の前30〜50cmだけワイヤーを入れます。太いナイロンやフロロだけで組む時は、アタリのたびに明るい場所でハリスを見て、白化、ささくれ、切れ込みがあれば交換します。
サバやイワシの切り身は皮を残して針へ縫い刺しし、イカはエサ取りが多い時に使います。生き餌を底へ置く時も仕掛けと操作は同じぶっこみの派生です。穴の奥へ投げ込まず、入口や根の手前に置いて、掛けた魚を外へ向けて引ける角度を作ります。
竿先が小さく動くだけなら、竿受けから外す準備をします。重みが続いたら竿を持ち、竿を立てながら巻き始めます。ドラグは完全に締め込まず、道糸や結び目が切れる前に滑るよう調整します。道糸を手や体へ巻き付けません。
水面へ出しても体を激しくひねるため、素手で押さえません。長いプライヤー、十分な大きさの網、糸を切る道具を手の届く位置へ置き、安全に針を外せない時は仕掛けを切ります。かまれて出血した時は清潔な布などで圧迫し、医療機関を受診します。
同じ場所で待ち続けず、穴の入口、根の外側、潮下へ投点を替えます。エサが残る時は位置を替え、すぐ無くなる時はイカを厚めに付けます。