カンパチの釣り方・タックル完全ガイド
青物御三家の一角にして最強のファイター。ブリ・ヒラマサを凌ぐパワーと引きの強さで釣り師を魅了。ボトム付近を狙うジギング・ショアジギングが定番。刺身は最高級の味わいで、高級料亭でも重宝される。夏〜秋がベストシーズン。
動画でわかる:カンパチの釣り方
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ショアジギングの参考動画
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カンパチタックルで狙える他の魚
※ カンパチと同じタックル構成で狙える魚種です
カンパチの特徴・生態
釣り方
ボトム(底)付近を狙うのが基本で、ジャカジャカ巻き(シャクリと巻きを同時に素早く真上へ)が効果的です。着底したらすぐにシャクリ開始し、着底〜5mが勝負どころです。ショートピッチジャークでリアクションバイトを誘います。夏〜秋がベストシーズンで、特に9〜11月は荒食いで活性が高いです。玄界灘・錦江湾が「カンパチジギングの聖地」として有名です。
青物御三家(ブリ・ヒラマサ・カンパチ)の中で最も底に突っ込む習性を持ち、「根に走る青物」として恐れられるファイターです。最大180cm・80kgに達する大型魚で、養殖も盛んですが天然物の味は別格です。 【生態と習性】 本州中部以南に分布し、ブリより暖かい海を好みます。回遊性ですがブリほど大規模には回遊せず、岩礁帯や人工魚礁に付いて待ち伏せ型の捕食も行います。水深20〜70mの深場に群れで回遊し、イワシ・アジ・イカなどを食べます。掛かった瞬間に一気に底へ突っ込むファイトは青物3種の中でも最強クラスです。
食文化など
刺身は代表格の美味しさです。脂の乗りはブリに劣りますが、身のキメ細かさと甘みは青物トップクラスです。カルパッチョ・しゃぶしゃぶ・照り焼きなど多彩な調理で楽しめます。養殖も盛んですが、天然物の味わいは格別です。 【地方名】 出世魚で、サイズによって呼び名が変わります。関東ではショッコ→シオゴ→アカハナ→カンパチ。関西ではシオ→カンパチです。幼魚のショゴは堤防からも狙える人気ターゲットです。
カンパチのベストシーズン・釣れる時期
| おかっぱり | 船 | |
|---|---|---|
| 春 | △産卵期で接岸少なめ。沖磯でショゴ(幼魚)が狙えることも | ○九州・沖縄の暖海エリアでジギング可能。脂は落ちるが数は出る |
| 夏 | ○磯や堤防でショアジギングでショゴ回遊。朝夕マズメに活性上昇 | ◎高水温で活性UP。ジギングでジャカジャカ巻きへの反応◎ |
| 秋 | ◎ショアジギングで青物回遊最盛期。朝マズメ〜夕マズメまで高活性 | ◎ジギングで荒食いで型・数◎。10kg超の大型実績多数 |
| 冬 | △水温低下で接岸少ない。暖流影響の沖磯で可能性あり | ○九州南部・沖縄で寒カンパチ狙い。脂乗り最高 |
適水温: 20-28℃
カンパチの季節別攻略ガイド
春(3〜5月)のカンパチ釣り
産卵期で脂が落ちる時期。九州南部・沖縄・小笠原など暖海ではジギングで狙えるが、ベストシーズンではないです。この時期は他の青物も産卵期が重なり、全体的に食いが渋い。スロージギングで粘る。
夏(6〜8月)のカンパチ釣り★ベストシーズン
高水温で活性が上がり、ジギング・ショアジギングの好機。暑い中でのファイトは体力勝負だが、パワフルな引きを堪能できます。ボトム付近でのヒットが多く、着底後即シャクリが基本。潮目や根周りを狙う。
秋(9〜11月)のカンパチ釣り★ベストシーズン
荒食いで活性が非常に高い時期。ジギング・ショアジギング・泳がせ釣りで10kg超の大型も期待できる最高の時期。玄界灘・錦江湾・沖縄では20kg級の記録も。ベイトの接岸に合わせてショアからも狙えます。
冬(12〜2月)のカンパチ釣り
水温低下で活性が落ち、接岸も少ないです。九州南部・沖縄・小笠原など暖海ではジギングで「寒カンパチ」が狙えます。スロージギングやボトムステイ長めで反応を見る。寒カンパチは脂乗り最高。
カンパチ釣りの地域別ポイント・攻略法
北海道
カンパチは暖海性魚種のため北海道では分布域外。稀に対馬暖流の影響で回遊個体が確認されることがあるが、ジギング等の釣りの対象としては期待できない。北海道でカンパチを狙うなら本州以南(関東・九州など)への遠征をおすすめする
東北(日本海側)
カンパチは暖海性魚種のため東北日本海側では分布域外。対馬暖流の影響が強まる夏季に稀に回遊個体が確認されることがあるが、ジギング等での安定した釣果は期待できない。本格的なカンパチ狙いなら関東・九州以南への遠征が確実
東北(太平洋側)
カンパチは暖海性魚種のため東北太平洋側では分布域外。黒潮の分岐流が差し込む夏〜秋に稀に回遊個体が確認されることがあるが、ジギング等での安定した釣果は期待できない。本格的なカンパチ狙いなら関東・九州以南への遠征が確実
上越・北陸
カンパチは暖海性魚種のため上越・北陸では分布域外。対馬暖流の影響で稀に回遊個体が確認されることがあるが、ジギング等での安定した釣果は期待できない。本格的なカンパチ狙いなら関東・東海・九州以南への遠征をおすすめする
山陰・山陽
山陰はカンパチの分布域北限に近く、ジギングでの安定した釣果は期待しにくい。瀬戸内海・山陽側は水温が高まる夏〜秋にショゴ(幼魚)が回遊することがあるが、大型は稀。本格的にカンパチを狙うなら九州方面への遠征を検討。下関沖は玄界灘に近く実績はある
四国
高知沖・愛媛沖の潮通しの良いポイントでジギングで夏〜秋がベスト。室戸岬沖・足摺岬沖は黒潮の恩恵を受け、大型の実績も多い。PE4号以上、100-150gのジグでボトム中心に攻める。磯からのショアジギングも実績あり
エリア詳細(5件)+−
関東
相模湾・伊豆諸島・外房エリアでジギング・ショアジギングで夏〜秋に狙える。ショゴ(1-3kg)〜良型(5kg超)まで。関東は本州の中では黒潮に近く、青物の接岸が期待できる。遠征なら八丈島・小笠原でジギングにより10kg超の大型実績多数。※東京湾内側(湾奥・横浜〜横須賀・湘南)はカンパチの回遊が極めて稀なため、外房・相模湾方面への遠征を推奨
エリア詳細(17件)+−
東海
駿河湾・遠州灘は黒潮が接岸するタイミングでカンパチが回遊。石花海・御前崎沖は水深100m前後のディープジギングポイントで大型実績あり。伊豆半島周辺は磯とオフショアどちらも狙える。PE4号以上のヘビータックル推奨
エリア詳細(16件)+−
近畿
串本・潮岬は黒潮直撃の近畿カンパチの聖地。ショアジギングで10kg超の実績あり、船からのジギングも盛ん。紀伊水道〜大阪湾はショゴ狙いのライトジギングが楽しめる。日本海側(丹後・但馬)でもジギングで回遊タイミングあり
エリア詳細(17件)+−
九州・沖縄
玄界灘・錦江湾は日本を代表するカンパチジギングの聖地。20kg超の超大型実績多数。五島列島・甑島列島はショアジギングでも大型が狙える。沖縄ではパヤオ周りで通年ジギング・泳がせ釣りで狙えるベストエリアだ
エリア詳細(12件)+−
カンパチの釣り方・おすすめタックル
カンパチのジギング
船から重いメタルジグでカンパチを狙う。根周りや潮目を攻略。
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カンパチジギング 仕掛け図
おすすめロッド
6ft / MH-H
選ぶ理由
カンパチの最強クラスの引きに対応するためMH-Hクラスのバットパワーが必須です。
6ftの長さでボトムから一気にシャクリ上げるパワーを発揮しつつ、船上での取り回しも良好です。
レギュラーテーパー(6:4調子)でジャカジャカ巻きがしやすく、カンパチの急な突っ込みにも追従して身切れを防ぎます。
近海5kg級はMH、大型10kg超はHクラスを選びます。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
近海カンパチジギングの標準。5kg級までの中型に向けで、ジャカジャカ巻きの操作性もパワーも確保
おすすめリール
6000-10000番
選ぶ理由
深場から一気に巻き上げるパワーと巻き取り速度が必要です。
PE3-4号が300m巻ける8000番がカンパチジギングの定番で、ハイギア(6.0以上)で素早くラインを回収してジャカジャカ巻きのテンポを保ちます。
ドラグ力10kg以上でカンパチの突っ込みを止められる剛性が必須です。大型狙いは10000番です。
比較に使う代表候補
ここでは代表候補だけを見ます。番手差や比較相手を詰める時は、上の CTA から比較面へ進みます。
カンパチジギングの定番。PE4号300m巻けてジャカジャカ巻きに向く。シマノ・ダイワの8000番クラスが主流
大型カンパチ(10kg超)狙い。PE5号300m巻けるパワーモデルで根に潜る大型を力でねじ伏せる
おすすめライン
3-4号
選ぶ理由
PE3号が近海カンパチジギングの標準。ブリより1ランク太めが基本で、4号は大型狙いや根周りでの安心感。
8本編みは感度重視、4本編みは耐摩耗性重視で選択。300mは高切れ時も安心の巻量です。
リーダー
10-25号 40-100lb (3-5m)
選ぶ理由
カンパチの鋭い歯や深場の根ズレ対策にリーダーは必須。近海5kg級は10号40lbで十分だが、大型10kg超は25号100lbが必要です。
PEラインとの接続が必要です。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
仕掛け
選ぶ理由
メタルジグにアシストフックをセット。ソリッドリング+スプリットリングでジグを接続し、フロントにアシストフックを装着。
PE3-5号にリーダー60-100lbをFGノットで結束。ボトム付近を集中して攻めるカンパチジギングの基本仕掛けます
ベストシーズン
夏〜秋(6-11月)
おすすめ時間帯
朝〜日中
おすすめポイント
沖の根周り、潮目、水深30-100m
釣り方のコツ
基本アクション
ジャカジャカ巻き(小刻みでスピーディなシャクリと巻きを同時に、真上へ素早く)がカンパチに効きます。ボトムから中層までを探り、ヒットレンジを見つけます。
ジグの選び方
フォールで食わせるならセミロング〜ロング系、速い動きでリアクションを取るならショート〜センターバランス系を選びます。
カラーはシルバー・ブルピン・グロー系が定番だが、濁り時はゴールドやチャート系も効きます。
ボトム攻略
着底したら即座にシャクリ開始します。カンパチはボトム付近に潜むため、着底〜5mが勝負です。
フォールでのバイトも多いのでテンションを抜きすぎないです。水深80m超のディープでは150-200gのジグを使い、潮に負けないようにします。
船上での対応
船長の指示したタナをキープしながらジャカジャカ巻きを継続します。群れが入ったら同じパターンを維持します。潮が速い時はドテラ流し、遅い時はバーチカルで狙います。
ヒット後のファイト
カンパチは掛かった瞬間に底へ一気に突っ込むため、ポンピングは禁止です。竿を立てたまま電動またはゴリ巻きで一気に浮かせます。
根に潜られると切られるため、最初の突っ込みを耐えるドラグ設定(締め気味)が重要です。
ジャカジャカ巻きの速度を変える(速い→遅い、または逆)。ボトムステイを長めに取る(5-10秒)。スロージギングに切り替えてフォールで食わせます。
船酔い対策として酔い止め薬を事前に服用、ライフジャケット着用は必須です。カンパチはブリ以上のパワーファイターのため、ドラグ設定を万全にしましょう。
長時間のファイトに備えてグローブ着用を推奨します。船長の指示に必ず従い、同乗者への配慮を忘れないようにしましょう。
カンパチのショアジギング
磯からメタルジグでカンパチを狙う。地磯や沖磯での実績が高いです。
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ショアジギング 仕掛け図
おすすめロッド
9-10ft / H-XH
選ぶ理由
カンパチの最強クラスの引きに対応するH-XHクラスのバットパワーが必須です。
9-10ftの長さで100g超のジグを遠投する飛距離と、磯場での取り回し・ファイト性能を確保します。
先調子(7:3〜8:2)でジャカジャカ巻きのアクションが付けやすく、カンパチの走りを止めるバットパワーも確保できます
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
磯からカンパチを狙う標準タックル。Hクラスで中型(5-10kg)に対応し、遠投性と操作性のバランスが良い
おすすめリール
8000-14000番
選ぶ理由
カンパチの高速回遊と強烈な引きに対応するハイギア(6.0以上)必須。
PE4号が300m巻ける8000番以上で、素早くラインを回収してジグのテンションを保ちます。
ドラグ力10kg以上でカンパチの根への突っ込みを止められる剛性が必要です。磯場でのファイトはリールの性能が釣果を左右します
おすすめライン
4号
選ぶ理由
PE4号がショアカンパチの標準。ブリより1ランク太めが基本で、磯場の根ズレにも切れにくい強度を確保します。
大型狙いではPE6号で安心感を高める。8本編みは飛距離と感度重視、4本編みは耐摩耗性重視で選択。
FGノットでリーダーと確実に結束します
リーダー
20号 80lb (3-5m)
選ぶ理由
カンパチの鋭い歯や磯場の根ズレ対策にフロロ20号80lbが標準。大型狙いでは30号130lbまで上げる。
PEラインは擦れに弱いため、長め(3-5m)のリーダーで保護します。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
仕掛け
選ぶ理由
メタルジグにアシストフックをセット。スナップまたはソリッドリング+スプリットリングでジグを接続し、フロントにアシストフックを装着。
PE3-4号にリーダー60-80lbをFGノットで結束。磯場の根ズレに耐える強度が必要です
ベストシーズン
夏〜秋(6-11月)
おすすめ時間帯
朝マズメ・夕マズメ
おすすめポイント
潮通しの良い磯、沖向きの岬
釣り方のコツ
基本アクション
ジャカジャカ巻き(小刻みでスピーディなシャクリと巻きを同時に)でボトムから中層を探ります。遠投して広範囲をカバーし、カンパチの回遊を待ちます。
ボトム攻略のコツ
磯からの場合、着底感を明確に把握するのがポイントです。ラインテンションを張った状態で着底を待ち、底を取ったら数秒ステイしてからシャクリ開始します。
カンパチはボトム〜10mを回遊するため、この層を重点的に攻めます。フォールでのバイトも多いのでテンションを抜きすぎないです。
磯場での対応
足場の高い磯では、ランディングシャフトが必須です。安全第一でライフジャケット着用です。
渋い時の対応
ジャカジャカ巻きの速度を変える(速い→遅い、または逆)。レンジを変える(中層→ボトム)。ジグのカラー・重さを変えます。
注意事項
磯場ではライフジャケット着用必須、波浪時は安全な場所へ退避しましょう。スパイクシューズで足場を確保し、滑りやすい場所での釣りは避けます。
カンパチは青物最強クラスのパワーファイターのため、ドラグ設定を万全にしましょう。ランディング時はタモ・ギャフを準備し、フック飛びに注意しましょう。
ゴミは必ず持ち帰り、場所取りは譲り合いの精神で臨みましょう。
カンパチの船泳がせ釣り
船から活きアジ・ムロアジで大型カンパチを狙う。電動リールで深場の根周りを効率的に探る。
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船泳がせ 胴突き仕掛けの仕掛け図
おすすめロッド
2.0-2.4m / H-XH
選ぶ理由
カンパチクラスの大型に対応するH-XHクラスのバットパワーが必須です。2.0-2.4mの長さで船上での取り回しとパワーを確保します。
胴調子(6:4〜5:5)でカンパチの急な突っ込みを竿全体で受け止め、身切れやハリス切れを防ぎます。
活きエサを泳がせる際は竿先の柔らかさ、掛けてからはバットの強さが重要です
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
近海の船泳がせ釣り標準。胴調子で活きエサの動きを邪魔せず、大型カンパチのファイトにも対応
おすすめリール
シマノ3000-6000番 ダイワ500-800番
選ぶ理由
大型カンパチの長時間ファイトに耐えるドラグ力10kg以上が必要です。PE5-6号が400m以上巻ける電動リールで、深場からの巻き上げが楽。
カンパチは底へ突っ込む習性があるため、電動リールのパワーで強引に浮かせる場面が多い。カウンター付きがおすすめです。
おすすめライン
5-6号
選ぶ理由
PE5-6号が近海の船泳がせ標準。ブリより1ランク太めが基本で、根周りでの泳がせ釣りでも安心の強度を確保します。
遠征ではPE8号以上が必要です。リーダーは14号60lb(近海)でカンパチの歯・根ズレ対策を万全にします。
FGノットで結束します
リーダー
14号 60lb (3-5m)
選ぶ理由
カンパチの鋭い歯や根ズレ対策です。近海はフロロ14号60lbが標準。大型狙い・遠征ではフロロ20号80lbまで上げます。
ベストシーズン
夏〜秋(6-11月)
おすすめ時間帯
朝〜日中
おすすめポイント
沖の根周り、パヤオ周り、瀬周り
釣り方のコツ
エサの準備
活きの良いアジ・ムロアジ(15-25cm)を確保します。船宿で用意されることが多いが、自分で調達する場合は活かしバケツで丁寧に管理します。弱らせないよう水温と酸素量に注意しましょう。
仕掛けと泳がせ方
胴突き仕掛けで底付近を狙います。セイゴ針14-20号(太軸)で背掛けが基本です。
活きエサを自然に泳がせ、カンパチの捕食を待ちます。船長指示のタナをキープします。
ドラグは緩めすぎず(カンパチは根に潜るため)。
アワセとやり取り
ガツンと引き込んだらアワセは不要、そのまま竿を立ててやり取りを開始します。カンパチは底へ突っ込む習性が強いため、強引に止めて根に潜らせません。電動リールのパワーで素早く浮かせます。
渋い時の対応
エサのサイズを変える(小さめ→大きめ)。掛け方を変える(背掛け→口掛け)。タナを変える(底付近→中層)。船長の指示に従ってポイントを移動します。
注意事項
船酔い対策として酔い止め薬を事前に服用しましょう。ライフジャケット着用は必須です。
活きエサの管理は水温と酸素量に注意し、弱らせないよう丁寧に扱います。カンパチは底へ突っ込む習性があるため、ドラグ設定は強めに調整します。
長時間のファイトに備えてグローブ着用を推奨します。船長の指示に必ず従い、同乗者への配慮を忘れないようにしましょう。
カンパチの堤防・磯泳がせ釣り
堤防や磯から活きアジ・ムロアジでカンパチを狙う。ウキ釣り仕掛けで広範囲を探る。スピニングタックルが主流だが、両軸タックル(石鯛竿)も使用されます。
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この釣法の仕掛け図
おすすめロッド
4.5-5.3m / 4-5号
選ぶ理由
スピニングタックルが主流。カンパチクラスの大型青物に対応する4-5号クラスが必要です。
4.5-5.3mの長さで遠投性能とやり取りのクッション性を確保します。胴調子(6:4)で大物の急な突っ込みを吸収し、バラシを防ぎます。
両軸タックル(石鯛竿)はぶっこみ・エレベーター仕掛けで使います。
おすすめリール
5000-8000番 / 石鯛用両軸
選ぶ理由
スピニングリールが主流。大型カンパチの長時間ファイトに耐えるドラグ性能が必要です。
5000-8000番でナイロン8-10号またはPE4号が200m以上巻けます。ベイトリールタックル(石鯛用)はPE6-8号やナイロン12-16号を使います。
比較に使う代表候補
ここでは代表候補だけを見ます。番手差や比較相手を詰める時は、上の CTA から比較面へ進みます。
堤防泳がせ釣りの標準。PE4号200m巻けて遠投性能もドラグ性能も確保
磯場・大型狙い。PE5号300m巻けてパワフルなカンパチの突っ込みにも余裕で対応
おすすめライン
ナイロン8-10号 / PE4号
選ぶ理由
スピニングはナイロン8-10号が扱いやすいです。伸びがあり大物の急な突っ込みを吸収。
PE4号使用時は感度が高いが、必ずフロロリーダー12号(50lb程度)をFGノットで結束し、カンパチの歯・根ズレ対策を万全にします。
両軸タックルはPE6-8号またはナイロン12-16号です。
リーダー
12号 50lb (2-3m)
選ぶ理由
PE使用時は必須。カンパチの歯や根ズレ対策として12号(50lb)のリーダーをナイロン使用時はリーダーは不要です。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
ベストシーズン
夏〜秋(6-11月)
おすすめ時間帯
朝マズメ・夕マズメ
おすすめポイント
潮通しの良い磯、外向きテトラ帯、沖堤防、渡船磯
釣り方のコツ
エサの準備
活きの良いアジ・ムロアジ(15-25cm)を確保します。サビキで現地調達するか、釣具店で購入します。
弱らせないよう活かしバケツで管理し、エアレーションで酸素を供給します。水温管理も重要で、夏場は氷で冷やします。
仕掛けと泳がせ方
遠投ウキ仕掛けで沖の潮目・回遊ルートへキャストします。セイゴ針14-18号(太軸)で口掛けまたは背掛けです。
口掛けはエサの動きが自然、背掛けは針掛かりが良いです。自然に泳がせてカンパチの回遊を待ちます。
ドラグは少し緩め(大型が掛かっても竿が持っていかれない程度)に設定します。
アワセとやり取り
ウキが勢いよく沈んだらアワセは不要、そのまま竿を立ててやり取りを開始します。カンパチは根に潜る習性が強いため、強引に止めて根に潜らせません。
渋い時の対応
エサのサイズを変える(小さめ→大きめ)。掛け方を変える(口掛け→背掛け)。タナを変える(表層→中層)。流し方を変える(潮上から流す)。
注意事項
磯・堤防ではライフジャケット着用必須、夜間は足元に注意しましょう。磯では滑りやすいのでスパイクシューズを推奨します。
活きエサの管理は水温と酸素量に注意し、弱らせないよう丁寧に扱います。大型の引きは強烈なので竿を離さず、周囲の釣り人への配慮も忘れないようにしましょう。
カンパチの落とし込み釣り
船上でサビキ仕掛けにイワシやアジなどのベイトフィッシュを掛け、そのまま底層まで落として大型魚を狙う釣法。カンパチは根周りを好むため、根ズレ対策が重要です。
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落とし込みサビキ仕掛け(カンパチ用)の仕掛け図
おすすめロッド
2.1-2.4m / MH-H
選ぶ理由
ベイトフィッシュを掛けるソフトな穂先と、大型カンパチに対応するバットパワーが必要です。ブリより強い引きに対応するため、MH-Hクラスを推奨です。
7:3調子で感度とパワーを確保します。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
カンパチ向けの落とし込み。100-200号オモリに対応するパワーでベイトの食い込みも強烈な引きも確保
おすすめリール
シマノ3000番 ダイワ500番
選ぶ理由
深場でのベイト探しと大型カンパチの巻き上げに電動リールが必須です。
カンパチは根に潜る習性が強く、シマノ3000番/ダイワ500番クラスの巻き上げパワーが必要です。PE5-6号が300m巻けるサイズ。
カウンター付きがおすすめです。
おすすめライン
5-6号
選ぶ理由
PE5-6号はカンパチの落とし込みに必要な強度を確保します。ブリの落とし込みよりワンランク太め(ブリはPE4号)で、根周りでの擦れにも耐えます。
伸びが少ないPEは着底の感触が明確で、ベイトフィッシュが掛かった瞬間のシグナルも逃しません。マーカー入りで水深把握も容易です。
リーダー
14号 60lb (3-5m)
選ぶ理由
根ズレ対策と大物対応。カンパチは根に潜る習性が強いため、フロロ14号60lbが標準。大型狙いではフロロ20号80lbまで上げます。
仕掛け
選ぶ理由
サビキ仕掛け(6-8本針)でイワシやアジなどのベイトを掛け、そのまま底層まで落とす。
カンパチは根周りを好むため、オモリ60-100号の重めで底を確実に取り、根掛かり時は仕掛けが先に切れる設計にします
ベストシーズン
秋〜冬(10-2月)
おすすめ時間帯
日中
おすすめポイント
潮通しの良い沖のポイント、根周り・磯場、ベイトの群れが確認できる場所
釣り方のコツ
基本テクニック
サビキ部分でベイトを掛けたら素早く底付近まで落とします。カンパチは根周りを好むため、オモリで底を取り、2-3m上げた位置でアタリを待ちます。ベイトが弱らないよう、こまめに上げ下げして活性を保ちます。
誘い方
底から2-3m上げた位置で竿を軽くシャクり、ベイトに動きを与えます。カンパチが回遊してくるとベイトが騒ぐため、その時がチャンスです。
強く引き込んだらしっかりアワセします。ブリより引きが強いため、ドラグ調整を慎重に行いましょう。
ベイトの掛け方
サビキ仕掛けでイワシやアジを掛けます。鼻掛けまたは背掛けで、泳ぎを損ねないよう丁寧に針を通します。カンパチは歯が鋭いため、ベイトが弱ったら交換します。
渋い時の対応
タナを変える(底から5m→10m)。オモリを重くする(60号→80号)でしっかり底を取ります。ベイトのサイズを変える(大→小、小→大)。潮変わりのタイミングを待ちます。根周りを丁寧に探ります。
注意事項
船上ではライフジャケット着用は必須です。ベイトを掛ける際は針先に注意し、素早く作業します。
カンパチは根に潜る習性があるため、初動のやり取りが重要です。リーダーは12号以上を使用し、根ズレ・歯ズレ対策を徹底しましょう。
他の釣り人とオマツリしないよう、船長の指示に従います。
カンパチのコマセ釣り
コマセ(オキアミ+配合エサ)をビシカゴで撒きながら付けエサで狙う船釣りの王道。
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コマセ仕掛け(天秤式)の仕掛け図
おすすめロッド
2.4-2.7m / 6:4調子(胴調子)
選ぶ理由
ビシの重さ(80-120号)に対応し、6:4調子(胴調子)で大型カンパチの強烈な突っ込みを竿全体で吸収します。
胴調子は急な突っ込みでもハリス切れやバラシを防ぎ、長時間のやり取りでもアングラーの体力消耗を軽減します
おすすめリール
PE4-6号が300m巻けるもの(シマノ1000-2000番 ダイワ300-500番)
選ぶ理由
80-120号ビシの上げ下げと大型カンパチの巻き上げに電動リールが必須です。
水深50-100mの根周りでの大型カンパチとのファイトにはパワーモード巻き上げが必要で、PE4号300m以上巻けるサイズを選択します
おすすめライン
4-6号
選ぶ理由
PE4-6号は深場でのビシ操作と大型カンパチの引きに対応する強度を確保します。
伸びが少ないPEは100m超の深場でもアタリが明確に伝わり、コマセワークの操作感も失いません。
マーカー入りで水深管理が容易になり、指示ダナへの正確な投入が可能です
リーダー
10-14号 40-60lb (6-10m)
選ぶ理由
長めのハリス(6-10m)でコマセの煙幕に同調させます。カンパチは根に潜る習性が強いため、フロロ12-14号の太めが必須です。PEラインとの結束は。
仕掛け
選ぶ理由
ビシカゴ(80-120号)でコマセを撒き、天秤を介して6-10mの長いハリスで付けエサを自然に流す。
天秤でビシとハリスを分離し、コマセの煙幕の中に付けエサを同調させることで、警戒心の強い大型カンパチを騙す
ベストシーズン
夏〜秋(7-10月)
おすすめ時間帯
朝マズメ・日中
おすすめポイント
水深30-80mの根周り、潮通しの良いポイント
釣り方のコツ
基本テクニック
指示ダナまでビシを落とし、シャクってコマセを振り出します。付けエサのオキアミは真っ直ぐ刺し、コマセの煙幕に同調させるのがコツです。
ビシを上下にシャクりながらコマセを撒き、タナをキープしてアタリを待ちます。
誘いと流し
船長の指示タナ(底から○m上等)を厳守してください。ビシを底まで落とし、指示ダナまで巻き上げてシャクります。
コマセの撒き方は「大きく1回+小刻み2-3回」のリズムで行います。付けエサをコマセの煙幕内に同調させることが最重要です。
アワセとやり取り
ガツンと引き込んだら竿を大きく立ててアワセします。カンパチは根に突っ込む習性があるため、ヒット直後は竿を立てて根から引き離すことが重要です。
電動リールで一定速度で巻き上げ、突っ込みは竿を立てて耐えます。
渋い時の対応
コマセの量を調整(多め→少なめ)。タナを変える(指示より1-2m上下)。ハリスを長くする(6m→8m)。付けエサをオキアミからイカタンに変更します。
注意事項
ビシの重量(80-120号)があるため、投入・回収時は周囲に注意しましょう。コマセは手や衣服に付きやすいので、手洗い用バケツを準備します。
船酔い対策(酔い止め、前日の睡眠)を万全にしましょう。カンパチは根に潜るため、ドラグ設定を事前に確認しましょう。