船からナブラの進行方向へジグやプラグを投げます。群れの向きと投入速度が勝負です。
船長が鳥山(海鳥が群れて舞う場所)やナブラ(小魚が追われて水面が沸き立つ場所)を見つけたら、群れの中心ではなく進行方向の少し前、または端へ投げます。カツオの群れは動きが速く、真ん中へ落とすと散りやすいので、群れからはぐれた小魚に見えるところへ落とすことが大事です。
メタルジグ30〜60gは、着水後すぐに高速巻きして逃げるベイトを作ります。沈んだ反応では少しカウントしてから巻き上げ、ワンピッチや短いフォールで中層を通します。ポッパーやペンシルは水面を割っている群れに使い、泡や水しぶきを出しすぎて散らさないよう間を短くします。
フックが同乗者に当たると大きなけがになるので、キャスト前に声を掛け、後ろを確認してから投げます。ヒット後は急にスプールを指で止めず、事前に設定したドラグで走りを受けます。ソリッドリング+スプリットリング接続を基本にし、力が掛かると開いてしまうタイプのスナップは使いません。
ロッドを構えた状態でナブラの進行方向を読み、船長の合図で即座に投げられる準備をします。着水後の一巻き目が遅いと見切られやすいので、着水前から糸のたるみを作らないようにし、ルアーが水面に入った瞬間に動かします。
まずはベイトサイズに近いシルバー系・ブルーピンク系のジグを高速巻きします。水面で派手に追っているならペンシルやポッパーへ、沈んだ群れならジグを少し沈めて巻き上げます。色を替えるのは最後で、先に投げる位置、巻き出し、通す深さ(レンジ)を合わせます。
ナブラが出ない時間帯は、鳥の動きや潮目を見ながらブラインドでジグを通します。反応が薄い時は40gから30gへ落とすだけでなく、フォールを長めに入れる、巻き出しを早くする、船下へ入りすぎない角度で回収する、という順に見直します。