キンメダイの釣り方・タックル完全ガイド
金色の大きな目と鮮やかな赤い体が特徴の深海魚。水深200〜800mに群れで生息し、深場エサ釣りと深場ジギングで狙う。南伊豆・新島沖がメッカ。
動画でわかる:キンメダイの釣り方
独断で発掘した参考になるYouTubeチャンネルと動画をご紹介
深場エサ釣り(胴突き)の参考動画
深場ジギングの参考動画
キンメダイタックルで狙える他の魚
※ キンメダイと同じタックル構成で狙える魚種です
キンメダイの特徴・生態
釣り方
主な釣法は深場エサ釣り(胴突き仕掛け)と深場ジギング(スロージギング)の2種です。深場エサ釣りは15〜20本針の胴突き仕掛けを水深300〜600mに沈め、PE12号×1000m以上を巻ける大型電動リールと深場専用竿が必須です。投入から回収まで30〜40分を要し1日8投程度が限度で、1投の精度が釣果を左右します。深場ジギングは600〜1000gのジグを水深300〜550mに落とし、フォールアクションで誘います。
生態と習性
未成魚は水深100〜250mの大陸棚、成魚は200〜800m(主に300〜600m)の大陸棚斜面や海山周辺の岩礁域に大きな群れを形成して生活します。夜行性で、夜間は海底から浮き上がって中層のイワシ類・イカ類・エビ類を活発に捕食します。寿命は約15年で、50cmに達するまで10年以上を要する成長の遅い魚種です。
食文化など
旬は冬(10〜3月)で脂の乗りが最も良いですが、年間を通じて比較的脂が乗っています。下田港はキンメダイ水揚げ日本一で、稲取港の「稲取キンメ」は明治時代からの歴史を持つブランドキンメです。南伊豆の日帰り操業で水揚げされた個体は「地キンメ(ジキンメ)」のブランド名で流通しています。
地方名
千葉県では「ヒトヒキキンメ」、鹿児島県では「トウキョウキンメ」と呼ばれます。伊豆地方ではお祝いの魚として珍重され、赤い体色が縁起物とされます。新島沖の大型個体は「トロキンメ」と呼ばれます。
キンメダイのベストシーズン・釣れる時期
| おかっぱり | 船 | |
|---|---|---|
| 春 | −水深200m以深に生息する深海魚のため岸釣りでは狙えない | ◎脂乗り良好で身が充実。周年出船地域では安定した釣果を得やすい |
| 夏 | −水深200m以深に生息する深海魚のため岸釣りでは狙えない | ○産卵期で脂はやや落ちるが群れが集まり数釣りの好機になる |
| 秋 | −水深200m以深に生息する深海魚のため岸釣りでは狙えない | ◎脂が乗り始め食味が向上。トロキンメシーズンへの移行期で好調 |
| 冬 | −水深200m以深に生息する深海魚のため岸釣りでは狙えない | ◎寒キンメは年間最高の脂乗り。トロキンメのブランドシーズン到来 |
適水温: 5-12℃
キンメダイの季節別攻略ガイド
春(3〜5月)のキンメダイ釣り★ベストシーズン
産卵前で身が充実し脂乗りも良好。南伊豆〜新島沖では周年出船しており、春もコンスタントな釣果が見込める。
水温が安定し始める4月以降はキンメダイの活性が上がりやすく、胴突き仕掛けでの多点掛けも期待できます。深場ジギングでは底から5mのレンジを丁寧に探るとヒット率が上がります。
夏(6〜8月)のキンメダイ釣り
産卵期(6〜9月)にあたるため脂の乗りはやや落ちるが、群れが集まりやすく1投あたりの多点掛け率が高まります。黒潮の影響で潮が複雑になることがあり、仕掛けの潮受けに注意が必要です。
鉄筋オモリの重量を状況に応じて調整し、着底感を確保することが釣果の鍵となる。
秋(9〜11月)のキンメダイ釣り
脂が乗り始めて食味が向上し、寒キンメシーズンへの移行期にあたる。10月以降は冬のベストシーズンに向けて釣況が上向く。
秋の深場ジギングは水温低下とともにキンメダイの遊泳層が安定し、ジグへの反応が良くなる傾向がある。エサ釣りではカツオのハラモが安定した食いを見せる時期。
冬(12〜2月)のキンメダイ釣り★ベストシーズン
「寒キンメ」と呼ばれる冬のキンメダイは年間最高の脂乗りで、新島沖のトロキンメは特にブランド価値が高いです。遠征組が増える時期で、胴突き仕掛けでの大型多点掛けの確率が年間で最も高まります。
ジギングでも3kgクラスの大型が狙え、エサ釣り・ジギングともにベストシーズン。
キンメダイ釣りの地域別ポイント・攻略法
北海道
釧路沖以南が分布域の北限で、キンメダイ専門の遊漁船は営業していない。稀に深海五目釣りの外道として釣れる程度で、北海道から出船してキンメダイを専門に狙うのは現実的ではない。 キンメダイ釣りを楽しむなら関東〜東海エリアへの遠征を推奨する
東北(日本海側)
東北日本海側はキンメダイ分布域の端にあたり、専門の遊漁船がほぼ営業しておらず狙えない。深海五目釣りの外道として散発的に釣れることはあるが安定した釣果は見込めない。 キンメダイを本格的に狙うなら太平洋側の南伊豆・相模湾への遠征が現実的な選択肢
東北(太平洋側)
宮城県沖〜福島沖の水深300m以深にキンメダイが生息するが、東北太平洋側は分布域の端にあたりキンメダイ専門の遊漁船はほぼ出船しない。メヌケやアブラボウズ狙いの深海五目で外道として釣れることがあるが、安定した釣果は期待しにくい。 三陸沖は深海五目の好漁場だがキンメダイは散発的。常磐沖では水深400〜500mの深場でキンメダイの群れに当たることがあるが、専門で狙える出船先は限られるため事前の船宿確認が必要
エリア詳細(3件)+−
上越・北陸
上越・北陸は日本海側で分布域の端にあたり、大陸棚が比較的浅く広がるためキンメダイの主な生息水深(300〜600m)に達するポイントが沿岸から遠く狙えない。キンメダイ専門の遊漁船は営業しておらず深海五目の外道として稀に釣れる程度。 日本海側からキンメダイを狙うのは現実的ではなく太平洋側の関東・東海エリアへの遠征を推奨する
関東
関東はキンメダイ釣りの主要エリアの一つ。相模湾〜三浦半島の城ケ島沖・沖ノ瀬(水深300〜400m)はライトキンメの定番フィールドで、PE6〜8号・オモリ250〜300号の軽量タックルで28〜40cmクラスが数釣りで狙える。小坪港・葉山あぶずり港・三崎海外港から出船しレンタルタックル対応の船宿も多く初心者の深海釣りデビューに最適。 千葉・銚子沖は水深300〜500mで「ヒトヒキキンメ」と呼ばれるキンメダイが狙え、冬季に脂の乗った良型が揃う。片貝沖ではメヌケとの同時狙いも可能。なお東京湾奥・東京湾東岸は水深が浅くキンメダイは狙えないため、三浦半島・相模湾方面の船宿から出船する形となる
エリア詳細(8件)+−
東海
東海エリアは日本のキンメダイ釣りの中心地。石廊崎沖は0.5〜1kgの中型主体で数釣り向きの初心者フィールド。新島沖は水深300〜550mで1〜3kgの大型が狙えるキンメダイ釣りの最高峰で、トロキンメのブランド産地。下田港はキンメダイ漁獲量日本一で専門の遊漁船が多数出船。 駿河湾は日本一深い湾で水深500m以上のポイントが近く、御前崎沖から出船して秋〜春に深場キンメダイを狙う。伊勢湾奥・知多半島・三河湾は水深が浅くキンメダイは狙えないため、南伊豆〜駿河湾方面の船宿から出船する形となる
エリア詳細(6件)+−
近畿
紀伊半島の紀南エリア(串本〜潮岬沖)は黒潮の影響で水深300m以深にキンメダイが生息する。ただし近畿エリアではキンメダイ専門の遊漁船は少なく、深海五目釣りの外道として散発的に釣れる程度。 大阪湾奥・大阪湾南・神戸〜明石・播磨灘・淡路島は瀬戸内海の浅い海域でキンメダイの生息水深に届かず狙えない。紀中沖は深海五目の外道として稀に釣れる。キンメダイ目的なら東海(南伊豆・駿河湾)への遠征が確実
エリア詳細(3件)+−
山陰・山陽
山陽側の瀬戸内海はキンメダイの生息水深に届かず全く狙えない。山陰の日本海側は大陸棚が広がるため生息水深に達するポイントが沿岸から遠く、キンメダイ専門の遊漁船は営業していない。 山陰・山陽エリアからキンメダイを狙うのは現実的ではなく、関東・東海方面への遠征を推奨する。下関周辺も瀬戸内海の出口にあたるためキンメダイの釣果実績はない
四国
四国の太平洋側は黒潮が直撃するエリアで、室戸沖・足摺岬沖の水深400〜800mにキンメダイが生息する。南方系のため関東より生息水深がやや深い傾向があるが、大型の実績が高いフィールド。秋〜春がベストシーズンで、高知からの出船でキンメダイ・アカムツ・クロムツの深海五目を楽しむスタイルが主流。 瀬戸内側(香川・愛媛)と鳴門(徳島)は水深が浅くキンメダイの生息水深に届かず狙えない。室戸沖ではジギングでの大型実績も高く、足摺岬沖と並ぶ四国屈指の深海釣りフィールドである
エリア詳細(3件)+−
九州・沖縄
鹿児島では「トウキョウキンメ」の名で親しまれるキンメダイが種子島・屋久島沖の水深500〜800mに生息する。南方のため生息水深が関東より深く、大型電動リール+PE15号以上のヘビータックルが必須の超深場釣りとなる。 冬季がベストシーズンで地元では高級魚として珍重される。玄界灘・有明海・長崎周辺はキンメダイの生息水深に届かず狙えない。沖縄は分布域だが専門の出船はない
キンメダイの釣り方・おすすめタックル
キンメダイの深場エサ釣り(胴突き)
15〜20本針の胴突き仕掛けを水深300〜600mに沈め、キンメダイの群れを効率的に狙う伝統的な深場釣り。大型電動リールとグラスソリッド深場専用竿で、投入から回収まで30〜40分を要する1投入魂の深海釣り。
関連動画
深場エサ釣り 胴突き仕掛け図
おすすめロッド
2m / オモリ300〜600号
選ぶ理由
7:3調子のグラスソリッド竿2mを選びます。多点掛け(5〜7匹同時)の荷重をロッド全体の粘りで受け止められます。
カーボンだと反発力が強く口切れしやすいため、グラス素材が深場釣りの定番です。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
キンメダイの多点掛けに対応する粘りのあるグラスソリッド深場竿。
穂先の繊細な感度で水深500mの微細なアタリも感知し、7:3調子の胴でキンメダイ7匹同時ヒットの総荷重にも耐える
おすすめリール
PE12号×1000m以上
選ぶ理由
電動リールが必須です。水深300〜600mから総重量10〜15kgを巻き上げる作業は手巻きでは不可能です。
PE12号1000m以上のキャパシティと巻き上げ速度100m/分以上が必要になります。
基準をつかむ代表候補
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キンメダイ深場釣りの主力リール。
水深500m以上からの巻き上げに対応するハイパワーモーターと、PE12号×1000m以上のラインキャパシティで深海の大仕掛けを確実に操作する
おすすめライン
12号
選ぶ理由
PE12号が標準です。多点掛けの荷重と鉄筋オモリ2kgに耐えつつ、太すぎるとオマツリの原因になります。
1000m以上巻いて水深500m+予備500mを確保します。マーキング付きが便利です。
基準をつかむ代表候補
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キンメダイ本格深場釣りの標準ライン。
10m毎のマーキングで水深管理が容易で、12号の太さが多点掛けの荷重とオモリ2kgの重さに耐える十分な強度を確保する
リーダー
30〜40号 (幹糸として全長20〜30m)
選ぶ理由
ナイロン30〜40号の幹糸をPE道糸に接続します。多点掛けの総荷重に耐える強度が必要で、ナイロンの伸びがショック吸収の役割を果たします。
深海で仕掛けが絡みにくい硬さも重要です。
基準をつかむ代表候補
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水深300-600mの深場で仕掛けが絡まないスティッフな幹糸。キンメダイの多点掛けを安定させ、巻き上げ時の仕掛け絡みを防止。
アコウダイ・クロムツとの五目にも
ライトキンメ対応の細め設定。喰い込みを重視しつつ水深200-400mまで対応。アカムツ・ムツ類との五目釣りにも兼用できる汎用性
仕掛け
選ぶ理由
キンメダイは群れで行動するため多点掛けに最適化された15〜20本針の多針仕掛けで効率を最大化する。
ムツ針19号のネムリ仕様は深海での自動フッキング率が高く、捨て糸は根掛かり時にオモリだけを切り離す安全装置として機能します
ベストシーズン
周年(ベスト12〜4月)
おすすめ時間帯
日中
おすすめポイント
水深300〜600mの大陸棚斜面・海山周辺の岩礁域
釣り方のコツ
基本の釣り方
船長の指示ダナに仕掛けを投入し、鉄筋オモリ1.8〜2kgで素早くボトムまで沈めます。着底後は捨て糸分(4.5〜6m)を巻き上げてエダスを底から浮かせ、キンメダイの遊泳層に合わせます。
深場では潮流の影響で仕掛けが大きく流されるため、着底感を確認しながら適宜底取りし直します。電動リールのメーター表示で水深を正確に把握し、船長の指示を最優先にします。
多点掛けのテクニック
キンメダイは群れで行動するため、群れに当たれば複数尾が同時に食いつきます。最初のアタリが出ても巻き上げずに待ち、追い食いを狙います。
船長が「巻き上げ」の合図を出すまでアタリがあっても絶対に巻き上げません。多点掛け(5〜7匹同時ヒット)時は総重量5〜9kgに達するため、電動リールの巻き上げ速度をやや遅めに設定して口切れを防止します。
エサの付け方とコツ
カツオのハラモは繊維質で針持ちが最も良く第一選択です。幅1cm×長さ12〜15cmにカットし、ムツ針にチョン掛けします。
鮭皮は脱落しにくいが食い込みがやや劣ります。サバ短冊は皮側からチョン掛けし身崩れを防止します。
下針にスルメイカの肝付きゲソを使うと大型のアタリが増える傾向があります。エサは前日に自宅でカット・塩締めして持参するのが基本です。
注意事項
仕掛けの投入は船長の指示に従いミヨシ側から順次行います。勝手に投入するとオマツリの原因です。
仕掛けは1投ごとに新品に交換し、1日8組の持参が推奨です。地域によって針数制限(10本制限の船宿もある)があるため事前確認必須です。
鉄筋オモリは船宿指定の重量を守り、回収時は電動リールの速度を上げすぎず一定速度で巻き上げて口切れを防ぎます。
キンメダイの深場ジギング
スロージギング用ベイトタックルで600〜1000gのメタルジグを水深300〜550mに落とし、フォールアクションでキンメダイを誘う。エサ釣りより平均サイズが大きい傾向があり、3kgクラスの大型実績も多い先端的な深海ジギング。
関連動画
深場ジギング スロージギング仕掛け図
おすすめロッド
5.5ft / ジグ500〜1000g対応
選ぶ理由
5.5ftのスロージギング専用ロッドを選びます。500〜1000gのヘビージグを操作する反発力があり、スロー調子でフォール姿勢をコントロールできます。
船上の限られたスペースでもジャーク操作がしやすい長さです。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
水深300〜550mの深海キンメジギング専用設計。
800gのジグを正確に操作し、スローピッチジャークでフォール時のヒラヒラアクションを演出してキンメダイの捕食スイッチを入れる
おすすめリール
PE2号×1000m以上
選ぶ理由
パワーギア(ギア比4.9前後)のベイトリールを選びます。1巻きのライン引き込み量が少なくジグアクションの精度が上がります。
ハイギアだとジグが動きすぎて深海のキンメダイの泳ぎに合いません。PE2号1000m以上のキャパシティが必要です。
比較に使う代表候補
ここでは代表候補だけを見ます。番手差や比較相手を詰める時は、上の CTA から比較面へ進みます。
深海キンメジギングの標準リール。
PE2号×1000m以上のキャパシティとパワーギアの精密なジグ操作で水深400m超の深海を正確に攻略する
おすすめライン
2号
選ぶ理由
低伸度PE2号を使います。通常PEだと水深400mで28m以上伸びてジグ操作の感度が落ちます。
伸び率3%以下のモデルを選べば深海でもジグの動きを手元で感じ取れます。2号の細さは潮切れにも優れています。
リーダー
8号 30lb (2〜3m)
選ぶ理由
フロロ8号を2〜3m取ります。PE2号との強度バランスが良く、根掛かり時にリーダー側で切れるよう設定します。
高価な低伸度PEラインの損失を最小限に抑える狙いです。
基準をつかむ代表候補
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スロージギングのジグアクションを妨げない適度な細さと強度。水深200-400mのジグのフォール中にキンメダイのバイトを捉える感度。
クロムツ・アコウダイにも対応
大型キンメダイ・底物混じり狙いの強化設定。深場の根ズレと電動巻き上げ時の負荷に耐えるパワー。アコウダイ・キアンコウの五目ジギングにも
仕掛け
選ぶ理由
スロージギングはジグのフォール姿勢で捕食スイッチを入れる釣法で、ソリッドリング+スプリットリングの接続がジグの自由な動きを確保する。
フロント・リア両方にアシストフックを装着しフォール時・ジャーク時いずれのバイトにも対応する設計です
ベストシーズン
周年(ベスト12〜4月)
おすすめ時間帯
日中
おすすめポイント
水深300〜550mの大陸棚斜面・海山周辺
釣り方のコツ
基本のジグ操作
スロージギング用ベイトロッドで800gのメタルジグをボトムまで落とし、底から5m以内のレンジをスローピッチジャークで攻めます。ロッドの反発力でジグを跳ね上げ、フォールで食わせるのが基本テクニックです。
ジグがヒラヒラと水平に近い姿勢で落ちることが深海のキンメダイの視覚に訴えかけ、食いのスイッチを入れます。1ジャーク1回転のスローなリトリーブが基本リズムです。
レンジとアクション
底から5m以内がキンメダイの主な捕食レンジです。着底後すぐにジャークを開始し、底から5mまでを繰り返し探ります。
アタリは手元に「コツン」と伝わる小さなバイトで、低伸度PEラインでなければ水深400mでは感知できません。アタリを感じたらロッドを大きく煽ってフッキングし、電動(または手動)で一定速度で巻き上げます。
深海からの巻き上げは体力勝負になるため、ペースを一定に保つことが重要です。
ジグの選択とカラー
グロー系ゼブラカラーが深海の暗闘で自ら発光し最も汎用性が高い第一選択です。食い渋り時はシルバー系やアカキンにカラーチェンジすると反応が変わることがあります。
ジグの形状は細身ロング型がフォール時の回収が楽で初心者向き、幅広型は潮を受けて水平フォールしやすく上級者向けです。600g・800g・1000gの3ウェイトを持参し、潮流に応じて使い分けます。
注意事項
低伸度PEラインの使用が大前提です。通常のPE2号では水深400mで28m以上伸びてしまいアタリもジグの操作感も得られません。
ファイヤーラインや低伸度PE(伸び率3%以下)を必ず使用します。深海からの巻き上げは手巻きでは30〜40分を要するため体力の配分に注意しましょう。
近年は電動ジギング対応モデル(ビーストマスター2000EJ等)で電動巻き上げと手動ジャークを組み合わせるスタイルも増加しています。