シーバスの釣り方・タックル完全ガイド
河口・港湾・サーフに広く棲む大型フィッシュイーター。ショアルアーからボートまで多彩に狙え、80cm超ランカーのエラ洗いは迫力。都市河口から手軽に楽しめる大物釣り。
動画でわかる:シーバスの釣り方
独断で発掘した参考になるYouTubeチャンネルと動画をご紹介
ルアーフィッシング(ショア)の参考動画
ウェーディングの参考動画
ボートシーバスの参考動画
泳がせ釣りの参考動画
シーバスタックルで狙える他の魚
※ シーバスと同じタックル構成で狙える魚種です
シーバスの特徴・生態
釣り方
ルアーが主流で、港湾・河口のショア攻略、干潟のウェーディング、ボートシーバスでの橋脚打ちなど多彩。バチ抜け(2〜5月)にはシンキングペンシル、落ち鮎(9〜11月)にはビッグベイトが効きます。活きアジやイワシの泳がせ釣りはランカー狙いに有効です。 【食文化など】梅雨〜夏が旬で、「洗い」(薄造りを冷水でさらして身を締める技法)が代表的。河口域の個体は泥臭さが出ることがあるため、釣った直後の締めと血抜きが重要です。
ルアーフィッシングで「シーバス」の名で親しまれる大型ゲームフィッシュ。成長で呼び名が変わる出世魚で、80cm超は「ランカー」と呼ばれます。都市部の河口でも狙えるアクセスの良さから、幅広い層に人気があります。
生態と習性
北海道南部〜九州まで広く分布。河口・汽水域・内湾・運河・サーフ・磯と多様な環境に適応します。日没後と夜明け前に活発で、イワシ・コノシロ・バチ(ゴカイ類)などベイトの動きに連動して回遊します。「バチ抜けパターン」「落ち鮎パターン」「コノシロパターン」など季節ごとの攻略法が確立されています。
地方名
関東ではセイゴ→フッコ→スズキ、関西ではセイゴ→ハネ→スズキと変化します。九州では「ハクラ」、北陸では「マタカ」とも。
シーバスのベストシーズン・釣れる時期
| おかっぱり | 船 | |
|---|---|---|
| 春 | ○バチ抜けパターン開始。河口域でシンペン・トップが効く | ○産卵後の戻り個体を橋脚周りで狙える。活性上昇期 |
| 夏 | ○ナイトゲーム主体。常夜灯周り・橋脚シェードが効く | ○橋脚周りのシェードパターンで日中も成立。デイボートもいける |
| 秋 | ◎年間ベスト。落ち鮎・コノシロパターンで80cm超ランカー期待 | ◎型・数ともに◎。ビッグベイトで荒食いモードの大型を狙う |
| 冬 | ×産卵期で大半が沖へ移動。陸からは非常に厳しい時期 | ○居着き個体を狙う釣り。スローな誘いで日中に反応することも |
適水温: 12〜28℃(15〜22℃が最適)
シーバスの季節別攻略ガイド
春(3〜5月)のシーバス釣り
産卵を終えた個体が徐々に戻り始める回復期。3月頃からバチ抜け(ゴカイ類の産卵)パターンが始まり、河口域でシンキングペンシルやフローティングミノーのスローリトリーブがよく効きます。
トップウォータープラグで水面を割らせるエキサイティングなゲームも成立します。水温上昇とともに活性も上がり、河川への遡上も見られます。
9ftクラスのMLロッドにPE1号、リーダー16-20lbの標準タックルで狙います。
夏(6〜8月)のシーバス釣り
水温上昇に伴い日中は深場や日陰に潜みます。デイゲームは橋脚周りなどのシェードパターンが効きます。夜間の釣りが主体となり、常夜灯周りやベイトの寄る場所を狙います。河川上流や港湾奥にも移動。
秋(9〜11月)のシーバス釣り★ベストシーズン
年間を通じて最も狙いやすいベストシーズン。落ち鮎パターン、コノシロパターンなど大型ベイトを追い、荒食いモードに入ります。
ビッグベイト(15-20cm)やジョイントミノーへの反応が良く、ランカー(80cm超)の実績も多いです。バイブレーションの早巻きでリアクションバイトを誘発するのも効きます。
9.6ftのMクラスロッドでしっかり掛けて、ドラグを効かせたファイトでランディングします。
冬(12〜2月)のシーバス釣り
産卵期を迎え、多くの個体が沖の深場へ移動。陸からは非常に厳しく、居着き個体を狙う釣りとなります。水温低下で活性も落ちるが、日中のスローな釣りで反応することも。ボートシーバスは比較的安定。
シーバス釣りの地域別ポイント・攻略法
北海道
シーバスの北限域で、道南地方の河川河口部を中心に生息。函館港周辺、遊楽部川・後志利別川の河口で夏から秋に狙える。 本州より魚影は薄いものの、競争が少なくコンディション良好な個体が多い。8-10月がベストシーズンで、落ち鮎パターンに入ると60-70cm級の良型もけっこう出る。9ftクラスのMLロッドにミノー・シンキングペンシルが効く。、河口のウェーディングでランガンするスタイルが主流。
東北(日本海側)
秋田・山形・新潟の大河川でランカー実績が非常に多い。最上川・赤川(山形)、阿賀野川・信濃川下流(新潟)は落ち鮎パターンで80-90cm級の大型が狙える聖地。9-11月がベストシーズンで、ルアーフィッシングで河口から中流域まで広範囲でチャンス。ウェーディングでビッグベイト(15-20cm)やジョイントミノーを投げるスタイルが主流。
エリア詳細(3件)+−
東北(太平洋側)
青森・岩手・宮城の河口域が好ポイント。十三湖(青森)は70-80cm級の実績ある穴場で、汽水域のシーバスは脂のりが良い。追波川(宮城)のバチ抜けは4-5月に活況で、ルアーフィッシングでシンキングペンシルのスローリトリーブが効く。仙台港周辺も港湾シーバスとして人気があり、常夜灯周りでミノーやバイブレーションのナイトゲームができる。
エリア詳細(5件)+−
上越・北陸
日本一の大河・信濃川と荒川(新潟)はランカー実績が豊富で、90cm超の大物も珍しくない。富山の庄川・神通川、石川の手取川でもコンスタントに釣果がある。 春のバチ抜け(3-5月)ではルアーフィッシングでフローティングミノーやトップウォーターのスローリトリーブ、秋の落ち鮎パターン(9-11月)ではビッグベイトやジョイントミノーが威力を発揮する。河口域から数km上流まで遡上するため、ウェーディングで広範囲を探るスタイルが効く。
エリア詳細(5件)+−
関東
東京湾は日本を代表するシーバスフィールドで、荒川・多摩川・隅田川の河口域から横浜港・川崎港の港湾部まで無数のポイントが存在する。 春のバチ抜けパターン(3-5月)は全国から釣り人が集まる一大イベントで、ルアーフィッシングで河口域でトップウォーターへの反応が熱い。秋〜冬のコノシロパターンではビッグベイトで80cm超のランカーが狙える。電車でアクセスできるポイントが多く、都市型シーバスの聖地として通年いける。
エリア詳細(10件)+−
東海
伊勢湾・三河湾が東海シーバスの主戦場で、木曽三川(木曽川・長良川・揖斐川)の河口デルタ地帯は一級ポイント。名古屋港・四日市港の港湾部でもルアーフィッシングでナイトゲームが成立する。静岡県では駿河湾の狩野川・安倍川河口、浜名湖(汽水湖)が人気フィールド。春のバチ抜け(3-5月)と秋の荒食い(9-11月)がベストシーズンで、河口のウェーディングが盛ん。
エリア詳細(9件)+−
近畿
大阪湾が近畿シーバスの中心で、淀川・武庫川・神崎川の河口域は関西を代表するメジャーポイント。春のバチ抜けパターン(3-5月)は非常に活況で、ルアーフィッシングでルアーマンが多数集まる。南港・堺泉北港の港湾部でもナイトゲームが盛ん。和歌山では紀ノ川・有田川河口で良型実績があり、遠征の価値がある。若狭湾(日本海側)でも由良川・舞鶴湾で秋に狙える。
エリア詳細(9件)+−
山陰・山陽
瀬戸内海側では広島・岡山の河口域(太田川・吉井川)、日本海側では島根・鳥取の中海・宍道湖周辺が人気フィールド。境水道は大型回遊の通り道でランカー実績が高い。 瀬戸内海は潮流が速くベイトも豊富なため、年間を通じてコンディションの良い魚が狙える。ルアーフィッシングでバイブレーションの早巻きでリアクションバイトを誘発するか、ミノーのストップ&ゴーで攻めるのが効く。岡山の児島湾、広島の呉港でも港湾シーバスができる。
エリア詳細(3件)+−
四国
瀬戸内側の河口・港湾で通年シーバスが狙える。愛媛の堀江港・伊予港・三津浜港は常夜灯周りのルアーフィッシングでナイトゲームが効く。ミノーやシンキングペンシルのスローリトリーブで50-70cm級がコンスタントに出る。香川の高松港・坂出港、徳島の吉野川河口もポイントが多い。潮通しの良い場所が多く、バイブレーションの早巻きでベイトの接岸に合わせた回遊パターンが安定している。
エリア詳細(4件)+−
九州・沖縄
筑後川(福岡・佐賀)は日本屈指のシーバスフィールドで、90cm超のランカー実績が非常に多い。有明海に注ぐ大河川として、ルアーフィッシングで落ち鮎パターンではビッグベイトやジョイントミノー、バチ抜けではシンキングペンシルやトップウォーターが好調。 暖流(対馬海流)の影響で水温が下がりにくく、冬でも比較的活性が高いのが特徴。博多湾・長崎港でも港湾シーバスが成立し、ミノーやバイブレーションのナイトゲームができる。なお、沖縄には分布しない。
エリア詳細(4件)+−
シーバスの釣り方・おすすめタックル
シーバスのルアーフィッシング(ショア)
堤防、河口、運河などからルアーをキャストして狙います。最もポピュラーなシーバスの釣法で、ミノー、バイブレーション、ワームなど多彩なルアーを使い分けます。
関連動画
この釣法の仕掛け図
おすすめロッド
8-9.6ft / ML-M
選ぶ理由
先調子(ファスト・7:3)でルアー操作性とフッキングレスポンスを重視します。
8.6-9ftは河口・堤防の取り回しに優れ、MLは7-21gの軽量ルアー操作向け、Mは10-30gまでカバーできる汎用モデル。
飛距離と感度のバランスが良く初心者からベテランまで対応します。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
河口・堤防の汎用モデル。7-21gの軽量ルアーから中型まで幅広く対応し初心者にも扱いやすい
おすすめリール
3000-4000番
選ぶ理由
3000-4000番でPE0.8-1.2号が150m以上巻け、シーバスの強烈なエラ洗いにも耐えるドラグ性能が重要です。
ハイギア(6.0以上)は糸ふけ回収が早くランガンに有利、ノーマルギアはスローリトリーブの安定感に優れています
おすすめライン
0.8-1.2号
選ぶ理由
PEの飛距離と感度を最大限に活かし、シーバス特有の繊細なバイトを逃しません。
リーダーはフロロ16-25lb(4-6号)を1-1.5m接続し、根ズレ対策と食い込み向上を確保です。FGノットで確実に結束します
リーダー
4-6号 16-25lb (1-1.5m)
選ぶ理由
フロロ4〜5号を1〜1.5m取ると、ルアーの動きを殺しにくく、橋脚やテトラ周りの擦れにも対応しやすいです。
細すぎると擦れに弱く、太すぎると小型ルアーの動きが鈍るため、この範囲が使いやすいです。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
シーバスのエラ洗い・首振りに耐えるしなやかなフロロ。夜間の暗さで存在感を消しつつ擦れ切れを防止。
クロダイ・マゴチとの兼用タックルにも対応
シーバスのエラ洗い・首振りに耐えるしなやかなフロロ。夜間の暗さで存在感を消しつつ擦れ切れを防止。
クロダイ・マゴチとの兼用タックルにも対応
仕掛け
選ぶ理由
スナップ直結でルアー交換を素早く行い、状況変化に即応できる。リーダー1-1.5mで根ズレ対策と食い込み向上を両立。
ワームはジグヘッド7-14gで食い渋り時のフィネスアプローチに対応します
ベストシーズン
春から秋(3-11月)、特に秋の荒食い時期がベスト
おすすめ時間帯
夕マズメから夜間、潮の動き始め
おすすめポイント
河口の流れ込み、橋脚、明暗の境目、ストラクチャー周り、潮目
釣り方のコツ
タックルセッティング
ルアーはスナップを使って接続するのが基本で、ルアー交換を素早く行えます。リーダーはFGノットやPRノットでPEラインと結束し、長さは1〜1.5m程度を確保します。
ルアーは9〜12cmのミノー、バイブレーション、シンキングペンシルの3種類を揃えれば、ほとんどの状況に対応できます。
シーバスが捕食しているベイトに合わせて「色」「形」「大きさ」を選ぶマッチザベイトの考え方が重要となります。
レンジ攻略
表層から順に探っていくのが基本です。フローティングミノーで水面直下を、シンキングペンシルで表層〜中層を、バイブレーションで中層〜ボトムを分担して探ります。
反応がなければレンジを下げていきます。シンキングタイプはカウントダウンでレンジをコントロールし、リトリーブ速度によって海底から水面まで幅広くカバーできます。
誘いとアクション
基本はスローリトリーブ(ゆっくり巻き)で、竿先を固定して一定速度でリールを巻くことが重要です。竿先が動くとルアーが不自然な動きになってしまいます。
ストップ&ゴーはただ巻きの最中にリールを止め、ルアーの動きを止めるテクニックで、追ってきたシーバスにバイトのタイミングを与える効果があります。
コツはメリハリで、徐々にスピードを落とすのではなく「ピタッ」と止めることが大切です。
アタリとアワセ
バイトは「コツン」という前アタリの後に本アタリが来ることが多いです。しっかりフッキングを入れ、エラ洗い(水面でのジャンプ)が来たらロッドを下げて対処します。
ラインを緩めるとバラシの原因になるため、常にテンションを維持します。足元でヒットすることも多いので、最後まで集中してルアーを操作するのがポイントです。
シーズナルパターン
春はバチ抜けパターンで表層系ルアーが効きます。夏は夜光虫の影響でナイトゲームが成立しにくくなるため、デイゲームやマズメ時が狙い目です。
秋は荒食いシーズンで年間を通じて最も釣りやすく、ベイトを追って積極的に捕食します。冬は産卵で沖に出るため岸からは厳しくなるが、産卵後の戻りを狙えるポイントもあります。
エラ洗い(水面でのジャンプ)でバラシやすいため、ヒット時はロッドを下げてテンションを維持します。シーバスは夜行性傾向が強く、日中よりも夜間・マズメ時の方が反応が良いです。
ストラクチャー周りはスナッグやラインブレイクのリスクがあるためリーダーは太めに設定します。潮止まりは活性が下がりやすいので、潮の動き始めを狙います。
シーバスのウェーディング
干潟や河口域に立ち込んで釣ります。岸からでは届かないポイントを攻められ、シャローエリアの回遊シーバスを狙えます。
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この釣法の仕掛け図
おすすめロッド
9-10ft / ML-M
選ぶ理由
先調子(ファスト・7:3)でルアー操作性と感度を重視します。
9.6-10ftのロングロッドは広範囲を探れる遠投性能が強みで、干潟のミオ筋や牡蠣瀬周りを効率的にカバーできます。
MLは軽量トップウォーター向け、Mは風や流れに強いです
おすすめリール
3000-4000番
選ぶ理由
ハイギア(5.8-6.2)で糸ふけ回収が早く、ドリフト釣法でのライン操作がしやすいです。水没リスクがあるため防水性能の高いリールが必須です。
3000番は軽量で疲れにくく、4000番はランカー対応でドラグ性能に余裕があります
おすすめライン
0.8-1.2号
選ぶ理由
PE0.8-1.2号で感度と飛距離を確保し、シャローエリアの繊細なバイトを逃しません。
牡蠣瀬周りの根ズレ対策でフロロリーダー16-25lbを1-1.5m接続し、FGノットで確実に結束。不意の大物にも対応できる強度を確保します。
リーダー
4-7号 16-25lb (1-1.5m)
選ぶ理由
フロロ4〜5号を1〜1.5m取ると、シャローの繊細な食わせを残しつつ、牡蠣殻や流木に触れる場面でも安心です。
足場が低く魚をいなして寄せる時間が長くなるため、ショアより少し余裕を持った太さが扱いやすいです。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
シーバスのエラ洗い・首振りに耐えるしなやかなフロロ。夜間の暗さで存在感を消しつつ擦れ切れを防止。
クロダイ・マゴチとの兼用タックルにも対応
シーバスのエラ洗い・首振りに耐えるしなやかなフロロ。夜間の暗さで存在感を消しつつ擦れ切れを防止。
クロダイ・マゴチとの兼用タックルにも対応
ベストシーズン
春から秋
おすすめ時間帯
潮位が下がる干潮前後、マズメ時
おすすめポイント
干潟のミオ筋(船の通り道)、牡蠣瀬周り、流れの合流点
釣り方のコツ
装備と安全
チェストハイウェーダーは必須で、ライフジャケットとウェーディングスタッフも安全のために用意したいです。
干潟では長い距離を歩くことになり、途中にはスリット(部分的に掘れて流れが速くなる場所)があるため、事前に干潮時の日中に下見をしてエントリーコースを把握しておくことが重要です。
アカエイなど毒を持った魚が砂地に潜んでいることがあるため、すり足で歩くことを徹底します。単独でのウェーディングは危険を伴うため、経験者と一緒に行動することを強く推奨します。
潮回りとエントリー
潮が引いていく下げ潮時に入水し、潮が満ちてくる上げ潮時には余裕を持って引き上げるのが基本です。
潮の干満における下げ3分(満潮から1〜2時間後)がゴールデンタイムで、この頃は水位が目に見えて下がり始め、川幅が狭くなることで小魚の密度が高くなり、シーバスの魚影も濃くなります。
スリットの水位が越えられなくなる前に帰路につくことを常に意識します。
ポイントの読み方
干潟はパッと見でポイントが絞りにくいが、潮目や他より水深のあるミオ筋(船の通り道)を狙うのが基本です。
潮がどの方向に流れているかを把握しながら釣りをし、アップ(上流方向)に投げて喰わせたいポイントまで流すドリフトを基本として、反応がなければ広角に攻めます。
ルアー選択とアクション
シャローエリアではトップウォータープラグ、フローティングミノー、シンキングペンシル、小型バイブレーションが効きます。マズメ時はトップウォーターで水面を割らせるエキサイティングなゲームができます。
基本はスローリトリーブで、ルアーを流れに任せて流すドリフトテクニックを組み合わせます。ミノーではトゥイッチを入れて逃げ惑うベイトを演出するのもよく効きます。
取り込みと注意点
ウェーディング中は足場が不安定なため、ランディングネットを携帯しておくと安心。魚が掛かったら無理に寄せようとせず、ドラグを活用してじっくりファイトします。
帰路の水位を常にチェックし、深みにはまらないよう注意を払います。
アカエイに要注意してください。すり足で歩いてエイを踏まないようにします。
単独行動は厳禁で、必ず経験者と行動します。潮の上げで帰れなくなるリスクがあるため、常に水位を確認し、余裕を持って撤収します。
干潟は天候が急変しやすいため、天気予報と潮汐表を必ず確認してからエントリーします。
シーバスのボートシーバス
遊漁船やレンタルボートでポイントに近づき、ストラクチャー周りをピンポイントで攻めます。キャスティング、ジギング両方で狙えます。
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この釣法の仕掛け図
おすすめロッド
6-7ft / ML-M
選ぶ理由
先調子(ファスト・7:3)でキャスト精度とフッキングレスポンスを重視します。
6-7ftの短めレングスは船上での取り回しが良く、橋脚・岸壁へのピンポイントキャストが決まりやすいです。
MLは軽量バイブレーション向け、Mはビッグベイトや強風時に対応します。
おすすめリール
3000-4000番
選ぶ理由
ハイギア(6.0以上)で手返し良くポイント移動にも対応します。3000番は扱いやすく初心者向け、4000番はランカー対応でドラグ性能に余裕があります。
ドラグ性能が重要でストラクチャー際のファイトでも主導権を握れます
おすすめライン
0.8-1.5号
選ぶ理由
PE0.8-1.5号で飛距離と感度を確保し、橋脚際のショートバイトも逃しません。
ストラクチャーへの擦れ対策でフロロリーダー20-30lbを1-1.5m接続し、FGノットで確実に結束。不意のランカーや根ズレにも耐える強度を持たせます
リーダー
5-8号 20-30lb (1-1.5m)
選ぶ理由
フロロ5〜6号を1m前後取ると、足元での突っ込みや係留ロープへの擦れに対応しやすいです。ボートでは取り込みまでの距離が短いため、長すぎるリーダーは不要です。
太めでもルアー操作を損ないにくく、ランカー狙いでも安心感があります。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
大型シーバス・青物混じり狙いの強化設定。橋脚・テトラへの突っ込みに対応するパワー。ヒラメ・サワラが回遊する場面でも安心の強度
大型シーバス・青物混じり狙いの強化設定。橋脚・テトラへの突っ込みに対応するパワー。ヒラメ・サワラが回遊する場面でも安心の強度
ベストシーズン
通年(特に秋〜冬が好調)
おすすめ時間帯
潮の動く時間帯
おすすめポイント
橋脚、岸壁際、護岸のエグレ、係留船周り
釣り方のコツ
ストラクチャー攻略の基本
ボートシーバスの醍醐味はストラクチャー(橋脚・岸壁・護岸)をピンポイントで攻められることです。重要なのはストラクチャーの向こう側に投げて、ルアーが泳ぎながらストラクチャーを通過させることです。
柱の手前に落とすと釣りにくくなります。壁際を攻める場合は壁ピッタリにキャストを決めることが重要で、壁から離れるとシーバスのいないところにルアーを通すことになります。
橋脚明暗の攻め方
常夜灯で照らされた明部にはベイトフィッシュが集まりやすく、シーバスは暗部に入って明部から流れてくるベイトを待ち構えています。
ルアーは「明部→境目→暗部」の順で流すのが基本で、明暗の境目1m前後を長くトレースできるよう意識します。
橋脚下などの魚溜まりを狙う時は上流から流していき、魚の居そうな場所でブレーキを掛けるようにリーリングする「U字メソッド」がよく効きます。
シーズン別の攻め方
春はベイトの存在に敏感な時期で、ストラクチャー周りとオープンエリアを柔軟に使い分けます。
夏は夜光虫の影響で夜釣りが成立しにくいため、朝一のシャローでトップウォーター、日中のシェード撃ちやストラクチャー撃ちがメインです。キャスト精度が問われるテクニカルな釣りとなります。
秋〜冬は最盛期で、ベイトを追って活性が高くなります。
タックルと使い分け
基本は7フィート前後のスピニングタックルで、穴撃ちなど細かい釣りやビッグベイトにはベイトを使用です。長すぎるロッドは船内で危険で、ストラクチャー際に投げる際の取り回しも大変になります。
バイブレーション、ミノー、メタルジグ、ワームと多彩なルアーを状況に応じて使い分けます。
バーチカルゲーム
深場の居着き個体を狙う縦の釣り。バイブレーションやメタルジグを落とし込み、リフト&フォールで誘います。沖合のタンカー周りでのジギングなど、多彩なゲームフィッシングができます。
船酔い対策として乗船前の過食・飲酒を避け、酔い止めは乗船30分前に服用します。船上では必ずライフジャケットを着用し、移動時は手すりを持って安定した姿勢を保ちます。
キャスト時は同船者との距離を確認し、フックの付いたルアーが飛ぶ方向に注意です。ストラクチャー際でのファイトは船長の指示に従い、他のアングラーのラインと絡まないよう注意します。
夏場は船上でも熱中症リスクがあるため、こまめな水分補給と日よけ対策を忘れないようにしましょう。
シーバスの泳がせ釣り
生きた小魚をエサにして狙う伝統的な釣法。ルアーに反応しないデカいシーバスにも効きます。
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この釣法の仕掛け図
おすすめロッド
3-5m(磯竿)、9-10ft(ルアーロッド) / 2-3号(磯竿)、MH(ルアーロッド)
選ぶ理由
胴調子(6:4〜7:3)で活きエサへの負担を軽減し、シーバスの食い込み時にロッド全体で追従して弾きません。
磯竿3号は長さを活かした仕掛け操作と大物の引きを吸収するパワーを確保です。ルアーロッドMHクラスでも代用可能で取り回しの良さが魅力です。
おすすめリール
4000-5000番
選ぶ理由
ノーマルギア(5.0-5.4)でじっくり巻き上げ、急な突っ込みにも対応しやすいです。
4000-5000番は糸巻き量に余裕があり、80cm超のランカーとのファイトでも安心。
ドラグはスムーズに出せる性能が必須で、ヒット直後の強烈な引きで切られないよう設定します。
おすすめライン
4-6号(ナイロン)、2-3号(PE)
選ぶ理由
ナイロン4-6号は伸びがあり食い込み時にシーバスが違和感を覚えにくく、トラブルも少ないため初心者向けです。
PE2-3号は感度と遠投性に優れるが、フロロリーダーを接続して根ズレ対策が必須です。大物狙いなら太めを選びます。
リーダー
6-8号 22-30lb (1-1.5m(PE使用時))
選ぶ理由
PE使用時はフロロ6〜8号を1m前後結んで、テトラや係留ロープへの擦れに備えます。
活きエサを弱らせにくい範囲で強度を持たせられるため、足元での突っ込みにも対応しやすいです。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
大型シーバス・青物混じり狙いの強化設定。橋脚・テトラへの突っ込みに対応するパワー。ヒラメ・サワラが回遊する場面でも安心の強度
大型シーバス・青物混じり狙いの強化設定。橋脚・テトラへの突っ込みに対応するパワー。ヒラメ・サワラが回遊する場面でも安心の強度
ベストシーズン
通年(特に秋が好調)
おすすめ時間帯
マズメ時、夜間
おすすめポイント
河口、堤防際、テトラ帯
釣り方のコツ
エサの選び方と管理
アジ、サバ、イワシ、ヒイラギなどの活き餌を使用します。アジは繊細な魚なので、水温や酸素量に気を付けて管理します。
特に夏場は水温が上がるとすぐに弱るため、直射日光を避け保冷剤を活用します。酸素量はエアーポンプで管理し、移動中も水が跳ねないよう注意します。
エサは10〜15cm程度のものが扱いやすく、大きすぎるとシーバスが食い込みにくいです。
エサの付け方
アジやヒイラギなど平たい魚は背中に1本針を刺す「背掛け」が弱りにくく遊泳力を活かせます。イワシやサバ、サイズが小さく刺しにくい場合は「鼻掛け」や「アゴ掛け」で対応します。
エサが外れにくい「鼻口掛け」という船長直伝のテクニックもあり、鼻の穴から口に針を通す方法でエサ持ちが良いです。
仕掛けの投入と操作
仕掛けを投入する時はゆっくりと竿を振ること。力強く投げるとエサの身が切れて針から外れたり、着水時の衝撃でエサが弱ります。
電気ウキ仕掛けではウキ下を2〜5m程度に調整し、シーバスの泳層に合わせます。夜釣りでは電気ウキにより確実にアタリを捉えることができます。
ブッコミ仕掛けは底付近で待ち伏せする大型を狙う際に効きます。
アタリの取り方とアワセ
前アタリとしてウキが不自然に流れ、浮き沈みが激しくなります。この段階では即アワセは禁物で、シーバスがエサを咥えて反転するのを待ちます。
ウキが十分に水中に引き込まれたタイミングで糸ふけを回収し、大きくアワセを入れます。即アワセすると喰いこみが浅くてスッポ抜けることが多いです。
時間帯とポイント
シーバスは夜行性で、夕方から夜にかけてが狙い目です。昼間はボトム付近の障害物周りに隠れて積極的に餌を追わないが、夜になると浅い棚で捕食活動を開始します。
曇りや雨の日、海が荒れた時などは日中でも釣りやすくなります。河口やテトラ帯、堤防際など、シーバスが身を潜められるストラクチャー周りを狙います。
活きエサの取り扱いには注意が必要です。サバやイワシなど動きの速い魚は針掛け時に暴れるので、しっかり押さえて手早く行います。
夜釣りではヘッドライトの使用を最小限に抑え、海面を照らすと魚が警戒するため足元のみ照らします。テトラ帯では足場が不安定なため、滑りにくい靴とライフジャケットを必ず着用してください。
大型がヒットした際は無理な抜き上げは厳禁で、タモ(ランディングネット)を必ず用意します。