アイナメの釣り方・タックル完全ガイド
秋〜冬のロックフィッシュゲームの代表格。北海道・東北を中心に人気が高く、40cmオーバーは「ポン級」と呼ばれる良型ターゲット。テキサスリグでボトムを攻め、根に潜る強烈な引きが醍醐味。白身は上品な旨みで刺身・煮付けに最適。
動画でわかる:アイナメの釣り方
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ルアー(ショア)の参考動画
穴釣り(ブラクリ)の参考動画
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探り釣り(胴突き)の参考動画
アイナメタックルで狙える他の魚
※ アイナメと同じタックル構成で狙える魚種です
アイナメの特徴・生態
釣り方
ブラクリや胴突き仕掛けでテトラや岩礁の隙間を探る穴釣り・探り釣りが定番。ルアーではワームやメタルジグを使ったロックフィッシュゲームが人気です。冬場の東北・北海道では50cmオーバーの「ビール瓶級」が狙え、テトラ際でのヒットは強烈な引きが楽しめます。
生態と習性
北海道から九州南岸まで分布しますが、北日本に多い魚です。水深100m以浅の岩礁帯・テトラ周り・藻場に生息し、根の隙間に潜んで待ち伏せ捕食を行います。甲殻類や多毛類、小魚を捕食。水温8〜15℃で最も活性が高く、完全な昼型の魚で暗くなると途端に釣れなくなります。産卵期は南で晩秋〜冬、北で9〜11月。オスは岩陰にメスを誘い込み、複数のメスの卵を守る独特の習性を持ちます。
食文化など
身は白身で淡白ながら上品な味わい。刺身、煮付け、唐揚げ、味噌汁の具として楽しめます。脂の乗りが良い時期は「アブラメ」の名の通り脂が豊富で、特に秋〜冬が旬です。
地方名
北海道では「アブラコ」「ネウ」、関西では「アブラメ」、東北では「シンジョ」と呼ばれます。「アブラメ」は脂の多い身に由来。40cmオーバーはビール瓶サイズの「ポン級」と称されます。
アイナメのベストシーズン・釣れる時期
| おかっぱり | 船 | |
|---|---|---|
| 春 | ◎産卵後の荒食いで活性◎。テトラ・岩礁帯でブラクリやテキサスリグが好調 | ◎ボートロックで良型連発。水温上昇前の4月までがチャンス、50cm超も狙える |
| 夏 | △高水温で深場に移動しオフシーズン。北海道は例外で通年狙える | ○深場のボートロックで何とか釣れる。北海道は夏でも40cmオーバーが狙える |
| 秋 | ◎ベストシーズン開始。産卵前の荒食いで50cm超のポン級も。テキサスリグで攻略 | ◎大型狙いの本番。50cm超の良型が高確率。根周りをジグヘッドで丁寧に探る |
| 冬 | ◎産卵期でも活性は高い。水温8-15℃が最適。投げ釣りでカレイと同時狙いも可 | ◎型揃いで数・型ともに期待◎。産卵絡みの良型が根周りに集まる最高の時期 |
適水温: 10〜18℃(12〜15℃が最適)
アイナメの季節別攻略ガイド
春(3〜5月)のアイナメ釣り★ベストシーズン
産卵から回復した個体が活発に餌を追う時期。ロックフィッシュ釣り・ブラクリ・探り釣りで好調が続きます。
テキサスリグやフリーリグでボトムをスローに探ります。ブラクリでテトラの隙間を攻めるのも有効です。
水温8-15℃が最適で、活性が上がります。岩礁帯・テトラ周り・藻場の根際が好ポイント。
水温上昇とともに5月以降はやや落ちる傾向。4月までがチャンス。
夏(6〜8月)のアイナメ釣り
高水温(20℃超)を嫌って深場に移動。岸からは厳しく、積極的に狙う時期ではないです。
【船釣り】北海道では夏場でも40cmオーバーがアベレージ。本州以南は深場狙いで何とか釣れる程度。
【例外】北海道は夏でも水温が低いため通年狙えます。積丹半島など道央・道南が人気です。
秋(9〜11月)のアイナメ釣り★ベストシーズン
水温低下とともに浅場へ戻り、シーズンが開始。ロックフィッシュ釣り・ブラクリ・探り釣りで大型の実績も増えます。
産卵(10-12月)に向けて荒食いモードに入ります。【サイズ】50cm超のポン級(ビール瓶サイズ)が狙えます。
オスは黄色の婚姻色に変わり、縄張り意識が強くなります。【釣法】テキサスリグで岩礁帯の根周り・テトラの隙間を丁寧に攻めます。
完全な昼型なので日中勝負。
冬(12〜2月)のアイナメ釣り★ベストシーズン
産卵期(10-12月)を含むが、アイナメは寒流色が濃く冬でも活性が高いです。50cm超の大型を狙える最高の時期。
水温8-15℃が最適です。【注意】オスは卵を守る習性があり、卵塊を守っている個体は釣りにくいです。
メスや未成熟個体が主なターゲット。【投げ釣り】カレイと並ぶ冬の投げ釣りターゲット。
ジェット天秤+1本バリで根掛かり対策。
アイナメ釣りの地域別ポイント・攻略法
北海道
北海道では「アブラコ」「ネウ」と呼ばれ、郷土料理としても親しまれる。積丹半島・噴火湾・道東など道内各地で大型実績多数。夏場でも水温が低いため通年狙えるのが強み。完全な昼型で暗くなると途端に釣れなくなる。ロックフィッシュゲームの本場として、テキサスリグ・フリーリグでボトムを攻める釣り方が主流。50-60cmの大型が現実的に狙える。
エリア詳細(4件)+−
東北(日本海側)
秋田・山形の日本海側でロックフィッシュゲームが盛ん。男鹿半島・酒田港・庄内の漁港周りが好ポイント。秋-春(10-4月)がベストシーズンで、産卵絡みの良型(40cm超)が狙える。冬は北西風で荒天が多いが、凪のタイミングを狙えば大型チャンス。テキサスリグやジグヘッドでボトムをスローに探る。地元では「シンジョ」とも呼ばれる。
エリア詳細(3件)+−
東北(太平洋側)
宮城(女川・石巻・気仙沼)・岩手(大船渡・宮古・久慈)の三陸沿岸がロックフィッシュゲームのメッカ。リアス式海岸の複雑な岩礁帯に大型アイナメが潜む。50cm超のポン級実績が多く、本州随一のフィールド。秋-春(10-4月)がベストで、特に産卵期前後は大型チャンス。テキサスリグやフリーリグでボトムをじっくり攻める。東日本大震災後も徐々に魚影が回復。
エリア詳細(5件)+−
上越・北陸
能登半島・佐渡周辺の岩礁帯でアイナメが狙える。ただし東北・北海道に比べると個体数は少なく、専門に狙う釣り人は少ない。冬(11-3月)がベストシーズンで、カサゴやソイなどの根魚五目狙いの外道として釣れることが多い。テキサスリグやブラクリで岩礁帯の隙間を攻める。日本海側は冬の荒天が多いため、釣行タイミングの見極めが重要。
エリア詳細(5件)+−
関東
関東では個体数が少なく、北日本ほど専門に狙われることは少ない。それでも鹿島灘・外房の岩礁帯では冬から春(11-4月)に良型が狙える。投げ釣りでカレイと並ぶ冬のターゲットとして、ジェット天秤+1本バリで根掛かり対策しながら狙う。ロックフィッシュゲームではテキサスリグでボトムを攻める。40cmオーバーは稀だが、30cm級は現実的。
エリア詳細(9件)+−
東海
伊豆半島・駿河湾・伊勢湾・知多半島周辺はアイナメの分布域南限付近で、個体数は極めて少なく専門に狙う釣り人はほぼいない。冬(11-3月)に根魚五目狙いの外道として稀に釣れる程度。カサゴ・メバルが主役で、アイナメは「釣れたらラッキー」という位置付け。本格的にアイナメを狙うなら東北・北海道への遠征を検討した方が効率的。
エリア詳細(8件)+−
近畿
関西では「アブラメ」と呼ばれるが、個体数は少なく専門に狙う釣り人はほぼいない。若狭湾(舞鶴・小浜)の岩礁帯で冬にまれに釣れる程度。大阪湾・瀬戸内海ではほぼ釣れない。瀬戸内海のアイナメは環境省レッドリストで絶滅の恐れのある地域個体群(LP)に指定されており、資源保護が課題。本格的にアイナメを狙うなら東北・北海道への遠征を。
エリア詳細(9件)+−
山陰・山陽
山陰(鳥取・島根)の日本海側岩礁帯でまれにアイナメが釣れるが、個体数は少なく専門に狙う釣り人は少ない。冬に根魚五目の外道として釣れることがある程度。 瀬戸内海(広島・岡山・山口)のアイナメは環境省レッドリストで絶滅の恐れのある地域個体群(LP)に指定されており、専門狙いは控え、釣れた場合はリリースを推奨。下関・北九州の関門海峡周辺は分布南限付近で個体数は極めて少なく、カサゴ・メバルを狙う根魚五目の稀な外道程度。
エリア詳細(2件)+−
四国
四国周辺ではアイナメはほぼ釣れない。瀬戸内海側(香川・愛媛)のアイナメは環境省レッドリストで絶滅の恐れのある地域個体群(LP)に指定されており、資源保護が必要。太平洋側(高知・徳島)も分布域の南限を超えており、個体数は極めて少ない。四国でアイナメを専門に狙うことは現実的ではなく、北日本への遠征を検討した方がよい。代わりにカサゴ・ハタ類をロックフィッシュ釣りやブラクリで楽しもう。
九州・沖縄
九州・沖縄はアイナメの分布域外であり、狙うことは不可能。アイナメは北方系の魚で、分布の南限は九州北部〜瀬戸内海付近。九州北部(福岡・長崎)でもほぼ釣れず、鹿児島以南や沖縄は完全に分布域外。アイナメを狙うなら東北・北海道への遠征が必須。九州・沖縄ではカサゴ・ハタ類をロックフィッシュ釣りやブラクリで楽しもう。
アイナメの釣り方・おすすめタックル
アイナメのルアー(ショア)
テキサスリグ・フリーリグでボトムを攻めます。北日本のロックフィッシュゲームの代表格で、50cm超の大型が狙えます。
関連動画
この釣法の仕掛け図
おすすめロッド
7-9.6ft / M-MH
選ぶ理由
根周りのボトムを攻めるため、感度とパワーを備えたロックフィッシュ専用ロッドが向いています。
大型(40-50cm超)を根から引き剥がすバットパワーが必要で、先調子(7:3〜8:2)がアタリを取りやすいです。
Mパワーは漁港・テトラ周り、MHパワーは磯・沖堤防での大型狙い向けです。
おすすめリール
2500-3000番
選ぶ理由
PE1-1.5号を100m以上巻ける容量と、根からの引き剥がしに耐えるドラグ力が必要です。
ノーマルギア(5.0-5.5)はスローな巻きでボトム攻略に適し、ハイギア(6.0以上)は手返し重視。
ベイトリールはカバー撃ちやフリーリグの操作性に優れています。
おすすめライン
1-1.5号
選ぶ理由
PE1号は感度に優れ、繊細なボトムの変化やアタリを逃しません。根ズレ対策のリーダーは必須で、フロロ4-5号(16-20lb)を1m程度結束。
大型狙いや根の荒い場所ではPE1.5号+フロロ5号でパワー重視の組み合わせが安心です。
リーダー
3-4号 12-16lb (1.5-2m)
選ぶ理由
アイナメの強い引きと根掛かり対策に必須です。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
近距離の漁港・テトラ周り(10-15m)での標準設定。根ズレに強く、PE1号の感度を活かしてコツンとしたバイトを確実にフッキング。
カサゴ・ソイにも対応
磯場・沖堤防での50cm超の大型狙い。根ズレに強く、PE1号の感度を活かしてコツンとしたバイトを確実にフッキング。
ハタ類・クロダイとの五目にも使える強度
仕掛け
選ぶ理由
テキサスリグは根掛かり回避性能が高く、岩礁帯のボトム攻略に最適。
フリーリグはシンカーが先に着底してワームがフリーフォールするためナチュラルなアクションで臆病なアイナメに有効です
ベストシーズン
秋から春(10-4月)
おすすめ時間帯
日中
おすすめポイント
岩礁帯、根周り、藻場、テトラ、漁港のストラクチャー
釣り方のコツ
基本操作
テキサスリグまたはフリーリグをセットし、ボトムを取ります。タングステンシンカー3/16-1.5ozを使用です。
誘い方
リフト&フォールが基本です。底を取ってスローに誘い、フォール中のアタリに注意です。弱ったベイトフィッシュをイメージしたアクションです。
アタリとアワセ
ラインの変化でアタリを察知します。テンションフォール中にラインが止まったり不自然に走ったら即アワセします。待ちすぎは禁物です。
取り込み
ヒット後は根に潜る習性があるため、大きくアワセて素早く巻き上げます。根に入られたら一旦テンションを抜き、出てくるのを待ちます。
注意事項
アイナメはリフト&フォールの上から落ちるエサに最も強く反応するため、キャスト後は必ず底まで沈めてから誘い始めます。完全な昼行性で朝マズメ〜日中が勝負時間です。
PE+フロロリーダーの結束はFGノットが基本で、結束不良は大型バラシの原因になるため丁寧に結びます。大型狙いの場合はタモ網を必ず用意します。
ワームサイズを4→2-3インチに下げ、シンカーを軽く(5-7g程度)して漂わせます。誘いのストロークを小さく細かくし、フォールスピードを遅くしてバイトチャンスを増やします。
アイナメの穴釣り(ブラクリ)
ブラクリ仕掛けでテトラや岩礁の隙間を攻めます。手軽で確実に釣れる穴釣りの定番。
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ブラクリ仕掛けの仕掛け図
おすすめロッド
1-1.5m / M
選ぶ理由
テトラの隙間を攻めるため1-1.5mの短く取り回しの良いロッドが必須です。
先調子(8:2〜9:1)でアタリを感じやすく、Mパワー以上のバットで大型(30-40cm)を一気に引き抜きます。
穴釣り専用ロッドは穂先が柔らかく食い込みを待てます。
おすすめリール
1000-2000番
選ぶ理由
手返し重視でベイトリールが人気。クラッチのON/OFFで素早く仕掛けを落とせ、巻き上げもパワフル。
スピニングリール1000-2000番でも可だが、ベイトリールの方がテトラ際の操作性に優れています。ドラグはフリーにせず、根に潜られないよう強めに設定します。
おすすめライン
3-4号
選ぶ理由
根ズレに強いフロロカーボン3-4号が必須です。ナイロンは根ズレで切れやすく、テトラの隙間では致命的。
フロロは伸びが少なくアタリも明確に伝わります。大型狙いや根の荒い場所では4号を選び、太めで強引にやり取りできる安心感を優先します。
ベストシーズン
秋から春(10-4月)
おすすめ時間帯
日中
おすすめポイント
テトラ帯、岩礁の隙間、消波ブロック周り
釣り方のコツ
基本操作
ブラクリ(2-5号)にエサを付け、テトラや岩礁の隙間に落とし込みます。底まで落としたら竿先を上下して誘います。
誘い方
底を取ったら道糸をピンと張らず余裕を持たせる(ダイワ式)。自然に餌を食わせます。
アタリとアワセ
道糸が引かれたらアワセます。待ちすぎは禁物です。ゴツゴツした前アタリの後、本アタリが来ます。
取り込み
根に潜られないよう即座に引き上げます。同じ穴で複数匹釣れることも(アイナメの縄張り習性)。
注意事項
穴釣りではアイナメが警戒してエサを離す前に十分な食い込み時間を確保することが最重要です。道糸に余裕を持たせ、前アタリが出ても早アワセせず本アタリを待ちます。
昼行性のため日没後はほぼ釣れなくなります。テトラでの移動は滑りやすいためスパイクシューズ必須です。
エラが鋭いためハリ外しは素手を避けます。30cm超の良型が出ることもあるので、玉網またはフィッシュグリップを用意します。
ブラクリを軽め(2号程度)にして落下速度を遅くし、エサを小さめにカットして違和感を減らします。同じ穴に固執せず、反応がなければ3〜5投で次の穴に移動するランガンが有効です。
エサは青イソメ・岩イソメなど虫エサが安定です。
アイナメの投げ釣り
砂地混じりの根周りを遠投で狙います。カレイと並ぶ冬の投げ釣りターゲット。
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ジェット天秤仕掛けの仕掛け図
おすすめロッド
3.5-4m / 20-25号
選ぶ理由
遠投性能と根から引き抜くパワーが必要です。投げ釣り専用竿3.9-4.25m・25号が適切で、砂地混じりの根周りを100m以上遠投できます。
胴調子(6:4)は食い込み重視、先調子(7:3)はアタリを積極的に取る攻めの釣りに向きます。カレイと共通タックルで使えます。
おすすめリール
4000番
選ぶ理由
遠投に必要な大口径スプールと素早い巻き取りスピードを備えた投げ釣り専用リールが向いています。ノーマルギアは一定速度の巻き上げがしやすく置き竿スタイル向き。
ハイギアは手返し重視の探り歩きに向きます。ドラグは強め設定で根に潜られないようにします。
おすすめライン
ナイロン3-4号 or PE1-1.5号+力糸
選ぶ理由
遠投性能を求めるならPE1-1.5号+力糸(テーパーライン)が適切で、感度も高くアタリを逃しません。トラブルレスを求めるならナイロン3-4号が安心です。
いずれも力糸は必須で、投げ切れを防止します。根掛かり時のライン回収を考慮し、やや太めを選ぶと安心です。
リーダー
3-12号 (15m(テーパーライン))
選ぶ理由
PE使用時は力糸(テーパーライン)が必須です。PE1-1.5号の細糸をオモリ25号で遠投すると投げ切れが発生するため、力糸で衝撃を吸収します。
テーパーライン(3-12号)はPEとの結束部が細く、先端が太いため遠投時の安全性と飛距離を確保できます。
仕掛け
選ぶ理由
ジェット天秤は根掛かりを避けやすく、砂地混じりの岩礁帯で効果的です。1本バリ仕掛けなら絡みも少なく手返しが良いです
ベストシーズン
秋から春(10-4月)
おすすめ時間帯
朝夕のマズメ時、日中
おすすめポイント
砂地混じりの岩礁帯、根の点在するサーフ
釣り方のコツ
基本操作
ジェット天秤仕掛けを遠投し、根掛かりを回避しながら探ります。1本バリ仕掛けで根掛かり対策です。キャスト後は糸フケを取り、竿を立てて待ちます。
誘い方
底を取ったら少しずつ巻いて探ります。アタリがなければ5-10m巻いて投げ直し、ポイントを変えていきます。砂地と根の境目が狙い目です。
アタリとアワセ
投げ釣りのアイナメは竿先を大きく引き込む派手なアタリが特徴です。コツコツした前アタリが出た後、竿先がグイッと入ったら間髪入れずアワセて根に潜られる前に巻き上げます。
注意事項
投げ釣りでは仕掛け着底後に道糸を張りすぎずやや弛みを残すことでアイナメの食い込みを促進します。昼行性のため早朝〜日中が勝負で日没後の釣果は期待できません。
根掛かりしやすいポイントが多いため、ジェット天秤で根掛かりを回避し仕掛けは多めに用意します。40cmオーバーの「ポン級」が出ることもあるのでタモ網を用意します。
渋い時の対応
ハリスを細く(2号程度)長め(1m)にして違和感を減らします。エサは岩イソメ1匹掛けに切り替えて匂いで遠くの魚を寄せます。仕掛けを動かさず置き竿で待つ時間を長めに取ります。
アイナメの探り釣り(胴突き)
2本バリ胴突き仕掛けで足元の根周りを探ります。堤防・テトラ周りで手軽に狙えます。
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胴突き仕掛けの仕掛け図
おすすめロッド
2.5-3.5m / 1.5-2号
選ぶ理由
足元を探るため2.5-3.5mの長すぎないロッドが取り回しやすいです。
磯竿1.5-2号は胴調子(6:4)でアイナメの食い込みを待てる柔軟性があり、バットでは大型を根から引き剥がせるパワーを備えています。
穂先の感度と操作性のバランスが重要で、アタリを逃さず誘いもしやすいです。
おすすめリール
2500-3000番
選ぶ理由
手返し重視で汎用スピニングリール2500-3000番が向いています。
ノーマルギア(5.0-5.3)はスローな巻き上げがしやすく、底を丁寧に探る探り釣りに向きます。
ドラグは強めに設定し、根に潜られる前に一気に引き上げられるようにしておきます。
おすすめライン
3-4号
選ぶ理由
根ズレ対策でフロロカーボン3-4号がベター。伸びが少なくアタリが明確に伝わり、岩礁帯でも安心して使えます。
ナイロンでも可だがやや伸びるため、アタリを積極的に取りたい場合はフロロが有利。太めを選んで強引なやり取りに備えています。
仕掛け
選ぶ理由
胴突き仕掛けは2本バリで効率よく探れ、足元の根周りを重点的に攻められる。
オモリ15-20号で底取りが明確で、枝スの長さ15-20cmがアイナメの食い込みに最適です
ベストシーズン
秋から春(10-4月)
おすすめ時間帯
日中
おすすめポイント
堤防際、テトラ周り、岩礁帯の足元
釣り方のコツ
基本操作
2本バリ胴突き仕掛けを足元に落とし、底を取って誘います。オモリは15-20号。仕掛けは海底スレスレを維持します。
誘い方
底を取ったら竿先を上下させてエサを踊らせます。ゆっくり巻き上げながらタナを探り、アタリがなければ少しずつポイントを変えていきます。障害物の際が狙い目です。
アタリとアワセ
探り釣りではアイナメ独特のモゾモゾした前アタリが穂先に出ます。竿先が押さえ込まれるように入ったら即アワセします。アイナメは根に潜る力が強いため竿を立てて一気に浮かせます。
ポイント移動
アタリがなければ5-10m移動。足で稼ぐランガンスタイルが基本です。同じ場所で粘らず、探り歩くことが釣果の秘訣です。
注意事項
探り釣りではエサの動きを自然に見せることが重要で、仕掛けの張りを穂先で微調整しながらアイナメの捕食レンジを探ります。昼行性のため午前中〜午後の明るい時間帯に集中して釣行します。
堤防やテトラでの移動時は足元に注意してください。エラが鋭いためハリ外しは素手を避けます。
良型が出ることもあるのでタモ網を用意します。
オモリを軽め(10-12号程度)にして仕掛けの沈下速度を遅くします。エサは青イソメを房掛け(3〜5匹)にしてボリュームとアピール力を上げます。誘いを穏やかにし、底で止める時間を長く取ります。
アイナメの船釣り(ルアー)
船からのルアー釣り(ボートロック)。北海道・東北で大型アイナメを狙います。50cm超のポン級が現実的に狙えます。
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テキサスリグ(船ロック)の仕掛け図
おすすめロッド
6.5-7.5ft / MH-H
選ぶ理由
船からの操作に適した6.5-7.5ftの長さで、大型(50cm超)を根から引き剥がすMH-Hパワーが必要です。
ベイトロッドが主流で、先調子(7:3〜8:2)がボトム感知とアワセに優れています。水深30m前後はMH、40m以上や大型狙いはHパワーを選びます。
おすすめリール
200-300番
選ぶ理由
PE1.5-2号を150m以上巻ける容量と、大型を根から引き剥がすパワーが必要です。
ハイギア(7.0以上)は深場からの素早い回収と手返しに優れ、船釣りでは効率重視でハイギアが主流です。ドラグは強め設定で、根に潜られる前に一気に巻き上げます。
おすすめライン
1.5-2号
選ぶ理由
深場でも感度を確保するPE1.5-2号が必須です。アタリを逃さず、ボトムの変化も手元に伝わります。
根ズレに強い太めのリーダー(フロロ5-6号・20-25lb)を1-1.5m結束し、大型とのやり取りでも安心。深場ほど太めのセッティングが安心です。
リーダー
5-6号 20-25lb (1-1.5m)
選ぶ理由
PE1.5-2号に5-6号フロロ(20-25lb)を船からのロックフィッシュは沖の岩礁帯を攻めるためリーダーが根に擦れる頻度が高く、ショアより太めの設定が必須です。
根掛かりでリーダーを消耗するため予備を多めに用意します。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
オフショアロックフィッシングの標準リーダー。水深20-40mの根回りでのドテラ流し。根ズレに強く50cm超の大型を確実に浮かせる
60cm超のランカーアイナメ狙いの強化設定。北海道・東北の深場で大型が根に潜る前に制圧するパワー重視。キジハタ・大型根魚全般に対応
仕掛け
選ぶ理由
テキサスリグは根掛かり回避性能が高く、沖の根周りを丁寧に攻められる。船からのフリーリグ・ジグヘッドは素早いフォールで深場のボトムを効率よく探れる。
シンカー14-28gで水深30-50mに対応します
ベストシーズン
通年(特に秋-春がベスト)
おすすめ時間帯
日中
おすすめポイント
沖の根周り、岩礁帯、漁礁、水深15-50m
釣り方のコツ
基本操作
テキサスリグまたはフリーリグで底を取り、リフト&フォールで探ります。根の際を丁寧に攻めるのがコツです。
誘い方
ボトムを取ったらスローに誘います。リフト幅30-50cm、フォールはカーブフォールで自然に落とします。根掛かりを恐れずギリギリを攻めます。
アタリとアワセ
フォール中のアタリに集中します。ラインスラックが出たら即アワセします。根に潜られる前に強引に巻き上げます。
船上での操作
底取りの合図があったら素早く着底確認します。ドテラ流しでは船の流れに合わせてキャスト方向を調整します。
注意事項
ボートロックではショアと異なり沖の根をピンポイントで攻めるため、魚探の反応をもとに根の際ギリギリにリグを落とすことが釣果に直結します。
昼行性のため船釣りでも出船〜日没前が勝負で、朝一番の時合いを逃さないことが重要です。ヒット後は根に潜る習性が強いため、ドラグを締め気味にして即座に巻き上げます。
50cm超の大型が現実的に狙えるため、タモ網は必須です。北海道・東北の船宿では「ボートロック」として人気釣りものになっています。
ワームサイズを5→3インチに下げ、シンカーを軽く(14g程度)して漂わせます。アクションをよりスローにし、リフト幅を20-30cmに抑えて根の際でのステイ時間を長く取ります。
ワームカラーをナチュラル系から赤系・チャート系にローテーションすることで反応が変わることがあります。