船から30〜80gの小さなメタルジグを落とし、速めのただ巻きとフォールでイサキの浮いている層を探ります。同じタックルでマダイや根魚も掛かるため、1日で複数の魚に触れられるのがこの釣りの持ち味です。
まずその日の水深とジグの重さを確認します。目安は水深の数字に10gを足した重さで、水深50mなら60gから始めます。潮が速い日はそこから一段重くし、船中で掛けている人の重さがあればそこへ寄せます。自分だけ底が取れていないと、狙った層を通せません。
着底したらすぐ糸ふけを取り、速めのただ巻きで15〜20m巻き上げます。ゆっくり巻いて反応がない時は、まず速さを出してから調整します。イサキは底べったりではなく底から数mの層に浮くことが多いので、当たった層を覚えて次の投入で同じ層を重点的に通します。反応が出ない時は巻く距離を伸ばして中層まで通し、同じ層ばかり通さないようにします。
当たりは巻き始めた直後かフォール中に集中します。巻き上げの途中で一度止め、テンションを残したままジグを送ると、イサキが横から食ってきます。竿先が戻る、ラインの落ち方が止まる、といった小さな変化で出ます。ワンピッチは基本の動作ではなく、ただ巻きに反応が無い時や層を刻みたい時に混ぜる補助として使います。大きくあおらず、竿を送りながら巻いて、重みが乗ってから曲げます。
イサキは口の皮が薄く、強く抜き上げるとバレます。ドラグはPE0.8号なら1.5kg前後を目安にし、やり取りの途中で締め込まず、一定の速さで巻き続けます。海面ではタモを使い、抜き上げずに取り込みます。追い食いを狙って止めると、掛かっている魚が外れやすくなります。
ジグの重さ、カラー、探る層のうち一つずつ変えます。同時に全部変えると何が効いたか分からなくなります。案内されたタナが変わった時は、自分の巻き上げ幅よりそちらを優先します。根の上を流している時は、着底のたびに根掛かりの気配を確かめ、底を切る時間を長めに取ります。
ほか マハタ(外房)・マダイ(相模湾)・メダイ(伊豆)・カサゴ(相模湾)