クエの釣り方・タックル完全ガイド
「幻の高級魚」と称される最大1.3m・50kg超に達する大型ハタ。磯・船・ジギングで狙う釣り師の究極のターゲットで、クエとのファイトは一生の記憶に刻まれる体験となる。
動画でわかる:クエの釣り方
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船クエ(泳がせ)の参考動画
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クエタックルで狙える他の魚
※ クエと同じタックル構成で狙える魚種です
クエの特徴・生態
釣り方
クエ専用の重装備タックルと根に入られる前の瞬時の対応が必要で、「ヒット後は全力で巻いて根に入らせない」ことが最重要です。磯クエ釣りは夕マズメ〜夜間がゴールデンタイムで、前アタリから本アタリまで竿を手に持ち待機します。船クエは水深30〜80mの岩礁帯を活きエサで探り、電動リールの全パワーで浮かせます。ジギングは300〜500gのメタルジグをスロー系でフォールさせます。
生態と習性
伊豆半島・紀伊半島以南〜九州・琉球列島の岩礁帯・磯周りの水深5〜200mに生息します。典型的な「居着き型」の底生肉食魚で、岩礁の洞穴や根の下に潜む待ち伏せ型の捕食者です。定着性が強く回遊はほとんどしないため、1匹の個体が何年も同じ場所に棲み続けます。夜行性が強く、日没後〜夜明け前に活発に捕食活動を行います。成長が非常に遅く、1mに達するまで20年以上かかることもあります。
食文化など
旬は秋〜冬(10〜2月)で、身はコラーゲン豊富でプリプリとした独特の食感を持ちます。クエ鍋(あら鍋)は和歌山県や九州の郷土料理として全国的に有名です。大相撲九州場所では力士のちゃんこ鍋の食材として古くから珍重されてきました。「一生に一度釣れるかどうか」の魚として釣り人にとって究極のターゲットです。
地方名
九州では「アラ」(アラ属のアラとは別種)、四国では「モロコ」、紀州(和歌山)では「マス」と呼ばれます。標準和名「クエ」は漢字で「九絵」と書きます。
クエのベストシーズン・釣れる時期
| 船 | |
|---|---|
| 春 | ○産卵前の荒食い個体もおり船からは比較的狙いやすい |
| 夏 | △深場の岩礁帯を電動リールで探れば夜間に狙える場合あり |
| 秋 | ◎全国的なベストシーズンで大型との遭遇率が急上昇する |
| 冬 | ◎深場の大型狙いに電動リールが活躍する好シーズンが続く |
適水温: 18-26℃
クエの季節別攻略ガイド
春(3〜5月)のクエ釣り
水温上昇に伴い越冬していたクエが浅場に戻り始める。3月は水温がまだ低く厳しいが、4〜5月は活性が上がり磯・船ともに狙い目となる。
産卵に向けて体力をつけるための荒食い個体が出始め、まとまった釣果が期待できます。
夏(6〜8月)のクエ釣り
6〜8月は産卵期で活性が低下し、深場に落ちる傾向が強いです。岸釣りはほぼ困難だが、船から夜間の電動リールを使った深場攻めでは散発的にヒットする。
夕マズメ後の短時間が時合いで、辛抱強く粘れば大型とのドラマも生まれます。
秋(9〜11月)のクエ釣り★ベストシーズン
9月頃から水温が低下し、クエの活性が一気に上昇する。荒食いシーズンに突入し、磯・船・ジギングの全釣法でアタリが増加する。
特に10〜11月は年間最高の釣果が期待できる時期で、全国から釣り師が主要フィールドに集まります。大潮の夕マズメ〜夜間が特に狙い目。
冬(12〜2月)のクエ釣り★ベストシーズン
12〜2月は水温が最低になる時期だが、脂が最高に乗りクエの食味は年間最高。寒クエは超高級食材として市場でも最高値がつく。
船クエ・磯クエ釣りともに活性は秋のピーク時より落ちるが、大型個体が岩礁帯に居着いており、まさに「大物との一期一会」を楽しめるシーズン。
クエ釣りの地域別ポイント・攻略法
北海道
北海道は水温が低すぎるためクエの生息域外。クエの生息北限は概ね本州中部(伊豆半島・紀伊半島以南)であり、北海道では船クエ・磯クエ釣りは期待できない。夏でも表層水温が18℃を超えることが少なく、クエが定着できる環境がない。
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東北(日本海側)
東北日本海側は水温が低くクエの生息域外。クエの生息北限は本州中部以南であり、東北では船クエ・磯クエ釣りの対象にならない。日本海の水温は黒潮の影響が届かず、通年でクエの適水温(18〜26℃)を下回ることが多く、定着できる環境にない。
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東北(太平洋側)
東北太平洋側も水温が低くクエの生息域外。黒潮の影響が届きにくいため、クエは定着しない。親潮(寒流)の影響が強い三陸沿岸は岩礁帯が発達するが、適水温(18〜26℃)に達する期間が短く水温が低すぎて船クエ釣りの対象となる環境ではない。
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上越・北陸
北陸・上越は日本海に面するが水温が低くクエの生息域外。クエの北限の目安(伊豆半島・紀伊半島以南)より北にあるため船クエ・磯クエ釣りの対象にはならない。富山湾・若狭湾周辺では夏に水温が上昇するが、クエが定着する岩礁帯の環境と水温の条件が整わない。
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関東
関東本土(神奈川・東京・千葉)の沿岸はクエの分布域外で、磯クエ釣り・船クエ釣りともに成立しない。ただし伊豆諸島(八丈島・三宅島・伊豆大島)は黒潮の影響を直接受け、東海地域(伊豆半島)とともに東限のフィールドとして機能する。八丈島への遠征釣行では磯クエ釣りで10kg超の実績が報告されている。
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東海
東伊豆・南伊豆・西伊豆の磯場で夏〜秋にシーズンが訪れる。紀南や九州に比べ魚影は薄いが、渡船利用の沖磯では5〜10kgクラスの実績がある。伊豆諸島(八丈島・三宅島)では大型の実績もあり、遠征先として注目度が高まっている。なお、伊勢湾奥(名古屋港〜四日市)・三河湾・知多半島の伊勢湾内側はクエは生息しない内湾環境。渥美半島太平洋側は御前崎方面と連続するが魚影は極めて薄い。
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近畿
和歌山県串本・すさみ・白浜は「クエ釣りの聖地」として全国的に有名で、磯クエ釣りの本場。渡船利用の沖磯(潮岬周辺・枯木灘)が一級ポイントで15〜30kgクラスの大型の実績が豊富。毎年50kg超のモンスターも報告される日本最高峰のクエフィールド。大阪湾奥(大阪港〜堺泉北)・神戸〜明石・若狭湾はクエは生息しない内湾・日本海側の環境。大阪湾南(泉南〜岬町)・播磨灘も岩礁帯に乏しくクエは狙えない。
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山陰・山陽
山口県・島根県の日本海側磯場で散発的にクエが狙える。瀬戸内海(広島・岡山周辺)は内海の浅場が多く水温変動が大きいためクエは生息しない対象外エリア。下関・角島周辺の磯では石鯛・底物釣りの外道として10kg前後のクエが掛かることがある。専門に狙う釣り師は少なく、秋がシーズン。
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四国
高知県の磯場(足摺岬・室戸岬周辺)で磯クエ釣りの実績が豊富。太平洋側は黒潮の影響でクエの魚影が比較的濃く、10〜20kgクラスが狙える。愛媛県の宇和海側も磯クエの好ポイントで、佐田岬半島の沖磯が人気。
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九州・沖縄
九州は日本トップクラスのクエ釣りフィールドが集中するエリア。五島列島・男女群島は30kg超・50kg超のモンスタークエの実績が最も多く、世界中のアングラーが憧れる聖地。玄界灘の離島、長崎・熊本・鹿児島の各海域でも磯・船・ジギングの全釣法で大型クエが狙える。
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クエの釣り方・おすすめタックル
クエの磯・堤防クエ
磯の岩礁帯にクエ専用の重装備タックルで活きエサを投入し、夕マズメ〜夜間に幻の大型クエとのファイトを狙う最高峰の磯大物釣り。
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磯クエ釣り 捨てオモリ式泳がせ仕掛けの仕掛け図
おすすめロッド
5.0〜5.3m / 50〜80号
選ぶ理由
石鯛竿5.0〜5.3m(50〜80号)を使います。クエ専用竿は存在しないため石鯛竿を流用するのが慣例です。
胴調子の粘りで30kg超の突進を受け止めつつ、穂先で前アタリを感知できます。50号クラスは石鯛との兼用にも向いています。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
磯クエ・石鯛の大物釣りに対応する80号石鯛竿。ヒット後に根に入られないよう即座に竿を立てるバットパワーが必要。
シマノ 海煌・ダイワ 波濤等の石鯛竿がクエ釣りでも実績豊富
おすすめリール
PE12号が400m巻けるもの(大型両軸)
選ぶ理由
大型両軸リールのローギア(ギア比4.0〜5.0)を選びます。巻き上げトルクが高く、根に突進するクエを力で引き剥がせます。
PE10〜20号300m以上の糸巻量と最大ドラグ15kg以上が目安です。
比較に使う代表候補
ここでは代表候補だけを見ます。番手差や比較相手を詰める時は、上の CTA から比較面へ進みます。
磯クエの定番。PE10号500m巻き・最大ドラグ15kgで30kg超のクエとのファイトに対応
磯クエのダイワ定番リール。PE12号400m巻きで根の荒い磯場でも安心のラインキャパシティ
堅牢なギアと滑らかなドラグで磯クエ師に根強い人気。PE10号300mのキャパシティで中型クエ対応
おすすめライン
12号
選ぶ理由
PE12号が標準です。岩礁帯での根ズレと30kg超のクエの引きに耐える太さが必要です。
10号はベテラン向けの軽量設定、20号は超大型狙い向けです。低伸度でアタリの伝達も良好です。
リーダー
80号 300lb (1.5〜2m)
選ぶ理由
ナイロン80〜100号のハリスを使います。岩礁帯の根ズレに耐えつつ、柔軟性がありエサの動きが自然です。
ワイヤーは根ズレ耐性は高いですが硬くて食い込みが悪くなるため、ベテランの多くはナイロンを選びます。
ベストシーズン
秋から冬(9-2月)
おすすめ時間帯
夕マズメから夜間
おすすめポイント
渡船利用の沖磯・大磯の根周り、大きな根や岩礁の際
釣り方のコツ
磯クエ釣りはクエ専用の極太タックルで活きエサを磯の根際に送り込み、夕マズメ〜夜間に岩礁帯に潜む幻の大物を引きずり出す磯釣りの最高峰です。クエは昼間は根の洞穴に潜んでいるが、日没後に活動を開始し視覚と嗅覚でエサを探します。
活きエサの自然な動きと匂いがクエの捕食本能を刺激します。
基本の動作
仕掛けを根際に投入したら竿をクワせ立て、道糸を張った状態でアタリを待ちます。前アタリ(エサを咥えてモゾモゾする動き)が出たら竿先の動きに集中し、本アタリ(一気に走り出す)を見極めます。
本アタリが出たら即座に竿を立ててリールを全力で巻き、根に入られる前に浮かせます。この「最初の10秒が勝負」がクエ釣りの醍醐味です。
アタリとアワセ
クエは大きな口でエサを丸飲みするが、前アタリから本アタリまでの時間は個体によって異なります。竿先を手に持ち、本アタリで一気に竿を立ててアワセます。
早アワセはクエがエサを口から離す原因になるため、走り出してからアワセるのが基本です。竿先に鈴やケミホタルを取り付けてアタリを知らせると夜間も分かりやすいです。
渋い時の対応
食い渋り時はエサのサイズを小さくする(大型サバ→小型アジ)、活きの良いエサに30分〜1時間おきに交換、タナ(ウキ下)を30cm刻みで調整、オモリを軽くして仕掛けの沈下速度を遅くする等を試みます。
クエは居着き型なのでポイント(磯際・沈み根・根の切れ目)と時合い(潮変わり・夕マズメ)に執着することが大切です。
注意事項
磯クエ釣りは離島・沖磯への渡船が基本で、磯靴・ライフジャケット・落水防止ロープの装着は絶対に省きません。単独行動は避け必ずペアで釣行します。
クエのファイトは30分以上の長時間に及ぶため体力消耗が激しく、ファイト中の踏ん張り姿勢には磯靴のグリップが命を守ります。ナイフ等の安全装備も携行してください。
クエの船クエ(泳がせ)
遊漁船で水深30〜80mの岩礁帯に活きエサを送り込み、大型電動リールの巻き上げパワーで幻のクエとのファイトを楽しむオフショアの大物釣り。
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船クエ 天秤泳がせ仕掛け(捨てオモリ・活きエサ)の仕掛け図
おすすめロッド
2.1〜2.7m / オモリ負荷80〜150号
選ぶ理由
大物船竿2.1〜2.7m(オモリ負荷80〜150号、6:4〜7:3調子)を使います。船クエ専用竿はないため、大型泳がせ・落とし込み用の竿を流用します。
穂先でクエの前アタリを感知しつつ、バットパワーで岩礁帯から浮かせます。
おすすめリール
PE10号が400m巻けるもの(大型電動)
選ぶ理由
大型電動リールを使います。手巻きではクエの突進に対抗しながら巻き上げるのが体力的に困難で、水深50m以深では電動が事実上必須です。
PE10号400m以上のキャパシティと最大ドラグ25kg以上が目安です。
比較に使う代表候補
ここでは代表候補だけを見ます。番手差や比較相手を詰める時は、上の CTA から比較面へ進みます。
船クエの定番大型電動リール。
シマノ・フォースマスター9000は最大ドラグ25kg、ダイワ・シーボーグ800MJは最大巻き上げ力66kgでモンスタークエに対応
おすすめライン
10号
選ぶ理由
PE8〜15号を使います。8号は浅場・根の少ないポイント向け、15号は荒い根や超大型狙いの設定です。
低伸度でアタリの伝達が良く、マルチカラーを選ぶと水深把握も容易です。
リーダー
80号 300lb (1.5〜2.5m)
選ぶ理由
ナイロン60〜100号のハリスを使います。天秤でオモリと分離するため、ハリスの柔軟性が活きエサの泳ぎに直結します。
60号は10〜20kgクラス対応で、根の荒い場所や30kg超狙いでは100号に上げます。
仕掛け
選ぶ理由
天秤式は天秤アームでオモリとハリスを物理的に分離させ、活きエサが自然に泳げる空間を確保する。
捨てオモリ式との組み合わせで根掛かり時のロスを最小化しつつ、クエが捕食しやすい仕掛け配置を実現します
ベストシーズン
秋から冬(9-2月)
おすすめ時間帯
夕マズメから夜間
おすすめポイント
水深30〜80mの岩礁帯・根周り、船長の指示ダナに従い底ベタ〜1〜3m上
釣り方のコツ
船クエ(泳がせ)は遊漁船から水深30〜80mの岩礁帯に活きエサを落として底付近で泳がせ、岩礁に居着くクエを誘い出す釣法です。
磯釣りより手軽にアプローチできるが、大型電動リールと専用竿という重装備が必要なオフショアの大物釣りです。クエは底の根際に定着しているため、船長の指示するポイントと水深を正確に攻めることが釣果の第一歩です。
基本の動作
船長の合図で仕掛けを底まで落とし、底から1〜3m上に仕掛けを位置させて活きエサを自然に泳がせます。デジタルカウンター付きの電動リールで水深を正確に把握し、指示ダナを再現します。
アタリが出たら電動の全パワーでリーリングし、根に入られる前に浮かせます。クエが根に走った場合はドラグを締めて耐え、止まったら全力で巻きます。
アタリとアワセ
船クエのアタリは竿先の微妙な動きから一気に走り出す本アタリまで段階的に来る場合が多いです。電動リールのパワーで走り出しを止め、瞬時にアワセを入れます。
アワセが遅れるとクエが根に入ってしまい回収不能になります。電動の巻き上げスピードをMAXにして主導権を握り続けることが最重要です。
渋い時の対応
食い渋り時は仕掛けを底ベタから1〜3m上げてみる、エサの種類を変える(アジ→サバ→イカ)、船長に根の位置を確認してポイント移動を依頼するなどが有効です。
時合い(夕マズメ・潮変わり)まで辛抱強く待つことも重要で、クエは回遊しないため居着きの根に粘ることが大切です。
注意事項
船クエは強力な電動リールを使うが、クエの根への突進は電動のパワーを超えることもあります。サミング(スプールを手で押さえてドラグをアシスト)でラインブレイクを防ぐテクニックも覚えておきます。
ライフジャケットの着用は絶対厳守です。電動リールのバッテリー残量も釣行前に必ず確認します。
クエのジギング
300〜500gのメタルジグをスロー系でフォールさせ、岩礁帯の底付近に居着くクエのバイトを誘う本格オフショアジギング。ヒラマサ・カンパチとの混釣りも魅力。
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ヘビージギング仕掛け(クエ対応)の仕掛け図
おすすめロッド
6.3ft / XH
選ぶ理由
6.3ftのXHパワーを選びます。300〜500gのジグを操作してクエを根から引き剥がすパワーが必要です。
スロージギング専用の胴調子なら少ない力でジグを動かせて疲労も少ないです。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
岩礁帯の大型根魚狙いに特化したスロージギングロッド。500gジグを操作しクエの吸い込みバイトを確実にフッキングするXHパワー
おすすめリール
10000番
選ぶ理由
スピニング8000〜14000番またはベイト2000〜3000番を選びます。
スピニングは最大ドラグ15〜25kgでクエの突進に対応でき、ベイトはスロージギングでの巻き上げトルクに優れています。
PE3〜6号300m以上の糸巻量が必要です。
比較に使う代表候補
ここでは代表候補だけを見ます。番手差や比較相手を詰める時は、上の CTA から比較面へ進みます。
ヘビージギングのシマノ定番スピニング。最大ドラグ25kgのパワーでクエの根への突進を止める
ヘビージギングのダイワ定番スピニング。最大ドラグ25kgでモンスタークエにも対応できるパワーを持つ
スロージギング専用のシマノ定番ベイトリール。巻き上げトルクが高くスロー系ジグの操作が快適。ICカウンターでタナ管理も正確
スロージギングのダイワ定番ベイトリール。ICカウンターでタナ管理を正確に行いスロー系の釣りで効果的
おすすめライン
4号
選ぶ理由
PE3〜6号を使います。細いほどジグ操作性は良いですが、クエはヒット直後に根に走るので余裕を持った号数選びが大事です。
3号は中型狙い、6号は根の荒い場所や20kg超の大型狙い向けです。
リーダー
25号 100lb (3〜5m)
選ぶ理由
フロロ80〜130lbを3〜5m取ります。クエの岩礁帯はリーダーが常に岩に擦れるため、長めに取ってPE本線を保護します。
耐摩耗性の高いフロロカーボンが必須です。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
ヘビージギングの標準リーダー。100lbの耐摩耗性が岩礁帯での根ズレから仕掛けを守り、3〜5mの長さでPEを保護
ベストシーズン
秋から冬(9-2月)
おすすめ時間帯
朝夕マズメ
おすすめポイント
水深30〜100mの岩礁帯、根周り・根の切れ目
釣り方のコツ
クエジギングはスロー系のメタルジグを水深30〜100mの岩礁帯でボトムから丁寧に探る釣法です。クエは「目の前を通るエサに反応する待ち伏せ型」の捕食スタイルのため、ゆっくりフォールするスロー系ジグが特に有効です。
泳がせ釣りに比べ能動的に探れるのが特徴で、ジギングの合間にヒラマサ・カンパチ・大型ハタ類とのハーモニーも楽しめます。
基本の動作
ジグをボトムまで落としたら、スロージギングの場合はスローピッチジャークで1〜2回大きくしゃくり上げてからフォールです。フォール中にラインを張り気味にしてバイトを感知します。
ボトムから5〜10mの範囲を重点的に攻めます。通常のジギングの場合はワンピッチジャークで一定のリズムでしゃくり続け、クエが追ってきたら速度を落として食わせる間を作ります。
アタリとアワセ
クエのバイトはフォール中またはしゃくり上げた直後に多く、「ゴン!」という明確なアタリとして竿先に伝わります。
アタリが出たらすぐに竿を立ててアワセを入れ、電動リール(ベイトリール)を全力で巻いて根に入られる前に主導権を握ります。大型クエはヒット後に根に一直線で走るため、最初の数秒がすべてを決めます。
渋い時の対応
ジグのフォールスピードを遅くする(スロー系ジグに変更)、ジグカラーを変える(グロー系・ゼブラ系)、シャクリのパターンを変える(ワンピッチジャーク→スローピッチジャーク→ロングフォール)、ボトム付近を重点的に攻めるなどの対応が有効です。
ジグの号数を変えてフォールスピードを調整するのも有効で、潮が速い時は重め、緩い時は軽めに変更します。
注意事項
ヘビージギングは重いジグを長時間しゃくり続けるため体力消耗が大きく、腰痛予防のため正しいフォームで行ってください。FGノットの結束強度は毎回必ず確認し、緩みがあれば結び直します。
大型クエのヒット時はラインがガイドに絡まないよう注意し、船上での安全確保を優先します。ライフジャケットの着用は絶対厳守です。