近郊の磯や堤防で中小型から10〜15kg級までを狙うブッコミ釣りです。狙う大きさと根の荒さで、丸型両軸か石鯛用両軸か、装備の系統が変わります。中小型狙い、10〜15kg級狙い、本格固定式の三つを分けて考えます。
同じライトクエでも、中小型を狙う堤防の組み方と10〜15kg級までを止める専用寄りの組み方は別です。釣り場の実績、根の荒さ、取り込み場所を先に確認し、掛かるサイズを読めない遠征場所や大型実績場では本格的な固定式クエタックルへ替えます。
中小型狙いは、現地実績に合わせたPE4〜6号を釣り場に必要な長さだけ巻ける丸型両軸も選択肢です。実際の釣行例では300m前後という目安もあるため、機種の容量が必要長に届かない場所では使いません。カルカッタコンクエストMD 400/401やアンバサダー6500/6501、C-7000/C-7001を使う時は、型式ごとの糸巻量とドラグを確認してから選びます。10〜15kg級までを狙う場所では、4.75〜4.8mのライトクエ専用竿または条件を満たす石鯛竿に、ナイロン20〜30号またはPE12〜20号を必要量巻ける、最大ドラグ12kg以上の石鯛用・ライトクエ専用両軸を合わせます。道糸、瀬ズレ、針、オモリを現地仕様へそろえます。本格クエの仕掛けをそのまま流用するのは避けます。
竿受けに置き、尻手ロープを掛けてからアタリを待ちます。クリッカーのないリールはクラッチを切ったまま放置するとバックラッシュにつながるため、ドラグとクラッチの扱いを事前に確認しておきます。竿が大きく入った直後は慌てて竿を抜かず、ドラグを使いながら竿受けに据えたまま巻いて魚を根から離します。走りが止まり、足場と体勢を確かめてから竿を手に持ち、スタンディングで寄せます。
エサが外れていないか、投入点が根の入口へ届いているかを先に確かめます。仕掛けを細くする前に、エサの大きさと投入点を変え、渡船店や釣り場の直近情報も聞き直します。
竿を立て過ぎたり、反動を付けてしゃくったりせず、胴の曲がりとドラグで受けます。根へ向かう時は巻きを止めず、魚が止まったら姿勢を立て直します。尻手ロープを外すのは取り込みが終わってからです。