メバルの釣り方・タックル完全ガイド
大きく張り出した目が名前の由来の根魚。夜行性で常夜灯周りに集まる習性から、メバリングの主役として冬から春に人気。30cm超の「尺メバル」は価値が高く、煮付けは絶品。
動画でわかる:メバルの釣り方
独断で発掘した参考になるYouTubeチャンネルと動画をご紹介
探り釣りの参考動画
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メバルタックルで狙える他の魚
※ メバルと同じタックル構成で狙える魚種です
メバルの特徴・生態
釣り方
メバリング(ジグヘッド+ワーム)が最もポピュラーで、1〜3gのジグヘッドを表層〜中層でスローに巻きます。プラグ(ミノー・シンペン)も有効。エビ撒き釣り(関西で人気)は撒きエサのシラサエビで寄せて釣る伝統釣法。探り釣りではテトラや岩場の隙間を胴突き仕掛けで攻めます。産卵前(12〜1月)の荒食いと産卵後回復期(3〜5月)がベストシーズンです。
大きく張り出した目が「眼を張る」の名の由来。2008年にアカ・シロ・クロの3種に分類されました。アジングと並ぶライトゲーム「メバリング」の主役として全国で人気があります。
生態と習性
北海道南部〜九州北部の水深30m以浅、岩礁帯・藻場・テトラ周りに生息します。適水温10〜18℃で、20℃超では深場へ移動。夜行性で日中は物陰に潜み、夕方から活発に捕食します。群れで「立ち泳ぎ」の姿勢で中層に浮くため、カサゴより上のレンジを狙うのがポイントです。常夜灯周りが好ポイントで、「メバルは凪を釣れ」の格言通り穏やかな夜が好条件です。
食文化など
「春告魚」として江戸時代から珍重されます。煮付けが定番で、新鮮なうちは刺身も上品な甘み。アカは身が締まり、クロは柔らかい食感です。瀬戸内海の煮付けは郷土料理として有名。
地方名
「春告魚(ハルツゲウオ)」は春先の荒食いに由来。アカ(金メバル)、クロ(ブルーバック)、シロ(茶メバル)と体色で呼び分けます。関西では「エビメバル」とも。
メバルのベストシーズン・釣れる時期
| おかっぱり | 船 | |
|---|---|---|
| 春 | ◎回復期で荒食い、4-5月に尺メバル狙いのベストシーズン | ◎産卵後回復で良型安定、胴突きで活きモエビ使用 |
| 夏 | ×高水温で活性低下、アジングやカサゴへ切替推奨 | △水深30-50mの深場で可能性あり、梅雨後の水温低下狙い |
| 秋 | ○水温低下で徐々に接岸開始、11月からメバリング本格化 | ○10月から釣果上向き、胴突き仕掛けで活きエビ有効 |
| 冬 | ◎12-1月が産卵前荒食い、サイズ・数とも年間ベスト期 | ◎東京湾2月1日解禁、胴突きで良型狙い、冬の風物詩 |
適水温: 10〜18℃(15℃前後が最適)
メバルの季節別攻略ガイド
春(3〜5月)のメバル釣り★ベストシーズン
産卵回復した個体が荒食いモードに入り、年間で最も釣りやすい時期。0.5-1.5gジグヘッドのジグ単が基本。4-5月は尺メバルのチャンスで瀬戸内は遠征者も多いです。常夜灯の明暗境界が鉄板ポイント
夏(6〜8月)のメバル釣り
オフシーズン。水温20℃超で深場に移動し岸からは厳しいです。
アジングやカサゴ狙いに切り替えるのが現実的。船なら水深30-50mの岩礁帯で可能性あるが釣果は期待薄。
梅雨の雨後など水温が下がったタイミングで接岸することも
秋(9〜11月)のメバル釣り
水温低下でシーズン再開。10月に水温15-18℃になると浅場に戻り、11月からメバリング本格シーズンです。
常夜灯周りの夜釣りが有効で、1-1.5gジグヘッドのジグ単が基本。船メバルも徐々に好転し始めます
冬(12〜2月)のメバル釣り★ベストシーズン
メバリングのハイシーズン。12-1月は産卵前の荒食い期で、サイズ・数ともに年間ベスト。
0.5-2gジグヘッドのジグ単が基本、常夜灯の明暗が鉄板。尺狙いならプラグやメタルジグも有効。
東京湾の船メバルは2月1日解禁で風物詩です
メバル釣りの地域別ポイント・攻略法
北海道
シーズンは本州より1ヶ月程度遅れ。5-7月と10-11月がベストで、12-4月は低水温で活性が著しく低下する。道南(函館・室蘭・噴火湾周辺)が主な釣り場で、漁港の常夜灯周りでメバリングが成立する。 本州ほど魚影は濃くないが、競争率が低く静かに釣行できる。冬は結氷もあり釣りそのものが難しい。北海道遠征でメバルを狙うなら5-6月が最適だ。
東北(日本海側)
3-5月が好シーズンで、秋田では5月がピーク。雪解け後の春の釣りが盛んで、常夜灯周りの港でメバリングが成立する。新潟は2-4月が旬でウスメバル(沖メバル)も人気ターゲット。 日本海特有の荒れやすい天候のため、凪の日を選んで出撃するのが鉄則。秋田港・新潟港周辺の漁港が定番ポイント。尺メバル実績もあり、春は良型チャンス。
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東北(太平洋側)
11-5月がハイシーズン。三陸沿岸では沖メバル(ウスメバル)が1-2月に最盛期を迎え、船釣りで狙える。3-5月は数・型ともに年間ベストで、青森・陸奥湾は4月から急増する。 岩手・宮城の漁港ではメバリングも盛んで、常夜灯周りでの夜釣りが定番。津波復興で整備された漁港が多く、足場は良好。冬〜春の遠征先として人気上昇中。東北太平洋側では三陸〜仙台湾が主力で、北側は分布域の端に当たる。
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上越・北陸
12-5月がシーズンで、能登半島・佐渡周辺でメバリングが盛ん。日本海側は春(3-5月)が特に好調で、尺メバル実績も多い。新潟・富山・石川の各漁港でメバリングが成立する。 能登半島は潮通しが良く魚影が濃い。七尾湾・輪島・珠洲などの漁港が定番ポイント。佐渡島は渡船料がかかるが、競争率の低さと魚影の濃さで隠れた好ポイント。
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関東
12-5月がメインシーズン。東京湾は2月1日に船メバル解禁で、金沢八景・久里浜などから乗合船が出る。陸からは三浦半島・房総半島の常夜灯周りが定番ポイントで、4-5月には尺メバル(30cm超)の実績も多い。 外房エリアは勝浦・鴨川が尺メバルの聖地で、全国から遠征者が集まる。内房は足場の良い漁港が多くファミリー向き。東京湾奥は船メバルがメインで、陸っぱりはやや厳しい。
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東海
12-5月がシーズンで、駿河湾・三河湾・伊豆半島でメバリングが盛ん。伊豆半島は常夜灯周りが充実し、温泉観光と兼ねた釣り旅行先として人気が高い。知多半島・三河湾は名古屋からのアクセスが良く、日帰りメバリングの定番エリア。 沼津・清水周辺の駿河湾エリアは足場の良い漁港が多く入門に最適。伊豆は通年で魚影があり、冬でも穏やかな日が多いため釣りやすい。
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近畿
12-5月がシーズンで、大阪湾・播磨灘を中心にメバリングが盛ん。関西では「エビ撒き釣り」という伝統釣法も人気で、シラサエビを撒きながらウキ釣りでメバルを狙う。淡路島・紀伊半島は尺メバル(30cm超)の実績が多く、全国から遠征者が集まる。 播磨灘(明石・姫路)はエビ撒き釣りの本場で、伝統釣法を体験したいなら必訪エリア。
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山陰・山陽
瀬戸内海を中心にメバリングの聖地として全国に名を馳せる。12-6月がシーズンで、4-5月が最盛期。尺メバル(30cm超)の実績は全国屈指で、この時期は全国から遠征者が集まる。 しまなみ海道周辺の島嶼部(大三島・生口島・因島など)は潮通しが良く魚影抜群。広島・尾道・呉の漁港も好ポイント。鳥取・島根の日本海側も春(3-5月)に好調。
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四国
瀬戸内側(香川・愛媛北部)は山陰・山陽と同様のシーズン(12-5月)で、メバリングの人気エリア。太平洋側(高知・愛媛南部・徳島南部)は黒潮の影響で温暖、冬でも水温が下がりにくく釣りやすい。 高知では5月にプラグ(シンキングペンシル・シンキングミノー)で尺メバルが狙える実績あり。香川・高松周辺は足場の良い漁港が多くファミリー向き。四国では瀬戸内側と高知沿岸が主力で、外洋側の一部は分布域の端に当たる。
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九州・沖縄
暖流(対馬海流・黒潮)の影響で通年狙える地域も。北九州・玄界灘・長崎が人気エリアで、冬でも活性が高く釣りやすい。博多湾は福岡市内からアクセス抜群で都市型メバリングが成立する。 天草・五島列島は遠征の価値ある好ポイントで、離島ならではの魚影の濃さが魅力。沖縄ではメバルは分布域外だが、アカハタやオジサンなど別の根魚が狙える。
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メバルの釣り方・おすすめタックル
メバルのメバリング
軽量ジグヘッドとワームでメバルを狙うルアー釣り。夜の常夜灯周りが好ポイント。繊細なアタリを楽しむライトゲームの代表格。アジングと共通タックルで楽しめます。
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この釣法の仕掛け図
おすすめロッド
6-8ft / UL-L
選ぶ理由
UL〜Lクラスのメバリングロッドが基本です。ソリッドティップは喰い込み重視で繊細なアタリを弾かず、ハイプレッシャーエリアや喰い渋り時に有効です。
チューブラーは感度・操作性重視で積極的にアワセを入れる釣りに向きます。軽量ジグヘッド(0.5-2g)の操作性を確保します。
おすすめリール
1000-2500番
選ぶ理由
2000番クラスが標準です。ローギア〜ノーマルギア(4.8-5.3)でスローリトリーブに対応です。
メバルは巻き速度のばらつきに敏感なため、ローギアで安定した巻きが有効です。軽量で長時間のキャスト&リトリーブでも疲れにくいです
おすすめライン
PE0.3-0.4号、エステル0.3-0.4号、フロロ0.5-1号(2-4lb)
選ぶ理由
PE0.3-0.4号+フロロリーダー4-6lb(1-1.5号)が遠投系リグの基本。
エステル0.3-0.4号はジグ単の繊細な釣りに適切だが、必ずリーダーを結束することです。
フロロ2-4lb(0.5-1号)単体は近距離ジグ単向きで沈みやすくレンジキープしやすいです。
リーダーは50-80cm程度、岩礁帯では1m以上取ると根ズレに安心です。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
PE0.3-0.4号+フロロリーダー4-6lb(1-1.5号)。感度と遠投性を兼ね備え、フロートリグやキャロライナリグにも対応。
飛距離を稼ぎたい場面で有効
高感度で伸びが少なく、ジグ単の繊細なアタリを明確に感じ取れる。0.3-0.4号が標準。
ショックリーダー(フロロ3-4lb)必須。耐摩耗性が低いため障害物周りでは注意
リーダー
0.8-1.5号 12-12lb (0.5-1m)
選ぶ理由
PE0.2-0.4号の極細ラインに対してフロロリーダーを結束し、根ズレからPEを守ります。繊細なアタリを感知しつつ根周りでのラインブレイクを防ぎます
仕掛け
選ぶ理由
ジグ単(ジグヘッドリグ)は近〜中距離で操作性と感度を両立する基本リグ。フロートリグは沖の表層を狙いたい時や風が強い日の飛距離確保に有効。
キャロライナリグは中〜深層をナチュラルに攻められ、ボトム付近の渋いメバルに効きます
ベストシーズン
冬から春(12-5月)
おすすめ時間帯
夕マズメから夜間、特に常夜灯周り。「メバルは凪を釣れ」の格言通り風のない穏やかな夜がベスト
おすすめポイント
常夜灯のある漁港・堤防の角・テトラ帯・藻場周り。明暗の境界線、潮目、スリット(隙間)が狙い目
釣り方のコツ
基本の釣り方
基本はジグヘッドリグ(ジグ単)。ジグヘッドは0.5〜2gを基本に、浅場では軽め(0.5〜1g)、深場や流れのある場所では重め(1.5〜2g)を選択します。
初めて揃えるなら1.5gを基準に購入するのが効率的(ダイワ公式推奨)。
砲弾型(ラウンドヘッド)は浮き上がりにくくレンジキープ向き、コブラヘッド(船首型・矢じり型)はフォールが遅く表層攻略に最適、ダート系はトゥイッチでリアクションバイトを誘います。
ワームは1.5〜2.5インチのピンテールやストレートタイプが定番で、尺メバル狙いなら2.5〜3インチにサイズアップします。メバルは自分の目線より上のエサに反応しやすいため、まずは表層から攻めます。
リグの種類と使い分け(距離×深度マトリクス)
距離とタナで使い分けるのが基本です。近距離×表層〜中層:ジグヘッドリグ(ジグ単)0.5-2gが王道です。
沖×浅ダナ:スプリットショットリグ or フロートリグ(飛距離を稼ぎつつ軽量ジグヘッドで表層を引く)。沖×深ダナ:キャロライナリグ(Cリグ)でシンカーとワームを離して中〜深層をナチュラルに攻めます。
メタルジグ(3〜7g)は高活性時や風が強い日、日中のリアクション狙いに有効です。カブラ釣りは伝統的な疑似餌で、鯛ラバのような集魚効果がありスローフォールで誘います。
プラグ(シンキングミノー、シンキングペンシル)は4〜5月のバチ抜けパターンで特に威力を発揮、広範囲サーチに向きます。
キャストとアプローチ
常夜灯の明暗境界が第一級ポイントです。明るいエリアにキャストし、暗いエリアとの境界線でバイトを誘います。
潮上にキャストして潮下に流す「ドリフト」も有効です。着水後はカウントダウンでレンジを刻み、5カウント→10カウント→15カウントと徐々に深いレンジを探ります。
フロートリグは沖の潮目や明暗境界を狙います。
基本のリトリーブ
「ただ巻き」がメバリングの基本です。秒速30〜50cmのスローリトリーブを維持し、一定のレンジをキープします。
活性が高い時は若干速め、低い時は「デッドスロー」でじっくり巻きます。巻きを止めてワームを沈ませる「フォール」も有効で、メバルがフォール中のワームに追随してバイトすることも多いです。
アタリとアワセ
メバルのアタリは「コツッ」「モゾッ」と小さく出ることが多いです。穂先に出る違和感を感じたら即座にアワセを入れます。
アタリがあってもフッキングしない場合は、ワームサイズを小さくするか、ジグヘッドを軽くしてフォールスピードを落とします。掛けた後は頭を振る独特のファイトを楽しめます。
表層(水面直下〜50cm)は活性が高い時の鉄板レンジで、プラグやフロートリグが有効です。中層(1〜3m)は最も魚が溜まりやすいレンジで、ジグ単のただ巻きでじっくり攻めます。
ボトム付近は日中や低活性時に有効で、キャロライナリグやメタルジグでリアクションバイトを狙います。
高活性時はファストリトリーブやトゥイッチ、メタルジグでリアクションを誘います。低活性時は0.5〜1gの軽量ジグヘッドでデッドスローにします。
風が強い日はフロートリグやメタルジグで飛距離を稼ぎます。沖のポイントを狙いたい時はフロートリグやキャロライナリグの出番です。
活性が低い時はジグヘッドを軽く(0.3-0.5g)してフォールスピードを遅くします。ワームサイズダウン(1.5インチ以下)も有効です。
リトリーブをさらにスローに、ほぼ巻かない「漂わせ」で喰わせる間を作ります。ラインを細くする(PE0.2-0.3号、フロロ2lb)ことで警戒心を軽減します。
プラグ(シンペン、フローティングミノー)へのローテーションも試します。レンジを変えて表層がダメなら中層〜ボトム付近を探ります。
「メバルは凪を釣れ」の格言通り、風に弱い釣り。強風時は軽量ジグヘッドのコントロールが困難で、風裏のポイントを選ぶか別の日に延期した方が無難です。
口が柔らかいため口切れに注意、ドラグは緩めに設定し急な締め込みを吸収させます。
ロッド選択はソリッドティップが喰い込み重視で繊細なアタリを弾かない、チューブラーは感度・操作性重視で積極的にアワセを入れる釣り向きです。
メバリング専用タックルはダイワ「月下美人」、シマノ「ソアレ」がロッド・リール・ワーム・ジグヘッドをフルラインナップです。
月下美人は港湾内でライトに楽しめるエントリーモデルから尺メバル狙いのエキスパートモデルまで豊富なラインナップと軽量素材を使った重量の軽さが魅力です。
ソアレはカーボン素材をX字状に挟む独自の3層構造(ハイパワーX)による補強技術と、感度向上を狙う独自のグリップ形状(CI4+)が特徴です。
メバルの探り釣り
胴突き仕掛けやブラクリでテトラや岸壁の際を探りながら釣る伝統的な釣法。エサはシラサエビ、モエビ、青イソメが定番です。メバル以外の根魚(カサゴ、アイナメ、ソイ)も同時に狙えます。
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この釣法の仕掛け図
おすすめロッド
1.5-3m / 1-2号
選ぶ理由
胴調子(6:4)で食い込み重視、メバルの柔らかい口を弾かずにフッキングできます。
短めの竿(1.5-2.1m)でテトラの穴や岸壁際を丁寧に探る取り回しを確保です。先調子(7:3)はアタリを積極的に掛けたい場面向き。
おすすめリール
1000-2000番
選ぶ理由
巻き上げ主体のためノーマルギアで十分です。小型リールで軽快に探り歩きます。ベイトリールは根掛かり時のパワーで有利。
おすすめライン
2-3号
選ぶ理由
根ズレに強いフロロまたはナイロン2〜3号で障害物周りを積極的に攻められます。テトラや岩の隙間に仕掛けを落とすため、擦れへの耐久性が重要です。
ナイロンは扱いやすく初心者向け、フロロは感度が良く根魚の微妙なアタリを捉えやすいです
仕掛け
選ぶ理由
胴突き仕掛けは2〜3本針で効率よく探れ、メバルの好む中層〜底を同時にカバーできる。
ブラクリは根掛かりが多いテトラの穴に落とし込みやすく、仕掛けがシンプルで初心者でもトラブルが少ないです
ベストシーズン
通年(冬から春がベスト)
おすすめ時間帯
夕マズメから夜間。日中はテトラの穴の奥を狙う
おすすめポイント
テトラの穴・岸壁の際・ケーソンの継ぎ目・敷石周り。消波ブロックのスリット(隙間)が好ポイント
釣り方のコツ
エサ・仕掛けの準備
エサはシラサエビ(活きエビ、別名ブツエビ)が最も効果的で、尾羽を切って頭からハリを通します。青イソメは細めの短いものを1匹掛け(切らない)。
切ると弱って動かなくなりアタリが激減します。仕掛けは胴突き2〜3本針、またはブラクリを使用です。
オモリは1〜5号で、流れの強さに応じて調整します。軽すぎると底が取れず、重すぎると根掛かりが増えます。
針はメバル専用針を推奨です。がまかつ製は細身で鈎先が鋭く、フトコロが広いため掛かりが抜群です。
エビ用には5〜6号の小さめ、青イソメには7〜9号が目安です。
ポイントの攻め方
テトラや岩の穴・スリットに仕掛けを落とし込みます。着底したら糸フケを取り、竿先を20〜30cmゆっくり上下させて誘いを入れます。
メバルは底だけでなく中層にも浮くため、底から1〜2m上まで探ることが重要です。カサゴやソイと異なる習性なので、棚は上から取っていきます。
仕掛けをゆっくり沈めることでメバルに喰う猶予を与えます。
エビ撒き釣り(関西伝統釣法)
関西で盛んなエビ撒き釣りはサシエ・マキエともにシラサエビ(ブツエビ)を使用する伝統釣法。ポイントの潮上にエビを数匹ずつ撒いてメバルを浮かせてから仕掛けを入れます。
マキエは少量ずつ適度な時間を空けて撒くのがコツで、一度に大量に撒くとメバルの腹が満たされてエサに見向きしなくなります。電気ウキ仕掛けと組み合わせることで、沖の中層を広範囲に探れます。
播磨灘(明石・姫路)がエビ撒き釣りの本場として知られます。
瀬戸内メバルサビキ(地方仕掛け)
瀬戸内海で人気の「瀬戸内メバルサビキ」は5本針・全長3.6mの専用サビキ仕掛け。
がまかつ製が定番で、イカナゴ(コウナゴ)パターン用の「イカナゴ新子」、アミパターン向けの「ブツエビ アミ」など3種類がラインナップです。メバルが捕食しているベイトに合わせて使い分けるのがコツです。
堤防や船から中層をサビいて広範囲を探る釣りで、数釣りに効果的です。エサは付けずに使うか、下針にのみ活きエビを付けるハイブリッドも有効です。
アタリの感知
アタリは「コツコツ」「グッ」と竿先に出ます。根掛かりとの見分け方は、生命感があるかどうかです。
魚の場合は引っ張ると動くが、根掛かりはビクともしません。アワセは即座に入れず、しっかり喰い込ませてから竿を立てます。
ハリスが細いため強引なアワセは禁物です。
掛けたら根に潜られないよう、竿の弾力を使って一気に浮かせます。メバルは根に潜る習性は強くないが、テトラ周りでは絡まれるリスクがあるため油断禁物です。
追い食い(連続ヒット)を狙えるため、1匹掛けたらすぐに上げず1分ほどステイして様子を見ます。20cm以上の良型はタモ入れが安心です。
活性が低い時はハリスを細く(1号以下)して警戒心を軽減します。エサを小さくカット(青イソメは半分程度)し、タナを50cm刻みで微調整してアタリダナを探ります。
竿は胴調子(6:4)を選ぶと食い込み重視でメバルの引きを吸収しバレを防止できます。メバルは口が柔らかいため口切れに注意、強引なアワセや抜き上げは避けます。
テトラの隙間を攻める際は根掛かりが多発するため、予備の仕掛けを多めに用意します。夜釣りがメインになるためヘッドライトは必携、足元の安全確認を怠りません。
メバルのウキ釣り
電気ウキを使った夜釣りが定番です。広範囲を探れ、メバル以外の根魚(カサゴ、ソイ)やクロダイ、セイゴなども狙える五目釣りの魅力があります。
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ウキ釣り(電気ウキ)の仕掛け図
おすすめロッド
4-5m / 1-1.5号
選ぶ理由
胴調子(6:4)の磯竿1-1.5号で食い込み重視、ウキのわずかな動きも手元に伝わる軟調設計。
メバルの繊細なアタリを弾かず、口切れを防ぎながら確実にフッキングできます。4.5m程度の長さがあれば足場の高い堤防でも対応可能です
おすすめリール
2000-2500番
選ぶ理由
2000〜2500番のスピニングリール。巻き上げ主体のためノーマルギアで十分です。軽量タックルで長時間の夜釣りでも疲れにくいです
おすすめライン
2号
選ぶ理由
ナイロン1.5〜2号でウキの流れに馴染みやすく、比重が水に近いため仕掛けが自然に沈みます。メバルの警戒心を刺激しにくく食い込みが良いです。
PEは浮きやすくウキ釣りには不向き、フロロは沈みすぎるためナイロンがベスト。
仕掛け
選ぶ理由
電気ウキ仕掛けは夜釣りで視認性が高く、タナ調整も自在。ハリス0.8-1.5号でメバルの警戒心を刺激せず、ウキ下1-2mで広範囲のタナを探れます
ベストシーズン
冬から春(12-4月)
おすすめ時間帯
夕マズメから夜間。「メバルは凪を釣れ」の格言通り波の静かな日がベスト
おすすめポイント
堤防・漁港内・テトラ周り・常夜灯周辺。消波ブロックや障害物の周辺が好ポイント
釣り方のコツ
エサと仕掛けの準備
エサはモエビ(活きエビ)が最も効果的です。シラサエビ、ブツエビも使えます。
青イソメは細めで短いものを1匹掛け、切らずに丸ごと使うのがコツです。電気ウキは細身で感度の良い棒ウキタイプを選び、多点灯式が見やすいです。
オモリ負荷はB〜5B程度です。ハリスは日中0.6号、夜間1〜1.2号で、夜はクロダイやフッコ(セイゴ)が掛かることもあるためやや太めにします。
タナの取り方
メバルは表層〜中層に浮いていることが多いです。まずはウキ下1m程度の浅いタナから始め、50cm刻みで徐々に深くしてアタリダナを探ります。
潮上から潮下へ仕掛けを流し、広範囲を探ることが釣果に直結します。マメなタナ調整がその日の当たりダナを見つけるコツです。
誘いとアタリ
仕掛けを潮に乗せてナチュラルにドリフトさせるのが基本です。軽く竿をあおって誘いを入れるのも効果的です。
アタリは「前アタリ」(ウキがピクピク動く)と「本アタリ」(ウキがスーッと沈む)の2種類です。前アタリで焦ってアワセると掛からないことが多いため、ゆっくり糸フケを取りながら本アタリを待ちます。
本アタリで竿を立ててアワセます。
取り込みとコツ
細ハリスのため、引きに合わせて竿の弾力でいなしながら寄せます。20cm以上の良型はタモ入れが無難です。同じポイントで連続ヒットすることも多いため、1匹釣れたらしばらく同じ場所を攻めます。
渋い時の対応
ハリスを1段細く(0.6号以下)し、ウキ下を10cm刻みで微調整します。エサのサイズダウン(モエビなら小型を選ぶ、イソメは半分に切る)も有効です。
ウキの浮力を下げ(Bから2B)、よりナチュラルなフォールを演出します。潮が動き始めるタイミングまで粘るか、常夜灯の明暗境界付近にポイントを変更します。
夜釣りがメインとなるため足元の安全確認とヘッドライトは必携です。「メバルは凪を釣れ」の格言通り、風のある日は仕掛けが流されやすく釣りにくいです。
メバルは口が柔らかく口切れしやすいため、強引な抜き上げは厳禁、タモ入れを基本とします。電気ウキの電池は予備を持参し、点灯が弱くなったら早めに交換します。
活きエビはエアポンプで管理し、弱ったエサは使いません。
メバルの船メバル
船から胴突き仕掛けやサビキ仕掛けでメバルを狙う沖釣り。東京湾は2月1日解禁が風物詩。複雑なアクション不要でビギナーでも狙いやすいです。活きエビを使った胴突き仕掛けが基本、数釣りならサビキ仕掛けも有効です。
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この釣法の仕掛け図
おすすめロッド
2.4-3m / オモリ負荷20-60号
選ぶ理由
胴調子(6:4〜7:3)の船竿が基本、穂先が柔らかくモエビの自然な動きを演出しやすいです。
聞きアワセ(ゆっくり竿を上げてフッキング)に対応でき、強いアワセによる口切れを防ぎます。2.7m前後の長さがベストで、オモリ負荷20-60号対応が標準です
おすすめリール
カウンター付き推奨
選ぶ理由
ベイトリール(100-150番)でノーマルギア(5.0-5.5)が安定した巻き上げに適切です。PE0.8-1号を200m程度巻ける糸巻量が必要です。
カウンター付きは船長指示の棚を正確に取れて便利、追い食いを狙う際のレンジ管理も容易です。
おすすめライン
0.8-1号
選ぶ理由
PE0.8-1号で感度と強度を確保、メバルの繊細なアタリを逃しません。8本撚りは滑らかでガイド抜けが良く、4本撚りはコスパに優れています。
根ズレ対策にフロロカーボンリーダーを結束します
リーダー
2-3号 8-12lb (1.5m)
選ぶ理由
PE0.8〜1号に対してフロロカーボン2〜3号をリーダー長1m程度で仕掛け接続部を保護しつつPEの高感度をメバルの繊細なアタリ感知に活かせます
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
仕掛け
選ぶ理由
胴突き3本針仕掛けは活きエビを自然に泳がせ、大型狙いに効果的。ハリス40-50cmと長めに取ることで食い込みが良くなる。
サビキ仕掛けはエサ不要で手返し抜群、数釣りに向きます
ベストシーズン
冬から春(2-5月)
おすすめ時間帯
日中でも釣れるが、朝マズメ・夕マズメが好調。潮の緩い日が狙い目
おすすめポイント
水深30-80mの岩礁帯・根周り。船長の指示に従いポイントを攻める
釣り方のコツ
仕掛けとエサ
基本は胴突き3本針仕掛け。ハリスは0.8-1.5号、40-50cm程度と長めに取るのが効果的です。
エサは活きモエビ(淡水エビ)が定番で、尾羽を切って頭からハリを刺します。サビキ仕掛けはエサ不要で手返しが抜群、数釣り向きです。
針数は4-6本、ハリスは0.8-1号が標準です。地域によって実績のある仕掛けが異なります。
基本の釣り方
竿は3m前後で6:4または7:3調子の胴調子がベスト。アタリを弾きにくく、メバルの口切れ(ハリが外れる)を軽減できます。
インターラインロッドなら風による糸絡みが少ません。リールはベイトリール(手巻き)でカウンター付きが便利です。
PEライン0.8-1号を200m程度巻きます。オモリは15-30号で、水深や潮の速さに応じて調整します。
投入とアタリ
スプールを軽くサミングしながら仕掛けを下ろし、オモリが着底したら素早く1m程度巻き上げて底を切ります。これが「底を取る」作業で、根掛かり防止に重要です。
基本は「張らず緩めずのゼロテンション」で待ちます。ゆっくり竿を上げ下げして誘いを入れ、また元に戻す動作を繰り返します。
メバルはゆっくりした動きを好むため、速い誘いは禁物です。
アタリとアワセ
アタリは「クンクン」「コツコツ」と竿先に出ます。すぐにアワセず、喰い込みを待ってから「聞き上げるようなゆっくりとしたアワセ」を入れます。
強いアワセは口切れの原因になります。掛かったら慌てずゆっくり巻き上げます。
途中でバラすと群れが散ることがあるため、テンションを保ちながら丁寧に取り込みます。
連掛けのコツ
1匹掛かったらすぐに上げず、そのまま待って追い食いを狙います。メバルは群れで行動するため、1匹目が掛かった後に2匹目・3匹目と連続ヒットすることも多いです。
竿先の変化を見逃さず、追い食いがあれば再度聞き上げてフッキングを入れます。
高活性時は誘いを入れると連発します。低活性時は誘いを最小限にし、底付近でじっと待ちます。オモリで底を叩き過ぎると警戒されるため、ピンポイントは素早く攻めて移動を繰り返します。
ハリスを0.8号以下に落とし、ハリス長を60cm程度に伸ばします。エサのモエビは小ぶりなものを選び、ハリ先だけで刺す軽装にします。
誘いを極力控え、底付近でほぼ動かさずに「置き竿」に近い状態で待ちます。タナを50cm刻みで上下に探り直し、魚のいる層を見つけます。
サビキ仕掛けなら針数を減らして(4本→2本)シンプルにします。
メバルは口が非常に柔らかく口切れしやすいため、強いアワセは厳禁です。竿をゆっくり持ち上げる「聞きアワセ」で対応します。
ドラグは緩めに設定し、急な引き込みを吸収させます。根周りを攻めるため根掛かりが多発するため、予備の仕掛けは多めに用意します。
オマツリ(隣との絡み)防止のため、船長の指示する棚を守り、自分勝手な投入・回収は控えます。東京湾では2月1日解禁が風物詩、解禁直後は混雑するため予約は早めにしましょう。