メジナの釣り方・タックル完全ガイド
磯釣りの王道ターゲット。フカセ釣りの醍醐味を味わえる引きの強さと、冬の「寒グレ」の美味しさで釣り人を魅了する。関東では「メジナ」、関西では「グレ」と呼ぶ。
動画でわかる:メジナの釣り方
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カゴ釣りの参考動画
メジナタックルで狙える他の魚
※ メジナと同じタックル構成で狙える魚種です
メジナの特徴・生態
釣り方
磯フカセ釣りは1.5号磯竿とレバーブレーキリールでコマセと仕掛けを同調させる繊細な技術が求められ、メジナ釣りの真髄です。堤防フカセは磯竿1号で手軽に楽しめる入門ルート。カゴ釣りは遠投磯竿3号で沖のポイントを直撃します。12〜3月の「寒グレ」が最盛期、6〜7月の「梅雨グレ」も好期です。磯釣りはスパイクシューズ・ライフジャケット着用が必須です。
磯フカセ釣りの代表的ターゲットで、全日本グレ釣り王座決定戦など競技大会が毎年開催されるほど熱狂的なファンが多い魚です。関東では「メジナ」、関西では「グレ」と呼ばれます。
生態と習性
北海道南部〜九州の岩礁帯・磯に生息し、水温14〜22℃で活性が上がります。雑食性で海藻・甲殻類・多毛類を食べます。磯際の潮流がぶつかるサラシ周りが好ポイントで、コマセに非常によく反応します。警戒心が強く、ハリスの太さや仕掛けの自然さに敏感です。
食文化など
冬の寒メジナが旬で、身が締まり脂が適度にのります。伊豆・紀伊半島の磯で釣れた寒グレの刺身・煮付け・塩焼きは絶品。尾長メジナは口太より身質が良いとされ高級料理店でも扱われます。
地方名
関東「メジナ」、関西「グレ」、九州「クロ」と地域差が大きい魚です。尾長メジナは「オナガ」「オナガグレ」とも呼ばれます。
メジナのベストシーズン・釣れる時期
| おかっぱり | |
|---|---|
| 春 | △産卵期で食いムラあり。荒食い後の回復待ちだが5月に活性が戻り始める |
| 夏 | ○梅雨グレシーズンで数釣り可能。エサ取り対策が必須だがマズメ時に好釣果 |
| 秋 | ◎秋グレ本格シーズン。水温低下とともに荒食いで型・数ともに最高レベル |
| 冬 | ◎寒グレのベストシーズン。脂乗り最高で食味も年間トップ。40cm超の良型も |
適水温: 14-22℃
メジナの季節別攻略ガイド
春(3〜5月)のメジナ釣り★ベストシーズン
産卵に絡む時期で食いムラがあるが、産卵前の荒食い期は大型が狙えます。フカセ釣り・カゴ釣りともに乗っ込みの口太メジナが接岸し40cm級のチャンス。水温が安定する5月頃から活性が戻り始めます。
夏(6〜8月)のメジナ釣り
梅雨時期は雨後の濁りで活性が上がり数釣りが楽しめます。フカセ釣りではエサ取り対策の分離撒きが有効です。カゴ釣りなら遠投でエサ取りの少ないレーンを攻略できます。朝夕のマズメ時を狙えば良型も出ります。
秋(9〜11月)のメジナ釣り★ベストシーズン
水温低下とともに荒食いモードに入り磯フカセ・堤防フカセ・カゴ釣りの全釣法で好釣果が期待できます。10月以降は型も良くなり磯釣りのベストシーズンが始まります。
寒グレへの移行期で脂の乗りも良くなっていきます。
冬(12〜2月)のメジナ釣り★ベストシーズン
低水温で脂が乗り食味は年間最高。磯フカセ釣りでは沈め探り釣りが威力を発揮し、カゴ釣りでは遠投で良型を直撃できます。40cm超の口太メジナが狙えるが、寒さ対策と安全装備は必須です。
メジナ釣りの地域別ポイント・攻略法
北海道
道南限定でメジナが狙えるエリア。松前港・白神岬など津軽海峡に面した磯場で夏〜秋にフカセ釣りにより口太メジナが掛かるが、本州に比べ魚影は大幅に少ない。 道央以北ではメジナの生息域を外れる。積丹半島で散発的な報告がある程度で道東・道北は対象外。20〜30cm級が中心で大型の実績は乏しく、メジナ目的の北海道遠征は現実的ではない。
東北(日本海側)
秋田・山形の地磯で口太メジナが狙える。本州太平洋側に比べて魚影は薄いが、男鹿半島の磯は潮通しが良く秋〜初冬に30cm級の実績がある。飛島(酒田沖)は東北では貴重なメジナポイントで秋に良型の実績がある。庄内の由良海岸周辺でもフカセ釣りでの報告が散見される。水温が下がる晩秋に良型が出やすい。
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東北(太平洋側)
三陸〜牡鹿半島の磯で口太メジナが狙え、秋〜初冬に良型が接岸する。金華山周辺は潮通しが良く35cm級の実績がある東北屈指のポイント。福島・いわき周辺の磯は太平洋に面し回遊メジナが入りやすく、秋の数釣りシーズンが人気。冬は水温低下で釣果が落ちるが、暖冬の年は12月頃まで楽しめる。
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上越・北陸
佐渡島の磯はメジナの魚影が濃く、秋〜冬に40cm級の良型が出る北陸屈指のポイント。能登半島の外浦は潮当たりが良く30〜35cm級が安定する。舳倉島は離島ならではの大型実績あり。若狭湾は水温が安定しやすく冬場でも釣れるが、伊豆や紀伊半島ほどのサイズは出にくい。越前海岸・敦賀半島でもフカセ釣りでメジナが狙える。
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関東
伊豆半島が関東のメジナ釣りの聖地で、東伊豆(城ヶ崎・八幡野)・南伊豆(石廊崎・入間)・西伊豆(仁科・田子)に一級磯が多数存在する。三浦半島の城ヶ島・剣崎も実績ある地磯ポイント。房総半島南端でも冬季に良型が出る。 堤防フカセは伊東港・下田港で足場が良く入門に向く。12〜3月の寒グレ・6〜7月の梅雨グレが最盛期で、40cm超の口太は伊豆の沖磯で狙う。なお九十九里は砂浜中心で磯場がなくメジナの定着は見込めない。東京湾奥も水質・環境的にメジナの生息には不向き。
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東海
伊豆半島の東伊豆・南伊豆・西伊豆は関東からもアクセスが良いメジナ釣りの聖地。城ヶ崎・石廊崎・仁科・田子は口太40cm級が安定して出る超一級磯。駿河湾西岸の御前崎周辺は冬場に良型が接岸する。尾鷲〜紀伊長島は紀伊半島の入り口として口太・尾長ともに実績が高い。知多半島や渥美半島の堤防でも秋〜冬にフカセ釣りでメジナが狙える。
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近畿
紀伊半島は日本屈指のメジナ(グレ)釣りエリアで、串本・白浜・日置・すさみの沖磯は尾長メジナの大型(50cm級)が出る全国トップクラスの釣り場。和歌山・紀北の地磯・堤防でも30〜40cm級が安定する。大阪湾・播磨灘は魚影が薄いが、淡路島南部の沖磯には冬場にメジナが接岸する。若狭湾でも冬季に寒グレの好釣果が出ることがある。
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山陰・山陽
山陰の隠岐島・島根半島は日本海に面した一級の磯釣りエリアでメジナの魚影が濃い。下関・角島は日本海と瀬戸内海の潮が交わる好漁場。瀬戸内側は潮通しが悪い場所では魚影が薄いが、しまなみ海道周辺の潮通しの良いポイントでは30cm級が狙える。10〜4月がシーズンで冬場に良型が接岸する。
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四国
足摺岬・室戸岬・沖ノ島(高知)は磯フカセ釣りで尾長メジナの聖地として50cm超の超大型が狙える日本屈指の磯。愛媛・宇和海の沖磯も尾長の実績が高く全国からトーナメンターが遠征する。瀬戸内側は魚影が薄いが佐田岬半島の外洋に面した磯では潮通しが良くフカセ釣りでメジナが狙える。徳島の牟岐・海部は太平洋に面し冬場の寒グレが好調。
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九州・沖縄
九州は「クロ釣り」として独自の文化があり、長崎五島列島・鹿児島甑島は日本屈指のメジナ釣りエリア。男女群島は尾長メジナの日本記録級が出る究極のフィールド。 大分・佐賀関は豊後水道の速い潮流で良型が育ち、宮崎・日向灘の磯も口太・尾長ともに実績が高い。福岡・玄界灘の沖磯は冬場に50cm級の大型クロが出る。なお沖縄にはメジナ(Girella punctata)は分布しない。沖縄の磯釣りではブダイ類やイスズミが主なターゲットとなり本州型のメジナ釣りとはスタイルが大きく異なる。
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メジナの釣り方・おすすめタックル
メジナの磯フカセ釣り
磯釣りの王道。コマセ(撒き餌)で魚を寄せ、円錐ウキとフロロハリスの軽量仕掛けで狙います。コマセと仕掛けの同調、レバーブレーキリールによるやり取りなど繊細な技術が要求される奥深い釣り。
関連動画
半遊動フカセ仕掛け(円錐ウキ)の仕掛け図
おすすめロッド
5.3m / 1.5号
選ぶ理由
1.5号磯竿は口太メジナ40cm級・尾長35cm級まで対応できるパワーと、フカセ仕掛けの繊細な操作に必要なしなやかさを備えてする最もバランスの良い号数。
5.3mの長さは磯の足場から海面まで距離がある状況で仕掛けのコントロール性と取り込み時のリフト力を確保します。
穂先の柔軟性がメジナの食い込みを妨げず、バットの強靭なパワーで根際からの引き剥がしを可能にします
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
口太メジナ40cm級までの磯フカセ釣り向けの号数。
繊細な仕掛け操作と突っ込みに耐えるパワーを兼ね備え、堤防フカセからのステップアップにも最適
おすすめリール
2500番
選ぶ理由
レバーブレーキ(LB)リール2500番はメジナの根に潜る突っ込みに対抗する唯一のドラグシステムで、人差し指のレバー操作で瞬時に道糸を送り出し→止めるコントロールが可能です。
ノーマルギア(ギア比5.0前後)は仕掛けの回収とコマセワークの繰り返しで巻き疲れしにくく、ダブルハンドルモデルは手返しの均一性に優れています
おすすめライン
1.75号
選ぶ理由
ナイロン1.75号は磯フカセ釣りの標準的な道糸号数で、フロロハリス1〜1.5号との強度バランスが取れています。
適度な伸びがメジナの突っ込みのショックを吸収し、レバーブレーキとの相乗効果で根際のやり取りが安定します。
視認性の高いオレンジ・ピンク系のラインは潮の流れ・仕掛けの位置把握に有利です。
リーダー
1.5号 (3〜4.5m(2〜3ヒロ))
選ぶ理由
フロロカーボン1.5号ハリスは水中での透明度が高くメジナの警戒心を刺激しない細さと、40cm級の突っ込みに耐える強度を備える適切な号数。
2〜3ヒロの長さは仕掛けの沈下角度を自然にしコマセとの同調を図ります
ベストシーズン
冬(11-3月)が寒グレシーズン、夏の梅雨グレ(6-7月)も好期
おすすめ時間帯
朝マズメ、夕マズメ
おすすめポイント
磯場、沖磯、潮通しの良い地磯。サラシ(波が砕けて白泡が立つ場所)付近が一級ポイント
釣り方のコツ
基本のコマセワーク
コマセと仕掛けを同調させるのが磯フカセ釣りの核心です。基本は「先撒き3杯→仕掛け投入→追い撒き1〜2杯」のサイクルで、先撒きでメジナを浮かせてから付けエサのオキアミをコマセの幕に紛れ込ませます。
分離撒き(コマセを2箇所に分けて撒く)はエサ取り対策の定番テクニックで、エサ取りをコマセAに集めつつ仕掛けはコマセBに投入してメジナだけを狙います。
仕掛けの沈下調整
円錐ウキの浮力(G2〜B)とガン玉の位置で仕掛けの沈下速度を微調整し、ハリスの長さ(2〜3ヒロ=3〜4.5m)でコマセとの同調角度を制御します。
沈め探り釣り(マイナス浮力ウキ使用)は寒グレ期の食い渋り対策として威力を発揮する上級テクニックで、ウキを海中に沈めて道糸の変化でアタリを取ります。
やり取りのレバーワーク
メジナが掛かった瞬間は根に突っ込む習性があるため、レバーブレーキリールのレバーワークで道糸を送り出し→止めるコントロールが勝負の分かれ目となります。
ファーストランを止めたら竿の弾力で浮かせ、浮いたらラインテンションを保ちながら寄せます。
渋い時の対策
ハリスを1段階細くする(1.5号→1号)のが最も効果的です。針を1〜2号小さくし吸い込みを改善します。
ウキの浮力を下げて仕掛けの抵抗を減らします。半ボイルオキアミに切り替えます。
沈め探り釣りに移行します。水温が急激に下がった翌日は活性が極端に低下するため水温安定日を選んで釣行します。
注意事項
磯場はスパイクシューズ・ライフジャケット着用が必須です。波やうねりの変化に注意し、足場が濡れている場所は特に慎重に行動します。
渡船利用時は船長の指示に従い撤収のタイミングを厳守します。コマセの後片付けは釣り場マナーの基本です。
メジナの堤防フカセ釣り
堤防から手軽にメジナを狙うフカセ釣りの入門ルート。磯竿1号の軽量タックルで足元の際を中心に攻めます。磯ほどの危険がなく初心者でも楽しめます。
関連動画
堤防フカセ仕掛け(円錐ウキ)の仕掛け図
おすすめロッド
5.3m / 1号
選ぶ理由
1号磯竿は堤防フカセに適した号数で、メジナ30cm級の引きを竿全体で受け止める粘りと、軽量フカセ仕掛けの繊細な操作を可能にするしなやかさを兼ね備えています。
5.3mの長さは堤防の高い足場からでも仕掛けを際に落とし込みやすく取り込み時のリフト力を確保できます
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
堤防フカセ釣りの入門向けの号数。メジナの引きを竿全体のしなりで楽しみながら、サビキやウキ釣りにも流用できる万能性
おすすめリール
2500番
選ぶ理由
2500番スピニングリールは堤防フカセに必要な糸巻量とドラグ力を確保できる番手。ノーマルギアは仕掛けの回収とコマセワークで巻き疲れしにくいです。
レバーブレーキリールが理想だが、堤防は磯ほど根が荒くないため通常スピニングでもドラグを緩めに設定することで対応可能です
おすすめライン
1.5号
選ぶ理由
ナイロン1.5号は堤防フカセの標準的な道糸号数で、フロロハリス1〜1.5号との強度バランスが取れています。
磯より1ランク細い号数を使えるのは堤防の方が根が少ないためで、細い道糸は仕掛けの沈下が自然になりメジナの食い込みが改善します
リーダー
1号 (2.25〜3m(1.5〜2ヒロ))
選ぶ理由
フロロカーボン1号ハリスは堤防のメジナ(25〜35cm級)に十分な強度を持ちつつ、水中での透明度が高く警戒されにくいです。
磯より1ランク細い号数を使えるのは堤防の方が根に潜られるリスクが低いためです。
仕掛け
選ぶ理由
堤防フカセは磯と同じ円錐ウキの半遊動仕掛けが基本だが、磯より軽い仕掛けで足元の際を中心に攻める。
潮が緩い堤防では仕掛けをゆっくり沈める軽量セッティングがメジナの食い込みに有利。棒ウキも選択肢で風がない日は繊細なアタリが取りやすいです
ベストシーズン
冬(11-3月)に良型が接岸。梅雨グレ(6-7月)も好期
おすすめ時間帯
朝マズメ、夕マズメ
おすすめポイント
潮通しの良い堤防、漁港の先端、テトラ帯。足元の際がメインポイント
釣り方のコツ
際攻めの基本
堤防フカセは磯と同じコマセワークが基本だが、足元の際を中心に攻めるのが大きな違いです。コマセを際にまとめて撒き、メジナを足元に寄せてから仕掛けをコマセの幕の中に紛れ込ませます。
堤防は磯より足場が高いため、ウキ下を長めに設定して際のメジナのタナに合わせます。
仕掛けとウキの選び方
円錐ウキの浮力はG2〜Bの軽量セッティングが標準で、潮が緩い堤防では仕掛けをゆっくり沈める軽量仕掛けがメジナの食い込みに有利です。
棒ウキも選択肢で、風がない日は繊細なアタリ表現がメジナの微妙な前アタリを捉えやすいです。堤防は磯ほど根が荒くないため、ハリスを1号まで落として食い渋り対策ができるのも利点です。
引きの楽しみ方
磯竿1号の柔軟な穂先がメジナの食い込みを促進し、30cm級でも竿全体がしなる引きを堪能できます。ドラグを緩めに設定してメジナの突っ込みに追従させ、竿の弾力で浮かせるやり取りが堤防フカセの醍醐味です。
渋い時の対策
ハリスを1段階細くする(1号→0.8号)のが最も効果的です。針を小さく(グレ針6号→4号)し吸い込みを改善します。
コマセを際に集中させてメジナを足元に寄せます。朝夕のマズメ時に集中して狙います。
半ボイルオキアミでエサ取り対策を行います。
注意事項
堤防でもライフジャケットの着用を推奨します。テトラ帯は足場が不安定で転落のリスクがあります。コマセの後片付けは必ず行い釣り場のマナーを守ります。漁港では漁業者の作業の妨げにならないよう注意します。
メジナのカゴ釣り
遠投磯竿と天秤カゴで沖のポイントを直撃する釣り。フカセでは届かない沖の潮目やサラシの外側を攻めて、フカセより手軽に大型メジナを狙えます。
関連動画
遠投カゴ仕掛け(天秤式)の仕掛け図
おすすめロッド
4.5m / 3号
選ぶ理由
遠投磯竿3号は天秤カゴ仕掛け(8〜12号)を50m以上飛ばす遠投性能と、40cm級のメジナとのやり取りに必要なパワーを兼ね備えています。
4.5mの長さが遠投時の振り幅を確保し、胴調子寄りの設計でカゴの重みを竿全体に乗せやすく飛距離と正確性が確保できます
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
メジナのカゴ釣り向けの号数。
8〜12号のカゴを50m以上飛ばせる遠投性能と、40cm級のメジナとのやり取りを楽しめるしなやかさのバランス◎
おすすめリール
3000番
選ぶ理由
3000番ハイギアは遠投カゴ釣りに必要な糸巻量(ナイロン4号150m以上)とドラグ力を確保できる番手。
ハイギア(ギア比6.0以上)は仕掛け回収の手返しを早め、潮に乗ったカゴの回収もスムーズです。LBリールは不要で通常のスピニングで十分対応できます
おすすめライン
4号
選ぶ理由
ナイロン4号はカゴの重さ(8〜12号)に耐える太さで、遠投時のキャスト切れを防止します。
ナイロンはウキ止めゴムとの相性が良く、タナ調整がスムーズにおこなえます。視認性の高いカラーで潮の流れと仕掛けの位置を把握しやすいです
リーダー
1.5号 (1.5〜2.25m(1〜1.5ヒロ))
選ぶ理由
フロロカーボン1.5号のハリスはメジナの警戒心を刺激しない細さと、40cm級に対応できる強度のバランスが取れています。
カゴ釣りのハリスはフカセより短めで、カゴから放出されるコマセとの同調を優先した設定します。
ベストシーズン
冬(11-3月)が最盛期
おすすめ時間帯
朝マズメ、夕マズメ
おすすめポイント
潮通しの良い磯場、堤防。沖に潮目がある場所が好ポイント
釣り方のコツ
キャストとタナ合わせ
天秤式カゴにオキアミ+配合エサを詰めて遠投磯竿で50m以上キャストし、沖のメジナのタナにコマセと付けエサを同調させます。
ウキ下はメジナの回遊層に合わせて2〜5ヒロの範囲で調整し、カゴの窓の開き具合でコマセの放出量を制御します。
投入後はウキの流れを見ながら潮に仕掛けを馴染ませ、コマセと付けエサが同じ層を漂うタナ合わせが釣果を左右します。
しゃくりとアタリの取り方
カゴの着水後は少し待ってからロッドを大きくあおってカゴの蓋を開け、コマセを放出させます。この「しゃくり」のタイミングと強さでコマセの拡散範囲が変わります。
メジナのアタリはウキが鋭く海中に引き込まれる明確なシグナルで、アワセを入れてからは竿の弾力とドラグでやり取りします。
渋い時の対策
ウキ下を深くしてタナを変えます。ハリスを細くする(2号→1.5号)。カゴのコマセ放出量を絞って少量ずつ効かせます。遠投距離を変えてポイントを探ります。潮の変化(転流時)を見逃しません。
注意事項
遠投時の周囲確認は必須で、後方に人がいないことを確認してからキャストします。重いカゴ仕掛けは投入時の負荷が大きいため、竿の破損防止に力任せの投入を避けます。
磯からのカゴ釣りはフカセ同様にスパイクシューズ・ライフジャケット着用が必須です。