オオモンハタの釣り方・タックル完全ガイド
相模湾以南の太平洋岸・琉球列島に分布する高級根魚。ハタの仲間で最も遊泳力が高く、中層でベイトを追う習性があり、ジグヘッド+シャッドテールのスイミングで狙うロックフィッシュゲームが効果的。ジギングや泳がせ釣りでも狙える。
動画でわかる:オオモンハタの釣り方
独断で発掘した参考になるYouTubeチャンネルと動画をご紹介
ロックフィッシュゲーム(ルアー)の参考動画
ジギング(ライト〜スロー)の参考動画
泳がせ釣りの参考動画
ぶっこみ釣りの参考動画
オオモンハタタックルで狙える他の魚
※ オオモンハタと同じタックル構成で狙える魚種です
オオモンハタの特徴・生態
釣り方
ショアからのロックフィッシュゲーム(ジグヘッド+シャッドテールワームのスイミング)が最もポピュラーで、ボトムから中層を巻き上げて遊泳力の高いオオモンハタの捕食レンジをカバーします。ジギング(ライト〜スロー)では船からメタルジグのフォールで根周りを攻略。泳がせ釣りは活きアジ・イワシで大型を狙えます。
ハタ科の中で最も遊泳力が高く、ボトムに固執せず中層まで浮いてベイトを追いかける習性が特徴の根魚です。南方系で相模湾以南に分布し、夏場に浅場へ接岸します。
生態と習性
岩礁帯・サンゴ礁・砂混じり根など変化のある底質を好みます。幼魚は水深10〜30m、成魚は30〜80mに生息し、夏季に浅場へ接岸します。小魚(イワシ・キビナゴ等)・甲殻類・頭足類を捕食し、中層まで浮いてベイトを追う習性があるのがアカハタやキジハタとの大きな違いです。適水温20〜28℃で、18℃以下では活性が著しく低下します。
食文化など
旬は夏(7〜8月)で脂の乗りが最も良いです。白身は淡白ながら甘みと適度な脂があり、焼霜造り(皮を炙った刺身)が特に美味。煮付け・鍋・蒸し物にも向きます。
地方名
関東では「オオモン」の略称が定着しています。南方では「ホウキハタ」、沖縄ではミーバイ類の一種として「シルイユー」とも。
オオモンハタのベストシーズン・釣れる時期
| おかっぱり | 船 | |
|---|---|---|
| 春 | ○水温上昇に伴い5月後半から浅場への接岸が始まるシーズン序盤 | ○水深30〜50mの根周りでジギングやボートロックで散発的に釣れる |
| 夏 | ◎水温22℃超で接岸本格化しショアロックフィッシュゲームのベストシーズン | ◎ジギング・ボートロック最盛期で40〜50cmの良型がコンスタントに出る |
| 秋 | ◎水温低下前の荒食いで体力のある良型が狙えるショアロック好期 | ◎ジギング・ボートロックで大型実績が高い秋の良型シーズン |
| 冬 | △水温低下で深場へ移動しショアからの釣果は極めて限定的になる | ○水深50m以深のジギング・スロージギングで散発的に釣れる冬場 |
適水温: 22〜28℃
オオモンハタの季節別攻略ガイド
春(3〜5月)のオオモンハタ釣り
水温上昇に伴い深場から浅場へ移動し始める時期。5月後半からショアのロックフィッシュゲームが成立し始めるが、水温が安定しないため日ムラがあります。
船からのジギングやボートロックで水深30〜50mの根周りを狙う方が安定した釣果を得やすいです。
夏(6〜8月)のオオモンハタ釣り★ベストシーズン
オオモンハタの年間ベストシーズン。水温22〜28℃で浅場に接岸しショアからのロックフィッシュゲームが最も成立します。
ジグヘッド+シャッドテールのスイミングでボトムから中層を巻き上げ、遊泳力の高いオオモンハタの捕食レンジをカバーします。船からのジギング・ボートロックでも40cm超の良型がコンスタントに出る好期。
秋(9〜11月)のオオモンハタ釣り★ベストシーズン
夏に引き続き好調なシーズン。水温低下が始まるまでは浅場で狙え、荒食い期に入った個体は体力があり引きも強いです。
10月以降は水温低下に伴い徐々に深場へ移動するため、ショアからは11月中旬頃まで。ジギングではむしろ群れが固まるため効率が上がる場合もあります。
冬(12〜2月)のオオモンハタ釣り
水温18℃以下で活性が著しく低下し深場に落ちます。ショアからは極めて厳しくなり釣果は期待しにくいです。
船のジギングやスロージギングで水深50m以深の根周りを狙えば散発的に釣れるが、活性は低くスローな誘いが求められます。九州南部や沖縄など水温が下がりにくいエリアでは冬季も狙えます。
オオモンハタ釣りの地域別ポイント・攻略法
北海道
オオモンハタは暖海性の根魚で分布北限は相模湾付近のため、北海道全域で生息が確認されていない。北海道でルアーを使った根魚釣りをする場合はソイ類(クロソイ・シマゾイ)やアイナメなど寒海性の根魚がメインターゲットとなり、道南ではキジハタの釣果報告もある。
東北(日本海側)
オオモンハタは南方系の暖海性種で東北日本海側には分布しない。日本海側の根魚をロックフィッシュゲームで狙う場合はキジハタ・カサゴ・ソイ類が主なターゲットとなり、特に秋田・山形沖ではキジハタのジグヘッドスイミングやワインドが盛ん。
東北(太平洋側)
オオモンハタの分布は相模湾以南の太平洋岸に限られ、東北太平洋側には生息しない。東北太平洋側ではアイナメ・ソイ類・カサゴが根魚のメインターゲットで、特に三陸沿岸のルアー釣りではアイナメの50cmクラスが狙える。
上越・北陸
オオモンハタは暖海性種で日本海側の北陸地方には分布しない。北陸ではキジハタ(アコウ)が根魚の代表的ターゲットで、能登半島や若狭湾では夏季にジグヘッドスイミングのロックフィッシュゲームで良型キジハタが狙える。
関東
オオモンハタの分布北限域にあたり相模湾・三浦半島南端が主要フィールド。水温22℃以上で接岸が本格化する6〜10月がシーズンで、ショアからのロックフィッシュゲームで30〜45cm級が狙える。ボートロック・ライトジギングでは城ヶ島沖・真鶴沖で40cm超の良型実績がある。横須賀沖では6月に44〜48cmの大型報告もある。
エリア詳細(10件)+−
東海
伊豆半島(特に西伊豆・南伊豆)が全国屈指のオオモンハタフィールドで、地磯・漁港・ゴロタ場からショアロックフィッシュゲームで50cm近い良型が出る。駿河湾西岸は黒潮の影響で水温が安定しシーズンが長い。三重県紀北沖はライトジギングの好漁場で水深20〜50mのかけあがりがポイント。5〜11月の長いシーズンが特徴。
エリア詳細(10件)+−
近畿
紀伊半島の太平洋側(串本・白浜・すさみ)は黒潮の影響で魚影が最も濃いエリアの一つ。和歌山県南部の磯場はジグヘッドスイミングのロックフィッシュゲームで40〜50cm級の良型が狙える。ジギング・泳がせ釣りでも好実績。紀淡海峡・淡路島南部でも実績あり。大阪湾内はオオモンハタの生息環境に適さず実績は極めて限定的。6〜10月がシーズン。
エリア詳細(9件)+−
山陰・山陽
瀬戸内海では周防大島や柳井周辺でジグヘッドスイミングやぶっこみ釣りで散発的にオオモンハタが釣れるがムラがある。日本海側(山口県北部・島根県西部)では黒潮分流の影響を受ける年に接岸が見られるが安定性に欠ける。全体的にオオモンハタの魚影は薄くアカハタ・キジハタがこのエリアの根魚の主力。ロックフィッシュゲームではキジハタをメインターゲットに据えるのが現実的。
エリア詳細(3件)+−
四国
高知県全域が好フィールドで、特に室戸岬〜足摺岬にかけての磯場は黒潮直撃エリアで魚影が非常に濃い。宿毛湾・土佐清水は大型の実績が高い。愛媛県南部(宇和海)でもオオモンハタが狙え、瀬戸内側は少ない。徳島県南部(海陽町)でも夏季に接岸あり。ショアロックフィッシュゲーム・ジギング・泳がせ釣りいずれも好調で5〜11月がシーズン。
エリア詳細(4件)+−
九州・沖縄
大分県・宮崎県の太平洋側は黒潮の影響で魚影が濃く佐伯・延岡・日南がジグヘッドスイミングのロックフィッシュゲームとライトジギングの好フィールド。鹿児島県は錦江湾で泳がせ釣り・ぶっこみ釣りも好調で屋久島・種子島では通年近く狙える。長崎県五島列島・壱岐は離島ならではの大型実績。沖縄はリーフエッジからのロックフィッシュゲームが通年有効。
エリア詳細(8件)+−
オオモンハタの釣り方・おすすめタックル
オオモンハタのロックフィッシュゲーム(ルアー)
ジグヘッド+シャッドテールワームのスイミングでオオモンハタを狙うロックフィッシュゲーム。ハタ科の中で最も遊泳力が高いオオモンハタに対し、ボトムから中層を巻き上げるスイミングが最も効果的な釣法です。
関連動画
この釣法の仕掛け図
おすすめロッド
8ft / MH
選ぶ理由
8ftのMHパワー・ファストテーパー(先調子)はオオモンハタのショアロックフィッシュゲームの標準スペック。
先調子はジグヘッドのスイミング操作性とボトム感知力に優れ、着底から巻き始めのレスポンスが速いです。
MHパワーのバットはヒット直後に根に潜ろうとするオオモンハタを強引にリフトする力があり40cm超の良型にも対応できます。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
オオモンハタのスイミング主体のロックフィッシュゲーム向けの1本。
MHパワーで40cm超のハタの突進を止めるリフト力とジグヘッド20〜40gの操作性のバランス◎
おすすめリール
4000番
選ぶ理由
4000番ハイギア(ギア比6.0以上)はロックフィッシュゲームの標準。ハイギアの素早い巻き取りでヒット直後に根に潜られる前にリフトするスピードが不可欠です。
PE1号を200m以上巻ける糸巻量と最大ドラグ9〜12kgのパワーで50cmクラスのオオモンハタの突進にも対応します。
おすすめライン
1号 + リーダーフロロカーボン25lb(6号相当)1〜1.5m
選ぶ理由
PE1号は直線強力8〜10kgあり40cm超の大型にも十分な強度です。
低伸度でジグヘッドの着底感度とスイミング中のバイト感知力が高くボトムの地形変化も手元に明確に伝わります。8本編みは感度・飛距離に優れ推奨です。
フロロリーダー25lbとFGノットで接続します。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
ロックフィッシュゲームの定番ライン。8本編みの滑らかさで飛距離が伸びジグヘッドの着底感度も明確に手元に伝わる
リーダー
25lb(6号相当) (1〜1.5m)
選ぶ理由
フロロカーボン25lbリーダーはオオモンハタの生息域(岩礁帯・砂混じり根)での根ズレに耐える太さとワームのアクションを妨げない硬さを確保します。
1〜1.5mの長さでリーダー区間の根ズレリスクをカバーしキャスト時のガイド抜けも確保です。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
仕掛け
選ぶ理由
テキサスリグやフリーリグで根掛かりを避けながら岩礁帯を攻めます。スイミングとボトムバンプの使い分けがカギです
ベストシーズン
6〜10月(7〜9月がベスト)
おすすめ時間帯
朝マズメ・夕マズメ
おすすめポイント
砂混じりの岩礁帯、ゴロタ場、地磯、漁港の根周り、テトラ帯の外側
釣り方のコツ
基本操作
ジグヘッド(20〜40g)にシャッドテールワーム4〜5インチをセット。キャスト後にボトムを取り、ハンドル15〜20回転のスイミングで巻き上げてから着底させます。
この操作を1投で2〜3セット繰り返し、オオモンハタが中層で捕食する広いレンジを効率的にカバーします。巻きスピードはミディアムリトリーブ(ハンドル1秒1回転)が基本で、活性に応じて速度を調整します。
誘い方のコツ
オオモンハタはアカハタやキジハタと異なり中層まで浮いてベイトを追う習性があるため、ボトムに固執せずスイミング主体の誘いが最も効果的です。
ブレード付きジグヘッドはフラッシングで遠方から魚を寄せる効果があり、ほぼ必須のオプションです。シルバーブレードは澄潮・晴天時、ゴールドブレードは濁り・曇天時、ケイムラブレードはマズメ時と使い分けます。
アタリとアワセ
アタリは「ガツン」と竿に乗る重みで出ることが多いです。即アワセし根に潜られる前に強引にリフトするのが鉄則です。
ドラグは締め気味に設定し、根に入られたらラインを張ったまま30秒〜1分待つとハタが動き出すことがあります。
渋い時の対応
スイミングで反応がない場合はリトリーブスピードをデッドスローに落としハンドル5回転ごとに3〜5秒のステイを入れます。ワームサイズを5インチから3インチに落とすのも有効です。
ジグヘッドをテキサスリグやフリーリグに変更しフォールアクションを変化させます。カラーをナチュラル系からチャート・オレンジ系にローテーションします。
注意事項
根掛かりリスクの高いポイントではテキサスリグ(オフセットフック3/0〜5/0)に変更して対応します。リーダーは根の荒い場所では3m以上に伸ばします。
ブレードの紛失に備え各色(シルバー・ゴールド・ケイムラ)を予備で持参します。ハタはエラ蓋が鋭いためフィッシュグリップで掴み、素手で口に指を入れません。
リリースする場合はバーブレスフックにして魚体へのダメージを最小限に抑えます。
オオモンハタのジギング(ライト〜スロー)
船からメタルジグでオオモンハタを狙うジギング。ライトジギング(40〜80g)とスロージギング(80〜150g)の両方でアプローチでき、根周りのかけあがりに居着くオオモンハタをフォールアクションで誘い出します。
関連動画
ジギング(ライトジギング)の仕掛け図
おすすめロッド
6.3ft / MH
選ぶ理由
6.3ftのMHパワー・レギュラーテーパー(胴調子寄り)は船上での取り回しの良さとメタルジグ40〜150gの操作性を備えるジギングの標準スペック。
ライトジギングではワンピッチジャークの軽快な操作に対応し、スロージギングでは胴調子のバットに粘りがありフォールアクションに食わせの間を生み出します。
MHパワーで根に潜るオオモンハタのリフトも対応可能です。
おすすめリール
4000番
選ぶ理由
4000番ハイギア(ギア比6.0以上)はライトジギングの標準で、PE1〜1.5号を200m以上巻ける糸巻量と最大ドラグ9〜12kgのパワーでオオモンハタの根潜りに対応です。
ハイギアはジグの回収効率と手返しに優れワンピッチジャーク時のラインスラック回収も素早いです。
おすすめライン
1.5号 + リーダーフロロカーボン30lb(7号相当)1.5〜2m
選ぶ理由
PE1.5号はジギングに必要な感度と強度を備える太さで、潮受けが少なくジグの動きが良好。
低伸度がジグのアクションをダイレクトに伝えジャーク時の操作がシャープになります。マルチカラーのPEは水深把握が容易でタナの再現性が向上します。
リーダーとはFGノットで接続します。
リーダー
30lb(7号相当) (1.5〜2m)
選ぶ理由
フロロカーボン30lbリーダーは根周りでのジギングに必要な根ズレ耐性を確保する太さ。
岩礁帯と砂混じり根でのメタルジグ着底時やファイト中の根擦れリスクに対応します。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
ベストシーズン
6〜10月(7〜9月がベスト)
おすすめ時間帯
朝マズメ〜午前中
おすすめポイント
水深20〜60mの岩礁帯のかけあがり、沖根、砂混じりの根回り
釣り方のコツ
基本操作
メタルジグ40〜80g(ライトジギング)または80〜150g(スロージギング)を船からバーチカルに落とし込みます。
ボトムを取ったらワンピッチジャーク(ロッドを1回シャクって1回巻く動作)でジグを5〜10m巻き上げてから再び着底させます。
スロージギングではハーフピッチジャーク(小刻みなシャクリ)でジグの左右へのスライドとヒラ打ちフォールを演出し、中層に浮くオオモンハタの食いのスイッチを入れます。
誘い方のコツ
オオモンハタは中層で浮いている個体がいるため、ボトムだけでなく水面下10mまで探ることが重要です。
ジグのフォール速度を意識しタングステンジグのコンパクトなシルエットと速いフォールで反応しない場合は鉛ジグのゆっくりとしたヒラヒラフォールに切り替えます。
カラーはシルバー・ブルーピンク・グリーンゴールドの定番3色をローテーションします。
アタリとアワセ
フォール中のバイトはラインのたるみで感知します。ジャーク中のバイトは竿に乗る重みで出ます。いずれも即アワセで根潜りを防ぎます。ベイトタックルの場合はフォール中のラインの変化を指先で感じ取ります。
渋い時の対応
ジグウェイトを1段軽くしてフォールスピードを遅くします。スローピッチジャークに切り替えてフォールの「食わせの間」を長くします。
ジグのフロントアシストフックのみにしてフォール姿勢を安定させます。潮が動き出すタイミングを見計らいジグ投入のタイミングを集中します。
注意事項
根周りを攻めるため根掛かりのリスクが高いです。着底後は即座にジャークを開始し根掛かりを回避します。
船酔い対策として酔い止め薬を乗船前に服用します。同船者との祭りを防ぐためラインの太さとジグウェイトを揃えることが推奨されます。
ジグロストに備え各ウェイト・カラーを2〜3個ずつ持参します。
オオモンハタの泳がせ釣り
活きアジや活きイワシを使ってオオモンハタを狙う泳がせ釣り。堤防からの手軽さと大型が掛かる魅力を兼ね備え、サビキで釣った小アジをそのまま泳がせ仕掛けに付ける「サビキ→泳がせリレー」も人気です。
関連動画
泳がせ釣り(胴突き仕掛け・ハタ用)の仕掛け図
おすすめロッド
5.3m / 4号
選ぶ理由
4号磯竿5.3mは活きエサの泳がせに必要な穂先のしなやかさ(アジの動きを殺さず自然に泳がせる)とオオモンハタの根潜りに対抗するバットパワーを兼ね備えています。
5.3mの長さは堤防・磯から沖目に仕掛けを投入でき、ハタがヒットした後の根からの引き剥がしにロッド全体のしなりで対応できます。
おすすめリール
4000番
選ぶ理由
4000番ハイギア(ギア比6.0前後)は泳がせ釣りの標準で、PE2号を200m巻ける糸巻量とドラグ力9〜12kgでハタの根潜りに対抗します。
ハイギアはヒット直後の素早いラインテンション維持と根からのリフトに有利です。ドラグは初動がスムーズなモデルを選ぶと活きエサの遊泳を妨げません。
おすすめライン
2号 + リーダーフロロカーボン6号(24lb相当)1〜1.5m
選ぶ理由
PE2号は直線強力15〜18kgありオオモンハタの根潜りにも十分な強度です。
PEの低伸度がハタの食い込みを手元にダイレクトに伝え早アワセによる根潜り防止に貢献します。号数を太くするとエサの動きが制限されるため2号がバランス適切です。
リーダーとはFGノットで接続します。
リーダー
6号(24lb相当) (1〜1.5m)
選ぶ理由
フロロカーボン6号ハリスは岩礁帯での根ズレに耐える太さとオオモンハタの歯・エラ蓋での擦れに対応する強度を備えています。
サルカンで道糸とハリスを接続する場合もあります。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
仕掛け
選ぶ理由
活きアジを底付近で泳がせてオオモンハタに食わせます。根に潜られないよう即合わせが必要です
ベストシーズン
6〜10月(7〜9月がベスト)
おすすめ時間帯
朝マズメ・夕マズメ
おすすめポイント
根周りの堤防先端、磯の瀬際、テトラ帯の外側、船の根周り
釣り方のコツ
基本操作
活きアジ10〜15cmを親針(ヒラマサ針13号)で鼻掛けし孫針(トレブルフック#5)を背ビレ後方に刺します。
仕掛けを足元〜近距離に投入しオモリ(中通しオモリ5〜15号)でボトムに着底させてから底を1〜2m切ります。底から2〜3m浮かせた位置で活きアジを泳がせオオモンハタの捕食レンジをカバーします。
リール3回巻き→ステイの繰り返しで誘いを入れ、活きアジが暴れたらハタが近くにいるサインです。
誘い方のコツ
エレベーター式(道糸にスナップサルカンでハリスを接続)は活きエサの遊泳範囲が広くなり広範囲を探れます。活きアジが弱ったら早めに交換し常に元気な状態を保ちます。
ハタのいるレンジを見つけたらそのタナを重点的に攻めます。
アタリとアワセ
前アタリ(竿先がモゾモゾ動く)が出たら慌てず待ちます。本アタリ(竿が大きく絞り込まれる)が出たら竿を立てて大きくアワセ、即座に根から引き剥がします。
早アワセは禁物でハタがエサを完全に飲み込むまで待つのがフッキング率を上げるコツです。
渋い時の対応
活きアジから活きイワシに変更しアピール力を上げます。ハリスを1号細くして食い込みを良くします。タナを変えて底から5mまでの範囲で探ります。潮が動き出すタイミングに集中してエサを投入します。
注意事項
活きエサは釣行前にエアポンプと活かしバケツで確実に管理します。夏場は水温上昇でエサが弱りやすいため、水替えをこまめに行い直射日光を避けます。
根周りを攻めるため根掛かりのリスクがあります。底を切る高さを意識し根掛かりを回避します。
ハタはエラ蓋が鋭いためフィッシュグリップで掴み素手で口に指を入れません。
オオモンハタのぶっこみ釣り
オキアミや活きエビを使って磯や堤防からボトムのオオモンハタを狙うぶっこみ釣り。シンプルな中通しオモリ1〜5号の遊動式仕掛けで初心者にも扱いやすく、瀬際の根魚を効率的に攻略します。
関連動画
ぶっこみ釣り(中通しオモリ式)の仕掛け図
おすすめロッド
5.3m / 3号
選ぶ理由
3号磯竿はぶっこみ釣りに適した穂先の感度と適度なパワーを兼ね備えています。
中通しオモリ1〜5号の軽い仕掛けを操作しやすくオオモンハタのモゾモゾとした前アタリを穂先で感知できます。
5.3mの長さは磯や堤防から瀬際〜沖目まで広範囲を探れハタがヒットした後も竿のしなりで根潜りに対応します。
おすすめリール
3000番
選ぶ理由
3000番ノーマルギア(ギア比5.0前後)はぶっこみ釣りの基本番手で、ナイロン3号を150m巻ける糸巻量と適度なドラグ力(5〜7kg)を備えています。
ノーマルギアは仕掛けの投入・回収で巻き疲れしにくくハタのアタリに対して安定した巻き上げが可能です。
おすすめライン
3号 + リーダーフロロカーボン3号 50cm〜1m
選ぶ理由
ナイロン3号はぶっこみ釣りの標準で中通しオモリとの相性が良くトラブルが少ないです。
ナイロン特有の伸びがオオモンハタの食い込み時のショック吸収材として機能しエサを吐き出す前のフッキング成功率を向上させます。
号数を細くすると感度は上がるが根ズレで切れやすくなるため3号がバランス適切です。
仕掛け
選ぶ理由
中通しオモリの遊動式で底にエサを置き、根周りのオオモンハタを待ちます
ベストシーズン
6〜10月(7〜9月がベスト)
おすすめ時間帯
朝マズメ
おすすめポイント
磯の瀬際、堤防の根周り、テトラ際の足元
釣り方のコツ
基本操作
中通しオモリ1〜5号にサルカンを挟みフロロハリス3号(50cm〜1m)の先にグレ針8号を結びます。エサ(オキアミ大粒1匹掛けまたは活きエビ)を付け、磯の瀬際〜竿下にミャク釣りスタイルで投入します。
着底後は竿を立てて道糸を張り穂先でアタリを感知します。仕掛けが安定したら2〜3分待ち、アタリがなければ少し移動して再投入します。
誘い方のコツ
中通しオモリの遊動式はオオモンハタがエサを咥えた際にオモリの抵抗を感じさせず違和感なく食い込ませます。瀬際を重点的に探るのが根魚釣りのキモで、足元から沖に向かって扇状に5箇所程度を探ります。
潮の変わり目や朝マズメの時合いに集中して投入します。
アタリとアワセ
穂先がモゾモゾと動く前アタリが出たら竿を動かさず待ちます。穂先がグッと引き込まれる本アタリが出てから大きくアワセを入れます。根に潜られないよう竿を立ててハタを浮かせ、ゆっくりリールを巻きます。
渋い時の対応
オキアミから活きエビ(モエビ・シラサエビ)に変更して動きのアピールを加えます。ハリスを2号に落として食い込みを良くします。
投入ポイントを変えて未開拓のポイントを探ります。朝マズメの時合いに絞って集中投入します。
注意事項
磯場は足場が滑りやすいためスパイクシューズ着用を推奨します。中通しオモリが岩に挟まる根掛かりに備えハリス・オモリ・針の予備を十分持参します。
高水温期はオキアミが傷みやすいためクーラーで保管します。ハタはエラ蓋が鋭いためフィッシュグリップで掴みます。