FISH GUIDE
小型のフグで「庶民のフグ」として親しまれる。
船カットウ釣りが代表的な釣法で、トラフグより数が出やすく手返しの良さが魅力。
釣り方を選ぶ
仕掛けや手順の細部は、それぞれの釣り方ページで確認できます。
| 船 | |
|---|---|
| 春 | ◎年間ベストシーズン。東京湾ではトラフグ後にショウサイフグへ移り、5-6月は白子・大型狙いの本命期 |
| 夏 | ○7月前半は鹿島・常磐で残ることがあるが、盛夏は高水温で狙いにくい |
| 秋 | △地域によって数釣りが成立する好期。春〜初夏の白子期とは狙いが異なり、手返し重視で楽しむシーズン |
| 冬 | △釣れるが数は出にくい。外見がトラフグと似ており区別が難しい時期。型は小さめで釣果はやや不安定 |
5月〜6月は白子(精巣)が発達する時期で、東京湾ではトラフグの乗っ込み期が落ち着いた後にショウサイフグへ移る流れになります。鹿島・常磐では5月後半から7月頃まで大型・白子狙いの釣果が出やすく、カットウ釣りで白子持ちを狙う本命シーズンです。
6月は白子期の中心で、東京湾から相模湾、鹿島・常磐方面まで船宿の出船状況を見て狙えます。7月は地域差が大きく、白子狙いの終盤または数釣りへ移るため、船宿の釣果欄で当日の群れを確認します。8月は高水温でムラが出やすく、ショウサイフグを本命にするなら白子期終盤までを優先します。
秋の数釣りは地域限定の別シーズンとして扱い、春から初夏の主役シーズンとは分けます。
9月〜11月は地域によって数釣りが成立する好期です。水温低下とともに浅場へ入り、20-25cm中心に手返しの良い釣りが楽しめます。ただしTackrのベスト表示では、東京湾でトラフグ後に始まる5〜6月の白子シーズンを優先します。
12月〜2月は外見がトラフグと似ており区別が難しい時期。型は20cm前後が中心で、数は出にくいです。トラフグ狙いの外道として釣れることも。2月後半から徐々に春の白子シーズンへと移行します。カットウ釣りで狙うが、数釣りは期待できません。
北海道は分布域外で、水温が低いため専門にショウサイフグを狙う遊漁船はない。ショウサイフグを専門に狙うなら本州(関東以南)への遠征を推奨する。フグ釣りを楽しむなら東京湾・伊勢湾が最適。分布域外につき詳細サブリージョンは設定していない。
日本海側はショウサイフグの分布域外にあたり、水温・海底環境ともに生息条件を満たさない。専門の遊漁船は存在せず、フグ釣りを目的とするなら東京湾や伊勢湾への遠征が現実的。東北在住で船フグに挑戦するなら関東方面が最寄りのフィールドとなる。
太平洋側は分布域内だが、ショウサイフグ専門の遊漁船はほぼない。仙台湾・常磐沖で他のターゲット(ヒラメ・カレイ等)を狙う際にゲストとして混じることがある程度。ショウサイフグを本格的に狙うなら関東以南への遠征が現実的な選択肢となる。
上越・北陸エリアはショウサイフグの主な分布域から外れており、カットウフグ専門の遊漁船は運航されていない。新潟・富山・石川の釣り人がショウサイフグを狙う場合は、東京湾(金沢八景・大貫方面)か伊勢湾(師崎・豊浜方面)への遠征が必要。
東京湾(大貫沖・竹岡沖・金沢八景沖)がショウサイフグ釣りのメインフィールド。都心からのアクセスも良く、トラフグの乗っ込み期が落ち着いた後の5〜6月に白子狙いのショウサイフグへ移る。カットウ釣りが主流で、初心者にも丁寧に教えてくれる船宿が多い。相模湾でも出船があり、選択肢が豊富。
伊勢湾・三河湾がショウサイフグ釣りのメインフィールド。名古屋・静岡方面からアクセス良好。
カットウ釣りが主流で、9月〜11月は数釣りが成立しやすい地域の好期。内湾で穏やかな海況が多く、初心者にも挑戦しやすい。
地元では「ナゴヤフグ」とも呼ばれる。船宿も充実しており、秋の数釣りシーズンは人気が高い。
大阪湾・明石海峡・紀伊水道周辺でフグ船が出船。消費地・大阪に近く、釣ったフグをすぐに料理店に持ち込むアングラーも多い。
9月〜11月がシーズン。内湾から外洋まで幅広いフィールドが魅力。
大阪では「メアカ」とも呼ばれ、庶民のフグとして親しまれる。カットウ釣りが主流で、初心者向けの船宿も充実している。
瀬戸内海(広島・岡山沿岸)で秋(9-11月)に船フグが狙える。穏やかな内海で釣りやすい環境が魅力。船酔いの心配が少なく、ファミリーフィッシングにも向く。山陰(日本海側)は分布域外で魚影が薄く、専門に狙うには不向き。
瀬戸内側で秋(9-11月)に船フグの実績あり。穏やかな内海で釣りやすく、初心者にも挑戦しやすい。愛媛・香川周辺の船宿が中心で、カットウ釣りが主流。船酔いの心配が少ないのも魅力。太平洋側は黒潮の影響で分布するが、専門船は少ない。
玄界灘・有明海などで秋〜冬(9-1月)に船フグが狙える。温暖な気候でシーズンが長い傾向。
福岡・北九州周辺の船宿が充実しており、カットウ釣りが主流。沖縄には分布しない。
博多湾周辺は古くからフグ漁が盛んで、地元の釣り人にも人気のターゲット。有明海は内湾で穏やかな環境が魅力で、初心者にも挑戦しやすい。