FISH GUIDE
「フグの王様」と称される冬〜春の味覚の大きな目標になる。
下関では「ふく」と呼ばれ、てっさ(薄造り)・てっちり(鍋)・白子は日本料理の代表的な料理。
釣り方を選ぶ
仕掛けや手順の細部は、それぞれの釣り方ページで確認できます。
| 船 | |
|---|---|
| 春 | ◎年間ベストシーズン。3月下旬〜4月は大型化・白子入り、4月〜GW前後は乗っ込みで大型トラフグが狙える特に良い時期 |
| 夏 | ×完全オフシーズン。高水温で深場に落ち、フグ船を出す船宿はほぼない |
| 秋 | ○10月から解禁。水温低下で浅場に接岸開始。シーズン序盤で数は出にくいが型物も混じる |
| 冬 | ○1月〜2月初頭は小トラ(小さめのトラフグ)が釣れる時期だが、数は出ない。ショウサイフグと区別が難しく、トラフグの数は限定的。白子はまだ小さい |
3月下旬〜4月は冬を越えて大型化したトラフグが狙えます。白子(精巣)も発達し、食用魚としての価値も高いです。4月〜GW前後は産卵前の乗っ込みで浅場に大型が接岸し、60cm超の大物も期待できる特に良いシーズン。東京湾・遠州灘・下関沖など各地で出船。
高水温期(25℃以上)で深場(100m以深)に落ちているため、フグを狙う船はほぼないです。水深・水温の条件が合わず、この時期に専門に狙うのは現実的でないです。夏はマダイ、シロギス、タチウオなど他のターゲットを楽しむ時期。
10月からトラフグ釣りが解禁となり、フグ船が出船開始。水温低下とともに浅場に接岸してきます。シーズン序盤のため数は出にくいが、型物が混じることもあります。カットウ仕掛けでじっくり狙います。白子はまだ小さい時期。
1月〜2月初頭は「小トラ」と呼ばれる小型のトラフグが釣れる時期。型は30cm前後が中心で、白子もまだ小さく、食用魚としての価値は春に比べると劣ります。この時期はショウサイフグと外見が似ており区別が難しいため、トラフグの数は出ないことが多いです。
カットウ釣りで狙えるがショウサイフグのような数釣りは期待できません。2月後半から徐々に大型が混じり始め、春の大型シーズンへと移行します。
北海道は分布域の北限に近く、水温が低いため専門にトラフグを狙う遊漁船はほぼない。道南エリアで他の釣り物(カレイ・ソイ等)のゲストとして稀に釣れることがある程度で、実績は極めて限定的。
トラフグを専門に狙うなら本州(関東以南)への遠征を強く推奨する。北海道では他の魚種が豊富なので、そちらを楽しむのが現実的。
分布域外につき詳細サブリージョンは設定していない。
日本海側にも分布するが、トラフグ専門の遊漁船は少ない。庄内沖などで一部狙える地域があるが、船数は限られる。日本海の冬は時化が多く、出船できる日が限られるため、予約前に天候確認が必須。11月〜2月がシーズンで、日本海ふぐとして地元では珍重される。
太平洋側は黒潮の影響で分布するが、専門のフグ船は少ない。仙台湾周辺で他の釣り物(カレイ・アイナメ等)のゲストとして釣れることがある程度。
トラフグを専門に狙うなら関東以南への遠征を推奨。三陸沖でも分布は確認されているが、遊漁船での実績は限定的。
松島湾等の内湾や常磐以南は分布域の端にあたり、専門の遊漁船はほぼない。
日本海側はフグの産地で、若狭ふぐ・能登ふぐなどブランド化されているが、遊漁で専門に狙う船は限られる。若狭湾周辺では11月〜2月にフグ船が出船し、カットウ釣りで狙える。
日本海の荒波に注意が必要で、凪の日を狙って出船する船宿が多い。新潟は分布域の端にあたり、専門に狙う遊漁船はほぼなく安定した実績がない。
東京湾口の大貫沖・竹岡沖がトラフグ釣りの一大フィールドで、関東のフグ釣りの聖地と呼ばれる。都心からのアクセスも良く、シーズン中(11月〜2月)は多くのフグ船が出船し、週末は予約で満員になることも。
カットウ釣りが主流で、初心者にも丁寧に教えてくれる船宿が多い。相模湾・三浦半島周辺でも出船があり、選択肢が豊富。
遠州灘・浜名湖沖はトラフグの一大産地で、「遠州灘ふぐ」「浜名湖ふぐ」としてブランド化されている。型が良く、60cm・3kg超の大型も期待できる。伊勢湾・三河湾・駿河湾でも出船があり、名古屋・静岡方面からアクセス良好。カットウ釣りが主流で、12月〜2月がベストシーズン。
大阪湾・明石海峡・紀伊水道周辺でフグ船が出船。消費地・大阪に近く、釣ったフグをすぐに料理店に持ち込むアングラーも多い。明石海峡は潮流が速くアタリの取り方が難しいが、釣れれば型が良い。紀伊水道・和歌山方面でも出船があり、12月〜2月がシーズン。淡路島周辺も好ポイントが点在する。
下関はトラフグの聖地で、「ふく」(福に通じる)と呼ばれ縁起の良い魚とされる。養殖・天然ともに日本一の取扱量があり、下関南風泊市場は日本最大のフグ市場。
遊漁船も多く出船し、本場でのフグ釣りを楽しめる。釣った後は下関のふぐ料理店で処理・調理してもらい、特に良いてっさ・てっちりを味わえる。
下関以外は遊漁船が限られるため詳細サブリージョンは限定的。
四国周辺にもトラフグは分布するが、専門の遊漁船は少ない。瀬戸内側の香川・愛媛で一部出船があるが、船数は限られる。太平洋側は黒潮の影響で分布するものの、フグ専門船はほぼ見当たらない。太平洋側は黒潮の影響で分布するものの、フグ専門船はほぼ見当たらず、遊漁の実績は瀬戸内側に限られる。
玄界灘は下関に次ぐフグの産地で、博多湾周辺では古くからフグ漁が盛ん。博多もフグ消費地で、遊漁船も出船する。有明海・長崎方面でも分布し、一部で出船があるが船数は限られる。沖縄には分布しない。玄界灘のトラフグは身が締まり食味と評価が高く、地元では「がんふぐ」とも呼ばれる。