アジの釣り方・タックル完全ガイド
日本全国の沿岸で年間を通じて狙える最もポピュラーな釣魚。サビキ・アジング・船と多彩な釣法で10cm台の数釣りから50cm超「ギガアジ」まで楽しめます。大分「関アジ」など各地にブランドアジが存在。体側のゼイゴが識別の目印。
動画でわかる:アジの釣り方
独断で発掘した参考になるYouTubeチャンネルと動画をご紹介
堤防サビキの参考動画
かご釣りの参考動画
アジングの参考動画
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アジタックルで狙える他の魚
※ アジと同じタックル構成で狙える魚種です
アジの特徴・生態
釣り方
堤防サビキは初心者でも数釣りできるファミリーフィッシングの定番。アジングは0.3〜2gのジグヘッド+ワームで繊細なアタリを捉えるゲーム性が魅力です。船釣りはLTアジ・ビシアジで良型を狙います。バチコンは水深50〜110mから30cm超が狙える人気の釣法。釣ったアジは泳がせ釣りの王道エサとして、ヒラメ・青物の大物狙いにも活躍します。生食時はアニサキス対策が必須で、速やかに内臓を除去し冷蔵保存してください。
生態と習性
北海道から南シナ海まで広く分布します。春に北上・秋に南下する季節回遊が基本。水温16〜26℃(最適17〜22℃)で活性が上がり、日中は中層〜深場、朝夕マズメや夜間に表層へ浮上します。常夜灯に集まる小魚を追って港湾に寄る習性がアジングの好ターゲットたる理由です。岩礁付近に居着く個体は「黄アジ」「金アジ」と呼ばれ、回遊型より脂乗りが良いのが特徴。産卵期は地域差が大きく、産卵前は荒食いで大型が狙えます。
食文化など
漢字の「鯵」は旧暦3月(5月頃)に脂がのることに由来します。「なめろう」は南房総の郷土料理で、漁師が船上で作ったのが起源。「さんが焼き」はなめろうを殻に詰めて焼いたもの。大分「関アジ」は豊予海峡の速潮で育ったブランド魚、島根「どんちっちアジ」は脂質10%以上の厳格基準で知られます。
地方名
「ゼンゴ」「アジゴ」(九州)、「キアジ」「クロアジ」(体色の違い)、「ホンアジ」(和歌山)など。サイズで「豆アジ」(10cm以下)、「小アジ」(15cm前後)、「尺アジ」(30cm超)、「ギガアジ」(50cm超)と呼び分けます。
アジのベストシーズン・釣れる時期
| おかっぱり | 船 | |
|---|---|---|
| 春 | △産卵前の荒食い狙いだが、沖への回遊で接岸が少なくムラあり | ○産卵前後の良型狙い。東京湾LTアジ・相模湾で30cm級期待 |
| 夏 | ○豆アジ〜小アジの数釣りシーズン。朝夕マズメ・夜釣りが時合 | ◎20-30cm級の良型期待。水温25℃超で深場移動前が狙い目 |
| 秋 | ◎ベストシーズン。20-30cm級が接岸、アジングも絶好調 | ◎型・数ともにベスト。脂のりも最高で30cm級も混じる |
| 冬 | ×水温低下で深場へ移動。常夜灯周りで稀に釣れる程度 | ○寒アジシーズン。30m以深で脂乗り抜群の20-30cm級 |
適水温: 16〜26℃(17〜22℃が最適)
アジの季節別攻略ガイド
春(3〜5月)のアジ釣り
アジの産卵期で地域差が大きい季節。西日本は1-5月、東日本は5-7月。
産卵前の「荒食い」期には大型(25-30cm超)が狙えるチャンスも。船釣りは東京湾LTアジや相模湾で30cm級も混じります。
産卵後は一時的に活性が低下するためタイミングが重要です
夏(6〜8月)のアジ釣り★ベストシーズン
水温上昇とともに湾奥まで回遊し、サビキ釣りのハイシーズン。豆アジ〜小アジ(15cm前後)の数釣りが楽しめます。
海釣り公園でファミリーにも最適。夜釣り・常夜灯周りでアジング20cm超も。
船はLTアジで安定した釣果。水温25℃超は深場に落ちる傾向あり
秋(9〜11月)のアジ釣り★ベストシーズン
年間ベストシーズン。水温16-20℃で越冬前の荒食いが始まります。
堤防サビキは朝夕マズメに入れ食い状態も。アジングも年間ハイシーズンで、常夜灯周りが鉄板。
船はLTアジ・ビシアジともに安定。脂乗りも年間ベストに近いです
冬(12〜2月)のアジ釣り
水温16℃以下で深場へ移動し、岸釣りは厳しい季節。船では「寒アジ」が狙え、30m以深のLTアジ・ビシアジで脂乗り最高の20-30cm級が期待できます。
バチコンなら水深50-110mで大型も。九州・沖縄など暖流の強いエリアでは冬でも岸から狙えます
アジ釣りの地域別ポイント・攻略法
北海道
北海道のアジシーズンは本州より1ヶ月程度遅れる。水温が低いため6-11月が主なシーズンで、特に9-10月がピーク。 堤防サビキ釣りが主流で、港湾部や温排水エリアにアジが接岸する。アジングはシーズンが短く難易度高め。 冬は水温低下と豪雪で釣行困難。本格的にアジを狙うなら本州以南への遠征を推奨。
エリア詳細(4件)+−
東北(日本海側)
秋田・山形・新潟北部の日本海沿岸で8-10月がベストシーズン。堤防サビキ釣りが主流で、夜釣りのアジングでも良型が狙える。 シーズンは短いが、回遊があれば20cm以上の良型実績あり。春頃に大型が回遊することもある。 冬は北海道同様に豪雪と海況が厳しく、天候チェック必須。
エリア詳細(3件)+−
東北(太平洋側)
仙台湾・三陸沿岸で8-10月がピーク。シーズンは短いが、群れが回遊すれば数釣り可能。 堤防からのサビキ釣りが盛んで、仙台港・塩釜港・女川港が人気ポイント。アジングも近年人気上昇中。 常夜灯周りの夜釣りで20cm超の良型も狙える。冬は水温低下で深場へ移動するため岸からは厳しい。
エリア詳細(5件)+−
上越・北陸
新潟・富山・石川の日本海沿岸で9-11月がベストシーズン。佐渡周辺・能登半島は良型の実績があり、遠征の価値あり。 堤防サビキで数釣り、アジングで良型狙いの両方可能。新潟港・直江津港・金沢港が人気ポイント。 日本海側としては比較的シーズンが長く、秋の数釣りに最適。冬は積雪と時化で釣行困難な日も多い。
エリア詳細(5件)+−
関東
東京湾・相模湾・外房は全国屈指のアジ釣りフィールド。東京湾LTアジは金沢八景「荒川屋」発祥で、都心からアクセス抜群。外房は魚影の濃さが全国トップクラス。7-10月がピークだが、通年狙えるエリアも多い。船・陸とも充実しており、初心者から上級者まで対応。
エリア詳細(10件)+−
東海
駿河湾の根付き「黄アジ」はブランドとして人気。脂乗りが良く、アジング上級者向けのテクニカルな釣り。 伊豆半島は東・南・西と漁港が多く、温泉観光と兼ねた釣行に最適。 伊勢湾・三河湾は船アジ・サビキともに盛んで、名古屋圏からのアクセスが良い。
エリア詳細(9件)+−
近畿
明石の船アジは全国屈指のブランドで、良型・脂乗り抜群。淡路島では尺アジ・ギガアジの実績もあり、上級者向けだが一発大物のロマンがある。 大阪湾はサビキ人気が高く、都市部から近いため通勤帰りのナイトアジングも盛ん。 若狭湾は日本海側で夏〜秋限定だが、数釣り向きの穴場。
エリア詳細(9件)+−
山陰・山陽
瀬戸内海は暖流の影響で周年アジが狙える。堤防サビキ釣り・船アジ・アジングのいずれも盛ん。 しまなみ海道エリアは6-7月(初夏)に水温が20℃台に入り活性最高、20cm-尺クラスまで狙える。10-11月も良型が回復する好シーズン。 山陰(日本海側)は秋がベストで、サビキ・アジングともに数釣り可能。
エリア詳細(3件)+−
四国
高知・徳島の太平洋側、香川・愛媛の瀬戸内側ともに周年アジが狙える。黒潮の影響で魚影が濃く、秋(9-11月)が最盛期。 瀬戸内側は波が穏やかでサビキ釣りのファミリー向け。高松港・今治港が人気。 太平洋側は良型実績が多く、高知の桂浜周辺や徳島の小松島港でアジングが盛ん。通年狙えるため長期滞在にも最適。
エリア詳細(4件)+−
九州・沖縄
黒潮・対馬海流の影響で通年アジが狙えるエリアが多い。堤防サビキ・アジング・船アジのいずれも盛ん。 福岡は7-11月がベストシーズンで、10-11月は特に良型が回遊。アジングは博多湾・志賀島周辺が人気ポイント。 大分県佐賀関は高級ブランド「関アジ」の産地で、豊予海峡の速い潮流で育った身の締まったアジが釣れる。 唐津(佐賀)では4月頃から15-25cmが狙える。沖縄本島周辺でも通年狙える。
エリア詳細(8件)+−
アジの釣り方・おすすめタックル
アジの堤防サビキ
釣り入門の定番。カゴに詰めたアミエビで魚を寄せ、疑似餌針で釣ります。仕掛けを落として上下するだけで、子どもからお年寄りまで誰でも楽しめます。群れが回れば入れ食いも。
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この釣法の仕掛け図
おすすめロッド
4-5m / 2号
選ぶ理由
オモリ負荷5-15号対応の2号竿が標準です。
6:4〜7:3の胴調子でサビキ特有の「向こうアワセ」に対応し、多点掛け時やサバの突っ込みでも竿全体がクッションになって口切れを防ぎます。
4-5mの長さで足元から沖目まで広く探れます
おすすめリール
2500-3000番
選ぶ理由
ノーマルギア(5.0-5.3)で安定した巻き上げ。多点掛け時は竿が曲がった状態でゆっくり巻き上げるため、巻き取りパワーと安定感を重視します。
ドラグを緩めに設定し、サバ等の急な突っ込みに対応します。
おすすめライン
ナイロン2号・3号 または PE1号
選ぶ理由
ナイロン2-3号は適度な伸びがあり、多点掛け時のショック吸収と口切れ防止に有効です。PE1号は遠投サビキで30-50m飛ばしたい時に使用。
PEは伸びがないため竿の調子でカバーします
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
リーダー
2-3号 12-12lb (1-1.5m)
選ぶ理由
PE1号を使用する遠投サビキの場合、PEラインは根ズレに弱いためフロロカーボンリーダーが必須です。ナイロンライン使用時はリーダーは不要です。
仕掛け
選ぶ理由
サビキ仕掛けは6-8号の針がアジのサイズにマッチし、ハリス0.8-1.5号の細さで食いが良い。
下カゴ式は足元の垂直な釣りに、上カゴ式はコマセを広範囲に効かせたい時に使い分けます
ベストシーズン
春から秋(5-10月)
おすすめ時間帯
朝夕のマズメ時、常夜灯周りは夜間も有効
おすすめポイント
潮通しの良い堤防先端、漁港内の船道、常夜灯周り
釣り方のコツ
基本操作
仕掛けを底まで落とし、竿を2〜3回しゃくってコマセを出します。10秒ほど待ってアタリがなければ50cm上げて同じ動作を繰り返し、タナを探ります。
コマセは惜しまず撒いて魚を足止めするのがコツ。アジなら底付近、イワシ・サバは中層〜表層が基本で、回遊がなければ50cm刻みでレンジを探ってください。
常夜灯周りの夜釣りではやや浮き気味になることもあります。
アタリと合わせ
サビキ釣りは基本的に向こうアワセ。胴調子の竿が食い込みを助け、アジの柔らかい口でもバレにくくなります。
アタリがあっても慌てず追い食いを待ち、竿が大きく曲がったらゆっくり巻き上げてください。良型はタモ入れが安心です。
渋い時の対応
コマセに反応がなければ、仕掛けを細い号数に落としてみます。タナを1m刻みで上下に探り直し、朝夕マズメに再挑戦するのも手です。
注意事項
堤防は波しぶきで滑りやすいので、滑りにくい靴を着用してください。サビキ仕掛けは複数の針が付いているため、絡んだら無理に引っ張らず一本ずつ外します。
サバが掛かると急に突っ込むのでドラグは緩めに。夜釣りはヘッドライトと反射ベスト推奨。
子供連れはライフジャケット必須で、足元から離れないよう注意してください。
この堤防サビキタックルで狙える魚:
アジのかご釣り
ウキとカゴを使って沖を狙います。サビキが届かない30〜50m先を攻められるため、警戒心の強い良型や沖の回遊待ちに有効です。サビキで釣れない時の切り札。
関連動画
遠投カゴ釣り仕掛け(天秤式)の仕掛け図
おすすめロッド
4-5.3m / 2-4号
選ぶ理由
オモリ負荷8-15号に対応し、遠投性能と操作性のバランスが良いです。
6:4〜7:3調子で潮に流して待つスタイルでも食い込みが良く、アジの柔らかい口でもバレにくいです。
50m以上の遠投でも仕掛けをコントロールしやすく、穂先で繊細なアタリも取れます
おすすめリール
3000-4000番
選ぶ理由
ノーマルギア(5.0-5.5)で安定した巻き上げと操作性を確保です。遠投後の回収とコマセワーク(竿を煽って追いコマセ)時の安定感を重視します。
糸巻き量はナイロン3号150m以上が目安です。大型や青物混じりの釣り場ではドラグ性能も重要です
おすすめライン
3-5号
選ぶ理由
ナイロン3-5号で40-60mの遠投が可能です。ナイロン素材の適度な伸びがアワセ切れを防ぎ、ライントラブルも少ない初心者向き。
PEを使う場合は飛距離がさらに伸びるが、リーダー必須で操作感が変わるため好み次第です。
仕掛け
選ぶ理由
ハリス2-3号は外道のサバにも対応できる太さです。ハリス長2-4mで撒き餌と同調させ、警戒心の強い良型を食わせます
ベストシーズン
夏から秋
おすすめ時間帯
朝マズメ、夕マズメ
おすすめポイント
潮通しの良い堤防先端、磯場、沖堤防
釣り方のコツ
準備と仕掛けセット
遠投磯竿2-3号(オモリ負荷8-15号対応)で、カゴ+オモリの総重量をしっかり振り抜いて50m以上の遠投を狙います。
カゴにオキアミを8分目まで詰め、ウキ下を水深の7割程度(例: 水深6mなら4m)にセットします。風や潮流を読んで投入点を決め、遠投します。
コマセワークと誘い
着水後ウキが立ったら竿を2〜3回煽ってコマセを出し、道糸を張って潮に流します。ノーマルギア(5.0-5.5)のリールは巻き取りトルクがあり、竿を煽る動作中も安定してラインコントロールができます。
コマセと仕掛けの同調が重要です。定期的に竿を煽って追いコマセを入れます。
仕掛け回収時もノーマルギアなら一定速度で安定して巻き上げられます。
アタリとタナ調整
ウキがスーッと沈めばアタリです。即アワセでなく一呼吸置いてしっかり掛けます。
ナイロン3-5号の適度な伸びがアワセ切れを防ぎ、アジの柔らかい口を保護します。反応がなければウキ下を50cm刻みで調整してください。
アジは底付近にいることが多いので深めから探ります。良型は口切れ防止のため慎重にやり取りし、竿のしなりとラインの伸びを活かしてクッションを効かせます。
渋い時の対応
コマセを撒いても反応がない時は、ハリスを2号→1.5号に細く、長さを2m→3mに伸ばします。タナを1m刻みで上下に探り直し、底ベタから表層まで広範囲をチェックします。
コマセの量を減らしてナチュラルに見せる、逆に増やしてアピールを強めるなど変化をつけます。ノーマルギアで丁寧にラインを張り、穂先の微妙な変化を見逃さないようにします。
潮止まりで食いが止まった場合は潮が動き出すまで待つか、ポイントを移動します。
ファミリー向けのコツ
かご釣りは遠投が必要で難易度が高めですが、10歳以上の子供なら練習すれば可能です。最初は大人が投入し、子供は「ウキが沈んだら教えて」係を担当させます。
ウキの動きを見る練習は集中力を養うのに最適です。コマセ詰めは汚れるので使い捨て手袋を用意してください。
遠投サビキと同じ竿を使えるので、サビキで釣れない時間帯にかご釣りへ移行するとメリハリがつきます。良型が釣れた時の引きは子供に竿を持たせると大興奮間違いなしです。
タモ入れは大人がサポートしてください。
注意事項
遠投時は必ず後方を確認し、人や障害物がないことを確かめてからキャストしてください。カゴ+オモリは総重量10号以上になるため、振り切れで人に当たると危険です。
強風時は仕掛けが流されやすく、隣の釣り人との絡みに注意してください。PEラインを使用する場合はリーダー必須です。
高切れ防止のためFGノットを確実に結んでください。コマセで手が汚れるため、手洗い用の水とタオルを準備してください。
アジのアジング
ワームでアジを狙うルアー釣り。エサ不要で手返しが良く、仕事帰りにふらっと楽しめます。1g以下の軽量ジグヘッドを操作するため、繊細なアタリがダイレクトに伝わりゲーム性が高いです。
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この釣法の仕掛け図
おすすめロッド
5-7ft / UL-L(ソリッドティップ推奨)
選ぶ理由
ソリッドティップは穂先のもたれ感で抜けアタリやラインの変化を表現し、喰い渋り対策に有効です。
チューブラーは軽量・高感度・高レスポンスできめ細かなジグ操作が可能です。1g以下のジグヘッドを操作するため、繊細なティップと軽量さが重要です
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
抜けアタリ対応・喰い渋り時に有効。スローリトリーブで漂わせる釣りに向く
高感度・高レスポンスで積極的にアワセを入れるアグレッシブな釣り向け。張りのある穂先で掛け調子
おすすめリール
1000-2000番
選ぶ理由
ローギア(4.3-5.1)でスローリトリーブが安定し、秒速30cm程度の超低速巻きでもハンドル速度のばらつきを吸収できます。
軽量でバランスが良く、繊細なロッドワークを妨げません。アミパターンで軽量ジグヘッドを漂わせる釣りに有効です
おすすめライン
PE0.2-0.4号、エステル0.3-0.4号、フロロ0.5-1号(2-4lb)
選ぶ理由
極細ライン(0.2-0.4号)で繊細なアタリを感知。エステル素材は伸びが少なく感度抜群で、抜けアタリも明確に分きります。
PE素材は飛距離と強度に優れ、フロートリグや遠投が必要な場面で活躍。
フロロ0.5-1号(2-4lb)単体はジグ単の近距離戦でシンプルなタックルを好む場合に有効です。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
感度最優先の細糸。ジグ単メインで近距離を丁寧に探る繊細なアプローチ向け。ショックリーダー(フロロ3-4lb/0.8-1号)必須
飛距離重視。フロートリグやキャロで遠投する時に。ショックリーダー(フロロ4-6lb/1-1.5号)必須
リーダー
0.8-1.5号 12-12lb (0.5-1m)
選ぶ理由
PEラインは根ズレに弱いため、フロロカーボンリーダーは必須です。細仕掛けで繊細なアタリを感知するライトゲームでは、リーダーの太さと長さが釣果を左右します。
仕掛け
選ぶ理由
1gジグヘッド基準で、渋い時は0.6g以下のスローフォール、風が強い時は2-3gで対応します
ベストシーズン
通年可能だが、夏から秋がベストシーズン
おすすめ時間帯
夕マズメから夜間。常夜灯周りが狙い目。
おすすめポイント
常夜灯のある漁港、堤防の角、潮目ができるポイント
釣り方のコツ
基本の釣り方
ジグヘッド(0.8〜1.5g)にワーム(1.5〜2インチ)をセットします。ワームはまっすぐ刺すのがコツです。常夜灯の明暗境界や潮目を狙ってキャストします。
レンジの探り方
着水後カウントダウンでレンジを刻みます(5カウントで約1m沈下が目安です)。表層→中層→ボトムの順に探り、反応があるレンジを見つけたら集中的に攻めます。
リトリーブとアクション
基本はスローリトリーブ+フォールです。ローギアリール(ギア比4.3-5.1)でハンドル速度のばらつきを吸収し、秒速30cm程度の安定した巻きを実現します。
チョンチョンとロッドを動かすシェイクも有効です。「コツッ」という吸い込みアタリを感じたら即座にアワセてください。
アタリとアワセ
ソリッドティップは穂先のわずかな変化で抜けアタリ(アジがワームを吸い込んで上に持ち上げる)を表現します。手感度だけでなく目感度も活用してください。
チューブラーは操作性と高感度で積極的にアワセを入れる釣りに向いています。
渋い時の対応
反応がない時はスローリトリーブをさらに遅くします(ローギアなら安定して超スローが可能です)。ジグヘッドを0.5g以下に軽くし、フォール時間を長く取って漂わせます。
ラインをエステル0.25号に細くして感度を上げます。ワームサイズも1.5インチ以下にダウンサイズします。
常夜灯の明暗境界ではなく影の中を狙う、タナを1m刻みで丁寧に探り直すなど変化をつけてみてください。
注意事項
ライトタックルのため、30cm以上の良型やサバ・シーバスなど外道が掛かった場合は無理せずドラグで対応してください。
エステルラインは伸びが少なく感度は良いですが、急なショックでプツンと切れやすいため、合わせは竿全体で行います。夜釣りがメインになるため、ヘッドライト・足元確認・ライフジャケットは必須です。
常夜灯下は人が集まりやすいので、キャスト方向と着水音に配慮し、先行者との距離を保ってください。
アジのLTアジ・ビシアジ
ライトタックルで手軽に楽しめる船アジの定番。水深20〜40mの浅場中心で、20〜30cmの良型が数釣りできます。コマセワークさえ覚えれば釣果は安定しやすいです。
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LTアジ仕掛け(天秤+ビシカゴ)の仕掛け図
おすすめロッド
1.8-2.1m / 7:3調子・64調子
選ぶ理由
オモリ負荷20-60号対応でビシ30-40号をしっかり受け止めます。7:3調子は感度と操作性のバランスが良く攻めの釣りに向きます。
8:2先調子は穂先感度が高く微妙なアタリを積極的に掛けにいけます。6:4胴調子は食い込み重視で置き竿や船の揺れ吸収に向きます。
軽量でコマセの振り出しからアタリ取りまで快適にこなせます
おすすめリール
150-200番
選ぶ理由
ノーマルギアで安定した巻き上げ。手返しが良く、カウンター付きならタナ取りも正確にできます
おすすめライン
1-2号
選ぶ理由
PE1-2号は細くても強度が高く、伸びが少ないため30-80mの深場でもアタリが明確に伝わります。マーカー付きラインならカウンターなしでも水深把握が容易。
フロロリーダー2-3号を1-1.5m接続し、アジの警戒心を和らげつつ根ズレにも対応します。クッションゴム併用で口切れを防止します。
リーダー
2-3号 12-12lb (1-1.5m)
選ぶ理由
PEラインは根ズレに弱く、伸びがないため魚の引きをダイレクトに受けてしまいます。
フロロカーボンリーダーを1-1.5m接続することで、アジの口切れを防ぎつつ根ズレにも対応します。
仕掛け
選ぶ理由
ビシカゴ30-40号は東京湾の統一オモリです。天秤でハリス絡みを防ぎ、クッションゴムで口切れを抑えます
ベストシーズン
通年(冬場は深場狙いで大型が出やすい)
おすすめ時間帯
朝便・午後便あり。潮が動く時間帯が狙い目。
おすすめポイント
東京湾、相模湾、大阪湾などが有名。水深30-80mの砂泥底。
釣り方のコツ
基本操作
指示ダナまで仕掛けを落とし、底ダチを取ったら竿を大きく2〜3回しゃくってコマセを出します。煙幕の中に仕掛けを同調させるのが基本。
タナはこまめに確認し、船長の指示に従ってください。カウンター付きリールなら水深とタナを正確に把握できます。
アタリと合わせ
アタリがあっても即巻きせず、50cmほど上げて追い食いを待ちます。多点掛けを狙うなら1分ほどステイ。
アジは口が弱いので、巻き上げはノーマル〜ローギアで一定速度を保つのが鉄則です。テンションを緩めると口切れするので最後まで気を抜かないでください。
大型は玉網で取り込みます。
渋い時の対応
ハリスを2号→1.5号に細くし、長さを1.8m→2.5mに伸ばしてナチュラルに見せます。付けエサの赤タンは小さめにカット。
コマセの量を減らすのも一手です。タナを底ベタから指示ダナ上1mまで探り直してみてください。
注意事項
船酔い対策は乗船30分前の酔い止め服用と前夜の十分な睡眠が基本。コマセで手やデッキが汚れるので足元に注意してください。
仕掛け投入時は隣の釣り人と糸が絡まないよう船長の合図に従います。真夏は帽子・水分・日焼け止めで熱中症対策を。
アジのバチコン(ボートアジング)
船からワームでアジを狙います。バーチカルコンタクト(垂直接触)の略。岸からでは届かない深場の尺アジ(30cm超)をルアーで狙えます。エサを使わず手が汚れません。
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この釣法の仕掛け図
おすすめロッド
6-6.6ft / L-ML(ソリッドティップ推奨)
選ぶ理由
6-6.6ftの短めロッドは船上での取り回しが良く、穂先の変化を手元で感じ取りやすいです。
ソリッドティップは穂先のもたれ感で抜けアタリやラインの変化を可視化し、手感度では捉えられない繊細なバイトも表現します。
L-MLパワーでジグヘッド0.3-1.5gの軽量リグを操作しやすく、深場の尺アジにも対応可能です
おすすめリール
2000-2500番(ハイギア)
選ぶ理由
スピニング2000〜2500番のハイギアが基準です。リフトで出た糸フケをすぐ回収できるため、指示ダナを外しにくく、次の誘いへ素早く戻れます。
軽量モデルなら一晩シャクリ続けても扱いやすく、抜けアタリも拾いやすいです。
おすすめライン
0.4-0.6号
選ぶ理由
PE0.4-0.6号の極細ラインは伸びが少なく、20-60mの深場でも繊細なアタリがダイレクトに伝わります。
エステルラインなら更に伸びが少なく抜けアタリも明確。フロロリーダー1.5-2号を1m程度接続し、アジの警戒心を和らげつつサバやタチウオの歯にも対応します。
細糸ゆえFGノット等の結束は丁寧にします。
リーダー
1.5-2号 6-8lb (1-1.5m)
選ぶ理由
PE0.4-0.6号の極細ラインは根ズレに弱く、伸びがないため魚の引きをダイレクトに受けます。
フロロカーボンリーダー1.5-2号を接続することで、深場の尺アジにも対応しつつサバやタチウオの歯にも耐えます。
仕掛け
選ぶ理由
ダウンショットで底からのレンジを一定にキープできます。逆ダンリグはオモリの違和感が少なく食い込みが良いです
ベストシーズン
通年(秋から冬が大型狙いに最適)
おすすめ時間帯
夜便(ナイトゲーム)が主流。日中便もあり。
おすすめポイント
水深20-60m程度の根周りや漁礁周辺。潮通しの良いエリア。
釣り方のコツ
基本操作
ダウンショットリグを真下に落とし、着底したら糸フケを取って指示レンジまで巻き上げます。チョンチョンとロッドを動かしてリフト&フォールで誘い、リフト幅は30-50cm。
フォールはテンションフォールで秒速20-30cm程度がめやす。止めて3-5秒待つ「ステイ」も有効です。
ただ巻きならハンドル1秒1回転以下のスローリトリーブで。
アタリと合わせ
「フッ」と穂先が軽くなる抜けアタリや、「コンッ」と突かれる明確なアタリを感じたら即アワセ。ソリッドティップなら穂先の微妙なもたれで抜けアタリが目で見えるので、手元に伝わらない繊細なバイトも拾えます。
集中力が釣果を分ける釣りです。
渋い時の対応
ジグヘッドを0.3gまで軽くし、ゼロテンション(ラインを張らず緩めず)で仕掛けをナチュラルに漂わせます。ワームを1.5インチに小型化してクリア系カラーに変更。
エステルラインなら伸びが少なく、さらに繊細なアタリが取れます。
注意事項
ナイトゲームが多く、船酔い対策は必須です。魚探を長時間見続けると酔いやすいので適度に視線を外してください。
ライトタックルのため、サバなど外道が掛かったらドラグで対応し、無理に巻かないこと。ラインが細いのでリーダー結束は確実に。
夜間の船上は足元が見えにくいため移動はゆっくり。