キジハタの釣り方・タックル完全ガイド
西日本では「アコウ」と呼ばれる高級白身魚。岩礁帯に生息するハタの仲間で、ロックフィッシュゲーム・穴釣り・船タイラバ・泳がせ釣りで狙える。
動画でわかる:キジハタの釣り方
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ロックフィッシュゲーム(ルアー)の参考動画
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船キジハタ(タイラバ・ジギング)の参考動画
泳がせ釣りの参考動画
キジハタタックルで狙える他の魚
※ キジハタと同じタックル構成で狙える魚種です
キジハタの特徴・生態
釣り方
ロックフィッシュゲーム(テキサスリグ・フリーリグ)、穴釣り(ブラクリ)、船キジハタ(タイラバ・ジギング)、泳がせ釣りの4釣法が主流。根に潜る力が極めて強く、ヒット直後に引き剥がすパワーが求められます。夜行性のため夜釣り・朝夕マヅメの時合いが重要です。
生態と習性
青森県以南の沿岸岩礁域に分布し、日本海側と瀬戸内海に魚影が濃い魚です。水深5〜30mの岩礁帯・テトラ周りに生息。夜行性で日中は岩の隙間に潜み、夜間にエビ・カニ・小魚を活発に捕食します。縄張り意識が強く、驚いても同じ場所に戻る帰巣本能があります。
食文化など
瀬戸内海では瀬戸内・関西で珍重される高級白身魚。旬は初夏〜夏(6〜8月)で、透明感のある白身は弾力があり甘みと旨味が上品。薄造り(ポン酢+もみじおろし)が最高の食べ方とされます。
地方名
西日本では「アコウ」の名が広く定着しています。瀬戸内海では「本アコウ」と呼んで他のハタ類と区別。関西・山陰・九州でアコウ、東北ではアズキマスとも。
キジハタのベストシーズン・釣れる時期
| おかっぱり | 船 | |
|---|---|---|
| 春 | ○産卵前の荒食い期で大型が接岸しテキサスリグで狙える | ○水深20〜50mの根周りでタイラバ・ジギングが成立 |
| 夏 | ◎最盛期で夜釣り・朝マヅメに数釣りが成立する | ◎タイラバ・ジギングともに最盛期で根魚五目船が盛況 |
| 秋 | ◎越冬前の荒食い期で活性が持続しMHロッドで遠投が有利 | ◎深場移行前の好機で30〜40m根周りに魚が集中する |
| 冬 | △深場へ移動しショアからの釣果は極めて限定的 | ○深場50〜100mの根周りで越冬個体を船から狙える |
適水温: 18-25℃
キジハタの季節別攻略ガイド
春(3〜5月)のキジハタ釣り
産卵前(5〜6月)の荒食い期で、岩礁帯・テトラ周りに大型個体が接岸する。40〜50cm級の良型が期待でき、ショアからはテキサスリグ7〜14gで根際をリフト&フォールが有効です。
船タイラバは60〜80gで底から5m以内をスロー等速巻き。水温が18℃を超えると活性が一気に上がり、朝夕マヅメの短時間勝負が基本となる。
夏(6〜8月)のキジハタ釣り★ベストシーズン
キジハタ釣りの最盛期。水温上昇で活性が最高潮に達し、ショア・船ともに数・型の両方が期待できます。
ナイトロックフィッシュでは足元の岩礁帯・テトラ際をシンカー7〜10gで丁寧に探る。瀬戸内海では「アコウの旬」と重なる7〜8月がピークで遊漁船の予約が埋まりやすいです。
船タイラバ80〜100gの底ベッタリの等速巻きが鉄板パターン。
秋(9〜11月)のキジハタ釣り★ベストシーズン
越冬前の荒食い期(9〜11月)で活性が持続する。水温低下とともにキジハタは徐々に沖目・深場に移動を始め、ショアでは遠投が有利になります。
MHパワー8〜9ftロッドにシンカー14〜21gの重めセッティングが効く。船釣りでは水深30〜50mの沈み根周りに集結するタイミングを捉えれば連続ヒットも。
夕マヅメから夜間が安定して釣果を出しやすいです。
冬(12〜2月)のキジハタ釣り
水温低下で深場(50〜100m)へ移動し、ショアからの釣りは難度が上がります。船釣りでは深場の根周りをタイラバ100g以上で底ベッタリに攻めれば越冬個体がヒットする。
日中の水温上昇する時間帯が狙い目で、南方の温暖な海域(九州・四国南部)では冬季でもショアから釣果報告がある。冬は繊細なバイトを拾うため感度の高いPE0.8号が有利。
キジハタ釣りの地域別ポイント・攻略法
北海道
キジハタの分布域は青森県以南の本州〜九州沿岸で、北海道沿岸は分布の範囲外となる。道南の松前・函館周辺ではクロソイ・エゾメバル・アイナメが根魚の主力ターゲットで、ワームやブラクリを使ったルアー釣りが盛ん。道央の石狩湾・小樽周辺でもソイ・ガヤがルアーで狙え、道東の釧路・根室エリアではアイナメ・エゾメバルの穴釣り・ワーム釣りで良型が上がる。50cmオーバーのクロソイ実績もあり北の根魚は迫力満点。
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東北(日本海側)
庄内(山形)は酒田・鶴岡周辺の漁港・テトラ帯でルアー釣りの実績があり7〜8月が最盛期。男鹿半島周辺でも岩礁帯で夏季に釣果がある。津軽は北限域に近く個体数は少ないがロックフィッシュのポテンシャルはある。水温が高い年は9月まで狙えるが、シーズンが短いため集中的な釣行計画が必要。ショアからのテキサスリグ・ジカリグが主力で、ナイトゲームの20〜23時がゴールデンタイム。
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東北(太平洋側)
東北太平洋側では常磐(福島・茨城北部)の岩礁帯で夏〜秋にキジハタが釣れる。いわき・小名浜周辺のテトラ帯ではテキサスリグでの実績があり、根魚五目船のゲストとしても顔を出す。三陸は岩礁帯が豊富でソイ・アイナメ・メバルが主力ターゲット。近年の海水温上昇傾向で常磐エリアの釣果報告が増加傾向にある。東北太平洋側では常磐が主力で、三陸北部は分布域の端に当たる。
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上越・北陸
上越・北陸は日本海側のキジハタ主力フィールドで、新潟・佐渡では7〜9月が最盛期、富山湾は岩礁帯が豊富で7〜8月がピーク。能登半島は外浦の磯場で良型実績があり6〜9月、若狭湾は船タイラバでも人気が高く7〜10月。水温低下とともに深場へ移動し11月以降はショアから難しくなる。ショアのテキサスリグ・ジカリグに加え、船タイラバ・ジギングも盛んな地域。
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関東
関東では三浦半島の磯場・テトラ帯、相模湾西(真鶴・湯河原)の岩礁帯でルアー釣りにより7〜10月に30〜40cm級の実績がある。外房・内房の磯場でも岩礁帯周辺でキジハタが釣れ、アカハタ・オオモンハタとともに根魚五目が成立する。東京湾奥は護岸際のカサゴ・クロダイが主力で、根魚のロックフィッシュは三浦半島以南がメインフィールド。
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東海
三河湾・知多半島・渥美半島は岩礁帯が点在しキジハタの実績が高く7〜9月がベスト。駿河湾西部(沼津〜戸田)の岩礁帯でも狙える。伊勢湾奥は砂泥底が多くキジハタの魚影は薄い。三重県の紀東エリアは磯場が豊富で6〜10月にショア・船ともに好釣。南伊豆は黒潮の影響でアカハタと混在する。
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近畿
瀬戸内海・紀伊半島が「アコウ」の本場で全国トップクラスのキジハタフィールド。播磨灘・明石海峡・淡路島は潮通しの良い岩礁帯に大型が生息し、6〜10月に30〜40cm級が数釣りでき40cm超も期待できる。紀北〜紀中は黒潮の影響で水温が高くロングシーズン。若狭湾は京都・福井側でもロックフィッシュゲームが成立する。「備後アコウ」「播磨アコウ」がブランド魚として高値で取引される。
エリア詳細(9件)+−
山陰・山陽
山陰(鳥取・島根・萩)はキジハタの全国屈指の好漁場で隠岐諸島は聖地と呼ばれる。6〜9月がショアのベスト、船では5〜11月のロングシーズン。瀬戸内(岡山・広島・呉)は「アコウ」のブランド産地で、船タイラバ・堤防ロックフィッシュともに初夏〜秋が好機。下関は日本海側と瀬戸内の両方にアクセスでき年間を通じてキジハタが狙える好立地。50cm級の大型実績が山陰の地磯・沖磯で報告されている。
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四国
瀬戸内側(香川・愛媛)は岩礁帯のアコウ狙いが盛んで7〜9月がベスト。鳴門海峡周辺は潮流が速く大型キジハタの実績が高い。土佐(高知太平洋側)では磯場でキジハタが狙えるがアカハタ・オオモンハタの比率が高い。宇和海(愛媛南部)は船キジハタ(タイラバ・ジギング)の好漁場。四国では瀬戸内側・鳴門・土佐が主力で、一部は分布域の端に当たる。
エリア詳細(3件)+−
九州・沖縄
玄界灘(博多湾・糸島・唐津)は岩礁帯が豊富でキジハタの魚影が濃く6〜10月がベスト。長崎(五島列島含む)は離島の磯場で大型実績が豊富。鹿児島(錦江湾)の溶岩地帯ではキジハタが生息するが南ほどアカハタ・オオモンハタの比率が増える。有明海は砂泥底主体でムツゴロウ・エツなど固有種が中心。大分(豊後水道)は船キジハタが盛んで佐伯・蒲江エリアが人気。
エリア詳細(8件)+−
キジハタの釣り方・おすすめタックル
キジハタのロックフィッシュゲーム(ルアー)
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この釣法の仕掛け図
おすすめロッド
8ft(2.4m) / M〜MH
選ぶ理由
8ftのMH・ファストテーパーを選びます。繊細なティップでキジハタの前アタリを感知しつつ、バットパワーで根に潜る前に引き剥がせます。
堤防や漁港からの飛距離と操作性のバランスが良く、テトラ帯でも扱いやすいです。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
キジハタ狙いのロックフィッシュゲーム向きの専用設計ロッド。繊細ティップで前アタリを感知し強力バットで根から引き剥がすパワーを兼備。
テキサスリグ7〜28gに対応し堤防・漁港・テトラ帯で汎用的に使える
おすすめリール
3000〜4000番
選ぶ理由
ハイギア(ギア比6.0以上)の3000〜4000番を選びます。ヒット直後にラインを素早く回収してランディング率を上げるためです。
PE1号を200m以上巻けるキャパシティがあれば遠投後も安心です。
おすすめライン
PE1号
選ぶ理由
PE1号が基準です。岩礁帯でもリグ操作の感度を保ちつつ、根ズレへの耐性はリーダーの太さで補います。
太くすると飛距離とリグ操作性が落ちるため、4本編みの1号が実用的です。
リーダー
16〜20lb(4〜5号) (1.5m)
選ぶ理由
フロロ16〜20lb(4〜5号)を1.5m以上取ります。岩礁帯での根ズレからPE本線を守る役割です。
20lbは荒い根回りや大型狙い、16lbは操作性を重視したい時に使い分けます。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
岩礁帯のキジハタ狙い向きの太さ。
フロロの高い耐摩耗性で根ズレによるラインブレイクを防止し1.5m以上の長さで岩礁帯の擦れゾーンをカバー
操作性重視の標準設定。根のきつくない堤防やゴロタ場でテキサスリグの操作感を損なわず根ズレにも十分な強度を維持する
仕掛け
選ぶ理由
テキサスリグやフリーリグで岩礁帯の根掛かりを避けながらキジハタにワームを送り込めます
釣り方のコツ
基本操作
テキサスリグ(バレットシンカー7〜14g+オフセットフック#2〜1/0+クロー系ワーム3〜4インチ)を岩礁帯・テトラ周りの根際にキャストします。
着底を確認後、ロッドティップを30〜50cm持ち上げてワームを跳ね上げ、テンションフォールで再着底させるリフト&フォールが基本操作です。
着底後2〜3秒のステイがバイトの「間」を生み、キジハタの「コッ」という前アタリから「ゴンッ」という本アタリに移行するパターンが多いです。
ズル引きは底質変化(砂→岩の切り替わり)を感じ取りながらゆっくり引き、時折ステイを入れて待ち伏せ型のキジハタに食わせます。
リグの使い分け
テキサスリグは根掛かり回避性能が最も高く岩礁帯の第一選択です。ジカリグはシンカー固定でボトム感度に優れ流れの強い場所やピンポイント攻略に有効です。
フリーリグはシンカーとフックが分離しワームの自然なフォールアクションで食い渋り時に効果的です。タングステンシンカーはコンパクトで感度が高く根掛かりを抑制するが高価なため、鉛シンカーと使い分けます。
デイゲームとナイトゲーム
キジハタは夜行性のため、デイゲームでは遠投して沖の沈み根やカケアガリの奥に隠れている個体をMHパワー8〜9ftのロッドとシンカー14〜21gで強いリフト&フォールで引き出します。
ナイトゲームでは足元の岩礁帯・テトラ際に出てくる活性の高い個体をMパワー7〜8ftのロッドとシンカー7〜14gで繊細に探ります。
朝夕マヅメはハードルアー(メタルジグ・バイブレーション)による広範囲サーチからナイトゲームのワーム戦にローテーションする二段構えが有効です。
注意事項
根掛かりが多発するポイントのためオフセットフック必須です。シンカーは軽めから始め潮流が速い場合のみ重くします。
夜釣りでは足元のテトラ・岩に十分注意しヘッドライト・フェルトスパイク・ライフジャケット着用が絶対条件です。底を1〜2m切ってタナを探るとカサゴ・ソイを避けキジハタの確率が上がります。
キジハタの穴釣り
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ブラクリ穴釣り仕掛けの仕掛け図
おすすめロッド
1.1〜1.5m / 硬調
選ぶ理由
1.1〜1.5mの短竿・硬調を選びます。テトラの隙間に仕掛けを正確に落とし込める短さと、根に潜られる前に抜き上げるパワーが必要です。
1000〜3000円台で揃うので入門コストも低いです。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
テトラの隙間にブラクリを正確に落とし込む超短尺の穴釣り専用ロッド。
硬調設計でキジハタのアタリを即感知しテトラの奥から一気に引き抜くパワーを備える
おすすめリール
小型
選ぶ理由
小型ベイトリールを選びます。クラッチONでブラクリをテトラの隙間に素早く落とし込め、巻き上げパワーで根掛かりを回収しやすいです。
1000〜2000円で購入できるので穴釣り入門に向いています。
おすすめライン
ナイロン3〜4号
選ぶ理由
ナイロン3〜4号を使います。テトラの角に擦れても切れにくく、ブラクリの沈下も妨げません。
PEはテトラの角で簡単に切れるため穴釣りには不向きです。ナイロンの伸びが突っ込みのショック吸収にもなります。
釣り方のコツ
基本操作
ブラクリ仕掛け(3〜8号)にサバ切り身・カニ・シラサエビをセットし、テトラポッドの隙間や岩の割れ目に垂直に落とし込みます。
着底したら竿を上下に軽く10〜20cmシャクって誘い、着底後2〜3秒ステイを繰り返します。反応がなければ仕掛けを回収し次の穴へ移動する「ラン&ガン」スタイルが基本です。
テトラの大きさによりブラクリの号数を使い分け、小型テトラは3〜5号、大型テトラの深い穴は5〜8号を選択します。
アタリと取り込み
キジハタのアタリは「ガツン」と明確で穂先が大きく引き込まれます。即座にアワセを入れ、根に潜られる前に一気に抜き上げることが最重要です。
テトラの穴から引き出すスピード勝負のため硬調の短竿が必須で、竿を立てて強引に浮かせます。根に潜られるとテトラの奥で仕掛けが固着しラインブレイクは避けられません。
穴の選び方
テトラの奥の暗い穴ほど大型が潜んでいる傾向があり、入り口が狭く奥が広がった穴が好ポイントです。同じ穴で複数匹釣れることが多いため、1匹釣れたポイントは繰り返し攻める価値があります。
潮通しが良い外側のテトラは魚影が濃く、潮の動く時間帯に活性が上がります。
注意事項
テトラポッドは足場が不安定で滑落事故のリスクが高いです。フェルトスパイクシューズ・ライフジャケットの着用は絶対条件です。
夜間はヘッドライト必須です。根掛かりロスト率が高いためブラクリの予備を5〜10個用意します。
単独釣行は避け複数人での行動が望ましいです。
キジハタの船キジハタ(タイラバ・ジギング)
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この釣法の仕掛け図
おすすめロッド
6.5〜7ft / M
選ぶ理由
タイラバロッド6.5〜7ftのMパワーを選びます。穂先が柔軟でキジハタの「もたれ」バイトを弾かず、等速巻きも安定します。
ジギング兼用ならタイラバロッドの方が食い込みで有利です。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
船キジハタのメインロッド。乗せ調子の柔軟な穂先がキジハタのもたれバイトを弾かず確実にフッキングに持ち込む。
タイラバ45〜150g対応で水深60mまでカバー
おすすめリール
150〜200番
選ぶ理由
ノーマル〜ローギアの小型ベイトリール(150〜200番)を選びます。等速巻きを維持しやすく、カウンター付きならヒット水深を記録してパターンを再現できます。
ジギング併用ならベイト200〜300番でフォール操作も快適です。
おすすめライン
PE1〜1.2号
選ぶ理由
PE1〜1.2号を使います。水深30〜60mの岩礁帯で底取り感度を保ちつつ、潮受けを抑えられます。
1号はタイラバの感度重視、1.2号はジギング時の強度確保に向いています。8本編みだと潮切れが良く底取りがしやすいです。
リーダー
12〜16lb(3〜4号) (2m)
選ぶ理由
フロロ12〜16lb(3〜4号)を2m以上取ります。
タイラバ時は12〜14lbがネクタイの動きを妨げにくく、ジギング時は岩礁帯での根ズレに備えて16lbが安心です。
基準をつかむ代表候補
ここでは代表例だけを見て、方向をつかみます。基準を固める時は、上の CTA から rod / line の入口へ戻ります。
船キジハタのタイラバ向きの太さ。タイラバのアクションを妨げない柔軟性も岩礁帯の根ズレに耐える強度も確保する
ジギング併用時や岩礁帯がきつい場合の太めリーダー。根ズレに対する安心感があり大型キジハタとのファイトでもブレイクしにくい
仕掛け
選ぶ理由
タイラバやライトジギングで船から根回りのキジハタを狙います。底付近をスローに攻めるのが基本です
釣り方のコツ
タイラバの基本操作
タイラバヘッド60〜100gを底まで落とし、着底と同時にスロー等速巻きを開始します。巻き速度は1秒にハンドル1回転が目安で、底から5m以内をじっくり通します。
キジハタはマダイほど浮かないため底ベッタリの攻めが有効で、ヒットレンジは底から1〜3mに集中します。カウンター付きリールでヒット水深を記録しパターンを再現することが連続ヒットの鍵となります。
ネクタイカラーはオレンジ→レッド→グリーンの順にローテーションして反応を探ります。
ジギングの基本操作
メタルジグ30〜80gを着底させ、ワンピッチジャーク(ロッドを1回しゃくりリール1回転)で底から10m程度まで探ります。フォール中のバイトが多いため着底のシグナルを見逃さないよう集中します。
キジハタはマダイと異なり底から離れない傾向が強いため、ジャーク幅を小さくし底から5m以内を重点的に攻めます。グローカラーのジグは暗い底での視認性が高く根魚に特に有効です。
注意事項
船酔い対策として酔い止め薬を前日夜と当日朝の2回服用します。ライフジャケット着用は義務です。
タイラバとジギングの2タックルを用意し活性と条件に応じて使い分けるのが理想です。根掛かりが多い岩礁帯を攻めるため予備のタイラバヘッド・メタルジグ・アシストフックを多めに持参します。
遊漁船は山陰・北陸・瀬戸内・九州に多く半日10000〜15000円程度です。
キジハタの泳がせ釣り
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泳がせウキ仕掛け(エレベーター併用)の仕掛け図
おすすめロッド
5.3m / 3号
選ぶ理由
磯竿3号5.3mを使います。胴調子の粘りで大型キジハタの突っ込みを受け止めつつ、5.3mの長さで堤防・磯から仕掛けを十分届けられます。
3号なら活きエサを弱らせないしなやかさとバットパワーを兼ね備えています。
おすすめリール
4000〜5000番
選ぶ理由
4000〜5000番のノーマルギアを選びます。ナイロン4号を150m以上巻けるキャパシティがあり、ゆっくりした仕掛け操作に向いています。
ドラグは活きエサが泳ぐ時にスプールがわずかに逆回転する程度に調整します。
おすすめライン
ナイロン4〜5号
選ぶ理由
ナイロン4〜5号を使います。PEより活きエサの泳ぎが自然で、根に擦れてもすぐには切れません。
ナイロンの伸びが突っ込み時のショック吸収にもなります。4号が標準で、5号は大型狙いや荒い根回り向けです。
仕掛け
選ぶ理由
中通しオモリの遊動式で活きエサを底付近に泳がせます。根に潜られないよう即合わせが必要です
釣り方のコツ
基本操作
エレベーター式泳がせ仕掛け(三又サルカン+捨てオモリ6〜10号+ハリス3〜4号+チヌ針4〜6号)に活きアジ10〜15cmを背掛けでセットし、岩礁帯の根際に投入します。
捨てオモリで底を取り、活きエサが底層を自然に泳ぎ回ることでキジハタの捕食本能を強力に刺激します。仕掛け投入後はドラグを緩めに設定し活きエサの泳ぎを妨げず、アタリを待ちます。
キジハタのアタリは活きエサが暴れた後に竿先がグーッと持っていかれるパターンが多く、十分に送り込んでから大きくアワセを入れます。
活きエサの調達と管理
活きアジ・小メバル・ハゼ・キスを現地でサビキ釣りやちょい投げで調達するのが基本です。エアーポンプ付きバケツで活かしておき、弱ったエサはこまめに交換します。
背掛け(背びれの付け根に針を通す)が泳ぎのバランスが良く弱りにくいです。鼻掛けは泳ぎが不自然になりやすく弱るのも早いです。
活きエサの確保が釣果の8割を決めるため、泳がせの前にまずサビキ釣りでエサを十分量確保します。
エレベーター式のメリット
捨てオモリ+捨て糸2号の組み合わせで、根掛かり時は捨て糸が切れてオモリだけロストし仕掛け本体と活きエサは回収できる経済的な設計です。
ハリス3〜4号・チヌ針4〜6号の1本針がシンプルで活きエサの泳ぎを妨げず食い込みが良いです。
注意事項
泳がせ釣りは待ちの釣りのため、ロッドスタンドに竿を立てドラグを緩めた状態で待機します。竿が海中に引き込まれないよう尻手ロープを装着します。
ライフジャケット着用は必須です。磯場では波のうねりに注意し安全な足場を確保します。
活きエサの取り扱いでは針刺し時に指を刺さないよう注意しましょう。